デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

池袋演芸場へ行ってきました。(2回め)

2014-11-30 00:47:50 | weblog
このブログでは、去年3月の「寄席『池袋演芸場』へ行ってきました。」という記事が非常に人気なのですが、
その時以来1年8ヶ月ぶりに池袋演芸場へ行ってきました。11月16日のことです。

ちょっと仕事でいろいろあって、「最近笑いが不足してるなー」と思ったので、
これは行かねばと。しかも出演者もなかなか豪華。同日のプロレスリング・ノア横浜ラジアントホール大会をパスして、池袋へ。
池袋は職場もあるので定期券で往復(笑)

夜の部、17:00からの回を目指しましたが、以前行ったときに前座が17時より前に始めていたのを思い出し、
結構早めにいきました。結果大正解。昼夜連続で観る人も多かったようで、
16:45ぐらいで既にほぼ埋まっていました。

そう、あの池袋演芸場が超満員だったのです。
小さいホールです。何かと言われる池袋演芸場ですが、出演者の豪華さもあってかお客さんぎっしり。
100名ちょいぐらいのキャパですけどね。前回とは大違いだ・・・

なので、これから行こうという方は、人気のある噺家さんが出るときは早めに行くほうがいいです。
昼夜入れ替え無しなら、昼から行くのもありです(夜がお目当ての場合)。
この日は昼には林家三平、林家ペー、夜には何と言っても柳家喬太郎がトリを務めるとあっての大盛況だったと思います。
昼には柳家三三が出た日もあったようです(11月中席の間)。

演芸場入り口脇のチケット売り場でチケットを買って、地下へ向かう階段を下りていきます。↓写真。


階段なりエレベーターなりで下りて、入り口のところで入場券をもぎってもらい、
今日の番組表を受け取ります。


今日の夜は11人。名前が入ってない前座さんも含めると12人。前座含めて4時間。笑いの海に溺れてきました。
座りっぱなしなので腰や足は痛かったけど・・・自分は備え付けの座席だったからよかったけど、パイプ椅子の人はタイヘンだっただろう。
クッションとか持ち込む人もいましたね。

16:45ぐらいに前座が始まり、大体17:00から本編?がスタートとなります。
以下、出演者さんとその感想を少し。
前座さんはいかにも前座、って感じで。噺が長いのいはいいとしても、少し沸かなかったかな・・・

そういえばこの日、初めて聞く噺ばかりでした。ホール落語だと結構かぶることが多いんですけどね。
本編開始は柳家喬の字、面白かったですが実は印象無し。
林家彦いちは前はテレビでも結構出ていましたよね。さすがの面白さでした。
次いで色物はホンキートンクの漫才。いやー、寄席に来るとこういうテレビでは見れない面白いコンビが発見できるのがいいですね。
息もピッタリ、ネタも非常によく出来ていて、このコンビのファンになりました。むしろ、テレビには出ないでほしい。
次の五明楼玉の輔は初めて。面白かったです。この人は、いやこの人も現代噺。結構現代・新作噺が多い日でした。

次の柳家はん治も現代噺。熟年夫婦のあるある、を1人ボケツッコミみたいな感じで見せる、ベテランらしくさすがの芸でした。
色物2つめは花島世津子という結構歳のいったおばさまのマジック。紐を使ったマジック。派手さはないが年季の入った芸に拍手。
(拍手、ってカードを出して拍手を求めていましたね)
その次は柳亭市馬。テレビではほとんど見ませんが私は大物だと思っています。夏に朝日名人会を見た時もいました。
ハキハキした語り口、芸に精進している様子が非常にわかる人です。枕も控えめに噺をじっくりと聞かせるタイプ。素晴らしい。

19:00頃に中入り。狭いトイレには行列。
その後に柳亭左龍。今日の大トリ喬太郎とも組んでいろいろやっていますね。私は初めてでしたが面白かった!!
酔っ払いがどうの、って噺だったと思うのですが、面白すぎて、年に何度もない「笑いすぎて肩が痛い」になりました。
2人でお酒を飲んでる酔っ払いが主人公で、隣の部屋に田舎侍がいてそれが大騒ぎする噺なんだけど、
この田舎侍が途中で下手な歌を歌うシーンがあるのですが、1年12月の様子を月ごとに歌うんだけど、
1月2月の時点でもう狂いそうなくらい笑ってしまい、この6倍聞かされたらマジで死ぬぞと思いました(歌はあと出てこなかったので助かったけど)。

柳家小満んはベテラン。前にここに来た時もいました。噺がおなじみ「時そば」なんですが、私はこの噺は古典の基本だと思っています。
高校生の時、学校の「芸術教室」で二ツ目の人がやった記憶があります。だから私の初落語はこの「時そば」なんですね。
これは落語知らない人でも聞いた事あるかも。それをベテランの小満んが丁寧に語っていきました。面白かった。

トリ前には林家正楽の紙きり。この人も前にここに来た時もいました。リクエストに応えて切りますが、さすがですね。
テニスや合合傘、「紙きりをする正楽」なんてリクエストにも応えていました。

大トリは柳家喬太郎。30分ぐらいの持ち時間でしたかね、たっぷり笑わせていただきました。
間抜けな泥棒が盗みに入った家で同業の女性泥棒の策略にまんまとハマってしまい・・・
喬太郎は女性をやらせると非常にうまい。笑いっぱなしでした。さすが人気が出るのがわかりますね。
そして個人的な話ですが、オチがスパーンと理解できたため非常に後味がよくなりました(笑)


実に3時間半以上。たっぷり寄席を楽しみました。
書いているうちにまた行きたくなりましたよ。
しいて難を言えば、演目がわからないことですかね。ホール落語とかだと終了後ロビーに貼り出されているけど。
自分が見落としているだけかな?


でも、出てきた人の中で誰かが「あのホール落語の、S席だA席だのピリピリした雰囲気に比べるとこの寄席ってのはこの雰囲気がいいですよね」
って枕で言ってたけど、その通りですね。ホール落語も悪いわけじゃないけど、寄席、とりわけ池袋演芸場の温かい雰囲気、
これはたまりません。そしてたくさんの人を一度に観られる。色物もある。とにかく楽しい時間でした。
また行きたいですね。他の3つの寄席(浅草演芸ホール、鈴本演芸場(上野)、末廣亭(新宿))もまだ行ってないけど。

堅苦しい場ではありませんので、是非多くの人に行っていただきたいと思います。
人気の噺家さんが出ないと、結構空いてると思うけど(笑)それでも、誰が出ても楽しめることは間違いないです。

2014ジャパンカップ。日本馬は豪華。

2014-11-29 23:49:11 | 競馬
ジャパンカップです。
外国馬は申し訳程度に3頭参戦。来年から賞金額が上がるようだけど、
どうなんだろう、JCの魅力はもう外国馬にはないのではなかろうか・・・
騎手はよく来る時代になったけど・・・

それに対して日本馬は豪華なメンバー。
これは楽しみです。しかし馬券になるのは3頭のみ。
JCは5歳の連対や勝利もあるにせよ、やはり3歳か4歳、そして近年の傾向は牝馬強し。
となれば軸としてはもう、この1点しかない。
◎ハープスター
○デニムアンドルビー

斤量差のぶんハープを上位としたが、デニムも昨年ハナ差で2着の実績がある。
ハープは調教が良くなかったことが気がかりだが・・・川田の意地をここで見せてほしい。
デニムは天皇賞を叩きに使った。相変わらずの末脚はあるので、そこに期待。

▲はジェンティルドンナ。5歳牝馬の秋である分割り引いたが、候補に変わりはない。

牝馬3頭による決着が濃厚とみる。
ただし、イスラボニータ、フェノーメノは押さえたい。
今年のダービー馬ワンアンドオンリーは当然怖いのだが、菊花賞から1ヶ月、どれだけ状態が維持されているか。

