アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

河野談話は当時の外政審議室の調査に基づいて発表された

2014年02月27日 | 日本軍性暴力関係原資料
極右政権安倍のもとで、昨年の橋本発言から始まって、籾井勝人(NHK会長)、百田尚樹(NHK経営委員)らによって次々と歴史修正主義に基づく歴史の清算が始まっている。2月20日、衆議院予算委員会で、石原元官房副長官は河野談話(資料1)について、「(元慰安婦の証言の)事実関係の裏付調査は行われていない」と発言した。これを受けて、菅内閣官房長官は21日の記者会見で「元慰安婦の聞き取り内容の検証を検討したい」と発言した。河野談話について再確認しておきたい。 . . . 本文を読む
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橋本健二『格差の戦後史』を読む

2014年02月20日 | 読書
格差や貧困の問題は資本主義生産体制そのものにあり、資本主義を根底から変革しなければならないのだ。圧倒的少数による生産手段の所有と圧倒的多数の生産手段の無所有の矛盾を解放し、資本主義社会から共産主義社会に導くことである。 . . . 本文を読む
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面倒なことは隠せ-これが小松基地と石川県の態度だ

2014年02月18日 | 小松基地(総合)
2011年6月28日に、A-10米軍戦闘機がエンジントラブルを起こし、小松基地に緊急着陸した件で、小松基地渉外室から小松市と石川県に報告がおこなわれました(6月28日午前11時50分、7月4日午後3時の2回)。それで、2月17日、石川県総務課にどのような連絡・報告があったのかについて確認したところ、「電話で口頭連絡を受けた」「防衛省地方協力局補償課の報告文書も見たこともない」という回答でした。 . . . 本文を読む
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続「皇紀」が記載されている小松基地広報紙

2014年02月13日 | 小松基地(総合)
1月30日に、小松基地渉外室の基地対策専門官は「はくさん新聞友の会は私的な親睦団体であり、私的な新聞なので答える立場にはない」と答えていましたが、「友の会」は私的な団体ではなく、公的な基地広報紙です。こんなに簡単にばれるウソはつくべきではありません。 . . . 本文を読む
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小松基地への緊急着陸 最近の危険な状況

2014年02月10日 | 小松基地(事故、緊急着陸)
2012年6月から2013年10月までに小松基地に8回の緊急着陸がありました。日本海G空域での訓練中に機体の不具合が発生し、緊急状態を宣言し、緊急着陸をくりかえしています。 . . . 本文を読む
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田母神(元)空幕長について

2014年02月07日 | 歴史観
③「圧政からの解放」と言うが、「3/1独立運動」で7500人以上の朝鮮人を虐殺し、台湾独立運動を圧殺するために2万4千人も虐殺したことをどう考えるのか。④「現地人の教育に力を入れた」と言うが、それは皇民化教育であり、民族抹殺政策であった。⑥「日本軍の駐留も条約に基づいたもの」と言うが、日韓議定書も、韓国併合も、台湾統治も軍隊を派兵して強行しているのである。④「道路、発電所、水道など生活のインフラも数多く残している」と言うが、資源略奪と軍事支配のためのインフラ整備だった。②「日本は日中戦争に巻き込まれた被害者だ」と言うが、アジアに数百万の日本軍を派遣して数千万人も殺しておいて被害者とは! 何をか言わんや。 . . . 本文を読む
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『日米同盟と原発 隠された核の戦後史』

2014年02月05日 | 読書
本書は日米の経済、政治、軍事関係の中で、日本がどのようにして原発大国となっていったのかを通史的に叙述している。物理学者、中曽根康弘、田中角栄、大平正芳、正力松太郎、岸信介、佐藤栄作らの政治家がどのような役割を果たしたのかを明らかにしている。 . . . 本文を読む
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