20240525 小松基地からの水路でPFAS(有機フッ素化合物)を検出
4月24日の北陸中日新聞は、小松基地内から流れ出る用水路から61ng/L(ng=10億分の1g)のPFAS(有機フッ素化合物)が検出されたと報じている。
調査地点は、A(園排水機場、園町地内)、B(石橋川石川橋、向本折町地内)、C(浮柳町墓地横水路)、D(2号排水路、符津町地内)、E(馬渡川馬渡橋、矢田町地内外)の5カ所である。小松市の調査結果を一覧表にすると、
防衛省のHPによれば、小松基地内の水槽は15カ所あり、PFASの調査結果が報告されている。
小松基地内の15カ所の水槽の所在と容量、その水槽からどのような経路をたどって、基地外の用水路に流出しているのか、防衛省のHP上では全く明らかにされていない。小松基地内から浮柳町墓地わきへと流れる用水路で検出されたPFASが、15カ所のどの水槽から流れ出てきたのかは不明である。
最大値は90万ng/Lであり、国が定める「暫定指針値50ng/L」の1万8000倍で、ものすごい濃度である。大量の水で薄めて、日本の暫定指針値50ng/L以下にして、基地外に流してきたのではないか。
PFASとは
PFAS(有機フッ素化合物)は焦げつかないフライパン、水をはじく衣類、化粧品、消火剤などに使われており、小松基地でも泡消火剤が使われてきたと思われる。PFASは土壌・水・大気で高い移動性があり、環境での残留性が高く、いくら濃度を薄めても排出することには問題がある。
PFASが含まれている水で育てられた農産物、その農産物を食べる畜産物、PFASが流れ込んだ海の海産物を長期間にわたって食べると、体内に蓄積されていく。PFASは化学的安定性があり、自然界では分解されず残存し、人体に取り込むと、微量でも発がん性、免疫不全、低体重出生、ワクチン効果の低下などの健康被害が生じるおそれが疑われている。
「FORBES JAPAN 公式サイト」(2023/7/9)によれば、PFASへのばく露は女性の受精能力の低下、妊婦の高血圧症、子どもの発育障害などにつながる可能性があることが明らかになっている。また、米環境保護局(EPA)によると、PFASはこのほか、前立腺がんや腎臓がん、精巣がんの発症リスクを上昇させたり、免疫機能を低下させたりする可能性もある。
2012~14年度にかけて、農林水産省がおこなった調査(トータルダイエットスタディ)によれば、魚介類、藻類、肉類でPFOAが検出されている。アメリカ科学アカデミーのガイダンスでは、PFASの血中濃度が20ng/Lを超えると健康への影響の可能性が高いと記されている。
処分方法については、「焼却が唯一の手段」といわれているが、環境省によると、米国内では焼却場で有害物質が発生することなどが問題となり、焼却処分が2020年から禁じられている(2023/11/26「東京新聞」)。「琉球新報」によれば、「自衛隊基地の泡消火剤は航空機火災などに使われるため、一般的な集合ビルなどで使われる製品より強い成分が含まれている」(2022/3/26)という。
騒音源と水汚染源
小松基地は相変わらず、形ばかりの報告をおこなったが、周辺住民を納得させる内容とはなっていない。必要なことは、住民による基地内調査である。
2002年12月23日に、「小松基地の航空機洗浄廃液処理装置から排出された廃液の分析報告書(2001年2月13日報告)を見まして、いくつかの点についてお尋ね致します」と、下記7点について質問をおこなった。
(1)小松基地全体で、くみ上げられている地下水の量は2001年度で254,424●ですが、航空機洗浄のために使用された同年度の水の量をお教え下さい。(2)戦闘機を洗浄した後の処理対象廃液は油分離槽→原水中和槽→原水槽→凝集槽→沈殿槽→上澄み液を放流するとのことですが、全体の配置及び大きさをお教え下さい。(3)原水中和槽に加える硫酸の量(2001年度分)をお教え下さい。(4)処理後の上澄み液はどこの排水溝を通って基地外に排出されているのですか。(5)機体洗浄に使われているクリーニングコンパウンドの成分を教えて下さい。(6)分析報告書(2001年2月13日)には、原水の分析結果が表記されていませんがなぜですか。(7)排水溝周辺で、環境に変化は起きていませんか。
以上の質問について、小松基地は答えることはなかったが、もっと執念をもって調査を継続すべきだったと反省している。
<資料> 小松市の調査結果
小松市内の小河川における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)を対象とした水質調査結果について。更新日:2024年05月13日
調査の概要
調査日 令和6年2月20日
調査地点および採水時間
採水位置図 地図情報は地理院地図(電子国土Web)より引用
・調査地点A. 園排水機場(園町地内, 採水時間:午前10:20~10:35)
・調査地点B. 石橋川石川橋(向本折町地内, 採水時間:午前11:35~11:50)
・調査地点C. 浮柳町墓地横水路(浮柳町地内, 採水時間:午前11:55~12:05)
・調査地点D. 2号排水路(符津町地内, 採水時間:午前10:50~11:05)
