山野金沢市長が賛美する八田与一が関与した「嘉南大圳(カナンタイシュウ)」は計画、監督、幹部、工事費の補助、低利貸付など、台湾総督府の直系的な独占事業としておこなわれた。
小農民にとっては、その耕作地が甘蔗作若しくは雑作に割り当てられる年は自家の食糧米をも生産できず、大規模経営しか成立しない制度だった。 . . . 本文を読む
台湾における八田与一を考えるとき、「日本統治」「国策」との関係で考えることが最も重要であるにもかかわらず、山野之義金沢市長は踏み込んで語ろうとず、なぜ烏山頭ダムやの嘉南大圳建設に莫大な国家資金を投入したのかを押し隠しています。山野金沢市長の歴史観は「木を見て森を見ない」底の浅い歴史観です。 . . . 本文を読む
尹奉吉処刑時の天候について、それぞれ次のような記述がある。『北陸毎日新聞』1932/12/20「折柄の青空に轟く一斉射撃」/『北国新聞』1932/12/20「折柄北国晴の朝日が雑木林を洩れてのぼり」/『処刑のあとさき』1932/12/19「折から旭日、東北の崖上に昇り」。これらはあたかも処刑時に直射日光が差し込んだかのように描いているが、果たして真実だろうか。
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