アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20230731 第4回「小松空港中期ビジョン策定検討委員会」について

2023年07月31日 | 小松基地(第2滑走路問題)
第4回「小松空港中期ビジョン策定検討委員会」について  7月26日、第4回小松空港中期ビジョン策定検討委員会(2023/4/27)の議事録を受け取った。半分ほどが黒く塗られ、会議の詳細がわからなくされている。   「お上が決定して、下々は従え」  まず、検討委員会が石川県から委嘱された公的委員会でありながら、各発言の発言者の名前が伏せられている。「立派な肩書き」を持ち、社会的地位の高い人々で . . . 本文を読む
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20190700 「雑筆」の翻刻を終えて ~助けを求める島田清次郎~

2023年07月21日 | 島田清次郎と石川の作家
「雑筆」の翻刻を終えて ~助けを求める島田清次郎~  石川近代文学館は、「雑筆」(一九三〇年)の閲覧をかたくなに拒んできたが、六月中旬、島清研究者から、原稿用紙十七枚(三四ページ)の「雑筆」の写真を借り受け、さっそく翻刻に取りかかった。  全体は第一項から第八項まであって(プラス第九項)、第一項は六ページのスペースをとって、医師・赤津誠内著『精神衰弱、痴呆と黴毒』のレポートにあてられている。  第 . . . 本文を読む
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20230721 写真と地図で見る 島田清次郎の美川

2023年07月21日 | 島田清次郎と石川の作家
20230721 写真と地図で見る 島田清次郎の美川 はじめに  今年(二〇一九年)は、島田清次郎生誕一二〇年、『地上』第一部出版から一〇〇年、来年は島清没後九〇年になる。  島田清次郎は一八九九年二月産声をあげてから、一九〇四年、母とともに金沢野町に転居するまでの、わずか四年間だが、美川で過ごした。島田清次郎が暮らしたころの美川町について、写真と地図でレポートする。 <1>  . . . 本文を読む
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20230720 好評!? 『野田山日記 甦えれ魂』

2023年07月20日 | 尹奉吉義士
好評!? 小説『野田山日記 甦えれ魂』  B6版、90頁、売価200円(送料140円)。  注文 郵便振替口座番号:00710-3-84795 口座名:アジアと小松  製本は手作業故、多少難あり。 友人・知人から、うれしい便りが届いた。 A:先日、 『野田山日記 甦えれ魂』届きました。さっそくありがとうございます。史実に基づく創作活動は大変な労力を必要とされますね。石川・富山両県ゆかりの人物が . . . 本文を読む
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20230713 金沢偕行社門内の笠石も―略奪論に新事実

2023年07月13日 | 歴史観(海石塔、鴻臚井碑)
20230713 金沢偕行社門内の笠石も―略奪論に新事実  銭屋五兵衛の隠れ墓と両墓制について調べていたら、『石川県史』第五編(1933/3/30)に、海石塔の写真を見つけた。写真に付けられている説明は下記のとおりである。 海石塔  夕顔亭から石橋を渡って瓢池の中洲に達する。それを日暮橋といふのは、眺望のよさに夕陽の舂(つ)くを忘れるとの意かも知れない。中洲の出鼻には、桜の木陰に海石塔が立 . . . 本文を読む
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20230708 続々 石川県内の両墓制について

2023年07月08日 | 尹奉吉義士
続々 石川県内の両墓制について  西村某が遺骨のない墓に墓地使用許可を出したのは違法であると主張して、金沢市に住民監査請求をすると息巻いているので、当ブログ『アジアと小松』2022/7/8、7/24記事に続いて、石川県内の両墓制について調査した。 (1)銭屋五兵衛の隠れ墓  去る6月8日に、野田山墓地の銭屋五兵衛・隠れ墓を見てきた。墓全体が苔に覆われ、ただの石塊にしか見えず、説明の石柱がな . . . 本文を読む
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