アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20230418 マイナンバー法について

2023年04月18日 | 教育、憲法、報道
マイナンバー法について (行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)  4月14日、マイナンバー法改正案が衆議院で審議入りした。法案は2024年秋に健康保険証を廃止し、マイナカードに統一するという。1日からは医療機関に「マイナ保険証」(マイナカード)への対応を義務化した。医療機関にはマイナカードの保険証情報を読み取るオンライン資格確認のシステム整備が求められているが、こ . . . 本文を読む
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20230407 いま、言論の自由が危ない!

2023年04月07日 | 教育、憲法、報道
20230407 いま、言論の自由が危ない!  2022年10月にドキュメンタリ-映画「裸のムラ」が公開された。私は見ていないが、さまざまなメディアの映評を見ると、同年3月におこなわれた石川知事選挙を舞台に、谷本前知事、馳現知事、森喜朗を取り巻く人々の「忖度(そんたく)」や男尊女卑の空気感をとらえようとしている作品だという。この映画のプロデューサー・米澤利彦さんは「石川県政界の知事を頂点とした圧 . . . 本文を読む
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20220214 石川県知事選―こんな人を選ぶわけにはいかない【修正版】

2022年02月14日 | 教育、憲法、報道
3・13石川県知事選―こんな人を選ぶわけにはいかない【修正版】  3月13日の石川県知事選挙で、馳浩、山野之義、山田修路、飯森博子が立候補を予定している。 馳も山野も、憲法の三原則を否定  馳浩と山野之義は「石川の教育を考える県民の会」の顧問(2003年設立当時)に就任している。この団体の設立趣意書には、「ジェンダー・フリー」(注)を「誤った思想・考え方の下で、男らしさ・女らしさを否定する」と . . . 本文を読む
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20211209 自民党改憲攻撃の整理

2021年12月09日 | 教育、憲法、報道
20211205 自民党改憲攻撃の整理 ★自民党改憲草案発表~  自民党は2012年4月に改憲草案を発表した。自衛隊を明記(9条)して国軍化をはかり(注1)、緊急事態条項(98・99条)を新設して(注2)、戦争動員国家を作り上げようとしている。  その他、国旗・国歌の尊重(注3)、元号の強制(注4)、国民の憲法尊重義務化(注5)、家族制度の再確立(注6)など、戦前型天皇制国家を構想している。   . . . 本文を読む
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20201118 危機に直面する表現の自由

2020年11月18日 | 教育、憲法、報道
20201118危機に直面する表現の自由  4月中旬から5月7日まで、石川県立図書館がコロナウイルスを理由にして閉鎖された。ちょうど、『石川県ゆかりの表現者と戦争』を執筆中で、図書館資料がなければ一歩も進まないという状況下で、県立図書館と何回かやりとりをおこなったが、らちがあかなかった。  5月11日に、県立図書館の閉鎖を決定した会議議事録の開示を請求すたが、回答は「当該文書は、作成していないた . . . 本文を読む
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「図書館閉館」についての石川県教育委員会の態度

2020年05月16日 | 教育、憲法、報道
石川県教育委員会は「図書館閉館の是非」について、会議も開いていない  5月8日の新聞報道によれば、羽咋図書館はドライブスルー方式での貸し出しをはじめており、「図書館の自由に関する宣言」にもとづく読者の権利を重視しているが、金沢市立図書館も石川県立図書館も、そのまま5月31日までの閉館継続(合計1カ月半)を決めた。  5月12日に、石川県情報公開センターを訪問して、県立図書館の閉鎖決定に係る情報 . . . 本文を読む
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20200424 図書館の全面閉鎖の再検討を! 閲覧の権利が危ない!

2020年04月24日 | 教育、憲法、報道
20200424 図書館の全面閉鎖の再検討を! 表現の自由が危ない!  今朝の『北陸中日新聞』に、元金沢市長が「新型コロナウイルスの感染が拡大している事態を見ていて、今ほど世の中が日々、学習している時はない。…国民も、すべての人が勉強している」と、書いているが、実は石川県内のほとんどの図書館が閉鎖され、学習と勉強が阻害されていることを知らないのだろうか。  「図書館の自由に関する宣言」があり、図 . . . 本文を読む
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1973 二宮金次郎の亡霊 (二宮金次郎像破壊事件上申書) 柴田道子

2018年10月27日 | 教育、憲法、報道
1972年「沖縄返還」の年に、沖縄出身の大城俊雄さんが名古屋から手配師にだまされて金沢に来た。11月2日、大城さんは戸板小学校の校長に「金次郎像は皇国教育のシンボルとして、こどもたちを戦争の担い手として教育した。戦後の今も、このような像が学校に建てられているのはおかしい」と説明し、持っていた大型ハンマーで粉々にしたのである。 . . . 本文を読む
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201801010幕末期の赤松小三郎「憲法構想」について

2018年10月11日 | 教育、憲法、報道
幕末期の赤松小三郎「憲法構想」について  安倍政権は明治を美化し、150年の節目として、さまざまな企画を立てているが、はたして明治はそんなに美しい時代だったのか。幕末期の開明的な憲法案を押し潰して明治維新(王政復古)が強行され、その20年後に明治憲法体制を確立し、1945年まで圧政と侵略戦争の時代を導いたのだ。明治維新直前に暗殺された赤松小三郎とその憲法構想についてレポートする。 参考文献:『 . . . 本文を読む
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「道徳教科書」について考える (2017.6)

2017年06月25日 | 教育、憲法、報道
6月16日から、小学生のための「道徳教科書」(1~6年生)8社48冊が展示された。限られた時間で、すべてをチェックするのは困難なので、5年生と6年生にかぎって見た。それでも16冊である。来年度から、子どもたちは「道徳教科書」を手にすることになるが、教育労働者が子ども達とともに子どもの権利条約、世界人権宣言を学ぶ機会を得られる教科書を選択してほしいものである。 . . . 本文を読む
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