20220902 小松基地での日米共同訓練弾劾
小松基地と日本海G空域で、8月29日から9月2日までの日程で、日米共同訓練がおこなわれた。防衛省のHPによると、参加部隊は、【米軍】第35戦闘航空団(三沢)のF-16戦闘機6機、兵員90人、【自衛隊】第6航空団(小松)のF-15戦闘機6機で、演練項目は戦闘機戦闘訓練等とされている。
共同訓練後の記者会見で、デュベル隊長が「現下の国際情勢に関係 . . . 本文を読む
米軍と自衛隊が脅かす漁民の生活権
1月31日に小松基地から夜間訓練のためにG訓練空域に向かって発進したF15戦闘機が小松沖5㎞の日本海に墜落した。小松基地は原因究明が終わるまでは、訓練飛行は再開しないと約束しており、皮肉にも、基地周辺住民は何十年ぶりかの静かで安心な日常生活を過ごしている。
今回墜落したF15は、2016年に新田原基地から移転してきたアグレッサー部隊(10機)所属で、その後基 . . . 本文を読む
日本近海の軍事的動向
生命線論の復活
最近、日本は中国を意識して、他国の基地を攻撃することが出来る攻撃兵器(ステルス戦闘機F35 や長射程のスタンド・オフ・ミサイル)の保有を進めている。周辺国の「動向」と「防衛」を理由にして、自国の軍事力を増強することは、侵略戦争の始まり(準備)であり、かつて「満蒙生命線論」をもって、中国を侵略していった日本の姿である。
最近の日本の軍事強化政策を見ると、 . . . 本文を読む
下記は、今年3月から11月までの日米、米韓共同訓練の一覧表と図である(「北陸中日新聞」切り抜きから)。朝鮮半島を取り囲むように、核攻撃用の戦略爆撃機、潜水艦などがうようよしており、訓練と称して、実戦配備されているのだ。
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新聞報道(11/12)によれば、防衛省(技術研究本部=防衛装備庁)と三菱重工が共同で開発を進めてきた空対艦ミサイル(XASM3)が完成し、2016年度に、日本海公海上(G空域)で、F2戦闘機から模擬標的や海自退役護衛艦「しらね」を標的にして、実射訓練をおこなう。XASM3は従来の空対艦ミサイルに比べて、最高速度が3倍のマッハ3の超音速ミサイルである。 . . . 本文を読む
防衛省は11月7~20日に、小松基地を基点にした日米協同訓練をおこなうと発表した。全国規模での日米共同統合演習(自衛隊3万人、艦艇30隻、航空機260機、米軍1万人)の一環である。 . . . 本文を読む
12月5日小松基地に出向き、7日から始まる日米共同演習の中止を申し入れた。①12月7~14日の日米共同演習を中止すること、②侵略戦争のための新防衛大綱策定を中止すること、④米軍F18の緊急着陸報告を開示すること、④緊急着陸報告、落下物報告、事故報告などを公開すること、⑤騒音調査結果を公表すること、⑥自衛隊員の人権を守ることの6点にに絞った。
特定秘密法案が参院特別委員会で強行採決されたが、このような申し入れは、「軍事秘密」の暴露要求を含むので、確実に違法とされる。小松基地問題研究会は特定秘密法が成立しても、自己規制せず、むしろ適用第1号となることを誓う。 . . . 本文を読む
情報公開制度によって、件の「統合・共同訓練参加時の着意事項(第6航空団 福田隼)」を入手しました。「北陸中日新聞」が主要に問題にしたことは航空自衛隊がRFA(レッドフラッグアラスカ)演習でB52戦略爆撃機の援護訓練をおこなっており、専守防衛を原則とする自衛隊の枠をはみ出しているということでしたが、全文を読んでみると、それ以外にも、注目すべきことがいくつか書かれていました。 . . . 本文を読む
10月中旬に滋賀県の饗場野(あいばの)演習場で日米共同演習がおこなわれる。10月10日には、普天間に配備されたオスプレイが空中で停止した機体から隊員が陸上に降下する「ヘリボーン作戦」、16日は「陣地攻撃訓練」が予定されている(8/23「北陸中日」など)。
また、10月下旬には、高知県でも米軍オスプレイが岩国基地から陸自高知駐屯地への物資輸送訓練をおこなう。(9/6防衛省の正式発表では詳細な日程は発表されなかった)
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8月9日から24日までの予定で、小松基地の部隊(80人)がレッド・フラッグ・アラスカ(RFA)演習に参加している。
8月13日の『北陸中日新聞』に、「レッド・フラッグ・アラスカ(RFA)演習で、自衛隊は米戦略爆撃機B52の爆撃援護訓練をおこなっていた」と報道した。「集団的自衛権の行使」に該当するとして批判しているが、むしろ、核攻撃を含む共同侵略戦争訓練と見るべきだろう。 . . . 本文を読む