11・27NOAH有明コロシアム大会観戦記、試合篇です。
まずはメインからいきましょう。
開始前から場内にはKENTAへの声援が圧倒的でした。
ただ、どうなんだろうか、個人的には少し前の「NOAHを変えてくれ!」との思いよりも、
階級を超えて戦うKENTAへの純粋な応援の気持ち、が強いように感じました。
このメインのリングにGHCヘビーへの挑戦者として立つ、それだけでも十分NOAHを変えてきました。
私は元々いい試合を見たい人間なので、
特にKENTAに肩入れするでもなく、潮崎にヘビーの牙城は守ってほしいとは思っても、
潮崎への声援ばかりでもなく、といった感じで見てました。
KENTAはニュートラルコーナー2つでTシャツにサインして投げ入れる大サービス。
神々しささえ感じましたね。カリスマになりました。
試合は序盤から張り手合戦があり、のっけから刺激的な雰囲気に。
そして早い時間でKENTAの1発が入って潮崎の動きが悪くなる、という状況。
しかし潮崎はチョップで打開、KENTAも負けじと蹴りまくる。
長いツアーの後とはいえ、両者のコンディションは悪くなかった。
KENTAは割と早い段階でSTFに行ったと思ったら、どうやらどこかで足を痛めた模様。
それでグラウンドを使ったのだと思う。結果、その足の状態が最後まで尾を引いた。
それにしても両者の気迫が伝わる内容、必死で戦っている…丸藤復帰にも、秋山の三冠にも、
または1週間前にリーグ戦を制した森嶋にも、第3試合に追いやった小橋にも…
それらとの戦いもあったと思った。特に9月の後楽園のメイン後でこの2人と杉浦のマイクで、
プロパー3人で盛り上げていく決意を感じたが、あれから2ヶ月、
非常にいい雰囲気でその3人+森嶋が絡んできたと思う。
KENTAと丸藤のような試合は「奏でるプロレス」と思ったが、この2人は「ぶつかるプロレス」。
割と打撃系、打ち込む系の技が多い両者、そういえばこの日スープレックスは少なかったな。
中盤、流れをつかんだKENTAはgo2sleep。
これは2度決まったが、いずれも3カウントならず。かつて潮崎の顎を折ったが、
この日は少し当たりも浅いような…潮崎はgo2sleepは一度だけ回避して2度受けた。
やはり足の状態がKENTAの切れを削いだか…打撃に関してはベストとは言えなかったか。
そして潮崎が再三流れを断ち切ったのがラリアット。この日は左でも打つ執念ぶり。
やはりヘビーの重さは違う!KENTAもかなり受けていたが徐々に圧力差が出る。
中盤での袈裟切りチョップは気迫もあって場内どよめき。
さらに攻める潮崎は2度目のトライでムーンサルト。
キレイに決まってさあカウン…
!!
なんと完璧に決まったムーンサルト受けた下からスルスルと潮崎に絡みつくKENTA!
場内のどよめきと歓声!!そう、gameover…
いやいやいや、潮崎振り払う!!
(ちなみにgameoverは「GAME OVER」と書かれているけど、自分は「gameover」と書きたい。どうでもいいけど。)
KENTA、勝機を逸した!
それでも食らいつくKENTAだが、それを振り切ったのはやはり豪腕。
特にKENTAとの張り手合戦(これもとんでもないものだったが)の後、KENTAが張り手で押し込むか!?
と思われた後に見事なタイミング出てきた一撃に場内驚愕!!
