20240625 続6・6第7次小松基地爆音訴訟(第1回口頭弁論)傍聴記
前便では、原告意見陳述と弁護団からの①小松基地の歴史と現況、④被害実態(浜佐美町、安宅町の住民の声)、⑥差止請求(「10・4協定」)について報告したが、今回は②生活侵害の実態、③F35戦闘機配備について報告する。⑤健康被害(心身相関)、⑦損害賠償、⑧まとめ(違憲訴訟として)については次回を期す。(文責は『アジアと小松』) . . . 本文を読む
6・6第7次小松基地爆音訴訟(第1回口頭弁論)傍聴記
6月6日、午後2時半ごろに、兼六園下の白鳥路公園に到着した。すでに、横田と厚木からの支援者が幟旗を掲げており、挨拶をし、PFAS(有機フッ素化合物)などについて四方山話をしているところに、小松からのバスが到着し、公園は原告団でいっぱいになった。弁護団も加わり、総勢100人近くが横断幕を先頭にして、裁判所に向かった。
法廷の傍聴席は原 . . . 本文を読む
3・16小松基地爆音訴訟控訴審
不当判決弾劾!
第5・6次小松基地爆音訴訟は2008年12月に、2227人の原告が金沢地裁に提訴し、14年越し(1975年第1次提訴から47年)のたたかいである。裁判所門前に咲く梅の花を見ながら、判決を待った。
(写真:裁判所に向かう原告団、裁判所門前の梅花、判決を待つ報道陣)
健康被害
原告団は、1998年にも小 . . . 本文を読む
20220310 3・16小松基地爆音訴訟控訴審判決を傍聴しよう
第5・6次小松基地爆音訴訟は2008年12月に、2227人の原告が金沢地裁に提訴し、14年越しのたたかいになっている(1975年第1次訴訟提訴から47年)。2011年に非騒音地域(2カ所)、騒音地域(4カ所)の676世帯を対象に、健康影響調査をおこなった。騒音地域と非騒音地域を比較すると、低出生体重児(2500グラム以下)は7倍 . . . 本文を読む
第5・6次小松基地爆音訴訟控訴審第1回口頭弁論傍聴記(2021.12.20)
寒波が少し和らいだ12月20日、第5・6次小松基地爆音訴訟控訴審の第1回口頭弁論が開かれた。
昨年3月に第1審判決があり、コロナ禍という理由で公開審理がおこなわれず、非公開の進行協議がつづき、1年半後にやっと口頭弁論が開かれたかと思いきや、これで結審し、来年3月16日に判決日が指定された。
久しぶりに原告団の面 . . . 本文を読む
12・20小松基地爆音訴訟控訴審第1回口頭弁論傍聴へ
12月20日(月)、名古屋高裁金沢支部で、小松基地爆音訴訟(第5・6次)控訴審第1回口頭弁論が予定されている。
2008年提訴以来、原告団と弁護団は騒音被害を立証してきた。小松基地周辺の健康影響調査は2011年から始まり、非騒音地域2カ所、騒音地域4カ所(W70、 W75、W80、W85)、合計6カ所で676世帯の住民を対象にした調査を . . . 本文を読む
M・Sさんを偲ぶ
2月4日、M・Sさんが亡くなりました。思い出せば、切りがありません。
はじめてお会いしたのは、M・Sさんがファントム裁判(1975年~)の第1次原告になられて(たったの12人、今はもう、原告は何千人です)、茨の道を切り開いたしばらく後でした。
M・Sさんは1921年に生まれ、中国戦線に配属され、敗戦を迎えました。戦地でのことは、あまり語りませんでした。小松基地問題に取り組 . . . 本文を読む
【予定】3月12日(木) 第5次・第6次 小松基地爆音訴訟判決
(石川平和運動センターHPによれば、当初の集合時間・場所が下記のように変更されたようです)
13:40公園下集合→14:30傍聴券抽選→15:00開廷判決→15:30報告集会(弁護士会館)17:30終了
去る3月2日、金沢で開催された「自衛隊の中東派遣反対!戦争参加反対!」緊急集会・デモに参加してきた。この日は海自 . . . 本文を読む
20190617第5次・6次小松基地爆音訴訟結審
遅れましたが、6・17小松基地爆音訴訟結審の様子を、金沢弁護士会館で開催された前段決起集会からお伝えします。各発言については、要旨であり、文責は当会にあります。
司会
みなさん、私たちが小松基地爆音訴訟第5次・6次訴訟を起こしてから、すでに10年が過ぎています。今回の訴訟は、いわゆる騒音の人体に与える影響を立証して、飛行差し止めを勝ちとりた . . . 本文を読む
3・11 小松基地爆音訴訟 傍聴報告
3月11日、午後2時から小松基地爆音訴訟口頭弁論が開かれた。
この日は、原告から陳述書や健康診断書が提出され、裁判所と被告国が時間をかけて確認し、次回終結のための進行協議を告げて、この日の公開審理は終わった。
2008年12月第5次訴訟(原告2121人)、2009年4月第6次訴訟(原告106人)が、10余年かけてたたかいぬかれ、次回、6月17日(月 . . . 本文を読む