デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

2008年ドラフト

2008-10-30 22:37:55 | 阪神Tigers
今日はドラフト会議でした。
ただ、ほとんど予備知識がなかったので、誰が目玉なのか、タイガースは誰を獲るのか。
全くわかりませんでした。
結果、タイガースは通常の指名で4人、育成枠で3人を獲得。
ところが1位はまず狙っていた早大の松本選手を横浜と競合の末取れず、
さらに外れ1位の藤原投手まで楽天と競合して獲れず。
外れ外れ1位で奈良産業大の蕭(しょう)投手を指名という状況。
1位を2度外すなんて、どんだけ運が悪いんだよ…
真弓新監督就任早々、つまづきました。でもこれで悪運を使い果たしたともいえます。

その1位の蕭投手は台湾出身。
郭李、林威助と続く台湾出身選手の血を持った人が来ました。
さっきニュースでも見ましたがなかなかの面構えです。
ただ、むしろ私が期待してるのは2位以下。
2位で国際武道大・柴田選手、3位は早大(早大好きだね)上本選手、4位に九産大西村投手。
去年は上園、今年は石川と、ドラフト1位ではなかったのが活躍しています。
もちろん1位の選手にも頑張ってほしいけど、今のタイガースなら十分チャンスはあります。
期待しましょう。

一番の目玉と言われた東海大相模の太田選手は讀賣へ。
それはまあいいのですが、各球団に言えることですけど、
近年は鳴り物入りで入った高卒ルーキーの活躍は一部を除きもう一つです。
それどころか2年3年経っても出て来れないケースすら目に付きます。

最近では各球団もそうですし、
タイガースも以前書きましたが野原、去年の高浜は1軍の影すら踏んでいません。
指名時だけ騒ぎ立てるマスコミがアレなんですけど、
高卒ルーキーが活躍できていない現状はさんざん書いてきました。
もちろんマー君とかヤクルト佐藤とか凄いのはいますけどね。
ですから正直ドラフトの結果については何も言うことはないのですが、
指名されて入る選手諸君、頑張ってください。

讀賣以外はいかないと騒いだホンダの長野選手はその讀賣にフラれた末にロッテ。
どれだけの選手かわかりませんが、いきたい球団が必ず獲るかと言えばそれは違う。
なおそのロッテの1位は西武からの裏金で問題になった東京ガスの木村投手。
この木村投手は私と同郷。学校は違うけど、彼の実家までは車で15分ぐらい?
まあ、いろいろあったけど頑張ってもらいたい。

でもドラフトについて毎年さんざんその前後で話題になりますけど、
逆に言えばそのときしか話題になりませんから。
キャンプ始まってシーズン始まると、誰もドラフトなんて忘れますから。
正直どうでもいいです。その割に長文でした。

空耳ジャンパー出る

2008-10-29 23:20:33 | 音楽
そういえば先日金曜日のタモリ倶楽部『空耳アワー』で、
久しぶりにジャンパーが出ましたね。
わからない人のために書きますと、
外国の曲が日本語のように聞こえる、というのを投稿し、
その作品の出来によって、手ぬぐい→耳掻き→Tシャツ→ジャンパーと賞品が用意されているのですが、
ジャンパーはなかなか出るものではありません。
去年か一昨年に本当に久しぶりに出ましたが、それ以来です。
その作品はこちら。

【速報】空耳アワーでジャンパー獲得作品!!



破壊力はあまりありませんが、よく味わうとじわじわと面白くて、
ずっとニヤけてしまいます。
ちなみに空耳作品の数々はYouTubeに大量にありますので、ご覧ください。
ヘタなお笑いより全然笑えます。

10・25NOAH日本武道館大会観戦記②その他の試合。(長文)

2008-10-28 21:51:08 | プロレス
今日は2本立て。これが2本目。
書きたいことがたくさんありますが、
予告通りNOAH武道館の残りの観戦記をサクッと書きます。
ただ、その前に一言。
今月のsmart買ってください。表紙&付録がPerfumeです。かしゆかかわいいよかしゆか
でもsmartは私の年齢&ファッションにはややキツい…しかも590円もするとは…