エピファネイアはスミヨンになって、距離も伸びて当然怖い。しかしこのJCの舞台でどこまで我慢できるか。
外国馬ならアイヴァンホウ。久々に斤量理論を持ち出すが、60キロ背負って2400のドイツG1を勝っている。
タイムは全くダメだが、57キロなら羽根が生えたように感じるのではないだろうか。

牝馬以外の、名前挙げた馬たちは3連系買うときの押さえに。

爆穴なら唯一確実に逃げると思われるサトノシュレンしかいない。鉄砲実績もある。

良いJCを。

11・24プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記。大熱狂でした。

2014-11-26 23:06:18 | プロレス
行ってきました後楽園ホール。
3連休、土日は福島へ旅に出ており、帰ってきた月曜は夜のNOAH。
充実した3連休を締めくくりました。

お客さんもよく入ったほうです。北側にカーテンはあったものの少し後ろの位置にあり、
南側は割と埋まり、最近寂しい時もあった東西もよく入っていました。満員発表は違うだろ、と言いたいけど(笑)
でも、あのグローバル・リーグ優勝決定戦を見たら、そりゃ行きたくなりますよね。
さらに新日本のライガータイガーも登場、彼らを応援する人も多かったです。

18:30開始、21:20頃終了、プロレスを満喫した秋の夜。
南側最後列から、後楽園ホール全体を眺めて観ていました。

第1試合から簡単に振り返ります。
まずは小川vs北宮vs熊野の3WAY。若い2人が小川に向かっていく姿勢はよかった。それをいなす小川。転がす小川。
小川ワールドと言っていいでしょう。最後は小川が熊野をバックドロップ、さらに北宮をその熊野の上でDDT。
うつ伏せで熊野の上に落ちた北宮。小川はその北宮の上からフォールしてカウント3。小川が勝利!!
・・・と思ったらアナウンスは北宮の勝利!!面白すぎました。オチまでつけた小川のある意味完勝。取ったのは北宮だけど(笑)
ところで練習生はどこへ行ったのでしょう。




第2試合はストームvsペサディーヤ。ストームのラリアットは重さが伝わってきていいですね。腹のテーピングもなかった。
ペサがひどかったですね。何をやってもお客さんが沸かない。沸かせられない。あれでカネ取るなと言いたい。
場外へのプランチャがほぼ足から着地したような格好に見えた・・・ダメだなあ。ストームの50cmウデで終了。
↓これはストームのナガタロック2。突貫型に見えて結構器用なところも見せますね。



第3試合はスペル・クレイジーvsザック・セイバーJr.。
これが極上でした。期待通り、いや期待以上の内容。まず第2試合の2人と組ませたりせずにシングルにした人を表彰したい。
そして内容たるや・・・クレイジーが日本語をいつも以上に織り交ぜて盛り上げ、場内を一気に暖める。
ザックはそんなクレイジーの腕を華麗な動きで取っては極め、これで場内のどよめきを引き出す。
クレイジーも場外では飛び、ザックも客席でクレイジーを痛めつける。攻防がわかりやすくて説得力ありまくりで、
さすがこの2人の技量は違うなと思わせられました。楽しくて激しくて美しくて盛り上がって。そういうプロレスです。
投げる、飛ぶ、蹴る、関節極める、プロレスの良いところがすべて詰まった試合でした。
全てのレスラーの手本となるでしょう。そしてお客さんを盛り上げて終わる。いつまでも観ていたかった試合。
20分マッチ、終盤やや引き分けの雰囲気が強く出て、観客も引き分けだろうな、の空気になったのは惜しまれるけど、
こういうプロレスが見れたことを本当に幸せに思う。素人玄人ノアファンの人もそうでない人も、みんな楽しめるプロレス。


惜しみない拍手が2人に贈られていました。楽しかった!ザックはNOAHの宝。本当に宝。クレイジーの試合はお客さんが沸く。必ず沸く。


ただ、最後にクレイジーがマイク持って感謝を述べて、四方礼をしたのが、普段やらないだけに気がかりでしたね。


第4試合は「TMDK」マイキー&シェインvs「超危暴軍」森嶋&マイバッハ。
これはTMDK祭り!!かつてはこのカードがGHCタッグだったこともあった。それが後楽園の休憩前。
でも4人の意地がぶつかり合った好勝負に。そしてTMDKが素晴らしかった。とりわけシェインの華麗なムーブ、驚異の身体能力、
これらには場内はどよめきにも似た歓声が。いつものコーナーアタックもモリシを放り投げてから谷口に背面アタック。
素晴らしいTMDK、最後もレフェリー激突の合間にさすまた持ち込んだ超危暴軍を誤爆させ、2人でさすまた持ってマイバッハ倒し、
さらに必殺のサンダーバレーが完璧に!!場内大爆発、勧善懲悪としても、TMDKの能力観覧としても、最高でした。
もちろん全て受け切った超危暴軍ヘビー2人も悪いところは一切なく、マイバッハのコーナーラリアットはド迫力でした。
それにしてもTMDK、最高です。第3試合の2人共々、NOAHには欠かせないレスラーたち。来年はぜひベルトを!!

この日のベストバウト、と言ってもいいかも。南側通路にも来て激突してた。シェインがお客さんの飲み物飲んでた。うらやましい・・


TMDKは終了後、シェインがマイクを持って「ワンモアタイム!ワンモアタイム!」「モウイチド!モウイチド!」
と叫び、お客さんもそれに応える。
タッグベルトへの並々ならぬ執念、気持ちを現しました。
そういうアピールまでカッコいい。お客さんの支持もブ厚い。絶対にNOAHに必要な2人です。

恒例の写真撮影タイム。ベルト巻くぞポーズもありました。何度も言います、最高ですTMDK。



第5試合からは有コロのGHC戦の前哨戦3つ。まずはGHCジュニア、原田&彰俊&玄藩vs小峠&石森&勝彦。
これも面白かったですね。原田と小峠がこれでもかとぶつかり合い、「少しやりすぎじゃね?」ってくらいまでやって、
それでいて他の4人の輝きがまったく消えてないという、見る側としては実にたまらない試合でした。
彰俊と勝彦は横浜でのシングルが高評価、それを後楽園に持ち込んで魂の蹴り合い、
石森はいつも通りの華麗な動きで魅せてフィニッシュも取り、玄藩は己の道を往き、なんとこの日は2度玄藩太鼓!私ははじめて!!
太鼓はいずれも失敗して、2度目はコーナー上で勝彦のデスロールを食らい、石森の450°を食らって玉砕だったけど。
こういう6人タッグをやらせたらNOAHは本当に面白い。地方興行なんかだと鉄板の盛り上がりをする。
そしていつもそういういい試合の中には石森か勝彦がいる印象。勝彦と彰俊のお互い座らせての蹴り合いは楽しかったな。
さて原田と小峠、大阪プロレスからのヒストリーがついに有コロで頂上を迎えます。
この2人、チームも立場も違えど、向いてる方向が一緒なんですよね。そして2人にしかわからない世界がある。
前哨戦やインタビューを通じてどんどん期待値を上げていっているとも思う。有コロは期待して良さそうです。
どちらが取るか読みにくいシチュエーションというのもいい。終わったらどっちが立ってるのか。楽しみ。


↓原田と小峠のマッチアップ。この日はやや小峠が手数で上回ったか。しかし原田も堂々受けて立ってた。



第6、7試合はその前の調印式から始まってすぐ試合。GHCジュニアタッグ前哨戦2つ、大原vsタイガー、拳王vsライガー。
ざっとこんな感じです。
調印式→コメント求められた大原が「コメントなんかいらない、戦いにきてんだ、さっさと始めようぜ」と挑発→机蹴り上げキレる大原。
→第6試合スタート、タイガーの蹴りと関節技の前に大原手が出ずタイガー勝利→第7試合スタート、拳王とライガーが攻防繰り広げるも、
→場外戦でぞれぞれに大原タイガー加勢して収拾つかなくなりノーコンテスト無効試合→延長(再試合)求める声が場内や選手からも。
→双方ここでのタッグ戦をアピール→西永さんが控え室に行って戻ってきたらなんと田上登場!
→「田上裁定」で再試合をタッグで開始!!→竹刀誤爆からタイガーが拳王に勝利、タイガー奇跡の1日2勝。

