アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20211223 志賀原発訴訟傍聴報告

2021年12月24日 | 原発(志賀原発訴訟傍聴記)
第35回 志賀原発訴訟傍聴報告   コピペ裁判長に任せられるか  相変わらず、結審の先送りである。原告本人の意見陳述のあと、山門裁判長は北陸電力から出されている上申書(規制委員会の現地調査について)を確認したあと、弁論を続行すると言って、直ぐに日程調整に入った。次回は4月28日。  山門裁判長は、生活保護費の減額訴訟判決では、他の裁判所が出した判決文をそのままコピーしていることが暴露された(NHK . . . 本文を読む
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20211222 尹奉吉と日本ナショナリズム

2021年12月22日 | 尹奉吉義士
 尹奉吉と日本ナショナリズム  今年(2021年)は雪で、野田山での尹奉吉義士追悼会は中止になりました。  昨年(2020年)8月24日付『朝日新聞』のインタビュー記事で、Aさん(尹奉吉の研究者)は「私にはそれ(注:尹奉吉を顕彰)はできない。でも、あなた(在日朝鮮人)が彼を英雄として顕彰することは否定しない」と結んでいます。30年前に、尹奉吉暗葬碑の碑文を検討する会議で「義士」論争があり、それ . . . 本文を読む
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20211220 第5・6次小松基地爆音訴訟 控訴審第1回口頭弁論 傍聴記

2021年12月21日 | 小松基地爆音訴訟傍聴記
第5・6次小松基地爆音訴訟控訴審第1回口頭弁論傍聴記(2021.12.20)  寒波が少し和らいだ12月20日、第5・6次小松基地爆音訴訟控訴審の第1回口頭弁論が開かれた。  昨年3月に第1審判決があり、コロナ禍という理由で公開審理がおこなわれず、非公開の進行協議がつづき、1年半後にやっと口頭弁論が開かれたかと思いきや、これで結審し、来年3月16日に判決日が指定された。  久しぶりに原告団の面 . . . 本文を読む
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20211217 堀辰雄『風立ちぬ』を読む

2021年12月17日 | 読書
堀辰雄『風立ちぬ』を読む  月1回の風変わりな学習会があり、そこでは、参加者の関心ごとや、読んだ本についてレポートし、ワイワイ、ガヤガヤと討論する場である。ずいぶん長くつづいているが、私は5年ほど前に大串龍一さんに誘われて、顔を出すようになった。  先日は、堀辰雄の『風立ちぬ』が俎上にのせられたが、一読して、性愛の物語であり、私には気乗りのするテーマではなかった。それでも、議論に参加するためには . . . 本文を読む
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20061100 【資料】「毎日新報」記事(不二越関係)整理

2021年12月13日 | 戦後補償(特に不二越強制連行)
「毎日新報」記事(不二越関係)整理(2006年11月作成) 出典 ⓐ「記事リスト 朝鮮女子勤労挺身隊と勤労動員」(編集:愛知県朝鮮人強制連行調査班) ⓑ『「朝鮮女子勤労挺身隊」記事集成』(『毎日新報』『京城日報』1943~1944 編集:安秉直)、   発行:名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会 ⓒ「山田昭次先生から送られてきた記事」   1944年 ⓐ5/2 (広告)京城職業紹介 . . . 本文を読む
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20030300  【資料】「戦犯企業・不二越論」

2021年12月12日 | 戦後補償(特に不二越強制連行)
【資料】「戦犯企業・不二越論」(2003年3月)   第二次不二越訴訟に取り組むにあたって、不二越とはどんな会社なのかについて、『不二越二五年史』『不二越五十年史』などで調査した。 第一章 不二越の歴史 【1】創業まで  一八八九年 創業者井村荒喜長崎県で生まれる  一九一〇年 徴兵検査不合格、上海へ渡る  一九一一年 九州日の出新聞社で記者見習  一九一五年 帝国製糖(台湾)に就職  一 . . . 本文を読む
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20211209 自民党改憲攻撃の整理

2021年12月09日 | 教育、憲法、報道
20211205 自民党改憲攻撃の整理 ★自民党改憲草案発表~  自民党は2012年4月に改憲草案を発表した。自衛隊を明記(9条)して国軍化をはかり(注1)、緊急事態条項(98・99条)を新設して(注2)、戦争動員国家を作り上げようとしている。  その他、国旗・国歌の尊重(注3)、元号の強制(注4)、国民の憲法尊重義務化(注5)、家族制度の再確立(注6)など、戦前型天皇制国家を構想している。   . . . 本文を読む
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20211201 『タリバン復権の真実』(中田考著)の感想

2021年12月02日 | 読書
『タリバン復権の真実』(中田考著)の感想 【はじめに】  2021年8月15日にタリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧したと報じられてから、タリバン=悪者論がマスコミを覆い、違和感を感じていたところに、『北陸中日新聞』読書欄に『タリバン復権の真実』(中田考著)の書評が載り、購入して読んだ。  マスコミの論調は、「タリバン=諸悪の根源」であり、8月18日付け『北陸中日新聞』では「アフガン留 . . . 本文を読む
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