・調査地点E. 馬渡川馬渡橋(矢田町地内外, 採水時間:午前11:10~11:25)
対象物質
・ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)
・ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
調査方法および採水時の状況
・水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号)付表1(令和2年5月28日)に準じる方法
・但し、調査日の午前3:00~午前9:00にかけて小松市内で降水があった(1時間あたりの降水量は0.5mm~2mmの範囲であり、1日あたりの降水量は8mmであった)
調査結果
結果一覧 PFOS+PFOA 単位ng/L
調査地点A=40、調査地点B=9.0、調査地点C=61、調査地点D=5.5、調査地点E=6.6、暫定指針値=50以下
※指針値は水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(令和2年環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号)別表1に基づきます
※各数値は、組成別実測濃度の該当する分析結果の値を合計した上で、有効2桁及び切り捨て処理を行い算出しています
今後の対応
今回の調査地点5か所のうち、1か所が暫定指針値を上回っているので、調査は経過観察として継続していきます。
<資料>(お知らせ)令和5年10月6日 防衛省
防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理完了
予定時期等について
1.防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理完了予定時期
防衛省・自衛隊では、「防衛省におけるPFOS処理実行計画」を令和2年2月に策定し、保有するPFOS含有泡消火薬剤等(以下「薬剤」という。)の交換及び処分(以下「処理」という。)を令和5年度末までに完了することを目標とし、所要の作業を進めてまいりました。また、泡消火設備専用水槽水(以下「水槽水」という。)についても、水環境中の暫定目標値※を超過した水槽水を処理対象とし、その処理のための作業を進めているところです。
※ 水環境中の暫定目標値(PFOS及びPFOAの合算値で 50ng/ℓ)は、公共用水域等に適用されるものであり、水槽水に適用されるものではないが、処理対象を整理する上での指標として利用。
現在、薬剤については、「防衛省におけるPFOS処理実行計画」の目標達成に向け、鋭意、作業を進めているところです。また、水槽水については、これまで処理完了時期の目標は設定しておりませんでしたが、今般、令和6年度末までに処理を完了することを目標として設定し、今後の作業を進めていくこととしました。
2.令和4年度末までの処理の進捗状況について
(1) 薬剤
・令和元年度末の保有量:414,035ℓ
・令和4年度末の保有量: 63,652ℓ
・令和元年度末から令和4年度末までの間の処理量:350,383ℓ
※令和元年度末の保有量(令和2年8月18日公表)及び令和4年度末の保有量は、下記3の再調査で確認された薬剤を含んでいる。
(2) 水槽水
・処理対象とする水槽数:145水槽
・令和5年度以降に処理を計画している水槽数:62水槽
・令和4年度末までに処理した水槽数:83水槽
※処理対象とする水槽数には、令和4年7月時点で処理対象となった125水槽と下記3の再調査で確認された水槽(20水槽)を含んでいる。
3.薬剤・水槽水の保有状況等の再調査について
薬剤の処理を進めていく過程において、令和3年度末の保有量の調査で把握されていなかった薬剤と疑われるものが確認されたため、全ての駐屯地等を対象として、薬剤の保有状況の再調査を行いました。また、当該調査に併せ、過去に薬剤を使用していた可能性がある水槽水の保有状況についても再調査を行い、PFOS等の含有量を確認するための水質分析を行いました。
当該再調査の結果は、以下のとおりです。
(1) 薬剤
・再調査で判明した薬剤の量:34,392ℓ
(2) 水槽水
・追加の水質分析の対象となった水槽数:86水槽
・水質分析の結果、水環境中の暫定目標値を超過した水槽:20水槽
別紙第1:防衛省・自衛隊におけるPFOS含有泡消火薬剤等の処理・保有状況等について
別紙第2:水槽水の調査結果及び処理進捗状況
別紙第1:防衛省・自衛隊におけるPFOS含有泡消火薬剤等の処理・保有状況等について
令和4年度末の各基地等の処理量、保有量等の状況は下表のとおりです。
別紙第2-3
水槽水の調査結果及び処理進捗状況(航空自衛隊)
2023年10月6日 防衛省
施設名=小松基地、調査対象水槽数=15、
PFOS及びPFOAの合算値(単位:ng/L)
27、 900,000、 26、 170、 28,000、 710、 27、9,300、 1,100、 5.5、 22,000、 2.0、 19、 14、 20
「CHOKEN REPORT」(爆音訴訟調査研究センター、2024/5/13)や「沖縄県PFAS汚染マップと現状」(IPP Okinawa、2024/4)なども参考にした。