こんな感じでした。まあ、ハッキリ言いますがつまらなかった。
大原はあれだけライガタイガのキレ芸のこと言ってたのに自分が先にキレたし、
試合は大原も拳王も押されっぱなし、というか試合作れず緊張の色が見て取れたし、
タイガーと拳王というみちのく出身者の攻防はそこそこよかったけど、
ていうか田上登場は初めてじゃないか、そういう点はよかったけど、
何で有コロでやる試合を今ここでやるのよ。意味がわからない。じゃあ再試合にベルト賭ければよかったんだ。
さらに終了後のタイガーのマイクがあまりに的外れ(突然大原を褒め始める)で観客全員が静まり返るし、
新日本ファンのヤジも近かったせいもあって腹立ったし、有コロへの何かのフラグが明らかに立ったし、
まあ残念でした。ライガーだけが大人な対応だったように思います。写真も撮ってない。
でも、あくまでも本番は有コロ。そこで決着がつきますね。楽しみです。


メインはGHCタッグ。王者杉浦&田中vs挑戦者丸藤&ヨネ。
前半に素晴らしい試合が続き、セミでは荒れに荒れた展開になったし、やりにくかったとは思うけど、
メインがしっかり締めたという点においては良かったと思います。
そして丸藤と杉浦の前哨戦という面もある中で、思いがけずヨネ祭りになったのも良かった。
とにかくヨネの奮闘が光りました。丸藤が抑え気味になる中、ヨネはここ約4ヶ月で2度目のタッグ挑戦。燃えてました。
王者組・弾丸ヤンキースの激しい打撃を真っ向から受け止め、自分も必死の攻撃、特に無限往復ラリアットは良かった。
新生マッスルドッキングにいけず勝利の目が逃げても、ヨネは挫けず、打たれては打ち返し、耐えては吠えて、
ヨネここにありとしっかり魅せました。こういう見せ方ができるのはいいですね。お客さんの沸き方も半端なかった!
丸藤はいつも通りでしたね。こちらは良くも悪くも前哨戦モードでした。最後は杉浦のオリンピック予選スラムにヨネ堂々の玉砕!
王者組は強すぎます。昼にはゼロワンのNWAインターコンチタッグの防衛戦したばかりでしたがスタミナも無尽蔵。
終了後のインタビューでは「朝9時から後楽園ホールにいて、12時間ぐらい一緒だから愛が芽生えそうでした」と杉浦。
チームワークも最高ですね。笑顔もたくさんのインタビューでした。
そして杉浦は有明コロシアムでの勝利も宣言。強い杉浦、これで2大会連続でメインを締めました。

↓メイン開始前。


↓試合中、通路奥で試合を観ていたシェイン。青いシャツです(わかりにくい)。


↓攻撃されるヨネ。でもこの日のヨネは輝いていましたヨネ~


↓終了後にはTMDKが挑戦表明。弾丸YとTMDK、何度でも何度でもやってほしい。お互いに認め合う、称えあうチーム。


↓インタビューの様子。笑顔が多かった。お客さんもみんなハッピーなエンディング。


↓今まで誰もやったことないことをやると言っている王者組。二冠王のまま越年なるか。とにかく、強いです。



以上です。不満もあるにはあったけど、トータルでは大満足です。TMDK最高。
いい大会を、いい試合を見せてもらいました。もっとお客さんには入ってほしいけど。
さて、次はいよいよ12月6日17:00、有明コロシアムです。
是非!観に行きましょう。いま、NOAHは本当に面白い。それを感じられるはずです。


プロレス ブログランキングへ

高倉健、逝去。

2014-11-18 22:53:56 | weblog
高倉健さんが亡くなりました。83歳。
もうそんなになっていたんですね、若く見える人でしたが。

私は映画は見ないので健さんの映画のことはあまりよく知りませんが、
少しだけテレビで、遺作となった『あなたへ』を見たことがありました。

その時思ったのは、
「これは完全に土田世紀の世界だ!」
ということです。
土田世紀は私が好きだった漫画家です。一昨年若くして亡くなりました。

もちろん、生まれは圧倒的に健さんのほうが早いし、
土田世紀が高倉健の世界を漫画にした、といったほうが正しいですが、
高倉健の映画を見ない自分には、そういう見え方をしたのです。

人の立ち居振る舞い、セリフの発し方など多くの部分で、
土田世紀は高倉健をモデルにしていたように感じます。
特にヤクザ漫画がそうです。土田世紀といえば『編集王』『ギラギラ』『同じ月を見ている』などが有名ですが、
ヤクザ漫画もかなり描いています。

短編『鐘』では、刑務所から出てきた主人公が、妻の働くラーメン屋に行き、
「ビールとカツ丼」を注文するシーンもあります。
他にも明らかに高倉健をモデルにした男なども出てきますね。

天国で2人が会うことがあれば、いいですね。

ご冥福をお祈りいたします。
日本を代表する映画スターがまたひとり、いなくなりました。

2014エリザベス女王杯。

2014-11-15 21:40:59 | 競馬
女王杯は過去何度か当たってるけど、相性がよくないレースには変わりない。
ほとんどのレースの相性がよくありませんけどね(笑)

簡単にいきましょう。
常識的にはヌーヴォレコルト、ショウナンパンドラ、ラキシスの三つ巴に、
前哨戦勝ったディアデラマドレ、牡馬相手に好走のアロマティコあたりが絡む形。
まあ、その5頭で書いた順に◎○▲△△でいいと思うんだけど、
それではつまらないので、
先行が予想されるヴィルシーナとブランネージュ、その後ろにホエールキャプチャと前の馬、
さらにルメールが乗るキャトルフィーユ、ここで復活レッドリヴェール、
こんな感じでどうだろうか。

有力馬が軒並み同じような位置取りになりそうなのに対してこの5頭は前のほうにいける。
というわけでこの5頭のBOX。三連複でいいでしょう。

問題はメイショウマンボなんだけど、京都でこその馬が前走京都で大敗ってのはどうも・・・
これであとスマートレイアーとかに勝たれたらお手上げ。でもさすがに追い込み馬の外枠はキツイ。

一応しるしは、
◎ヴィルシーナ
○キャトルフィーユ
▲ブランネージュ
△ホエールキャプチャ
△レッドリヴェール

以上。穴狙いです。
やる気がないので(笑)

爆穴☆はフーラブライド。酒井って買わないと来るから。

11/12 BUCK-TICKライブハウスツアー2014@EX THEATER ROPPONGI(セトリ・ネタバレ有)

2014-11-13 23:23:06 | 音楽
行ってきました!水曜の夜!六本木!!
ツアーの正式なタイトルは「TOUR 2014 metaform nights ~或いはアナーキー~」と言いますが、
いつものホールツアーの後に行われるライブハウスツアー、スタンディングツアーです。

会場のEX THEATER ROPPONGIは私は初めて行きました。BUCK-TICKとしても初使用ですね。
六本木の中心部から近く、ヒルズの向かい側にあります。
オープンが去年11月。新しいキレイな建物でした。フロアが地下にあるので地下室からメロディーが。
音響は素晴らしく、アニイのドラムがドッカンドッカンきてました。

コインロッカーもたくさんあるし、両替機もあるし、いい会場ができましたね。
広さはそれほどでもないです。1700人収容。でもクローズした渋谷AXと同サイズの会場ができてよかったです。
ただ、フロアの前と後ろに段差があり、後ろからも良く見える反面、微妙な空気の違いも感じました。
それにしても程よい暑さで空調もきき、快適だったし、音も光も私にはギリギリOKでした。

仕事があったのでフロアに入れたのが結局18:50頃。元々1400番台でしたが(笑)
それでも後ろのほうはいくぶん隙間もありましたね。私にとってのいい位置は確保できました。後ろのPAブースの脇ぐらいで見てました。
場所については結構苦労してきただけに(過去の記事参照)。
余裕でステージ全体が見渡せたのですが、PAブースにあったカメラ?のために今井さんがやや見えにくい。
あと、メンバーの足もとは見えなかった。男女比は95対5ぐらいでしょうか(笑)
また後ろのほうはさほど熱心ではないファンがどうしても多くなるため、盛り上がりは前方ほどではなかったのですが、
私にはそんなこと関係ありません。歌い踊り狂ってきました。

19:05ぐらいの開演、21:10頃の終演だったでしょうか。2時間余り。

最高でした。

音に、メンバーに、セトリに。

感謝したい。

セトリが良かったですよ!!

