20240729 山本真理さんのこと
今朝(7/29)の朝刊で、田原牧さんが山本真理(長野英子)さんの死を悼んでいる。山本さんは2000年頃小松市内に住んでいて、ときどき訪問しては歓談していた。『大東亜聖戦大碑資料集』の第2集に投稿をお願いし、下記の原稿をいただいた。
「聖戦」と「精神障害者」 長野英子(全国「精神病」者集団会員)
戦いに こころ病み果てし 声らいずこ在りし跡 官舎の新 . . . 本文を読む
20240723 石川県環境政策課への申し入れ(PFAS関係)
7月16日、「自衛隊小松基地の航空機洗浄廃液処理装置から排出された廃液の分析報告書」(2001年2月13日付け)の開示結果をもらいに、行政情報サービスセンターを訪問した。結果は「当該文書の存在を確認できなかった」「保存期間(5年)を過ぎており、廃棄したものと推察する」というものだった。
その足で、環境政策課を訪問し、小松基地か . . . 本文を読む
20240720森喜朗によるNHK介入
『NHKは誰のものか』(長井暁著、2024年)を読む
2021年2月3日の日本オリンピック委員会臨時評議員会で、森喜朗(東京オリ・パラ大会組織委員会会長)が、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と発言した。これが国内外で批判されたため、4日の記者会見で謝罪し、発言を撤回し、居座ろうとしたが、11日にしぶしぶ辞任したことは記憶 . . . 本文を読む
内灘も美川も
私にとって、北東24キロ先にある内灘についての最初の記憶は1953年6歳(小学1年生)のときである。父とともに、波打ちぎわを歩いていたら、遠くから「ドーン」「ドーン」という低い音が聞こえてきており、父に尋ねると、「遠くの内灘海岸で、アメリカが大砲を撃っている音や」という。そのときはわけもわからず、「ふーん」という程度の反応だったと思う。それは、そのまま心の奥にしまい込まれ、青年期 . . . 本文を読む
20240708『まいどさん』(1981年、竹内伊知著)再読
「10・4協定」について、当時の小松市長竹内伊知さんの『まいどさん』(1981年)を図書館から借り出して、再読した。まみいさんが描いた懐かしい表紙絵に、往時の竹内さんに思いをはせた。
『まいどさん』は1974年から1980年まで、『広報こまつ』に掲載された竹内さんによる随筆の集成であり、岡良一さんの「地方のための問題を提起し、先見 . . . 本文を読む
小冊子『小松基地騒音「10・4協定」への1年間』を発行
頒価500円 送料215円
編集後記―資料入手のいきさつ
小松基地第7次爆音訴訟がはじまるにあたって、1975年の「10・4協定」、「ファントム裁判提訴」に関する資料を整理した。その当時の私は田上の「学び舎」にあり、「ファントム訴訟提訴」や「10・4協定」についての情報が十分に伝えられず、「10・4協定=毒 . . . 本文を読む