アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20221130 金沢城公園のシタベニハゴロモ

2022年11月30日 | 自然
20221130 金沢城公園のシタベニハゴロモ  2022年11月29日、2022年度(8/9~11/17)の「金沢城公園作業員日報」が開示された。今年度のシタベニハゴロモ駆除は8月9から始まり、情報開示請求をおこなった11月17日まで(101日)に、66枚の作業員日報があり、その間のシタベニハゴロモ(成虫)駆除数は1万4890匹で、昨年度(5093匹)の3倍近くだった。  卵塊除去は10月3 . . . 本文を読む
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20221127 内灘闘争前史(砂丘地の700町歩)

2022年11月27日 | 内灘闘争
内灘闘争前史(砂丘地の700町歩)…中間報告  内灘闘争については、1952年米軍接収以降について注目されてきたが、ここではその前史として、明治期以降の内灘砂丘と第九師団・演習場について、中山又次郎著『内灘郷土史』(1963年)、『内灘町史』(1982年)、『内灘闘争資料集』(1989年)などから整理する。 砂丘地の所有権(戦前)  明治期には、内灘砂丘は官有地であり、1901(M34)年5月 . . . 本文を読む
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内灘のたたかいはいまも生きている

2022年11月21日 | 内灘闘争
 今年~来年は内灘闘争70周年であり、70年前の朝鮮戦争下の内灘闘争を今日的にどう引き継ぐのかが問われている。45年前の<25周年集会>では、元北陸鉄道労組委員長の内山光雄さんが講演をおこない、出島さんが内灘闘争が小松基地、内灘火電、七尾火電、志賀原発、砂川(立川)基地、日本原、北富士、三里塚、動労千葉などに継承されていることを確認した。出島さんの挨拶を転載する。(左写真:25周年記念 . . . 本文を読む
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20221115 内灘闘争の歴史年表

2022年11月20日 | 内灘闘争
内灘闘争の歴史年表  今年~来年は内灘闘争70周年であり、70年前の朝鮮戦争下の内灘闘争を今日的にどう引き継ぐのかが問われている。戦前から戦後にかけての内灘砂丘の軍事的使用を簡略な年表で確認する。 明治期~内灘砂丘は陸軍演習場として使用されてきた(『内灘町史』234P) 1937年 報国土地株式会社―内灘砂丘地を取得 1944年 陸軍―内灘砂丘地8 . . . 本文を読む
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20221109 梅棹忠夫・川勝平太の対談(1998年)

2022年11月09日 | 歴史観
梅棹忠夫・川勝平太の対談(1998年)  知人から薦められて、梅棹忠夫について読むことにした。金沢市立図書館に『文明の生態史観はいま』(2001年)があり、ざっと眺めてみて、第1章は梅棹の自慢話で、第2章「日本文明の未来をかたる」という川勝平太との対談(1998年)を読むことにした。30頁弱の対談のなかには、腑に落ちないやりとりがいくつも見て取れた。  梅棹は「日本とヨーロッパは対等なんです。 . . . 本文を読む
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20221106 内灘試射場接収反対闘争70周年にあたって

2022年11月06日 | 内灘闘争
内灘試射場接収反対闘争70周年にあたって  2022年2月に、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、すでに9ヶ月を過ぎ、世界は2陣営に分裂して、世界的戦争へと発展している。日本政府は米・NATOの側に立ち、ウクライナを支援し、ロシアへの経済制裁の道を選択している。日本経済研究センター(JCER)は4月時点で、ロシアのウクライナ侵攻後の日本経済を標準シナリオで、<資源価格の高騰→物価上昇、世 . . . 本文を読む
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20221101 『第3次世界大戦は、もう始まっている』を読む

2022年11月01日 | 読書
 20221101 『第3次世界大戦は、もう始まっている』を読む  エマニュエル・トッド著『第3次世界大戦は、もう始まっている』(2022/6)には、①「第3次世界大戦は、もう始まっている」(2022/3)、②「ウクライナ問題をつくったのはロシアではなくEUだ」(2017/3)、③「ロシア恐怖症は米国の衰退の現れだ」(2021/11)、④「ウクライナ戦争の人類学」(2022/4)の論考が掲載され . . . 本文を読む
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