アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

小松基地-白山~立山-日本海での日米共同演習に反対する

2014年10月31日 | 小松基地(日米共同演習)
防衛省は11月7~20日に、小松基地を基点にした日米協同訓練をおこなうと発表した。全国規模での日米共同統合演習(自衛隊3万人、艦艇30隻、航空機260機、米軍1万人)の一環である。 . . . 本文を読む
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金沢市長・山野之義について(2014年10月)

2014年10月27日 | 石川県内の政治と文化
 11月選挙では、自民党は白旗を掲げ、立候補を見送り、山野支持に回ることになった。このままでは、私たちは3期山野の本音が出される市政に直面するだろう。安倍政権下で極右が跋扈しており、山野も公然と極右の旗を振るだろう。極右に対する根底的な批判とたたかいに挑まねばならない。 . . . 本文を読む
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『東京裁判 性暴力関係資料』資料24

2014年10月24日 | 日本軍性暴力関係原資料
東京裁判の原資料を読み始めたのですが、やはり原資料こそ皆さんと共有する必要があると思い、筆耕することにしました。 . . . 本文を読む
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レポート『東京裁判--性暴力関係資料』(吉見義明監修2011年)

2014年10月23日 | 日本軍性暴力関係原資料
本資料集は、極東軍事裁判(東京裁判)において、国際検事局が、日本軍の戦争犯罪を立証するために準備した証拠書類中から、性暴力関係の事項を含む関係資料を収集し、編集したものである。 本書の構成は解説(9~73p)、原資料コピー(75~273p)、性暴力関係資料リスト(275~333p)、付録(335~390p)などからなっている。本書には他の資料集で収録されている南京事件関係資料は除外されている。  今回のレポートは「解説」の中から、性暴力関係の証拠書類を摘記した。 . . . 本文を読む
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スマラン事件と『青壮日記』

2014年10月17日 | 日本軍性暴力関係原資料
秦は岡田慶治の自伝『青壮日記』を使って、スマラン事件全体のイメージを形成している。『青壮日記』の「将校倶楽部の婦人達を良く可愛がってやったつもりである。その御本尊の彼女達が告訴している。それも嘘八百を並べ」という部分を引用して、岡田慶治を善人に仕立て上げ、擁護している。  ではまづ、岡田慶治によって強姦された被害者L.Fさんの証言(「BC級バタビア裁判・スマラン事件資料」18p)から引用しよう。 . . . 本文を読む
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流産させるためにヨードチンキを注射

2014年10月15日 | 日本軍性暴力関係原資料
『「BC級裁判」を読む』の154ページに慰安所で「衛生指導」をさせられたという現地の看護師(38)の証言(一部引用)がある。執筆担当者井上亮はこの証言が掲載されている原典資料名を紹介しておらず、読者は原典に当たることができない構成になっている。  この看護師とは「BC級バタビア裁判・スマラン事件資料」29ページのPabst夫人(B01)のことである。 . . . 本文を読む
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『「BC級裁判」を読む』について

2014年10月14日 | 戦後補償(特に不二越強制連行)
著書中のスマラン事件に関する4人による討論では、秦郁彦は強制連行の人数はできるだけ少なく、強制ではなく自発的応募であったかのように描こうとしている。しかし、他の論者を納得させることはできなかったようだ。 . . . 本文を読む
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裁判官、おまえもか 「BC級バタビア裁判・スマラン事件資料」を読む

2014年10月13日 | 日本軍性暴力関係原資料
三橋は裁判官でありながら、慰安所開設の4~5日後に、下田から「自発的ナラザル婦女ガ居ル旨ノ話」「慰安所開設以前ニ一名ノ婦女ガ気狂(ママ)ニナリタリ」という話しを聞き、三橋はこの女性を看護している。  このような事態にたいして、法政大学の法科を卒業し、地方法院の裁判官になり、スマラン高等法院附の大佐相当官(軍属)となっていた三橋は見て見ぬ振りをしていたのである。何ともひどい裁判官ではないか。 . . . 本文を読む
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秦郁彦とスマラン事件

2014年10月11日 | 日本軍性暴力関係原資料
秦郁彦は2014年8月6日の『朝日新聞』にスマラン事件に関連して、「中国やインドネシアで戦犯裁判にかかった命令違反や個人犯罪の数例を引いたり、慰安所での“強制”や“軍の関与”を強調したりして…」と書いている。秦は「(スマラン事件は)命令違反や個人犯罪」としている。一方で「慰安所での強制」とは強姦のことであり、これは認めているようだ。この短い文章の中に、「個人犯罪」といいながら、「軍の関与を強調」とも言っており、相反する評価がなされている。 . . . 本文を読む
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藪の中から真実を引っ張り出してやろう

2014年10月10日 | 日本軍性暴力関係原資料
藪の中から真実を引っ張り出してやろう  秦郁彦は『昭和史の秘話を追う』(秦郁彦著2012年)第10章「スマランのオランダ人慰安婦たち」のなかで、スマラン事件について論述している。  秦は岡田慶治少佐が遺した『青壮日記』とジャン・ラフ=オハーンとエリー・ブローグの証言を比較して、「岡田の将校クラブにおける見聞とオヘルネの最悪体験の間には埋めがたい落差があり、中間の2カ所も考慮すると、真相は『藪の . . . 本文を読む
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