WBCの監督問題、讀賣の腹監督だそうですね。
私はいつも書いてるように国際大会への興味が無いのでアレですが、
讀賣の監督、次はまだ未定っぽいんですよね。腹は3年契約の3年目だそうで。
腹続投が明言されていない…そんな中でのWBC監督就任。
星野批判も度を越した感が(もっとも糞2ちゃんねるだけですが)あるけど、
どうもこのあたりはよくわからんです。またこのあたりは詳しく。

さて、NOAH武道館残りの観戦記。
セミからいきましょうか。
ジュニアのためにセミに「降格」になったGHCタッグですが、
1度メインで発表されたのは4人へのとりあえずの配慮でしょうか。

で、この試合は先日も書きましたが、バイソンの負傷で一気に盛り下がり、
試合中も攻めても攻められても胸を押さえるバイソン、見てて辛かったです。
そしてそんなバイソンをいたぶり続ける挑戦者組。
特に負傷箇所を攻めることにかけては天才の秋山はさすがでした。
もはや王座移動は時間の問題…観客席はそんな雰囲気でした。
そしてバイソンからようやく彰俊にタッチが成ったら、今度は彰俊に集中砲火。
彰俊も蹴りまくって、非常に奮闘しましたが、秋山に捕まります。
そしてついに秋山がリストクラッチエクスプロイダーへ!
「あ~終わりか…」という雰囲気の場内。
ところが花道で力皇に捕まっていたバイソンが気力を振り絞ってロープ越えのダイビングショルダー!
これで秋山を吹っ飛ばすと、さらにバイソン・テニエルで秋山を潰す!
そして最後は彰俊がスイクルデス!これでカウント3!!

…と書くとまあまあ感動的に見えるんですが、
いや、確かにバイソンが負傷に耐えて頑張り、それが涙を誘ったんですが、
勝負タイムは13分59秒。GHCタッグとしては異例の短さ。
そして何と言っても実力的にはNOAHの中心と言っても差し支えない秋山があっさり敗北。
ヘンな見方かもしれませんが、メインのための時間調整代わりの試合でした。
おそらくですが、多くのNOAHファンは秋山の奪取→健介挑戦を望んでたと思うんですけど。
これで彰俊が挑戦なんですかね?
でも、唯一救いだったのは、各方面で書かれていましたが、彰俊のスイクルデスが物凄くキレイに決まったこと。説得力はありまくりでした。

第5試合は三沢・石森・マルビンに健介・中嶋・飯伏。
これは団体の長2人とジュニアの4人の絡みということで期待していて、
で、実際面白いところもあったんですが、
特にリッキー・マルビンの動きが他の選手とかみ合わず、動きが悪いというか、おかしい印象。
NOAH所属とはいえ外国人なので、何かは書きませんが、ちょっと余計なことも考えてしまうくらいでした。
飯伏の空中技もよかったし、石森もいつも以上にキレがあったし、
三沢のエルボーは飯伏に厳しさを叩き込んだし、健介はいつもどおり元気だったんですが、
ややバタバタと終わってしまった印象。最後も中嶋のデスロールでややあっさり石森が敗退。
少し期待はずれの試合でした。

第4試合以降は森嶋・杉浦にマッギネス・スティーブ。
まあ、森嶋の動きって、本当に客呼べますね。
ケツも凄かったが、今回は杉浦に自分を投げさせて相手に落ちる、という新ムーブも披露。
GHC転落もあったし、WWE入りも消えてないんだろうけど、モリシはモリシでした。
ガイジンコンビはダメでしたね。マッギネスは特に悪い。
ロープから場外に半分落ちかかってから戻って打つラリアットが得意技だけど、
ロープにもたれる際、わざわざ後ろ見るから動きが不自然。しかも細いからラリアットに説得力なし。
最後もスティーブがあっさりスギのジャーマンで敗北。

