20240101 小松基地司令部庁舎の建て替えについて
小松基地強靱化について、この間のマスコミ報道を整理すると、「2024年度当初予算/施設整備費122億円」「基地内の駐機エリアを複数に分けて、航空機の生存性を高める<分散パッド>」「航空機防護のドーム施設整備―戦闘機用の防空壕・掩体の整備」「第6航空団(小松基地)司令部庁舎の建て替え、一部地下化」「小松基地の定員1820人→19 . . . 本文を読む
20220619 A君とのウクライナ討論
2022年2月24日に、ロシアによるウクライナ侵略が始まったが、この戦争の性格については、「2022/03/06 日本は戦争加担をやめろ」(ブログ「アジアと小松」投稿)で、私の考えを展開した。3月中旬ごろに、A君から「(米帝・NATOは)対ロシアの挑発的軍事拡張を続けてきた。プーチンは追いつめられ、バクチ的な賭けに打って出た」「(ウクライナへの)軍 . . . 本文を読む
「同志国軍」への武器援助は侵略派兵だ
「同志国軍に無償協力」(4/3)、「同志国軍を無償支援」(4/6)という見出しが躍っている。ネット検索すると、初出記事として、2022/11/17『 産経新聞』の「国際的協力で同志国軍支援検討 政府、抑止力強化」がヒットした。
まず、「同志国」とは何か。「民主主義や法の支配などの価値観を共有する国」(産経、北中、毎日)、「友好国」(日経)と書かれ、具体 . . . 本文を読む
20230104 朝鮮半島情勢の緊迫化
「尹奉吉義挙90周年」記念学習集会で学ぶ
昨年12月18日に「尹奉吉義挙90周年」記念学習集会(月進会日本支部、尹奉吉義士共の会主催)が開催され、参加してきました。
記念講演として、加藤直樹さんが「関東大震災時の朝鮮人虐殺と日本の歴史認識」という演題で、1910年・韓国併合、1919年・三一独立運動から1923年・関東大震災での朝鮮人虐殺について話され . . . 本文を読む
戦争を止める力は 日本・朝鮮・韓国の労働者人民にこそ
最近、東アジアでの日米韓による軍事訓練の頻度が増している。新聞紙上の記事をピックアップすると、
①【9/02北中】8/22~米韓合同演習(野外機動訓練)
②【8/30北中】8/29~9/2小松基地での日米共同訓練(米軍三沢基地90人)
③【9/24北中】9/23米原子力空母(レーガン)の釜山港入港>
④【9/27北中】9/26~29日 . . . 本文を読む
2022年 日本政府の軍拡動向整理
『北陸中日新聞』の切り抜きをもとに、今年に入ってからの日本政府の軍拡状況について、①敵基地攻撃論、②核共有、③軍事費GNP比2%、④土地利用規制法、⑤ウクライナへの軍事支援、⑥日本海での日米共同演習について整理する。
まずは、1月以来の諸動向を一覧表にしておこう。
①敵基地攻撃
岸田首相は1/26、2/2、2/7、…の7回にわたって、「国家安全保障 . . . 本文を読む
20220412 ウクライナ戦争にたいする日本の反戦闘争
ロシア軍の蛮行
2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻し、1ヶ月半が過ぎた。ロシア軍はキエフ(キーフ)占領に失敗し、撤退した後には、多数の死体が放置されていた。4月11日時点で、ウクライナ全土で市民2000人超の死者と400万人超の国外避難民を生み出している。ウクライナの発表によれば、ウクライナ軍兵士の死者は1300人にのぼり(3/1 . . . 本文を読む
ウクライナ人民とともに、反戦平和のたたかいを
日本のマスメディアでは、ゼレンスキー政権について検証する記事がほとんど見られない。私はゼレンスキー=ウクライナ人民とは見ない。今日の事態を引き出した原因は①NATO(軍事同盟)の東進と②ロシアの対抗的反応に加えて、③ゼレンスキー政権のNATO接近政策があることを見逃してはならない。
ウクライナ戦争を理解するために、この戦争の性格を正確に捉えなけれ . . . 本文を読む
ロシアによるウクライナ侵攻直後の2月25日に「日本は戦争加担をやめろ」を投稿したが、その後、事態がより明らかになりつつあり、再整理し、一部を書き直し、前稿を削除した。 2022年3月6日 小松基地問題研究会
20220306 日本は戦争加担をやめろ ― ロシア、ウクライナのたたかう人民と連帯して
ロシアによるウクライナ侵攻
2月21日、ロシアがウクライナ東部二州(ルガンスク . . . 本文を読む
20200123 情報公開制度の効果的活用を
最近感ずることは、「桜を見る会」での行政文書の恣意的な廃棄に現れている情報公開制度の形骸化・骨抜きである。
まず、情報公開制度がどのような経過をたどって生まれたのかについて、おさらいをしておこう(ウィキペディア「日本大百科全書の解説」より)。
世界的趨勢
最も早くに情報公開制度が生まれたのはスウェーデンで、1766年である。なんと江戸時代の話 . . . 本文を読む