アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20240708 『まいどさん』(1981年、竹内伊知著)再読

2024年07月09日 | 小松基地関係資料
20240708『まいどさん』(1981年、竹内伊知著)再読  「10・4協定」について、当時の小松市長竹内伊知さんの『まいどさん』(1981年)を図書館から借り出して、再読した。まみいさんが描いた懐かしい表紙絵に、往時の竹内さんに思いをはせた。  『まいどさん』は1974年から1980年まで、『広報こまつ』に掲載された竹内さんによる随筆の集成であり、岡良一さんの「地方のための問題を提起し、先見 . . . 本文を読む
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19750926「私の基地騒音反対闘争」竹内伊知

2024年06月12日 | 小松基地関係資料
 2004年6月6日の第7次小松基地爆音訴訟傍聴後、「10/4協定」の交渉過程を整理していて、下記の投稿を見つけました。「10/4協定」締結一週間前のもので、基地問題を公害問題に切り縮めてはいますが、北海道の寿都町、神恵内村や佐賀県の玄海町のように、お金のために「核ごみ文献調査」に応じるような、今日の行政の長には見られない誠実さが表れています。 . . . 本文を読む
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20210817メモ『神雷部隊始末記』 (加藤浩著2009年発行)

2021年08月18日 | 小松基地関係資料
メモ『神雷部隊始末記』 (加藤浩著2009年発行)  最近、『神雷部隊始末記』 (加藤浩著2009年発行)を読む機会があった。戦前の小松基地の様子がそれなりに伝わってくる内容なので、『小松の空』(住田正一著1988年)と重ね合わせながら、その概略をレポートする。  『小松の空』よれば、1941年8月今江潟と日本海の間の砂丘地を食糧増産のための開墾が始まり、1942年6月に開墾が終わるや、小松基地 . . . 本文を読む
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20210627 小松基地周辺学校、幼稚園などの騒音について

2021年06月27日 | 小松基地関係資料
小松基地周辺学校、幼稚園などの騒音について(2021年6月)  2016年に、近畿中部防衛局から防衛大臣にあてた「(小松基地音源による)音響状況等報告書(2010~15年度分)」が開示され、レポートを書いてから5年が過ぎた。その後の同報告書の開示請求をおこない、2016~19年度の4年分が開示された。5年前の情報に今回の情報を加えて再検証する。  同報告書の調査対象には民間機は含まれず、小松基地 . . . 本文を読む
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20210304 小松基地騒音の人口・世帯に与える影響

2021年03月05日 | 小松基地関係資料
20210304 小松基地騒音の人口・世帯に与える影響  今から28年前に、1970年から1993年(23年間)にかけての小松基地騒音と小松市人口との関係を調査した。その結果は75W以上の地域では12.6%減少し、75W未満の地域(山間地を除外)では30.5%増加した(『今こそ不戦を誓う―小松からアジアの友へ』に再掲)。  今回、1970年から2018年にかけて、48年間の小松市各校下の人口の増 . . . 本文を読む
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『今こそ、不戦を誓う ―小松からアジアの友へ―』

2021年02月19日 | 小松基地関係資料
小松基地の歴史と現状を知る小冊子 『今こそ、不戦を誓う ―小松からアジアの友へ―』 内容:155頁 代金:600円+送料310円 注文はこちら→【郵便振替口座番号:00710-3-84795 口座名:アジアと小松】 はじめに  今から80年前の1941年、小松基地の前身・海軍飛行場建設に着手し、私の叔父たちが動員され、スコップと鍬で完成させた。敗戦で、元の農民(農地)に帰るべき飛行場用地はその . . . 本文を読む
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20210119『 軍都小松からアジアの友へ』

2021年01月19日 | 小松基地関係資料
20210119『小松の空から朝鮮侵略の戦闘機を飛ばすな ― 軍都小松からアジアの友へ』  第5,6次小松基地爆音訴訟は2020年3月に結審し、名古屋高裁金沢支部での控訴審が間近に迫ってきた。一念発起し、表題の小冊子の執筆に取りかかった。目次は以下の通りだが、そのなかから、「小松基地による生活破壊」を投稿する。近々小冊子ができるので、そのときはご注文を。 目次 【一】小松基地の歴史と実態    . . . 本文を読む
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人力とスコップと 小松飛行場建設期のこと

2020年12月25日 | 小松基地関係資料
小松基地広報紙『はくさん』第一三七号(一九七六年十二月一〇日) 今回は小松基地開設のずっと前、基地一帯が森林におおわれていた頃にはじめて飛行場建設の鍬が入れられた当時の模様を、A町のY・S氏に語ってもらい、過去五回にわたったこのシリーズの最終回を飾りたい。 人力とスコップと 小松飛行場建設期のこと         (小松基地ができるズッと前のお話)  一九四一年(昭和十六年)十二月八日、わが . . . 本文を読む
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1994年「ファントム騒音の根源は、帝国主義」

2020年12月09日 | 小松基地関係資料
 1970年代以降、50年間、小松基地問題にこだわってきましたが、その中で、さまざまな人にお会いしました。来年は、小松基地の設置~小松基地闘争について、可能な限り総括的な小冊子を作成しようと、決意しました。とりあえず、1994年の住民の声を採録します。  1994年「ファントム騒音の根源は、帝国主義」                              第1次ファントム訴訟原告 M・S . . . 本文を読む
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小松基地の歴史Ⅴ(2016~2019年6月)

2019年06月15日 | 小松基地関係資料
6月17日午後2時から、金沢地裁で、小松基地爆音訴訟結審。 小松基地の歴史Ⅴ(2016~2018年) 2016年 01月08日 北朝鮮水爆実験の放射性物質濃度調査のため、燃料補給基地として小松 01月30日 小松基地隣接展望公園完成 02月05日 小松基地爆音訴訟口頭弁論 02月09日 日米豪共同訓練に小松基地からF15戦闘機8機参加 02月20日 小松市職員新田原基地に派遣 02月25日  . . . 本文を読む
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