『過労死 その仕事、命より大切ですか』(牧内昇平2019年3月)
来年3月に定年を迎える労働者からプレゼントされた1冊です。
読み進めていくと、友人がこの本をプレゼントしてくれた理由がわかりました。「第8章 心の病にたおれた『街の郵便屋さん』」でした。
そう、その友人は郵政労働者だったのです。
「自爆営業」の話しも出てきます。
連れあいの友人の息子さんも郵政労働者で、年の瀬が近づくと、 . . . 本文を読む
シタベニハゴロモの卵塊調査(2019年3月29日)
昨年(2018年)11月、シタベニハゴロモの卵塊を調査したが、
それから4カ月、
冬を越した卵塊はほとんど無傷のまま、ドロ状の覆いに包まれて生きていた。
下記写真は昨年11月11日に撮影
下記写真は同じところを今年(2019年)3月24日に撮影
3月29日には、周辺のすべての卵塊をそぎ落とした。
とりあえず、私の目についたこれだけの . . . 本文を読む
3・11 小松基地爆音訴訟 傍聴報告
3月11日、午後2時から小松基地爆音訴訟口頭弁論が開かれた。
この日は、原告から陳述書や健康診断書が提出され、裁判所と被告国が時間をかけて確認し、次回終結のための進行協議を告げて、この日の公開審理は終わった。
2008年12月第5次訴訟(原告2121人)、2009年4月第6次訴訟(原告106人)が、10余年かけてたたかいぬかれ、次回、6月17日(月 . . . 本文を読む
20190120島清書籍の落書き
国立国会図書館デジタルコレクションの『大望』、『地上』第1部、『地上』第2部、『革命前後』(帝王者)、『閃光雑記』を見ると、
余白には、さまざまな落書きが記されている。島清と同時代を生きた人たちの息遣いを感じる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『大望』(1920年)落書き
002 島清君よ最後まで大河平一郎の心を持ちつづ . . . 本文を読む
泉鏡花『妖剣紀聞』について考える
とある会合で、泉鏡花の『妖剣紀聞』(1920年)についての学習会があり、その後、ちょっと、いや、かなり気になって、『鏡花全集別巻』を借りてきて、『妖剣紀聞』全文を読みました。いくつか気になることがあり、整理しています。辞書によると、「紀聞」とは「聞いた事を書くこと。聞き書き」とあります。
文中には身分などに関する卑称・賎称を用いていますが、歴史的用語として使 . . . 本文を読む