振りぬいた腕が、左右の違いはあるがまるでハンセンのよう。
これで一気に潮崎ラッシュ。ゴーフラッシャー、そして至近距離からのラリアットも凄まじいものだったが、
KENTAは3カウントを許さない。場内はかつて武道館で体験したような、
声援が渦巻いてゴーゴーいってる状態に。それもあってか四天王プロレスを見ているようだった。
KENTAの粘りもあったが最後は変形リバースDDT。ややボム系の技のように落として3カウント。
やっと終わった。KENTAの挑戦も終わった。
もちろんまだまだ続くんだけど。ひとまず、今年のNOAHのGHCヘビーは終わった。
見事な試合だった。頭から落とす技がそんなになかったのが違う部分で、
あとは気迫とか流れとか、粘りとか1発の強さとか、四天王時代に近いものを感じた。
もちろん追いついてはいない。潮崎にはまだまだ注文もある。
でも、今年最後のビッグマッチは締まった。この2人でやり切ったところに価値があった。
東スポのベストバウトは選考人が決めりゃいいけど、私がナマで見た中では候補の1つ。
試合後には妙なテンションの森嶋が場内、そして潮崎の呼びかけに応えて登場。
変なマイクで挑戦表明。大阪での挑戦です。
セミでは秋山準の三冠統一ヘビー級選手権に太陽ケアが挑戦。
しかし今日はここでタイムアップ。明日以降、また改めます。
まずはメインからいきましょう。
開始前から場内にはKENTAへの声援が圧倒的でした。
ただ、どうなんだろうか、個人的には少し前の「NOAHを変えてくれ!」との思いよりも、
階級を超えて戦うKENTAへの純粋な応援の気持ち、が強いように感じました。
このメインのリングにGHCヘビーへの挑戦者として立つ、それだけでも十分NOAHを変えてきました。
私は元々いい試合を見たい人間なので、
特にKENTAに肩入れするでもなく、潮崎にヘビーの牙城は守ってほしいとは思っても、
潮崎への声援ばかりでもなく、といった感じで見てました。
KENTAはニュートラルコーナー2つでTシャツにサインして投げ入れる大サービス。
神々しささえ感じましたね。カリスマになりました。
試合は序盤から張り手合戦があり、のっけから刺激的な雰囲気に。
そして早い時間でKENTAの1発が入って潮崎の動きが悪くなる、という状況。
しかし潮崎はチョップで打開、KENTAも負けじと蹴りまくる。
長いツアーの後とはいえ、両者のコンディションは悪くなかった。
KENTAは割と早い段階でSTFに行ったと思ったら、どうやらどこかで足を痛めた模様。
それでグラウンドを使ったのだと思う。結果、その足の状態が最後まで尾を引いた。
それにしても両者の気迫が伝わる内容、必死で戦っている…丸藤復帰にも、秋山の三冠にも、
または1週間前にリーグ戦を制した森嶋にも、第3試合に追いやった小橋にも…
それらとの戦いもあったと思った。特に9月の後楽園のメイン後でこの2人と杉浦のマイクで、
プロパー3人で盛り上げていく決意を感じたが、あれから2ヶ月、
非常にいい雰囲気でその3人+森嶋が絡んできたと思う。
KENTAと丸藤のような試合は「奏でるプロレス」と思ったが、この2人は「ぶつかるプロレス」。
割と打撃系、打ち込む系の技が多い両者、そういえばこの日スープレックスは少なかったな。
中盤、流れをつかんだKENTAはgo2sleep。
これは2度決まったが、いずれも3カウントならず。かつて潮崎の顎を折ったが、
この日は少し当たりも浅いような…潮崎はgo2sleepは一度だけ回避して2度受けた。
やはり足の状態がKENTAの切れを削いだか…打撃に関してはベストとは言えなかったか。
そして潮崎が再三流れを断ち切ったのがラリアット。この日は左でも打つ執念ぶり。
やはりヘビーの重さは違う!KENTAもかなり受けていたが徐々に圧力差が出る。
中盤での袈裟切りチョップは気迫もあって場内どよめき。
さらに攻める潮崎は2度目のトライでムーンサルト。
キレイに決まってさあカウン…
!!
なんと完璧に決まったムーンサルト受けた下からスルスルと潮崎に絡みつくKENTA!
場内のどよめきと歓声!!そう、gameover…
いやいやいや、潮崎振り払う!!
(ちなみにgameoverは「GAME OVER」と書かれているけど、自分は「gameover」と書きたい。どうでもいいけど。)
KENTA、勝機を逸した!
それでも食らいつくKENTAだが、それを振り切ったのはやはり豪腕。
特にKENTAとの張り手合戦(これもとんでもないものだったが)の後、KENTAが張り手で押し込むか!?
と思われた後に見事なタイミング出てきた一撃に場内驚愕!!
振りぬいた腕が、左右の違いはあるがまるでハンセンのよう。
これで一気に潮崎ラッシュ。ゴーフラッシャー、そして至近距離からのラリアットも凄まじいものだったが、
KENTAは3カウントを許さない。場内はかつて武道館で体験したような、
声援が渦巻いてゴーゴーいってる状態に。それもあってか四天王プロレスを見ているようだった。
KENTAの粘りもあったが最後は変形リバースDDT。ややボム系の技のように落として3カウント。
やっと終わった。KENTAの挑戦も終わった。
もちろんまだまだ続くんだけど。ひとまず、今年のNOAHのGHCヘビーは終わった。
見事な試合だった。頭から落とす技がそんなになかったのが違う部分で、
あとは気迫とか流れとか、粘りとか1発の強さとか、四天王時代に近いものを感じた。
もちろん追いついてはいない。潮崎にはまだまだ注文もある。
でも、今年最後のビッグマッチは締まった。この2人でやり切ったところに価値があった。
東スポのベストバウトは選考人が決めりゃいいけど、私がナマで見た中では候補の1つ。
試合後には妙なテンションの森嶋が場内、そして潮崎の呼びかけに応えて登場。
変なマイクで挑戦表明。大阪での挑戦です。
セミでは秋山準の三冠統一ヘビー級選手権に太陽ケアが挑戦。
しかし今日はここでタイムアップ。明日以降、また改めます。