第3試合は田上・橋に高山・佐野。これもどうってことなし。
白GHCの王者橋の武道館凱旋でしたが全くいいところなし。
高山も田上も特筆すべきところはなし。
以前は高山も入場曲だけで観客を熱狂させたのに。一体どうなったんだろう。
完全復活へ向けてシングルやっていくとかの話も立ち消え。
前日ドンフライといろいろやったみたいだけど、正直今のNOAHでは…小橋がいないからかな。

第2試合は小川・金丸・鼓太郎-ダグ・ダニエルソン・青木。
これはもうやる前から小川組が分裂するのが目に見えて、で、実際その通りでバカらしかった。
特に小川と金コタがやりあうために相手チームがどうしたらいいのかわからず、困惑してました。
真剣にやればこの6人、素晴らしい試合だったのに、全てブチ壊し。でも期待通りといえばその通り。
途中少しだけ小川とダグの技術合戦が見れたのが救い。
コタが青木を沈めたけど、最後は小川が仲間のはずの2人を制裁。でも小川がジュニアに絡むといいなあ。

第1試合はヨネ・伊藤に健介オフィスの起田・宮原。
何もなし。あっさり終わって興行時間に貢献。
その他18時前に第0試合が2試合。これもまあ…特に…一応出さないといけないからかな…
ただ、いわゆる「ダークマッチ」という呼び方が定着している印象。
私の席周辺では「あー。ダークマッチやってんだ」という声が聞こえてきました。

さて、以上ですが、
今回はメインで60分。
ところが興行時間はいつも半で押したように3時間。
まあ、それはそれでいいのかもしれませんし、21時に終えることで、いろんな電車に間に合う人も出てくるから、
そこを考えれば悪いこととまでは言いませんが、
大会を3時間で終わらせるために、必要以上に試合時間を考えすぎた内容の試合が目に付きます。
選手は当然一生懸命やってるんでしょうが、今回で言えば第1試合は5分足らず、セミは上記の通り14分。
かなり「配慮」がされています。そうなると正直に書きますが興ざめする部分があるんですね。
「作られた」3時間と、「自然に」行われる3時間半なり4時間、
どっちがいいでしょう?
土曜なら17時スタートとかでもいいはずです。
以前は結構長いこともありました。長いということで週プロから批判もありましたが。
でも、必要以上に3時間にこだわることは無いと思います。
メインが20時ゴングだと、こりゃ60分だなあ、って子供でも感づきますよ。

でも今回はおとといも書いたけど、メイン入場時の爆破もあったし、
森嶋のバズーカ砲発射(Tシャツプレゼント)といった新しい試みも。
ファン・サービスには努めてましたね。のあのあクジには相変らず行列ができてるし。
あとは…客がどうすれば満員になるか、考えてほしいです。

以下、写真ですが、丸藤-KENTA戦から4枚です。右下の、疲れて腰を下ろす京平さんが印象的。
  

  
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武道館観戦記番外編・招待券?

2008-10-28 21:51:07 | プロレス
私はネットの匿名掲示板(ほとんど2ちゃんねる)のプロレス関係の書き込みはほとんど見ないのですが、
(あまりにバカバカしいのと、無価値なのと、無知なのと、プロレス見てないくせに書くため)
たまに見かけるもので非常に気になるのが、唯一、
チケットに関することです。
これは以前にも似たようなことを書いているのですが、
ネットの書き込みで、招待券をばら撒いている、だからあの客入り、ということを何度か目にしています。

確かに今、NOAH武道館に行きますと、
YFC(読売ファミリーサークル)の招待券引き換え、というところに大きな行列ができています。
(2階席入場口の右)
逆に一般の入場口はハッキリ書きますがガラガラです。
確かにあれだと、招待券で入っている人がすごくいるように見えますね。
事実、多いんだろうとは思います。
こないだはご丁寧にそのYFCの行列の写真を撮り、掲示板にUPした輩がいましたね。

で、そうなると、アタマの弱い人はだいたい「NOAHは招待券で席を埋めてる」とか、
「他にもタダ券ばら撒いているに違いない」とかそういうことを書くんですよね。

おそらくUインターの暴露本か何かで、「招待券」と「実券」というのが出て以来、
プロレスファンの間でもそのことはかなり話題になっています。
嫌いな団体を叩くとき、決まってこの「招待券」と「実券」は話題になります。
でも私は思うのですが、
それが何か問題なのでしょうか?
それ(招待券が多い)を掲示板に書く人は、NOAHの会社の収益を心配しなければならない事情でもあるのでしょうか?
招待券のことを取り上げてNOAHをバカにしたい事情があるのでしょうか?

