アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

石川県内の外国人労働者の実情について

2013年04月29日 | 社会的差別
石川労働局に、2011年10月から2012年12月まで、15ヶ月分の外国人労働者の「労働相談票」の開示請求をおこない、46件が開示された(同一労働者の複数相談も含む)。  国籍はフィリピン(2)、ブラジル(12)、中国(5)、ベトナム(2)だが、25件が未記入(不明)であった。男女別では、女(14)、男(32)。就労形態では、有期契約(6)、技能実習生(4)、派遣(17)、パート(4)、正社員(10)、不明(4)であった。  相談内容は労働条件(5)、残業、割増賃金(9)、有給休暇(5)、解雇(19)、賃金不払い(7)、その他(いじめ、けが、パスポート管理、寮追い出しなど)(4)であった。 . . . 本文を読む
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小松基地騒音予備調査について

2013年04月24日 | 小松基地(騒音、訴訟)
近畿中部防衛局は昨年12月(5日間)と今年1月(2日間)に、10地点で、小松基地騒音予備調査をおこないました。  今回の騒音予備調査は滑走路北側の調査地点③~⑩の8地点でおこなわれ、そのうち5地点(吉原釜屋、大浜町、高坂町、坊丸町、安宅町)は戦闘機が日本海から侵入したり、日本海に脱出する海岸地域です。 . . . 本文を読む
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『もっと知りたい 金沢ふるさと偉人館 91人の偉人たち』

2013年04月21日 | 歴史観
2013年4月、『もっと知りたい 金沢ふるさと偉人館 91人の偉人たち』が、金沢市内の小学生に配布され、教材として使われることになった。現場の教員にとっても、体制順応型の30人の人物を教えるのか、体制批判的人物も含まれている91人の中から選んで教えるのか、教育空間が広がったと思う。特に、小さいスペースに閉じ込められた人物たちの中に社会を変えてきた人物がいることに注目してほしい。 . . . 本文を読む
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植樹祭弾圧に対する心構え

2013年04月14日 | 公園論
金沢市議会議員の公職選挙法違反(文書配布)事件について、Mさんは4月5日に罰金を払い、公民権停止2年が確定しました。2年後の小松市木場潟公園植樹祭にむけての政治弾圧の第1弾であり、強く抗議します。 . . . 本文を読む
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『ヒトラー(上巻)』(ヨアヒム・フェスト著)

2013年04月12日 | 読書
 橋下徹=「維新の会」が登場し、この党(運動)がファシズムか否かが問題になっている。そのために、ドイツナチズム(ヒトラー)の登場過程の検証が必要である。ヨアヒム・フェストの『ヒトラー』(河出書房新社1975年刊)上巻を紹介する。40年前の読書ノートだが、それほど的外れでもないだろう。 . . . 本文を読む
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『ドレフュス事件』(大佛次郎著)

2013年04月10日 | 読書
『ドレフュス事件』の経過であるが、これは40年前(1975年9月)の読書ノートである。今さらと言われるかもしれないが、いまふたたび吹き始めている排外主義・差別主義の風について考えるには重要な小説だと思う。また、弾圧とのたたかいで、「実益か正義か」を考えるためにも示唆に富んでいる . . . 本文を読む
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二宮金次郎像について

2013年04月07日 | 歴史観
 1972年「沖縄返還」の年に、沖縄出身の大城俊雄さんが名古屋から手配師にだまされて金沢に来た。大城さんは戸板小学校の校長に「金次郎像は皇国教育のシンボルとして、こどもたちを戦争の担い手として教育した。戦後の今も、このような像が学校に建てられているのはおかしい」と説明し、持っていた大型ハンマーで粉々にしたのである。 . . . 本文を読む
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釣魚台(尖閣諸島)について

2013年04月01日 | 侵略と領土排外主義
 『情況』2013年1・2月号に、釣魚台(尖閣諸島)問題に関する、沖縄からの主張が掲載されています。①「尖閣・魚釣島って何処?=アホウドリのものはアホウドリに返せ=」(川満信一 宮古出身の詩人)、②「『尖閣』は沖縄に帰属する」(新川明 ジャーナリスト)、③「尖閣諸島は本当に『日本固有の領土』なのか」(松島泰勝 龍谷大学教員)です。  また、『展望』(12号 2013年4月)には、④「現代における国家と革命のために」(落合薫)、⑤「中国反日闘争と日系企業の中国進出」(藤田幸一)が掲載されており、これらの論文を参考にして、レポートします。 . . . 本文を読む
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