まずICONOCLASMとデビルンのコラボはホールツアーの逆バージョン。いきなりアイコノっていいですね。
ファントムかボードレールで歌詞間違えた櫻井氏。この日は妖艶さが際立ってましたね。ホールよりよく見えたから、ってのもある。
そして「踊れ踊れ」との煽りからきました独壇場Beauty!!これはやっぱりライブでこその曲。
踊る流れはまだまだ続いてLIMBO。ライブハウスでより激しさが増す。

続いてきたのがMAD。いつか武道館で聴いて感激して以来。
この曲、まず今井が動かずに無表情であのギターリフを。そしてユータも不動で無表情。これはBOOWYの松井を思い出した。
星野、櫻井もほぼ動かない。狂気を歌った曲なんだけど、この5人の不動スタイルが逆に狂っている怖さを出しています。
サビ前の大合唱もいい感じ。この曲聴けただけでも価値がありました。

衣装ではユータのチェック柄のがかわいかったのと(アンコールではボーダーのTシャツも着てた)、
今井が髪型がQUEENのブライアン・メイを連想させるものでした。櫻井は身体にぴっちりしたキラキラした服としか書けない私の表現力。
他もホールツアーとは違う雰囲気にしてきましたね。

あと櫻井、どこかで「みなさん、六本木の誘惑に負けないように」
「・・・負けてもいいさ」
というMCも。負けてもいいさの前に小さく「フッ、」と入っていたようにも思える。
六本木の誘惑じゃないよー負けてるのはBUCK-TICKの誘惑だよーそんな曲もあるよーーーー


そこからしばらくはアルバム曲のON PARADE。
サタンの前には櫻井、「Rain,Rain,Love,Love,Sex,Sex,セーーーックス!!」と御発声。
スタンドマイクもしごきまくり、仮面も使い、本編はとにかく妖艶でしたな。
世界は闇で満ちている、masQue、宇宙サーカス、ONCE UPON A TIMEときて、
メランコリアの前には「ダンスフロアにします」的なことを言ってから「エレクトリア」と言って、
メランコリア -ELECTRIA-が。うーん、いいですね、どっちのバージョンも好き。
実はこのアルバム曲のあたりで、仕事上のイヤなことを思い出してしまって、気持ち的にノレなかった、とかは要らぬ情報ですな。
でもアルバム曲も全部やったね。いいアルバムだからアルバム曲並べられても何の不満もない。


さてここで一旦アルバム曲は終わり、櫻井が何か煽ると始まったのは真っ赤な夜!!
燃える!!そしてこれは私がBUCK-TICKを初めてナマで見た時の記念すべき第1曲目!!さあ、真っ赤に染まって本編クライマックス!
続いて絶界!!このライブ、忘れるなよ!と聴こえる!星野のアコギも最高!!
本編最後の前に櫻井MC。
「今日みんなと騒げて楽しかったです。これからもずっと続けたいよね。では最後はこれで盛り上がってください・・・悪の華。」
オーディエンスの歓声たるや!!いつか武道館で聴いて以来だ悪の華!!
フロア全体で大合唱!!!やっぱりこの曲は凄い!!さんざん盛り上がって孤独を叩き潰して本編終了。


アンコール1つ目はアルバム曲。ここでDADA DISCO登場。アンコールでやるとまた雰囲気違う。櫻井が今井の後ろに立つ。
NOT FOUNDでは1番のBメロの入りを櫻井間違う。ちなみにBメロのファルセットは今回やっていない。
形而上流星、無題と美しい曲を続けてアンコ1終了。無題のパワーは凄い。凄すぎる。


今回アンコール1も2もさほど待たずにスタート。
先に入ってきたユータがオーディエンスに手拍子を要求!そして今井が写真撮影!!
2はまずSURVIVAL DANCE。あとおそらく2つだろうなと思ってたりしたら、櫻井が、
「天使は誰だ? ライ麦畑でイキっぱなしの天使は誰だ? 悪魔を殺した天使は誰だ?」と始める。
うひー!!これはまさにそのまんま!!
(櫻井)「天使は・・・・?」(観客)「誰だ!!」のコール&レスポンスのようなものがあってからあのギターリフ。
もう恍惚リボルバー状態ですよ。この大好きな曲を聴けて、最高に突き抜けました!!動機が要るか?理屈は抜きだ!!
拍手喝采!これがラストショー!!!

そこから櫻井最後のMC「今日はどうもありがとう、みんなカゼひかないようにね」との優しい言葉。冬に向かう東京ですからね。
大ラスにはPHYSICAL NEUROSE!!この曲は意外だったけどライブハウス向き!!若い!!
オーディエンスみんなで腕を振り上げてrun mad!!こんなノイローゼなら歓迎!!
凄まじい盛り上がりを見せて終了。


最高のライブでした。いや、いつも最高なんだけどね。
いいライブでした。他の言葉が思い浮かびません。
楽しかったし、メンバーも楽しそうでした。
そして、他のライブハウスも行きたくなりましたよ!!どうしてくれる(笑)お金ないのに(笑)
というかチケットもない、あとはヤフオク様ですかね、てか非FT会員の自分、いけるのは12月14日のZepp Tokyoぐらい。
その後、12月29日は恒例の日本武道館。もうチケット先行予約しました。当たれ!!

写真を2枚・・・といってもこちら↓はEXシアター入り口。何がなんだかわからない(笑)


そして会場で配られたフライヤーの数々。


以上です。


 
<2014.11.12 EX THEATER ROPPONGI set list>

1.ICONOCLASM
2.Devil'N Angel
3.PHANTOM VOLTAIRE
4.ボードレールで眠れない

5.独壇場Beauty
6.LIMBO
7.M・A・D

8.サタン
9.世界は闇で満ちている
10.masQue
11.宇宙サーカス
12.ONCE UPON A TIME
13.メランコリア -ELECTRIA-

14.真っ赤な夜
15.絶界
16.悪の華

EN1
17.DADA DISCO -GJTHBKHTD-
18.NOT FOUND
19.形而上 流星
20.無題

EN2
21.SURVIVAL DANCE
22.天使は誰だ
23.PHYSICAL NEUROSE

茅ヶ崎に足を向けて、『希望の轍』を聴きに。

2014-11-11 21:47:29 | weblog
さる11月3日、神奈川県の茅ヶ崎へ行ってきました。
我が町武蔵小杉から湘南新宿ラインで1本。40分弱。

茅ヶ崎といえばサザンオールスターズ、桑田佳祐の出身地。

何をしに行ったのかといえば、最大の目的は、「茅ヶ崎駅のホームで、サザンの『希望の轍』を聴くこと」でした!
つまり、駅の発車メロディですね。最近それが始まったとニュースで見て、これは行かねばと。
そしてそれは茅ヶ崎に電車が着いてすぐ達成されることに!(そりゃそうだ)
まずは自分の乗ってきた電車の発車、そしてすぐに反対方向の電車もやってくる。
さすが東海道線、ひっきりなしに電車はやってきます。10分15分もいれば上り下りで結構な回数聴けました。

上りの東京方面行きがイントロの部分、下りの平塚方面行きがサビでした。
上りのほうは普通に駅の発車メロディーっぽくていいですね。
曲の流れる時間は列車ごとに違いますが、時折繰り返しになることも。

そしてその様子をスマホで撮って(録って?)きました。
このために初めてYou Tubeに投稿しました(gooブログだけでは動画UPができない)。質は低いですけど・・・
下りのほうなんてアタマ少し欠けてしまいましたが・・・お聴きください。