いつも思うのです。
招待券をバカにする人は頭がアレなのではないかと。
そりゃあ実際にチケット買って入ったほうがいいのでしょうが、
招待券、もらったからって必ず行かなければならないでしょうか?
プロレス嫌いな人でも招待券あれば行くものですか?
私はNOです。仕事の関係で、ボクシングも、アメフトも、ライブも、チケットもらうことはありますが、
興味のないものにはたとえ無料でも一切行きません。
普通そうじゃないですか?ですから招待券で客が埋まってる=興味のある人が集まってる、
ということになるでしょう。
興味の無い人が、特にプロレスという特殊なジャンルのものを、いくらタダだからといって行きますか?

さらに、YFC(読売ファミリーサークル)はタダ券バラマキ所ではありません。
有料の会員登録をして、その上で年間何度かのチケット優待を受けられるものです。
(NOAH以外だと野球の讀賣戦、他各種イベントのチケットが手に入る)
ですから自分から進んで登録しないとチケットは手に入りません。
割安でチケットを求めて何が悪いのでしょう?
私は「よみうり」と名のつくものは全てが嫌いなので手は出しませんが、
同じようなのが他であったら活用したいものです。
そういうシステムであることを理解せずに、招待券、というかYFC経由で入る客が多いことを批判するのは、
どうなんでしょうね。

他の方のブログには、ネットの書き込みなんて気にすんな、と書いておきながら、
ここでこんな反論するのは情けない限りですが、
これだけは声を大にして言いたい(声じゃないけどw)ことなので書きました。

でもねえ、確かに全日本の頃とかは一般のチケットだけで席埋まってたと思うんですよね。
確かにちょっと残念なことではあります。
上記のように書きましたけど、実際武道館でYFCの行列を見ながら、人もまばらな一般の入場口を通るのは正直、アレですね。

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天皇賞ウイーク。

2008-10-27 20:44:11 | 競馬
NOAH武道館観戦記②を書こうと思いましたが、
諸般の事情により、明日にします。
今日はとある豪華パーティーに仕事で行き、しこたまうまいメシを食ってきました。
極楽極楽。
だから、というわけではなく、昨日夜ほとんど寝ていないからです。

菊花賞は◎は的中、オウケンブルースリの強い競馬を見れましたが、
やはりヒモが…
フローテーションは何度も何度もアタマをよぎったのですが、
1800までの馬だろうと思い込んでしまっていました。スペシャルWにリアルシャダイなのに。
買っておけば…全頭馬単流しでも儲かっていたのに…
悔しいですが仕方なし。
オウケンは本当に強い馬の勝ち方でした。
世代のレベルに疑問符はつきますが、直線広い府中ならまた好勝負するでしょう。
今週の天皇賞も空前の好メンバーになりそうですが、
JCではダービー馬と菊花賞馬の対決が見られそうです。

そして今週は天皇賞。
ウオッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイ、メイショウサムソン。
この4頭が揃い踏みしたら、印どうしましょう。
他にもアサクサキングス、ドリームジャーニー、タスカータソルテもいます。
豪華メンバー、期待しましょう。サムソンは出るのかね。
それにしても三浦皇成騎手、あなたは素晴らしい。
これからの競馬の歴史を変えていく騎手になりそうな気がします。
JRAもどんどん売り出して、第二の武を作っていかないといけないよ。

