アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

『アラブ革命はなぜ起きたか』を読む

2012年03月29日 | 読書
日本の中央値年齢は44.7歳(世界最高)なので、トッドの論理に従えば、このまま安定的に推移して、革命は起きないということになる。経済問題を無視すれば、このような結論に達するが、現実は資本の矛盾を労働者階級に転嫁し、労働者は呻吟している。トッドの「老人は決起しない」という神話は、私たち老人の手で打ち砕かれるであろう。 . . . 本文を読む
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小松基地爆音訴訟(3/26口頭弁論)傍聴報告

2012年03月27日 | 小松基地爆音訴訟傍聴記
原告代理人は第7準備書面の要約陳述をおこなった。これは、被告国の準備書面(4)に対する反論だ。細かい数字が立て続けに出てくる主張なので、理解するのに苦労した。 . . . 本文を読む
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『土地』(朴景利著)つづき

2012年03月26日 | 読書
 この小説は、「(朝鮮)李朝末期から解放まで、(朝鮮)民族の姿を崔参判家と平沙里の人々を縦軸にし、歴史的な社会状況を横軸にして描いたもの」(著者まえがき)です。  昨年(2011年)、講談社から日本語版(6冊)が発行されましたが、完全版を4分の1ほどに縮めた青少年版の翻訳です。 . . . 本文を読む
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『日本の核開発 1939~1955』を読む

2012年03月16日 | 読書
 1942年、仁科芳雄は「お国のために役立つ研究(軍事応用研究)」の決意を固め、1943年、東条英機と会った。東条は「米独で原爆製造計画が相当進んでいる。遅れたら戦争に負ける」と言って、安田武雄に「陸軍航空本部が中心となって核開発」を命令した。 . . . 本文を読む
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志賀原発と金沢の風向調査

2012年03月14日 | 原発(志賀原発)
志賀原発で福島のような事故が起きたとき、風によって放射性物質がどのように運ばれるのか。気象庁志賀町観測所のデータ(2011.1~12)で検討してみた。 . . . 本文を読む
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志賀原発の核燃料税について

2012年03月07日 | 原発(志賀原発)
志賀原発の廃炉を決定し、核燃料税分を電気料金に上乗せするのを中止せよ。 . . . 本文を読む
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『金東仁作品集』を読む

2012年03月04日 | 読書
「笞刑」は3・1独立万歳運動で逮捕された金東仁の体験を小説化したものである。歴史書などを読んで、3・1独立運動に対する弾圧の苛酷さについては、理解しているつもりだったが、小説は歴史書よりも、感情が移入されている分、訴える力が大きい。 . . . 本文を読む
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「熱り(ほとぼり)」(平石耕一)を読む

2012年03月03日 | 尹奉吉義士
「熱り」を読み、感じたことは、なぜ、憲兵以外に日本人が登場しないのかということです。日本人がシナリオを書き、日本人が演じる場合、主題は「上海爆弾事件と尹奉吉」に接した日本人の心の葛藤を描くべきではないでしょうか。 . . . 本文を読む
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「犠牲のシステム 福島・沖縄」を読む。

2012年03月01日 | 雑感
読み終えて、以上のことが気にかかったが、私にとって、この本は忘れていたことを思い出させ、知らなかったことを気付かせてくれたことも事実である。お薦めしたい本である。 . . . 本文を読む
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