4月24日の北陸中日新聞は、小松基地内から流れ出る用水路から61ng/L(ng=10億分の1g)のPFAS(有機フッ素化合物)が検出されたと報じている。
調査地点は、A(園排水機場、園町地内)、B(石橋川石川橋、向本折町地内)、C(浮柳町墓地横水路)、D(2号排水路、符津町地内)、E(馬渡川馬渡橋、矢田町地内外)の5カ所である。小松市の調査結果を一覧表にすると、
防衛省のHPによれば、小松基地内の水槽は15カ所あり、PFASの調査結果が報告されている。
小松基地内の15カ所の水槽の所在と容量、その水槽からどのような経路をたどって、基地外の用水路に流出しているのか、防衛省のHP上では全く明らかにされていない。小松基地内から浮柳町墓地わきへと流れる用水路で検出されたPFASが、15カ所のどの水槽から流れ出てきたのかは不明である。
最大値は90万ng/Lであり、国が定める「暫定指針値50ng/L」の1万8000倍で、ものすごい濃度である。大量の水で薄めて、日本の暫定指針値50ng/L以下にして、基地外に流してきたのではないか。
PFASとは
PFAS(有機フッ素化合物)は焦げつかないフライパン、水をはじく衣類、化粧品、消火剤などに使われており、小松基地でも泡消火剤が使われてきたと思われる。PFASは土壌・水・大気で高い移動性があり、環境での残留性が高く、いくら濃度を薄めても排出することには問題がある。
PFASが含まれている水で育てられた農産物、その農産物を食べる畜産物、PFASが流れ込んだ海の海産物を長期間にわたって食べると、体内に蓄積されていく。PFASは化学的安定性があり、自然界では分解されず残存し、人体に取り込むと、微量でも発がん性、免疫不全、低体重出生、ワクチン効果の低下などの健康被害が生じるおそれが疑われている。
「FORBES JAPAN 公式サイト」(2023/7/9)によれば、PFASへのばく露は女性の受精能力の低下、妊婦の高血圧症、子どもの発育障害などにつながる可能性があることが明らかになっている。また、米環境保護局(EPA)によると、PFASはこのほか、前立腺がんや腎臓がん、精巣がんの発症リスクを上昇させたり、免疫機能を低下させたりする可能性もある。
2012~14年度にかけて、農林水産省がおこなった調査(トータルダイエットスタディ)によれば、魚介類、藻類、肉類でPFOAが検出されている。アメリカ科学アカデミーのガイダンスでは、PFASの血中濃度が20ng/Lを超えると健康への影響の可能性が高いと記されている。
処分方法については、「焼却が唯一の手段」といわれているが、環境省によると、米国内では焼却場で有害物質が発生することなどが問題となり、焼却処分が2020年から禁じられている(2023/11/26「東京新聞」)。「琉球新報」によれば、「自衛隊基地の泡消火剤は航空機火災などに使われるため、一般的な集合ビルなどで使われる製品より強い成分が含まれている」(2022/3/26)という。
騒音源と水汚染源
小松基地は相変わらず、形ばかりの報告をおこなったが、周辺住民を納得させる内容とはなっていない。必要なことは、住民による基地内調査である。
2002年12月23日に、「小松基地の航空機洗浄廃液処理装置から排出された廃液の分析報告書(2001年2月13日報告)を見まして、いくつかの点についてお尋ね致します」と、下記7点について質問をおこなった。
(1)小松基地全体で、くみ上げられている地下水の量は2001年度で254,424●ですが、航空機洗浄のために使用された同年度の水の量をお教え下さい。(2)戦闘機を洗浄した後の処理対象廃液は油分離槽→原水中和槽→原水槽→凝集槽→沈殿槽→上澄み液を放流するとのことですが、全体の配置及び大きさをお教え下さい。(3)原水中和槽に加える硫酸の量(2001年度分)をお教え下さい。(4)処理後の上澄み液はどこの排水溝を通って基地外に排出されているのですか。(5)機体洗浄に使われているクリーニングコンパウンドの成分を教えて下さい。(6)分析報告書(2001年2月13日)には、原水の分析結果が表記されていませんがなぜですか。(7)排水溝周辺で、環境に変化は起きていませんか。
以上の質問について、小松基地は答えることはなかったが、もっと執念をもって調査を継続すべきだったと反省している。
<資料> 小松市の調査結果
小松市内の小河川における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)を対象とした水質調査結果について。更新日:2024年05月13日
調査の概要
調査日 令和6年2月20日
調査地点および採水時間
採水位置図 地図情報は地理院地図(電子国土Web)より引用
・調査地点A. 園排水機場(園町地内, 採水時間:午前10:20~10:35)
・調査地点B. 石橋川石川橋(向本折町地内, 採水時間:午前11:35~11:50)
・調査地点C. 浮柳町墓地横水路(浮柳町地内, 採水時間:午前11:55~12:05)
・調査地点D. 2号排水路(符津町地内, 採水時間:午前10:50~11:05)
・調査地点E. 馬渡川馬渡橋(矢田町地内外, 採水時間:午前11:10~11:25)