10・25NOAH日本武道館大会観戦記①メイン総括。

2008-10-26 23:59:52 | プロレス
昨日のNOAH10・25日本武道館大会の観戦記を簡単にいきます。
天気は曇り、多くのイベントがある土曜ということを考えれば、
客入りはまあまあかもしれません。
アリーナ、1階はよく埋まりましたが、2階席が半分(おそらくS席)まではぎっしり、
ところが昨日も書きましたが線を引いたように半分より上がガラガラ。
おそらくはNOAHファンはほとんど集まって、NOAH以外のファンは集まらなかったということなのでしょう。
ただ、丸藤-KENTAをもってしても満員にはできなかった、その事実は残ります。

さて、メインについてまず書きますが、
詳しく経過を知りたい人は、私が尊敬してやまないばーにんぐKさんのブログ、
太陽が見てるから
をご覧ください。非常に詳しいです。
おい、お前は経過を書くのを放棄すんのか、と思うかもしれませんが、私にそこまでの能力がなく…

まず、1つのハイライトは試合前にありました。
入場で、丸藤がいつものようにジャンプしてのリングインをすると同時に、四方のコーナーが爆発!
NOAHでは初めての演出だな~KENTAの時もかな~と思っていたら、
今度はKENTAが入場ゲートにゆっくり姿を現す。
そしてGHCジュニアのベルトを掲げると、今度はそこで入場ゲートから爆破音!
NOAHもこのダブルタイトルマッチを盛り上げてきました。
そしてリングで睨み合い、額をつける両者。
さらにコールの時も両者に大声援が降り注いだが、
何といっても一番大きかったのは「キョーヘー」コール。私も目一杯叫びました。
NOAHでは初の京平さんのレフェリングです。

試合の中からいくつか印象に残ったシーンを。
前回のベストバウトの時は、2人が動きに動いたため、見る側の頭脳を完全に超越した攻防だったのに対して、
今回は両者ともややじっくりいった感じがあります。
特にグラウンドでの締め技なども多用していました。
丸藤の変型コブラクラッチはいつタップがあってもおかしくなかったし、
KENTAの腕極め卍固めもいい感じで入っていました。
ただ、結果としてその締め、固め技が多かったことが、60分につながったことは否定できませんね。

ロープワークも見所でしたね。
特に中盤あたりでKENTAが1度丸藤の先を行くような動きを見せ、進化してるなあという印象。
ここではKENTAの膝蹴り、丸藤のアックスボンバーが決まり、五分でした。
途中丸藤が膝蹴りを出してきたのには驚きましたが。

残念だったのは場外戦。
特別ルールで10カウント制だったため、
正直、思い切った場外戦ができませんでした。花道を使った攻防も一切なし。
しかも、場外カウントがなかなか始まらなかったり、
始まってもいつしか止まっていたり。このあたりは正直見てて違和感がありました。
そんな中でも丸藤の場外ブレーンバスター、鉄柵超えケプラーダ、コーナーからのデットリードライブなどは、
KENTAに大ダメージを与えていきました。
KENTAは場外戦はやや劣勢でしたが、エプロンの丸藤に飛び膝蹴りを食らわしたのには驚きました。
丸藤が放送席まで吹っ飛んでいったのはインパクト大でしたね。
終盤でもKENTAはコーナーから場外へ何か技を狙っていましたが丸藤に切り返されました。
ただ、ハッキリ書きますが、場外10カウント制は何も生み出しませんでした。
2人の攻防の幅を狭めただけ。PWFルールなら仕方ないのかもしれませんが、2度とやらないでほしい。

それと京平さん。
NOAHのリングに上がって初ののレフェリングでしたが、
以前全日本で見たときよりも、やや悪い意味で目立つようになっていました。
ロープエスケープしてるのにロープを蹴るのも、意味ないし、昔はやってなかったはずです。
そのため、特に序盤は失笑が起きたり、ヤジが飛んだりしていました。
それが和田京平なんだと言われればそれまでですが、
ただ、途中から京平さんも抑え気味になっていったので、
2人に集中することができましたが、あのままやたら目立つ動きをされていたらと思うと…
正直NOAHには不要なレフェリーです。
上記の場外カウントの不透明さもありました。あのトシで60分動くのはさすがですが、昨日一度限りでもう結構です。