[茅ヶ崎駅上り発車メロディ]希望の轍イントロ


【茅ヶ崎駅下り発車メロディ】希望の轍サビ



希望の轍は本当に好きな曲。カラオケでもほぼ毎回歌います。
ずっと、忘られぬメロディライン。

以下、当日撮ってきた写真です。

茅ヶ崎の駅名表示板。ホーム自体の幅は広くありません。取材クルーがいましたね。


特急「踊り子」が通過していきました。夢を乗せて走る線路。


15分くらい歩いて、海に出ます。「サザンビーチちがさき」と名づけられたビーチです。遠くに烏帽子岩が見えます。


波は結構ありましたね。サーファーの方もいました。そして暑かった!11月なのにさまよう夏の日はかげろう。


サザンビーチといえばこの「C」のモニュメント。人が立っておりました。


サザンのCDのジャケットにも使われたこの「C」。海側から。


しばらく海を眺めてました。潮の香りと波の音は、人間が海からやってきた生物であることを思い出させてくれます。


この日は「湘南国際マラソン」が行われていました。海沿いの道(エボシライン?)を走るランナー。右は海です(見えにくいけど)。


さらに、海岸の近くにはサザンがライブを行った茅ヶ崎公園野球場。どうやってライブをやったのか、すごく気になりました(笑)
そんなに広いわけでも、観客席がたくさんあるわけでもない、何より球場周辺が広いスペースがあるでもない・・・
この日は少年野球が開催されていたので、しばらく見ていました。3、4年生ぐらいかなあ。その上もいたかなあ。


この後駅近くでラーメンを食べ(これは失敗・笑)、ホームで『希望の轍』が流れる中、
茅ヶ崎に背を向けて、東京方面へ向かいました。
おしまい。

11・8プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記。死闘のメイン。(9日のイベントも)

2014-11-09 21:16:23 | プロレス
(最初に書いておきますが長文です)
行ってきました。曇り空の東京でしたが後楽園ホールは熱かった!

さすがにこの日は満員。バルコニーにもよく入りましたし、やはり満員だと雰囲気が違います。
南側にポツポツ空いてるところもあったけど、あれ年間シートの席じゃないのかな?
確信はないですけど。何で来ないのだろうか?

それはさておきこの日はB席が前売りから早々に完売、
自分にしては珍しくA席5000円にしましたが、その価値はありましたね。
やっぱりリングに近いところで見ると迫力が違うし、歓声も奥よりはよく聞こえますね。
1度でいいからリングサイド最前列で観たいな。。SEMでは1度あるけど(ラゾーナ川崎)。

大会は全11試合、ほぼ3時間の興行でした。
席についたらもうオープニングが始まっており、18:30には第1試合の入場開始。
進行は試合も含めて極めて巻きで行われました。最初から簡単に振り返ります。


第1試合では丸藤vsシェイン。まあ、タイトルマッチでもいいカードがここですよ。




試合はテンポが速く進み、シェインのトペ、エプロンへの投げなどが決まり、丸藤も不知火で反撃するも、
シェインは強烈なダイナミックボム!!ラストライドの要領で高々と抱え上げ、丸藤の身体が思いっきりリバウンド!!
しかしボムバレーデス狙いを丸藤が回避すると、虎王を2発。これでシェインがKO負け・・・・残念。2勝5敗だなんて・・・
来年はシェインがGHC巻く姿を見たい。絶対に見たい。今年の悔しさを来年に爆発させてほしい。
丸藤は3敗もしてリーグ戦終了。調子が良いと見えただけに残念。


第2試合は彰俊vsカバナ。

彰俊の厳しい攻めとカバナの陽気さと相反する内容でしたが結構締まってました。
彰俊の滞空ブレーンバスター、カバナの脳天エルボーとありましたが最後は彰俊がスイクルデス、しかしカバナブロック!
そこから仰向けの相手の足に自分の足を引っ掛けて自分は前に倒れこむ、「カバナ固め」で電光石火の3カウント!!
大喜びのカバナ、呆然とする彰俊。カバナ、さすが元NWA王者。結構面白い試合でした。


第3試合では中嶋vs関本。この日の公式戦ではこれが一番内容的によかった。


始まる前の会場の期待感も凄かったしね。その期待を上回る内容だったと思います。勝ったほうが優勝決定戦へ前進。
勝彦は敢えて蹴りを封印したように見え、関本に対しエルボー、チョップで挑んでいっていたようにも見えます。
関本は相変わらずのド迫力の攻めでしたが、凄いのは勝彦と比べても機動力が遜色ないこと。動きも俊敏です。
そんな2人の技術と体力と気迫が混ざり合った攻防には酔いしれました。ここはNOAHのリングだけど、そんなん関係ないぐらい。
勝彦はコーナーの関本への浴びせ蹴りなどで攻め込むもののジャーマン以外に決定打が出せず、
最後は関本のラリアット、ぶっこ抜きジャーマンの前に敗れます。勝った関本もダメージは大きかった・・・
とにかくこの2人はお客さんが沸く試合ができる。それが2倍、いやそれ以上になり、極上の試合でした。
終わって倒れこむ両者。ジャーマンは強烈でした。



第4試合は森嶋vs小島。かつてのGHC戦@両国ですね。
まあ、途中で超危暴軍が介入したことで冷めてしまいました。悪い試合じゃなかっただけにね。
最後は森嶋のバックドロップ。小島脱落、関本がAブロック勝ちあがりとなりました。森嶋勝てば関本進出なので、
関本ファンは森嶋応援していましたね。マイクの時に隣の席の人が拳王に「誰だよ!」って言ってた。知らなかったみたい。
知らないのは仕方ないけど、それをわざわざ言いますか・・・苦笑
あと、小島が勝って小島のAブロック勝ち上がりを予想していた人も多いと思うけど(自分もだけど)、意外と言えば意外な結末。

いっちゃうぞバカヤローの時。マシンガンチョップ、ローリングエルボーも出してた。小島はノア好きなんだな。


大原の「ドンが大事なこと2回いっちゃうぞバカヤロー!」からのかかってきなさい×2の超危暴劇場。この日2回行われました。



第5試合はヒーローvsストーム。NOAH愛にあふれるガイジン2人。ストームはテーピングが痛々しい。
ヒーローは緑コスチューム、エルボー、セントーン、さらにロープ使って回転してエプロンに立つ三沢ムーヴも披露。
お客さん口々に「三沢だ、三沢だ」。
しかしストームも消化試合ながら奮闘しました。終盤は盛り上がった。優良ガイジンです。ヒーローのエルボーから、
最後はストレッチプラム!これは川田技。こういうところがうれしいですね。継続参戦も希望。NOAHはずっと呼ぶべし。



第6試合は田中将斗vsマイキー。田中は連戦でハードな試合が続きタイヘンだったと思うけど、それを全く感じさせない。
マイキーはシングルでもいいところを見せている。永田にも勝ったし。ゴツゴツした2人の攻防は見事でした。
エルボー合戦で場内ヒートアップ、田中のスーパーフライも完璧、マイキーの低空ラリアットもズバリ。
最後は田中のスライディングDをマイキーがかわすと強烈なマイキーボム!これは田中も効いたと言ってたが、3カウント許さず。
ならばとマイキーはムーンサルト。ブルーベンジェンスと名がついたこの技で田中から3カウントの大殊勲。田中を1歩後退させます。
それにしてもリーグ戦を通して田中の気迫、プロレスは凄かった。全レスラーが見習うべきものが田中にはある。まだまだNOAHに上がってほしい。


終わってノーサイド。タッグでも激しかったし、結構手が合う2人なのかも。



第7試合は永田vsヨネ。こうなるとなんとなく先が見えてくるが・・・
しかし強かったのが永田。ヨネを圧倒し、決勝は永田と関本なのか?!と思ってしまうほどに。
場外エクスプロイダー、大中西ジャーマン、そしてバックドロップ。何から何まで永田の気迫と技が上回ってました。
それでもヨネは挫けなかった。特に永田の攻勢を止めた足をなぎ払うようなローキックはあまり見られないもの。これは良かった。
その後の側頭部への蹴り、そしてロープ無限往復からのラリアット、キン肉バスター。なんと永田をヨネが止めました。
いい試合ってよりも永田の強さとヨネの意地とがぶつかり合った内容。この2人も結構手が合うんですヨネ~



