小松基地第2滑走路(案)について 2019年8月
翫さんから、「第2滑走路の候補地は安宅新町の跡地から工業団地にかけてではないか」との連絡が来た。それで、インターネットで、基地周辺地図を見てみると、安宅新町の集団移転がほぼ終了し、ほとんどが空き地になっている。
『日刊建設工業新聞』(2016/05/31)によれば、
2016年6月、小松市は補正予算案に、小松空港北側に隣 . . . 本文を読む
20190827シタベニハゴロモ中間調査報告
前回報告(8/11)では、8月1日から11日までに50匹駆除/25本観察
(昨年同期間173匹/30本観察)
8月12日から27日までに、75匹駆除/25本観察
(昨年同期間263匹/30本観察)
8月1日から27日までを合計すると125匹/25本観察
(昨年同期間は436匹/30本観察)
8月24日には、求愛行動が見られた。(昨年の最初は9月 . . . 本文を読む
20190825『改元 我れ世に勝てり』(島田清次郎、1923年)を読む
本書の大まかな構成は、フランスで開催された第3インターナショナルの大会に出席した野島民造がアメリカへの船上で、澄子との「恋」が始まり、噂になり、全米に報道され、澄子の夫の知るところとなり、決闘に発展する。民造が生き残り、紐育(ニューヨーク)の兄聖造のところに転がり込む。聖蔵は怪しげな宗教団体を立ち上げており、アメリカの政 . . . 本文を読む
【ご案内】
『島田清次郎未発表エッセイから読み解く、その実像』
発行日:2019年8月15日
頒 価:500円(送料:215円、2冊以上送料無料)
(売り切れました。石川県立図書館、金沢市立玉川図書館、美川図書館に蔵書)
目 次
写真・遺稿「雑記帳」
翻刻・遺稿「雑記帳」全文(1921年エ . . . 本文を読む
小説「蒼穹の月」(4)
小説であり、虚実こもごもであることを御了承下さい
(五)三小牛山(十二月十九日)
三小牛山は金沢の南側にあり、白山に連なる標高百七十メートルほどで、雪が降れば、交通が途絶えてしまうような丘陵で、陸軍工兵作業場が設置されていた。数日前から三小牛山一帯は雪がぐずつき、白銀の世界になっていたが、山肌のところどころに . . . 本文を読む
小説「蒼穹の月」(2)
小説であり、虚実こもごもであることを御了承下さい
(二)上海(一九三二年四月)
故郷を離れる
尹奉吉は一九三〇年三月六日(二三歳)、「丈夫出家生不還」と書き遺して家を出た。この遺書は中国戦国時代の刺客荊軻(けいか)が秦の始皇帝を殺害するために出発する直前に「風蕭々兮易水寒 壮士一去不復還(風蕭々として易水寒く 壮士ひとたび去 . . . 本文を読む
小説「蒼穹の月」
(一)前史(一九一八年~) 〇一
(二)上海(一九三二年四月) 一四
(三)大阪衛戍監獄(一九三二年十一月) 二〇
(四)金沢(一九三二年十二月) 二九
(五)三小牛山(一九三二年十二月十九日) 四二
(六)献辞(一九三三年一月) 五〇
二〇一九年八月十二 . . . 本文を読む
20190811シタベニハゴロモ調査
6月4日にみどり団地内の山椒の小木にシタベニハゴロモの幼虫(生まれたて)1匹を視認し、6月8日には菊でも視認した。
7月5日から21日にかけて、ニワウルシの小枝で、第4齢幼虫を視認した(昨年は、7月上旬に第3齢、第4齢の幼虫を発見)。
8月1日に、成虫1匹を視認・駆除した。8月1日から11日までの12日間に、50匹駆除した。昨年同期間(12日間)で . . . 本文を読む
20190803読書近況
6月中には、小冊子「島田清次郎未発表エッセイから読み解く、その実像」を完成させるつもりで準備していたが、当初より大幅にひろがり、120ページほどになり、最後の詰めが残り、完成はお盆すぎになりそうだ。
その間、幾つかの読書をした。まずは、とある学習会で取り上げられた三島由紀夫の『金閣寺』(1956年発行)。読んでは見たものの、「金閣寺」とは何を暗喩しているのか。菅孝 . . . 本文を読む