さて、話を試合に戻しますと、
序盤は両者がそれぞれ主導権を握り合い、
中盤はお互い激しく動き、
終盤は消耗戦、というのが大まかな流れでした。
私は60分やるだろう、という前提で見ていたため、あまり退屈には感じなかったですが、
当然観客の中には寝技や締め技を退屈に思った人もいるかもしれません。
そして時間が過ぎていく中で、「決める気あるのかよ!?」という声もチラホラですがありました。
事実、大技を出してもなかなかフォールにいかない(いけない)ところも勝負にいってない、と思わせるものでしたね。
KENTAは割りと大技を出しましたが、丸藤の不知火は通常版とその場版のみ。
それがあったら丸藤だったかも…逆にKENTAは手が尽きた感も。

ですが、そういう(決める気がないのか?という)声、気持ちを掻き消したのが終盤の攻防。
特にKNETAが2発go2sleepを決め、丸藤が最後の最後の最後で変型ポールシフトを出したところは、
これはイッたか!?と思わせるシーンがありました。
私は上記の通り、60分やるだろうと思って見ていましたが、
心の片隅では「実は決着つくんじゃね?」という思いがあったのも事実。
それを大きくさせてくれる終盤の攻防でした。

結局60分フルタイムドロー。
それだけを見れば確かに残念ですが、
私の心臓は60分、いや前後も合わせると数時間。
ずっとドキドキしっぱなしでした。
この2人には見るものの気持ちを高揚させるものがあります。
こんな気持ちは前回2006年のこのカード以来でした。

「60分できるようになりたいって、レスラーならまず思うんだよ」
というのはジャイアント馬場さんの言葉です。
馬場猪木は言うに及ばす、鶴田も長州も藤波も、
そして四天王と呼ばれた三沢、小橋、川田、田上も60分の試合をやってきました(シングルかタッグかはともかく)。
その域に彼らが追いついたわけです。
しかも激しい動きをするジュニアでです。
これだけで私は賞賛の価値が大いにあると思います。

いつも書いてるようにガチだヤオだは子供が言うことですが、
ひょっとしたら今回は60分、お互いにそう思ってリングに上がったのかもしれません。
でも、60分はやろうと思ってもできるものではありません。
それをやり抜いた、しかも物凄い攻防の末にやり抜いた。
本当に素晴らしいと思います。
その事実だけでもう、ベストバウトの資格十分だと思います。

プロレス界の未来はこの2人に託しましょう。
それだけの価値がある60分、極上の1時間でした。

他のカード、及び写真は明日以降に。

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69回菊花賞。

2008-10-26 00:10:17 | 競馬
競馬は菊花賞。
皐月賞馬、ダービー馬不在。
前哨戦神戸新聞杯の連対2頭が不在。
もう1方の前哨戦は勝ち馬が神戸新聞杯3着馬に負けてる馬。
そして先週の秋華賞が大荒れになったせいか、
こちらも荒れそう、いや「荒れてくれ」ムード。

こうなると、むしろ予想は王道を行ったほうがいいのかと思ったが、
◎オーケンブルースリはすんなり決まったものの、相手がわからない。
オウケンについては神戸新聞杯が明らかな前哨戦仕様。
内田博騎手が手の内を隠して、最後直線だけで競馬したのに3着。
本番を見据えて走っていたのはこの馬ぐらいではないのか。
「押し出された一番人気」なんていわれるけど、そもそも押し出される対象になるだけでも大したもの。
気性面とやや外の枠は内パク騎手がどうにかしてくれる。
本来なら2000~2400ぐらいがベストなんだと思うけど、
最近の菊は2400ぐらいのようなレースになるので、むしろいいのではないか。