さてこれでBブロックは8点の4人のうち田中と永田が敗れて、残るはマイバッハと杉浦のみ。
公式戦最終試合で勝ったほうがBブロック勝ち上がり。うーん。うまくできている(笑)

第8試合はその杉浦vsマイバッハ。2人とも決定戦に進んでも休む時間があまりない、だからかそれ以外の理由か?短期決戦に。
マイバッハがパワーで押し込みマイバッハボムを狙うも杉浦が回避してなんとフロントネックロック!
さらに1度後方に回転してグイグイ締め上げる、久々に見せるスギのこの技!かつてこれでKENTAを破ったことも。
マイバッハをなんと1分54秒で締め落とし、Bブロックから優勝決定戦進出!!秒殺劇に場内歓喜!!いやー、さすが杉浦。
この結果、杉浦vs関本の優勝決定戦に決まりました。



第9試合、第10試合(セミ)はジュニアによる8人タッグとタッグマッチ。写真なしです。
拳王&大原&北宮&熊野なんてうまくいくのか、と思ったら、超危暴の2人は熊野と北宮を働かせる展開。
相手の小川&ザック&クレイジー&ペサディーヤの早いタッチワークの前に翻弄される若い2人。
しかし大原と拳王が出てきては風景も一変、さすがGHCジュニアタッグ王者。最後は拳王のドラゴン1発でペサをピン。
試合内容としては全然でした。ひどいと言っていいレベル。最後に拳王大原がGHCジュニアタッグに向けたマイクで締め。
拳王は友達3人連れてこいと。いいこと言った。大原のムイ・ビエンは反応したお客さん多し。

セミのほうは正統派のタッグ対決、原田&玄藩vs石森&小峠。原田と小峠が12・6有コロの前哨戦、激しくやりあった。
玄藩は玄藩太鼓とツバ攻撃で、石森は玄藩に度々股間を掴ま・・・いや、華麗な動きで魅了。それなりに面白かったです。
小峠がキルスイッチで玄藩に勝利、原田と小峠の前哨戦はこれからも続きます。有コロは勝敗が読めないな・・・
あと、この試合は開始前に玄藩がマイクを始めると、睨み合っていた原田と小峠がゴングを待たずにはじめてしまうという新しいパターンも。


メインはグローバル・リーグ2014優勝決定戦。
杉浦貴(NOAH(NO MERCY)・Bブロック1位)vs関本大介(大日本プロレス・Aブロック1位)。





もう、今年NOAHマットで行われた試合では文句なしのベストバウトでしょう。(全部見たわけではないけど)
それぐらい凄かった。激しかった。会場の沸き方も半端無かった。この試合1つでこの日の興行が大成功となりました。
お互いに直線的なファイト。そのぶつかり合いはリングの上に火花が散るどころか交通事故の連続のような!
関本はチョップで、杉浦はエルボーで試合を作り、幾度となく行われたブレーンバスターの掛け合いで見ている側にも力を与えます。
出す技はお互い至ってシンプル。関本はフライングボディプレス(杉浦は剣山してヒザにダメージ)、サソリ固め(これは杉浦も苦しんだ)、
アルゼンチンバックブリーカー、効果的に決まったヘッドバット、
そして問答無用のラリアット。何発打ったのだろう・・・ジャーマンも2度ほど火を噴きます。
2発目のジャーマンはカウント3が入ってもおかしくない一撃。
ラリアットは杉浦が耐え抜くシーンも多かった。倒れない。打ち続ける。その攻防が幾たびもありました。その度に燃え上がる場内!
杉浦は蹴りも使い、またスピアーも何度か出しました。さらに終盤2度決まったドラゴンスープレックスも強烈。
そして杉浦が最後に頼ったのがエルボーでした。

このエルボー、いつも書いていますが相手に的確に「入れて」います。負けじと関本もチョップを叩き込みますが、
終盤勝利を引き寄せたのが杉浦のエルボーでした。何度も何度も立ち上がる関本にエルボーをこれでもかと打ち込みます。
よく見せる相手の頭を掴んでのエルボーに、後頭部から打つエルボー、ワンツーエルボー。エルボー祭りでした。NOAH所属なればこそ。
しかし関本はフラフラながらもラリアット。しかし杉浦はそれをエルボーで3度迎撃!ここまで徹底したエルボーでした。
最後はもう視点の定まらない関本にオリンピック予選スラム。何度も立ち上がった関本でしたが、これで3カウントを聞きました。
杉浦が優勝で今年のグローバル・リーグ戦に幕。壮絶な試合で幕。

とにかくこれが心に残るプロレスです。
NOAHファンとすれば他方は大日本の関本ですから悔しい部分もありますが、関本が本当に強いのだと誰もが理解したでしょう。
そしてその関本に最後まで負けなかった杉浦の、関本の心を砕いたエルボー、これは印象に残りました。
2人とも怪物です。特に関本は公式戦で中嶋と激闘の後でしたからしんどかったでしょうが、それを感じさせませんでした。
本当に、心が震えました。こんな試合を見れて幸せです。やりすぎかもしれない、事実途中で「もういいよ・・・」とも思いました。
それでも両者は立ち上がりました。男と男、団体と団体、いろんな見方があったでしょうが、ただただ正面から戦う2人の姿・・・
ゾクゾクしましたね。全てのお客さんが満足したでしょう。


終わって2人握手、そして関本には関本コール。大日本ファンが音頭を取っていたでしょうが(去年のKENTA戦後もそうだった)、
NOAHファンでも心から関本コールを送ったと思います。試合中も杉浦コール、関本コール、どちらも凄かったですね。



終了後には表彰式。
三賞は殊勲・中嶋勝彦、敢闘・永田裕志、技能・田中将斗、プロレス格闘技DXから特別賞・クリス・ヒーロー。
ヒーローの受賞で和む場内。去年優勝の永田に敢闘賞って面白いですね。ノア側が決めたとすれば(笑)
とにかく、このリーグ戦は優勝決定戦に代表されるように好勝負が多かった!とても面白いリーグ戦でした。
来年以降も多くのファンが期待して見てくれると思います。どんなメンバーで行われるでしょうか。





写真撮影後に丸藤と杉浦が残り、杉浦はマイクで丸藤のベルトに挑戦表明。12・6有明コロシアムでの選手権試合が決まりました。
丸藤は「断る、いや、断れる理由がない」と受諾。今日は第1試合、リーグ戦では3敗を喫した丸藤でした。



最後に杉浦インタビュー。

嬉しい、と素直に気持ちを表し、関本は怪物と評し、NOAHのリーグ戦だから負けられなかったとのことでした。
さらに有明コロシアムでのタイトルマッチでは「NOAHに残った2人で最高のものを見せたいと思います」との言葉。

杉浦は14年前NOAHでデビュー。NOAHデビュー第1号でした。
そこから団体の良いときも悪いときも見てきた、そしてここ数年は人がどんどん去っていった。
でも残った俺たちで最高の試合を見せたい、その気持ちでしょう。NOAH愛にあふれている杉浦らしい。
これは「NOAHファンとして残った」自分のような者にとってもうれしい言葉でした。
6・13での彰俊の「心は常にNOAHでした!」と同じように。

最近はリングも、あるいはファンもボーダレス化がどんどん進んで、選手やユニットについたファンも多いと思います。
その反面古くからのファンは「団体」という意識が非常に強いのも確かです。
そのファンを掘り起こす、定着させることに最も成功したのが新日本。ドラゴンゲートや大日本、DDTも同じですね。
それはともかく、NOAHに残ったメンバーで盛り上げよう、その意識はとにかくうれしいものでした。
近年は団体の柱であったKENTAまでもが抜けた2014年でしたからね。その締めのビッグマッチでNOAH頂上対決です。
極上の試合が期待されます。有明コロシアム、行くしかありません。

44歳の杉浦ですが、まだまだ若い。客出しには「ナンバーワン野郎」が流れていました。(ハイロウズ?クロマニヨンズ?)


