講演「戦後文学の描いた戦争の傷跡―室生犀星の周辺を軸に」について
8月23日、犀星記念館で開催された飯島洋さんの講演を聞いてきた。演題は「戦後文学の描いた戦争の傷跡―室生犀星の周辺を軸に」であり、犀星の戦後作品のなかの戦争記述についても話すだろうと期待して参加したが、飯島さんは「犀星については門外漢」と言い、スルーしていた。なぜ犀星記念館が、敗戦80年の節目に、「犀星と戦争」という企画をたてな . . . 本文を読む
20250531 足合わせと古古古米
「足合わせ」
「足合わせ」という言葉を知っているだろうか。ネットで検索しても出て来ない。
貧しいわが家では、冬になると布団が足らず、右図のように「足合わせ」で眠った。敷き布団を2枚縦につないで(一部重ねて)敷き、掛け布団を2枚重ねて、そのなかに、親子4人が眠るのである。
布団のなかは、敷き布団の一部が二重になり、下からの冷気を遮り、掛け布団も一部が重な . . . 本文を読む
43年前の44枚のポスター
43年前の1982年4月、美川図書館で「にんげんをかえせ」「侵略」の上映会が開かれた。主催者は真宗大谷派の青年たち(美川青年大学)。
会場には、200人が詰めかけ、上映開始時間が過ぎても、主催の青年たちが現れず、待ちあぐねていた。その時、ふたりの青年は美川駐在所に拘束されていたのだ。理由はポスターを電柱にかけたことだった。
このような微罪で、集会主催者メンバーを連 . . . 本文を読む
20250505 続・閲覧者の皆さま ありがとう
11月18日にgoo blogが閉鎖され、閲覧できなくなります。10月1日まで投稿を続ける予定です。
2009年12月から15年5カ月、1193本の記事を投稿し、76万2087の訪問者があり、174万0133の閲覧数がありました。雑駁な投稿にお付き合いいただきありがとうございました。10月1日までの半年ですが、投稿を続けます。
アジアと小松 . . . 本文を読む
20250505 閲覧者の皆さま ありがとうございました
11月18日にgoo blogが閉鎖され、閲覧できなくなります。10月1日まで投稿を続ける予定です。
2009年12月から15年5カ月、1193本の記事を投稿し、76万2087人の訪問者があり、174万0133件の閲覧数がありました。ながいあいだ雑駁な投稿にお付き合いいただきありがとうございました。10月1日まで、残り半年ですが、投稿 . . . 本文を読む
20211126 山本太郎の話を聞く
11月26日、山本太郎が金沢にやってきた。何をどのように話すのか、どのような運動展開を考えているのか。支部組織も何もない石川県で、2年前の参議院選挙比例区獲得票は17945票、今年の衆議院選挙でも16453票で、社民党を超えている。山本太郎とは何者ぞ? そして、次の参議院選挙ではどのように展開するのか?
夕方の渋滞でバスが遅れ、開始15分前にやっと会 . . . 本文を読む
20201226 資本主義の限界に挑もう
2019年度の法人企業の内部留保が前年比2.6%増の475兆円に達して、8年連続して過去最高を更新している。そう、金持ち(資本家)は一層金持ちになり、貧乏人はいつまでも貧乏に甘んじなければならない世界なのだ。(2020年10月31日『北陸中日新聞』)
アメリカの大富豪650人の資産総額が、新型コロナの流行下でも、約104兆円増加し、その資産総額 . . . 本文を読む
新型コロナウイルスと資本主義
自然界では次々と新たなウイルスが発生し、人類はそれとたたかい、適応し、進化し、生きぬいてきました。そしていま、新型ウイルスは類としての人間の存在を脅かしています。
しかし、この新型ウイルスを迎え撃つべき人類社会は資本主義社会であり、利潤追求を第一にする社会であり、新型ウイルスの蔓延を抑えるのにこの社会システムが有効なのか、無効な . . . 本文を読む
共産党も排外主義の戦列へ
2017年8月9日付「北陸中日新聞」は「共産党の佐藤正幸(石川)県議…が水産庁と海上保安庁を訪れ、(北朝鮮漁船の違法操業の)取り締まりの強化などを求めた」と報道した。
先日、谷本石川県知事が「兵糧攻めで、北朝鮮人民を餓死させよ」と発言し、各方面から批判を浴びたにも拘わらず、今度は共産党が日本漁民の生活を守るために、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)漁民を漁場から排除せ . . . 本文を読む
メモ/韓国の政治・経済情勢と労働者階級 20170402
(1)2016年韓国10大ニュース
インターネットで、韓国の2016年の「10大ニュース」を検索すると、以下の2件がヒットした。崔順実ゲートとキャンドルデモ、韓国経済の不振、労働運動の前進があげられている。
<1> 「韓国聯合ニュース」2016年10大ニュース
1.崔被告の国政介入と . . . 本文を読む