ただし、絶対の信頼が置ける◎なのかというとそうでもない。
そして荒れそうなことを考えると、ヒモはちょっと捻りたい。
○はメイショウクオリア。京都2勝はこの馬だけ、落ち着いて走れば逆転も。父も菊花賞馬。騎手もミラクル菊花賞ジョッキー。
▲マイネルチャールズ。実績では最右翼だが、何で札幌使ったかなあ。勝つところは想像できないけど、馬券にはなりそう。
☆は爆穴ミッキーチアフル。逃げて逃げて粘って粘って、ができれば面白い。
△は結構人気になったスマートギアだが、1800でしか勝ってないのが…
△にあとダイワワイルドボア。セントライト組はあまり来ないが、力はある。

配当的にどうかわからないが、
◎から馬連流し。オッズを見て馬単往復に切り替える組み合わせもあるかも。
まああと反則だけど、夢馬券でフローテーションとノットアローンの馬単往復。

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NOAH武道館。極上の60分。

2008-10-25 23:32:35 | プロレス
NOAH日本武道館大会行ってきました。
結果を書くと、GHC&世界ジュニアヘビー選手権ダブルタイトルマッチは60分フルタイムドロー。
観戦記は明日にでも。

うーん、欲を言えば決着をつけて欲しかったですが、
ある程度「プロレス」というものを知っている人ならば、
今日は60分やるであろうというのはある程度想像つくんですよね。
ですが、プロレスは勝負事であると同時にショーでもあります。
60分やるのはいいけど、その中で何を見せてくれるのか。
それが大事でした。
そういう意味からすれば、
丸藤とKENTA、
あなた方、最高でした。
心の底から興奮しました。ありがとう。


ただし、上記の通り、プロレスはショーであると同時に勝負事です。
決着をつけられなかったことは、やはり残念です。
最終盤、KENTA2発のgo2sleep、丸藤の変型ポールシフトと言うべき新技、
それらを出してきたことから考えても、勝負に行っていたのはわかりますが…
決着がつかなかったことで、全ての観客を満足させたかと言うと、
そうでなかったと思います。
私も、感動はしましたが、満足かと言われると正直微妙です。
ケリはつけてほしかったのが正直な本音です。

それでもこの2人が今のプロレス界で最高の試合をしたことは間違いありません。
60分戦い抜ける体力、衰えない技のキレ、そして何より強靭な精神力。
これが遺憾なく発揮された、間違いなくNOAH今年のベストバウト。
この2人と同じ時代に生きて、プロレスを好きであったことを誇りに思います。
プロレス、やっぱり最高です。

残念だったのはGHCタッグ。
バイソン・スミスが負傷で本調子でなく、結末もややあっさり。
個人的には秋山奪取→GHCシングル挑戦、というのを見たかったのと、
試合内容的にももう一つだったことから、やや不満が残りました。

プロレスはやっぱりヘビー、ヘビーのぶつかり合いが一番、
そういう声は多く聞きますし、私もそれがベストだと思っていますが、
現実問題として、ジュニアを超えるものを今のNOAHヘビーが出せていません。
ヘビーに頑張ってもらわないと、いつまで経ってもNOAHの切り札は「丸藤-KENTA」になってしまいますよ。

詳しくは明日の観戦記で。ただ、他の試合はこれといって…
観客はアリーナ、1階、2階途中までぎっしり。ところが線を引いたように2階A席がガラガラ。
まあそれは仕方ないんじゃないですかね。
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明日はNOAH武道館/古都!!

2008-10-24 23:55:56 | プロレス
いよいよ明日です。
NOAH日本武道館大会。
丸藤-KENTA。
NOAHが、というよりプロレス界としての切り札カード。
これを見ずしてプロレスを語るわけにはいきません。
とにかくナマで。
どうしても見れない人はG+もしくは日曜夜のNOAH中継で必ず見てください。
結末はどうなるのか全くわかりません。
とにかく、2人が身体と頭脳の限界に挑む、そんな試合になると思います。
2006年のベストバウトを取った試合から2年。
あの時も心の奥底から魂が震えた試合でしたが、
今年はそれを上回るものを出してくることでしょう。
期待します。

