4月14日、田母神俊雄は2014年東京都知事選挙時の運動員買収の容疑で逮捕された。諸橋茂一が「選対事務局長・島本順光から金銭の提供の打診があったが、断わった」(4/23「北陸中日新聞」)という記事もある。田母神と諸橋は昵懇の間柄であり、この両者と山野之義金沢市長も同じ穴の狢(ムジナ)である。 . . . 本文を読む
以前、このブログで原始共産制から階級社会への移行過程について、「原始共産制について考える」(2014年1月)を投稿したが、もっと、具体的に、現場に即して確認できないかという問題意識から、御経塚遺跡(石川県野々市市)に注目した。今回は御経塚遺跡の概略についてまとめた。 . . . 本文を読む
二宮尊徳がはじめて「修身教科書」に登場したのは1904年の国定「修身書」であった。以下、「修身書」登場までの経過を尾崎耕典「明治の道徳教育=教育政策を中心に=」(帝京大学紀要1966年)でたどる。 . . . 本文を読む
『精選 尋常小学校修身書』(八木秀次2002年)を読む
著者・八木秀次は「(編集では)内容は今日読んでも古びていないものを採用し、今日通用しないものや誤解される可能性のあるものは採用しなかった」と述べている。八木が「今日通用させたい」という強い意志を、吉田松陰(6項)から見てみよう。そこには天皇賛美、国体明徴、尊皇愛国、忠君愛国がストレートに語られている。
八木秀次は「新しい歴史教科書をつ . . . 本文を読む
ここしばらく道徳教科書について勉強しており、その関連で見つけた『中学生の教科書―美への渇き』(2000年発行)のなかで、大橋良介が「道徳」について、吉本隆明が「社会」について書いている。 . . . 本文を読む
偉人館は「子どもならではの視点を大切に」したというが、大人の視点とは体制順応の視点なのだろう。この間、NHKクローズアップ現代の国谷裕子、報道ステーションの古舘伊知などがパージされ、高市総務大臣の電波停止発言などマスコミ統制が激しくなっている。大人こそが桐生悠々に注目すべきであるにもかかわらず、子どもからねだられてやっと取り上げるとは、水準が低すぎるではないか。 . . . 本文を読む