2023年シタベニハゴロモ観察記録
2023年のシタベニハゴロモの季節が終わり、この半年を写真で軽く振り返ってみます。
(左)5月つるべ荘前ニワウルシ樹下のノブドウに群がる幼虫
(中)7月第4齢幼虫→(右)成虫初見 (M住宅のニワウルシ幼木)
(左)9月つるべ荘前 (中)10月みどり住宅 (右)ア . . . 本文を読む
20231123 石川近代文学館訪問報告
11月22日、4年ぶりに石川近代文学館を訪問した。島清の未発表原稿「帰朝して」、「羅典区(注:カルチェラタン)の少女」と『憂汐』(1915年発行)に掲載されている「復讐」を閲覧し、1922年に島清と豊が共に暮らした穴水橋際の居宅の写真撮影もおこなった。
豊が穴水橋の欄干に腰掛けて、その背景がふたりが暮らした居宅である。撮影は戦後である。ネット上(ブ . . . 本文を読む
20231106 空港企画課申し入れ
11月6日、小松基地第2滑走路建設について、石川県空港企画課に下記の点について申し入れをおこなってきた。
利益享受集団の会議だ
小松空港中期ビジョン策定検討委員会は有識者会議であることを再確認(9/11に確認済み)した上で、有識者会議の委員として相応しくない委員がおり、会議から外すよう要求した。そもそも有識者会議に利害関係者が混入していることに無自覚で . . . 本文を読む
20231030 島田清次郎の『煙』を読む
小林輝冶さんは島清の『煙』を入院後の1925年以降に作品化したと判断している。登場人物の「加野」が島清で、「園枝」が妻・豊であり、「椙象」が豊の兄である。小林さんも、この作品の講評をおこなっているが、私なりの感想を書いていく。
ほんたうの悪人
第1項では、1921年11月に原敬が暗殺されたことを皮切りに、村山(経済学)、黒田(生物学)、加野(司法 . . . 本文を読む