そしてアンダーカード6試合も絞ってきました。
一昨年の丸藤-KENTA戦はそのほかのカードがひどかったとここでも書きましたが、
今年は出場選手を大幅にカットし、所属選手でも欠場が多いカード編成。
だからこそいい試合を!
そしてセミに「降格」になったGHCタッグ。
バイソン・スミスが体調不良で、東スポでは返上とか書いてますが、事実ここ2試合は欠場。
現時点ではタイトルマッチは予定通り行われるようですが…
やるからには素晴らしい試合を!特に丸KENに「もっていかれる」ことを絶対に許せない秋山に期待。
そして飯伏も登場。NOAH所属になれないならせめて武道館定期参戦を。

とまあ、楽しみです。天気もどうにかなりそう。
クライマックスシリーズもあります。競馬もあります。いろんなイベントもありますが、
みなさん、プロレスの素晴らしさを明日の武道館で確認してください。

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昨日は東京ドームで讀賣-中日戦を観戦。
外野席2列目ということで、野球を堪能するには最高の場所でした。
平田のホームランがすぐ近くに飛び込んできましたよ。
タイガースがその場にいないことは残念でしたが。
今季の野球はこれで見納めでしょうかね。

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明日からは秋の福島競馬も開幕、秋競馬真っ盛りです。
そして、明日の京都10レースは「古都ステークス」。
このブログをずっとご覧になっている方はよくご存知でしょうが、
一昨年、去年となぜか古都ステークスについて書いています。
当然、「古都といえば古都ひかる」って書いてるんですが。
古都ひかるチャン、どうしているんでしょうか…何度も見てます(←何を?)

ただ、施行時期が変わってしまい、
ここ数年はずっとマイルCSの前のレースだったんですが、
なぜか今年はこの時期に。条件、距離等は去年と一緒なんですけど。
さて今年も錚々たるメンバーが揃いました。
ネームバリューではズバ抜けているニュービギニングにフサイチジャンク。
菊花賞に出られなかった無念を晴らすかアインラクスにキングスエンブレム。
夏の上がり馬シゲルタックにハギノプリンセス、ハリーアップ。
1600万としては本当に魅力的なメンバーになりました。
勝ってステイヤーズ→有馬、なんて馬が出てきたら最高なんですけど。
狙いは54㌔の3歳馬、Kエンブレムにアインラクス。

菊花賞予想は明日です。

オレンジのタオルは持ってないよ。

2008-10-22 22:26:50 | プロレス
セ・リーグCS第2ステージ、第1戦は中日が取ったようですね。
我らがタイガースを乗り越えて東京に行った以上、どうにか讀賣を降してほしいです。
ですが、
私は明日讀賣の手先(?)になることとなってしまいました。
私の上司が猛烈な讀賣ファンで、このシリーズも観戦にいくのですが、
明日一緒に行く予定であった方がキャンセルになったので、
私に声がかかったわけです…

しかも席は、
ライトスタンド2列目。
よくまあそんな席が手に入ったなあと上司にびっくりなんですけど、
ひょっとしたらテレビに映るかもしれませんね。
ま、今までの野球観戦では基本的に外野スタンド(ナゴドの上段はあるけど)で見たことはないので、
どんな景色なのか見てこようと思います。
当然、応援するのは中日ですが(笑)

今週はあとNOAH日本武道館大会、日曜は菊花賞。
NOAH武道館は試合順がやはり入れ替わりました。
丸藤-KENTA、どこまでもどこまでも闘いそうです。
60分でも100分でもやってもらいましょう。
観客の想像力を上回る2人の創造力に驚くこととなるでしょう。

そして今回はセミですがGHCタッグもあります。
いずれのタイトルマッチにも言えることですが、
正直2試合とも、

どっちが勝つかわからないのです。

今までも多くの試合で、「こっちが勝つだろうな」というのがあったり、
「流れ」的にこっちの勝ちだろうな、とかいうのはあったんですが、
これが全くわかりません。
そういう意味でも楽しみです。