以上です。
こういう試合、こういう大会を見せていただくと、
やっぱりNOAHからは離れられないですね。
NOAHはやっぱり面白いんだと再確認しました。


-----


さて今日11月9日は「トレッサ横浜」で12・6有明コロシアム大会へ向けたプロモーションとして、
「有明コロシアム全対戦カード発表」と「公開記者会見」が行われましたので行ってきました。
朝方雨が降っていたので(リング設置ができず)予定していた試合が行われませんでしたが、
トレッサ内のイベントスペースで14:00からイベントは開催されました。

まず全対戦カードです。


試合順に、
北宮vs熊野、小川&ザックvsクレイジー&ペサディーヤ、
「シェイン&マイキー(TMDK)」&ストームvs関本&「宮本&木高(ヤンキー二丁拳銃)」、
田中将斗&彰俊&玄藩vsヨネ&中嶋&石森、マイバッハvs天山、森嶋vs小島(GHCヘビー次期挑戦者決定戦)
GHCジュニアタッグは拳王&大原vs獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク(四代目)、
GHCジュニアシングルはセミで原田vs小峠、GHCヘビーがメインで丸藤vs杉浦。全9試合です。


うーん。ヤンキー二丁拳銃、初のNOAH(SEMはあるけど)は第3試合の6人タッグ・・・勿体ない気も・・・
でもザックや石森、関本や田中や中嶋までもアンダーカードで勿体無い気も・・・・セミとメインにかなり絞った感がありますね。
天山の登場は意外でした。あと小島と森嶋は予想してた人も多いはず。消化不良に終わった後楽園の決着戦です。


そして各選手からコメントがありましたが、
うーん、もっと元気よくやってほしい、少しは内容を考えて気の利いたコメントをしてほしいと思いました。
大原は唯一、会場から近い武蔵小杉出身であることを持ち出し(私も住んでいますが)、お客さんに受けていましたが、
他はサッパリでしたね。会場が変わったりいろいろ大変だったかもしれないけど、
マイクの音量も小さい(施設内なので仕方ないけど)、記者の質問もダラダラ、大川リングアナの進行も「えー」がやたら多い、
ちょっと残念。NOAHやプロレスを知らない方も多くいる場所なので、もうちょっと締まりのあるイベントにしてほしかったです。
私は常に「初めて来た人がどう思うか」を第一に考えています。大会も、イベントも。
また記念撮影も最前列にいたブルーシートの人たちが座ったままで、後でHPにUPされた集合写真の人が少ないようにも見えました。
(私も少し写っていますが・笑)

なお、ここでも杉浦は「残った2人」という表現を使いました。
さらに、11・24後楽園の前哨戦「丸藤&ヨネvs杉浦&田中」が、GHCタッグ戦に変更!!
急遽決まった形です。挑戦者の杉浦がここではタッグ王者として丸藤を迎え撃つ、そういう状況ですね。
面白そうです。16日横浜ラジアントホールでも前哨戦があり(ジュニアとヘビーのダブル前哨戦)、全部行きたくなってきました!!
丸藤も「今年最後に出せるものは全部出す」と言っていました。

その後ファンとの撮影会がありましたが私は参加せず退出。
でもこういうイベント、大事ですね。定期的にやってほしいし、各地でやってほしいです。
コメント詳細はNOAH公式サイトでご確認ください。

以下、トレッサで撮った写真です。twitterにも上げてますが。
丸藤副社長。黒のジャケットが似合ってました。


原田と小峠。緊張気味の原田と悪い意味で笑っている顔が多かった小峠。


武蔵小杉アピールの大原。いい人だ・・・喋り方も最もよかった。「ムイ・ビエン」も出た。


昨日激闘を終えたばかりの杉浦。渋いカッコいい。


丸藤コメント中。


有明コロシアムで戦う両雄。目を閉じてるところを撮ってしまった・・・



以上です。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。


プロレス ブログランキングへ

明日は今週2回目のノア後楽園ホール大会!GL決勝戦!!

2014-11-07 23:29:03 | プロレス
明日はいよいよプロレスリング・ノア後楽園ホール大会!
「グローバル・リーグ2014」最終戦、優勝決定戦です。
18:30ゴング、土曜の夜にどうぞノアを。

10月18日より行われてきたグローバル・リーグ戦2014(=GL)もいよいよ最終戦です。

明日はなんと11試合!!深夜までやる気か(笑)
それはないでしょうが、ボリュームたっぷりの大会になりそうです。
同時に、各試合の時間が短く・・・とかは言わなくていいですね。

カードは試合順に、(A、Bはブロック)
丸藤vsシェイン・・・A
彰俊vsカバナ・・・B
中嶋vs関本・・・A
森嶋vs小島・・・A
ストームvsヒーロー・・・B
マイキーvs田中・・・B
ヨネvs永田・・・B
杉浦vsマイバッハ・・・B

なんだかよくわからない試合順ですが。。。
ブロックごとに寄せたのかな。

あとアンダーカードと呼んでいいでしょう、優勝決定戦の前にジュニアの8人タッグとタッグの2試合。
でもこれ、よく考えるとNOAHジュニアが全部で12人いるわけで、改めてすごい顔ぶれだなあと。
セミでは原田と小峠の前哨戦も組まれた。NOAH所属、常連フリー、常連ガイジンなどでメンバーが揃ったジュニアの戦いにも注目。

そしてグローバル・リーグ戦の星取状況ですが・・・
実は自分あまりそこに注目してませんで・・・星取よりもまず、いい試合に期待。
誰かが優勝しようが何点なろうが、いい試合が無ければ意味ありませんね。心に残るのは点数じゃない、戦いです。

一応確認すると、今日の新潟大会が終わって、
Aブロックは、
小島8点(vs森嶋)
関本8点(vs中嶋)
中嶋8点(vs関本)
丸藤6点(vsシェイン)
彰俊6点(vsカバナ)
カバナ4点(vs彰俊)
森嶋4点(vs小島)
シェイン4点(vs丸藤)

引き分け、両リン、反則決着はないものとします。
圧倒的有利は小島。関本と中嶋に勝っているので、どっちかが10点になっても、自分が勝ちさえすればいい。
負けたら逆に脱落だけど。丸藤、彰俊は8点まで伸ばしても厳しい。まさか関本vs中嶋が無得点試合にはならないだろう。
森嶋の意地を見たいところだけど、最後は小島かな・・・中嶋も関本もぜひ勝ちたいだけに好勝負が期待されます。


Bブロックは、
永田8点(vsヨネ)
田中8点(vsマイキー)
杉浦8点(vsマイバッハ)
マイバッハ8点(vs杉浦)
ヒーロー6点(vsストーム)
ヨネ4点
マイキー4点
ストーム2点。

こちらはわかりやすい。いや、8点の4人に可能性はあり、混戦なんだけど、おそらく・・・(以下略)
公式戦ラストの杉浦vsマイバッハで決まるような・・・
杉浦は永田、田中どっちにも負けているので、勝っても他力本願になるのが・・・
マイバッハが進出とかないかな(笑)
ヨネとマイキーの奮闘にも期待。


とにかく大混戦。6点の選手まで強引に入れると10人に優勝の可能性。
そんな星のゆくえも気にはなるけど、まずは試合を楽しみましょう。
後楽園ホールで深まる秋と、深まる激闘を、楽しみましょう。


プロレス ブログランキングへ

11・4プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記!!!(追記終了)

2014-11-06 23:53:06 | プロレス
行ってきました、火曜日のNOAH。
今年2月にも「MONDAY NOAH」と銘打って平日大会やりましたけどね。
あの時も盛り上がったなー、KENTAとマイバッハの一騎打ちで。

