アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

傍聴報告(2013.7.29小松基地爆音訴訟)

2013年07月30日 | 小松基地爆音訴訟傍聴記
7月29日の口頭弁論では、原告弁護団は第9準備書面の要約を陳述した。内容は被告国が主張している「昼間騒音控除論」(昼間、通勤・通学で地元を離れている原告の被害を減殺し、補償額を値切る主張)に対する全面的批判である。 . . . 本文を読む
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軍法会議についてのレポート

2013年07月28日 | 軍事問題(小松基地など)
戦前の軍法会議について一定の知識を必要とする状況になった。去る5月、『戦場の軍法会議』が発行され、石川県では比較的身近な事件として、上海爆弾事件の尹奉吉や第七連隊赤化事件の鶴彬が軍法会議にかけられとこともあり、この機会に軍法会議について整理する。 . . . 本文を読む
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公園論について

2013年07月19日 | 公園論
1993年に発行された『公園づくりを考える』の中で、進士五十八さんは「公園は適正な方法で囲繞感を与えて、人々の心に安定感を与える空間」「都市は産業活動が盛んで生産本位ですから、都市の公園はその逆の世界、安らぎとくつろぎの世界を作るのが主目的」と述べ、建築家キャサリン・E・フインドレイは「ヨーロッパでは、公園は『都市の肺』といわれています。公園の緑は都市の大気の浄化をするだけではなく、都市生活に疲れた人々の精神も癒やしてくれるからです」と主張しています。 . . . 本文を読む
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2005年に、なんと、404本伐採!

2013年07月13日 | 公園論
2005年度の中央公園整備計画の図面が開示された。3枚の計画図があり、それぞれの表題は「堀取り工 高木N=35本、中低木N=9本」「移植工 高木N=10本、中低木N=11本」「堀取り工 高木N=158本、中低木N=202本」とされており、伐採・移植対象樹木にナンバーが付され、所在の位置が図示されている。 . . . 本文を読む
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小松基地の航空機騒音は確実に増加している

2013年07月12日 | 小松基地(騒音、訴訟)
石川県環境安全部が毎年発行する冊子『小松基地周辺の騒音対策』に、「小松基地修正機数の年平均値」が記録されている。手元には1983年度から2011年度の29年分の資料があり、「修正機数」の変化を検証する。 . . . 本文を読む
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『秘録 核スクープの裏側』

2013年07月10日 | 軍事問題(小松基地など)
本書はアメリカによる核兵器の持ち込みと秘密協定についてのルポルタージュである。前迫博盛さんの『本当は憲法より大切な日米地位協定入門』で、憲法の上に日米地位協定があり、さらにその上に密約があり、米軍の治外法権が保護されていることを学んだ。 . . . 本文を読む
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『名張毒ぶどう酒事件死刑囚の半世紀』

2013年07月07日 | 社会的差別
6月下旬に、「奥西勝さんが危篤」との報道があり、『約束-名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯』を見そびれたこともあり、急いで『名張毒ぶどう酒事件死刑囚の半世紀』を図書館から借りて読むことにしました。 . . . 本文を読む
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北陸新幹線について考える

2013年07月04日 | 小松基地(総合)
北陸新幹線に関していえば、「東海道新幹線の代替機能という国家安全保障の役割を果たすことになる」(1988.5.23)という原谷敬吾(元北陸経済連合会会長)の発言を思い起こすべきです。原谷発言は北陸新幹線の整備が経済目的に加えて、戦時輸送体制の確立をも視野に入れていることを示しています。 . . . 本文を読む
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『「アラブの春」の正体』(重信メイ著)を読む

2013年07月01日 | 読書
「早くシリアに軍事介入してアサドを倒してほしい」という多くの日本人の感情を逆なでするような本が出版された。本書はチュニジアやエジプトは『革命』であるが、リビアやシリアは『内戦』であるという結論と、なぜそうなのかについて詳細に論じている。 . . . 本文を読む
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