アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

2つの殺人事件

2011年07月30日 | 社会的差別
7月21日、イギリス人女性を殺害したA被告に求刑どおり、千葉地裁は無期懲役の判決を下した。もう一つは、2ヶ月前の5月27日、韓国人女性を殺害したB被告(受刑者)に懲役18年の求刑に、金沢地裁は懲役9年の判決を下した。 . . . 本文を読む
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蔡愁洞著『新興地の悲哀』に見る台湾農民

2011年07月27日 | 台湾・八田与一
濁水渓からの灌漑が始まり、主人公(林大老)が期待に胸をふくらませていたが、貧しい小作であるが故に「水路維持費」が払えなくて、給水が受けられず、水稲をあきらめて甘蔗に切り替えようとしたが、今度は製糖会社によって妨害されてしまう。総督府(郡役所)と製糖資本による苛酷な農民支配と絶望の淵に追いつめられる農民が描かれている。 . . . 本文を読む
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三年輪作について

2011年07月25日 | 台湾・八田与一
嘉南大圳は農民のために造ったとされているが、そのもとでの三年輪作は小農民・小作には強制されたが、大地主である製糖会社にとっては自由だったことが判る。(写真は『台湾の水利』挿絵より) . . . 本文を読む
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『秤(はかり)』(台湾抗日小説選)

2011年07月23日 | 台湾・八田与一
以前、製糖会社が台湾農民から、詐欺と暴力で農地を取り上げた様子を描いている『新聞配達夫』(楊逵著1934年)を紹介しました。今回は、『秤(はかり)』(頼懶雲著1926年)を紹介します。 . . . 本文を読む
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『台湾の水利』の目次

2011年07月21日 | 台湾・八田与一
九州大学図書館から『台湾の水利』全巻(1931~43年、13巻78号(うち2号欠号))の目次が届いた。八田与一は13本の原稿を投稿している。目を通したい投稿が幾つもあるが、とりあえずは、下記の論文を入手して読もう。 . . . 本文を読む
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自衛官に人権を

2011年07月14日 | 軍事問題(小松基地など)
7月11日、浜松基地自衛官人権裁判で、静岡地方裁判所浜松支部は原告のほぼ完全勝訴の判決をだした。弁護団と支える会は下記の声明を出されました。 . . . 本文を読む
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濱田隼雄著「技師八田氏についての覚書」

2011年07月13日 | 台湾・八田与一
「金沢ふるさと偉人館」には『水明り』(濱田隼雄編集)、「技師八田氏についての覚書」(濱田隼雄著1942年『文芸台湾』)、『台湾の水利』(12-5)が展示されており、「技師八田氏についての覚書」(『日本統治期台湾文学日本人作家作品集』第四巻)は金沢大学図書館で読むことができた。 . . . 本文を読む
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台湾における土地所有関係の推移

2011年07月12日 | 台湾・八田与一
『台湾人四百年史』(史明著)を参考にして、台湾における土地所有関係の推移について調べてみました。 . . . 本文を読む
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パンフレット「嘉南大シュウ問題」

2011年07月11日 | 台湾・八田与一
「烏山頭ダムを世界遺産に」と報道されている。烏山頭ダムの遺産的価値は日帝による台湾植民地支配を対象化するためならば妥当だが、植民地支配を美化するためならば、それは欺瞞以外のなにものでもない。 . . . 本文を読む
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