「毎日新報」記事(不二越関係)整理(2006年11月作成)
出典
ⓐ「記事リスト 朝鮮女子勤労挺身隊と勤労動員」(編集:愛知県朝鮮人強制連行調査班)
ⓑ『「朝鮮女子勤労挺身隊」記事集成』(『毎日新報』『京城日報』1943~1944 編集:安秉直)、
発行:名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会
ⓒ「山田昭次先生から送られてきた記事」
1944年
ⓐ5/2 (広告)京城職業紹介 . . . 本文を読む
【資料】「戦犯企業・不二越論」(2003年3月)
第二次不二越訴訟に取り組むにあたって、不二越とはどんな会社なのかについて、『不二越二五年史』『不二越五十年史』などで調査した。
第一章 不二越の歴史
【1】創業まで
一八八九年 創業者井村荒喜長崎県で生まれる
一九一〇年 徴兵検査不合格、上海へ渡る
一九一一年 九州日の出新聞社で記者見習
一九一五年 帝国製糖(台湾)に就職
一 . . . 本文を読む
「軍隊慰安婦」募集と勤労挺身隊募集について
『私的「不二越強制連行」論・記録』38頁の「朝鮮女子勤労挺身隊の戦後被害(2009年8月)」について、「慰安婦であることを隠して挺身隊として動員した」という記述が誤りではないかと、指摘されました。この指摘について、考察しました。
韓国では、「挺身隊」という言葉は1930年代から、「救護挺身隊」「仁術挺身隊(医師たちの診療奉仕団)」などと、男女の . . . 本文を読む
【資料】『原告李福〇さんについて』 弁護士 O・K 2006年12月 第14準備書面より
本準備書面は、原告李福〇さんの本人尋問及び陳述書の内容を確認し、その意味するところを理解しようとするものである。
第1 はじめに
既に、李福〇さんを初めとする原告らは、法廷で、それぞれ . . . 本文を読む
【資料】20210203『女工哀史』(細井和喜蔵)と「不二越強制連行」の比較
最近、50年ぶりぐらいだろうか、細井和喜蔵の『女工哀史』(1925年)を読み直した。不二越強制連行はそのわずか20年後の1944年であり、和喜蔵の時代と比較しても、募集、通信規制、多発する病気・けが、長時間労働、給料の簒奪、不当労働行 . . . 本文を読む
【資料】「8・2富山大空襲と朝鮮女子勤労挺身隊」 (2003年8月26日 S)
朝鮮女子勤労挺身隊(合計1090人)が不二越に強制連行されたのは、1944年5月、6月、7月そして翌1945年3月です(朝鮮男子報国隊の540人は1944年秋)。舟橋村の『昭和十七年以降 防空日誌』(1944~45年)によれば、警戒警報や空襲警報が発令されている真っ只中のことです。
富山大空襲
. . . 本文を読む
【資料】2004年9月「不二越勤労動員の記録」
朝鮮人女子勤労動員の実態解明のために、日本人女学生の勤労動員について、提訴前後から富山県立図書館で調査した(S)。
目次
①高島 富山県立砺波高等女学校(1944年、3年生、15歳)
②塚原 富山市立富山高等女学校(1944年、3年生、14歳)
③鈴木 富山県立高岡高等女学校(1945年、3年生)
④中川 富山県立砺波高等女学校(1945年、教員 . . . 本文を読む
【資料】2006年5月「第2次不二越訴訟の課題」
~朝鮮女子勤労挺身隊について~
(1)1630人の強制連行
不二越への強制連行は1944年から始まった。不二越の社史には朝鮮から「女子勤労挺身隊1090人、男子報国隊540人、合計1630人」が強制連行されたと記載されている。侵略戦争を遂行する国家と、利潤を追求する不二越資本が表裏一体となって、強制連行・強制労働を強行した . . . 本文を読む
【資料】2003.3「戦犯企業不二越論」
第2次不二越訴訟に取り組むにあたって、不二越とはどんな会社なのかについて、『不二越二五年史』『不二越五十年史』などで調べた。
第1章 不二越の歴史
<1> 創業まで
1889年 創業者井村荒喜長崎県で生まれる
1910年 徴兵検査不合格、上海へ渡る
1911年 九州日の出新聞社で記者見習
1915年 帝国製糖(台湾)に就職
1919年 富山 . . . 本文を読む
【資料】2001.8.20「第2次不二越訴訟準備のために」
(1)不二越闘争とは
不二越訴訟は日帝の植民地支配と戦争責任を追及する江原道訴訟(1991年提訴、2001年9月25日結審、東京)を出発点としている。日帝の戦争責任を追及する江原道裁判から、不二越に強制連行・強制労働させられた3人の原告を独立させて、不二越の企業責任を追及する裁判として始まった。「強制連行・強制労働」「未払い賃金」「労 . . . 本文を読む