対象物質
・ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)
・ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
調査方法および採水時の状況
・水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号)付表1(令和2年5月28日)に準じる方法
・但し、調査日の午前3:00~午前9:00にかけて小松市内で降水があった(1時間あたりの降水量は0.5mm~2mmの範囲であり、1日あたりの降水量は8mmであった)
調査結果
結果一覧 PFOS+PFOA 単位ng/L
調査地点A=40、調査地点B=9.0、調査地点C=61、調査地点D=5.5、調査地点E=6.6、暫定指針値=50以下
※指針値は水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(令和2年環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号)別表1に基づきます
※各数値は、組成別実測濃度の該当する分析結果の値を合計した上で、有効2桁及び切り捨て処理を行い算出しています
今後の対応
今回の調査地点5か所のうち、1か所が暫定指針値を上回っているので、調査は経過観察として継続していきます。
<資料>(お知らせ)令和5年10月6日 防衛省
防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理完了
予定時期等について
1.防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理完了予定時期
防衛省・自衛隊では、「防衛省におけるPFOS処理実行計画」を令和2年2月に策定し、保有するPFOS含有泡消火薬剤等(以下「薬剤」という。)の交換及び処分(以下「処理」という。)を令和5年度末までに完了することを目標とし、所要の作業を進めてまいりました。また、泡消火設備専用水槽水(以下「水槽水」という。)についても、水環境中の暫定目標値※を超過した水槽水を処理対象とし、その処理のための作業を進めているところです。
※ 水環境中の暫定目標値(PFOS及びPFOAの合算値で 50ng/ℓ)は、公共用水域等に適用されるものであり、水槽水に適用されるものではないが、処理対象を整理する上での指標として利用。
現在、薬剤については、「防衛省におけるPFOS処理実行計画」の目標達成に向け、鋭意、作業を進めているところです。また、水槽水については、これまで処理完了時期の目標は設定しておりませんでしたが、今般、令和6年度末までに処理を完了することを目標として設定し、今後の作業を進めていくこととしました。
2.令和4年度末までの処理の進捗状況について
(1) 薬剤
・令和元年度末の保有量:414,035ℓ
・令和4年度末の保有量: 63,652ℓ
・令和元年度末から令和4年度末までの間の処理量:350,383ℓ
※令和元年度末の保有量(令和2年8月18日公表)及び令和4年度末の保有量は、下記3の再調査で確認された薬剤を含んでいる。
(2) 水槽水
・処理対象とする水槽数:145水槽
・令和5年度以降に処理を計画している水槽数:62水槽
・令和4年度末までに処理した水槽数:83水槽
※処理対象とする水槽数には、令和4年7月時点で処理対象となった125水槽と下記3の再調査で確認された水槽(20水槽)を含んでいる。
3.薬剤・水槽水の保有状況等の再調査について
薬剤の処理を進めていく過程において、令和3年度末の保有量の調査で把握されていなかった薬剤と疑われるものが確認されたため、全ての駐屯地等を対象として、薬剤の保有状況の再調査を行いました。また、当該調査に併せ、過去に薬剤を使用していた可能性がある水槽水の保有状況についても再調査を行い、PFOS等の含有量を確認するための水質分析を行いました。
当該再調査の結果は、以下のとおりです。
(1) 薬剤
・再調査で判明した薬剤の量:34,392ℓ
(2) 水槽水
・追加の水質分析の対象となった水槽数:86水槽
・水質分析の結果、水環境中の暫定目標値を超過した水槽:20水槽
別紙第1:防衛省・自衛隊におけるPFOS含有泡消火薬剤等の処理・保有状況等について
別紙第2:水槽水の調査結果及び処理進捗状況
別紙第1:防衛省・自衛隊におけるPFOS含有泡消火薬剤等の処理・保有状況等について
令和4年度末の各基地等の処理量、保有量等の状況は下表のとおりです。
別紙第2-3
水槽水の調査結果及び処理進捗状況(航空自衛隊)
2023年10月6日 防衛省
施設名=小松基地、調査対象水槽数=15、
PFOS及びPFOAの合算値(単位:ng/L)
27、 900,000、 26、 170、 28,000、 710、 27、9,300、 1,100、 5.5、 22,000、 2.0、 19、 14、 20
「CHOKEN REPORT」(爆音訴訟調査研究センター、2024/5/13)や「沖縄県PFAS汚染マップと現状」(IPP Okinawa、2024/4)なども参考にした。