さてこの日は3連休後の平日でしたが、カードの良さからかお客さんは結構入りましたね。
数年前のグローバル・リーグ戦の平日後楽園は南側客席に黒い幕を置いてたくらいでしたが。
この日は「悪い時の土日後楽園」と言っていいぐらいの入りでした。
そして開幕戦に引き続き盛り上がった!!とにかく雰囲気がいい。お客さんが盛り上げる空気ができています。

試合について感想を簡単に。

第1試合はクレイジー&ペサディーヤvs北宮&熊野。
いきなり陽気なクレイジーにフレッシュな北宮熊野登場で盛り上がる。熊野の攻めもよかったが、
最後はペサディーヤがエグいドライバー系2発で勝利。北宮のイメチェンはいつだろう。


第2試合は中嶋&石森&小峠vsマイバッハ&拳王&大原。BRAVEvs超危暴軍。
面白かったです。大会の進行も考えて早めの展開。それがむしろ動きのいいこのメンバーに良いほうに作用。
小峠がやけに奮闘しているなあと思ったら・・・拳王と中嶋の蹴り合戦にはしびれた。この2人のシングルも見たい。
石森も2度のハンドスプリングを披露、やはり彼が動くたびに場内は沸く。最後は小峠が大原をキルスイッチ。
マイバッハのさすまたがだいぶ曲がっていた。新しいのを調達したほうが・・・てか他にも2種類ぐらいあったよね。

盛り上がった第2試合から2枚。勝彦、マイバッハともにリーグ戦はなし。





第3試合も第2試合に輪をかけて面白い、盛り上がった試合に。シェイン&ヒーロー&カバナ&小川vs杉浦&彰俊&ストーム&玄藩。
みんなノリノリで見ているこっちもノリノリでした。特に玄藩がオレが出るとばかりにNMCメンバーを制するも、
シェイン組4人がずいと前に出てくると玄藩いきなりタッチ。玄藩太鼓も絶好調。最近乱れ打ちやらないけど。
さらに玄藩は相手4人への急所攻撃を見せる大立ち回り。最後はヒーローのエルボーに沈むも玄藩ここにありを見せた。
GL出場組は無理してない感じもしたけど、ヒーローの人気はすごいなあ。
そしてシェインはこの日も絶好調。彰俊とブレーンバスター合戦。土曜日の丸藤戦は今後のためにも勝ちたいね。

写真は面白かったのでこの試合だけ3枚も撮った。







第4試合、休憩前にGHCジュニア。原田大輔vsザックセイバーJr.。
これがもう、中盤までお互いの技術を披露し合う展開。相手の腕を相手の首で交差させて後ろでつかむムーブの脱出法を競ったり。
ザックは小川が見せる動きもやってたなー。そのザックの驚嘆驚愕のテクニックに意外と原田がついていった感じ。
とにかくね、こういうプロレスを見せられるのがいい。他団体選手目当てで来た人も、この試合への評価は高かった。
玄人も好むし、中盤以降の激しい攻防は初めて見る人でも楽しかったはず。原田がパワーで優勢に。
惜しまれるのはこの攻防はもっとじっくりと長い時間かけてやってほしかった、ということ。リーグ戦の前とかじゃなく。
ザックの試合運びは去年ディファが大爆発したvs石森戦を思い出させるもの。あと一歩までいったが・・・
最後は二-アッパーから、ザックも1度は回避した片山ジャーマン。今日の原田はよかった。当然、ザックも良かった。
終了後小峠が登場して12・6有明コロシアムでの挑戦表明。開催が決定しております。大阪時代からの彼らの物語、いよいよ有コロへ。
ザックは何度でも挑戦してほしい。この日は獲れると思ったが・・・

写真は2枚。原田防衛。





そして小峠が去ると、スクリーンがいきなり砂嵐に。「映像の故障?」と思ったら、ヤンキー二丁拳銃宮本&木高の、
バックステージでの模様に切り替わる。いい演出しますね、サムライさん。(この日の中継はG+ではなくサムライ)
この日一番のサプライズ!ヤンキー二丁拳銃宮本&木高がコスチューム姿で参戦表明。NOAH会場に流れる『大人の勲章』!!


これが挑発的でも喧嘩腰でもなく、明るい楽しい雰囲気でのマイクだったため、お客さんの反応も好意的で、
お客さんに押される形を取りながらも12・6有明コロシアムへの参戦表明。待ってました!!まずはTMDKかな?それともいきなりベルト挑戦?

参戦表明が、しかもコスチューム姿で、というのはNOAHでは非常に珍しいことですね。
緑のマットを「気持ちいい」と表現したあたりも好感。狙ってたと思うけど。ヤンキー二丁拳銃、NOAHに定着してほしい。


休憩後からはGL公式戦。まずヨネvsマイキー。
これがねえ、シングルでは試合が下手と思っている2人が実によくスイングして、いい試合になりました。
終盤沸いたもんね。お互いの意地の激突、ラリアットの激突、心の激突。点数とか関係なく熱い試合でした。
最後はヨネがロープを3往復ぐらいしてからのラリアット、さらにキン肉バスターで勝利!良かった!!


第6試合は永田vs田中将斗。
もう、言葉いらないでしょう。論評できるような試合じゃなかった。ただただ2人の戦う姿に酔いしれた。
激しいなんてもんじゃなく、またお客さんも2人の熱さに乗せられて序盤から大熱狂。何をやっても沸く。
特に田中の気迫が凄まじかった。身体も黒いためにまさに黒い弾丸。
しかし永田はその田中を受け止めた上で勝負どころは外さず白目腕固め、前方回転の蹴り(名前忘れた)、バックドロップホールド。
場内爆発、とにかく凄かった。会場が新日本プロレスのような沸き方をした。NOAHのリングだけど、この試合は心に残った。
これで2人とも40代の男。しかし凄いものは凄い。13分ぐらいの試合?全然そう感じなかった。濃密濃厚な内容でした。

永田vs田中から2枚。後楽園大爆発!!





セミでは小島vs関本。
これは前の試合が良かったのでやりにくさもあったと思うけど、直線的な攻防を得意とする2人の直線がうまく交わる展開に。
関本はジャーマン2発出すも小島がキックアウト、これで関本の勝機が・・・最後は小島のラリアット。
ここはやはり年の功かな。やや大味な感じもしたし、前の試合ほど沸かなかったけど、十分すぎる内容と盛り上がりでした。

小島が勝利した後。



メインはそんな他団体対決で盛り上がった後にNOAH役員対決、丸藤vs森嶋。
うーん、自分的にはやや期待はずれ。NOAH対決で他団体対決に負けるな!と自分に力を入れすぎてしまった。
カード的には8月からそう間を空けないでの再戦。新鮮味がなかったのも・・・
丸藤は例によって立体的な動きでモリシを封じにかかるも、森嶋はエプロンでの雷電ドロップ、さらに足がよく伸びるキック、裏投げ。
森嶋の出す技がズバズバ決まります。もちろん丸藤も不知火、虎王で攻撃。
しかし森嶋はなんと田上技を出してきた!アトミックホイップ(アトミックドロップの体勢から前に放り投げる)、さらに最終盤は俺が田上まで。
田上社長の力を借りたら副社長丸藤は苦しい。森嶋が意外と打撃への打たれ強さも見せた。そして強烈なラリアットで丸藤一回転。
最後は森嶋のバックドロップ。もっともっとできた試合だけど、見所は結構ありました。前2つには負けるけど。
沸いた後楽園、最後は介入無しで森嶋勝利、超危暴劇場で締めました。(いくぶん盛り上がりはアレだったかな・・・)
土曜日、どんな点数状況で戻ってくるのでしょうか。楽しみです。

メインから。丸藤のコーナーエルボー。これは森嶋にキャッチされました。


超危暴劇場で幕。


以上です。楽しかった!平日のプロレスもまた、いいものです。
お客さんのノリも良くて、どっかの誰かの声はあまり気にならなかった。
いい大会でした。次回は8日18:30後楽園ホール。いよいよ優勝決定戦になります。


プロレス ブログランキングへ