デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

2/23東京競馬場でフェブラリーステークスを生観戦!!

2014-02-25 00:36:12 | 競馬
ブログ連投です。金曜のたむらぱんライブは1つ前、土曜のノアディファ有明2つ前の記事です。

日曜日は東京競馬場へ行ってきました。


午前は曇りがちも午後からは晴れて、非常に気持ちのいい天気の中、
競馬場を楽しんできました。「競馬場」をです。競馬は楽しくありませんでした。
だって全然当たらないんだもの・・・

レースの話はいいや(笑)


ここしばらくは雪の影響もあったりして、好天での競馬はできてませんでしたが、
ようやくいいコンディションで行われましたね。


13:00頃競馬場に着くと、もう大勢のお客さん。
今日のメインは今年最初のG1レース、フェブラリーステークス。
私はG1を生観戦するのはおそらく2回目。
前も東京競馬場でしたが、あのウオッカvsダイワスカーレットの天皇賞・秋です。

それ以来のG1です。あの時も歴史的なレースを見れましたが、
この日は逆の意味で歴史的なレースになりましたね。
まさか最低人気(16番人気)のコパノリッキーがあれよあれよの勝利。
単勝が、フルゲートが現在の16や18頭になってからでは考えられない2万7000馬券。
2、3着が人気サイドだっただけに・・・・

レースの話はいいや(笑)


冬の競馬場、天気がいいと良いものですね。
というかこの日は午後から気温が上がり、風がむしろ気持ちいいぐらいでした。
お客さんもたくさん入って雰囲気もいいものでしたね。

競馬人気云々はよく言われますが、若いファンも多いです。グループで来る人が多い。
女性も多い。女性同士、男女のグループも多い。現地にいれば競馬人気は十分あるじゃないか、と思ってしまいますね。
私のようなオッサンは1人寂しくハズレ馬券を握り締めていますが(笑)
景気がよくなれば競馬ももっと盛り上がるでしょうね。


着いてまずビール、それからレースを見たりパドック見たり歩き回ったり。
広い空間は最高です。これで馬券が当たれば何もいう事なしだったんですが。
コパノさえいなければ馬単ガッチリ的中だったんですよ!!

レースの話はいいや(笑)


あと写真です。
これはJR府中本町から来て入場口を通った先の景色です。大好きな景色。手前の芝生のところにはまだ雪が。



観客席からターフビジョンを眺める。



パドックの様子。



フェブラリーSはこの位置で見てました。すごい人でした(笑)給料日前なのに。



フェブラリーS表彰式。
黄色に赤のラインの服が優勝の田辺騎手。G1初制覇です。イケメンです。
その左の白髪の人がコパノリッキーの馬主。Dr.コパと言ったほうが早いかな、小林祥晃さんです。



表彰式のプレゼンターは俳優の水谷豊さんが務められました。この写真の一番右端の人です。わかりにくい・・・



以上です。
やっぱり競馬場はいいものですね!!競馬場はね!!(たまに)当たったときの競馬もね!!


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2/21たむらぱんライブツアー2014『love and pain』@ZeppTokyo(セトリ有)

2014-02-24 23:35:26 | 音楽
たむらぱんのライブにいってきました。
金曜の仕事帰り。仕事面で諸々解放された週末でした。

たむらぱんライブは久々。2012年の11月末以来。
去年はスケジュールが合わなかくて行けず。
でも今回は大丈夫でした。
大阪、名古屋とやってきて最終日東京です。

Zeppに着いたのが19:10頃でしたが、何より椅子が並べてあってビックリ!!
今回ライブハウスでは結構広いZeppとのことでどんだけ埋まるのかとしんぱいしていたら、
椅子が並んでました。前半分ぐらいのスペースを使いましたね。
金曜ってこともあるけど、あれが限界なのかなあ。


椅子があったことで私は1つ後悔。
カバンとコートを外のコインロッカーに300円払って置いてきたんですね。
やけにコインロッカーが空いてるなあと思いましたが・・・
椅子席だったことは全く自分の情報収集ミスだけど。


そして席は前から5列目、さらに扉側の端という、個人的には最高の場所を確保。
スタンディングでもたむらぱんライブは大体そのポジションです。
真ん中で見ることはあまりないですね。

スマホをカバンに置いてきたので開演の正しい時刻がわかりませんでしたが、
大体19:30ぐらいには始まったのではないでしょうか。

ライブは『love and pain』でスタート。最初の音はピアニカでした。
たむらさんも座って歌います。
1曲目が終わって最初のMC、そして『くそったれ』『music video life』と続きます。
2曲続けてMC、の繰り返しでしたね。MCでは次の曲の説明を。
『第2ステージ』では歌詞の内容に言及。その次の『手が目が』は大好きな流れ。
『ココ』はシングルver.をやると予告はしてましたが、アルバムver.もやりました。
『近くの愛情』あたりは歌の解説が欲しかったかな。
そしてアルバム曲はまさかのアルバムと同じ通りのセトリ!!
4曲目ぐらいで「これはひょっとして・・・」と思ったらまさに。
『only lonely road』の前ぐらいでたむらさんもそのあたりに言及。
「まさかの!アルバムと同じ曲順なんですよ」とか言ってましたね。

この日は短くした髪、どこでそういうの売ってるの?!と聞きたくなるような服(緑が基調)、
そして白と黒のギザギザ模様が入ったタイツ。相変わらずステキなたむらさんでした。
声は時折引っ掛かるようなところもありましたが、広いZeppでも負けることはありませんでしたね。
ベストかと言われると少し違うけど。
バンドメンバーはいつもと同じ。ベースはいきものがかりのサポートもするあだちさんでした。
ウッドベースも結構使いましたね。ウッドベース、大好き。BUCK-TICKのユータも使います。
コーラスの女性は(名前忘れた)パーカッションやったりピアニカやったりいろいろやりましたね。

さて『only lonely road』が終わるといよいよこのアルバムのヤマ場『こんなにたくさん』。
ギターのイクモトさんが美しい旋律を奏でます。この時と次の『やってくる』ではなかなかお目にかからない弦楽器を使いました。

『こんなにたくさん』はずっと、曲の間中ずっと、鳥肌が立ちっぱなしでした。
こんな美しい曲が、声が、しかもライブで。いい時代に生きてるんだなあと心からそう思いました。
この曲からたむらさんは立ち上がります。ちなみに6人でやる都合上、アルバムとは若干使う楽器が違いました。

そして『やってくる』の前奏が流れると、バンドメンバーも少し前に出て、お客さんも立ち上がります。
たむらさんも「じゃあみんな立って、拍手でこの曲に参加してください」と言って、ここから皆スタンディング。
さらにたむらさんはギターを手に。楽器演奏するの久しぶりに見ました。
極上のアルバム曲ラスト。この曲もずっと鳥肌が。ゾクゾクするステージでした。


終わると「じゃあ難しいのはこれくらいにして」(主旨)というMCから第二部?がスタート。
おいおい、アルバムは難しいことなのかい?!って心でツッコみましたが、聴く時間から楽しむ時間へ移行ということでしょう。
まずはおなじみ『へぶん』から。メンバーも飛び跳ねます。ギターとベースの両氏がアクションするのは珍しい。
『マウンテン』『SOS』と火に注ぐ油を投入。盛り上がりますが・・・
やはり会場が広いのに椅子席、会場の半分の観客数、などなどの要素からでしょうか、
いまひとつ過去のライブと比べて爆発の度合いは・・・
選曲も個人的には『直球』が特にアレで・・・は本人が好きなのかな。
でも『ココ』のシングルver.が聴けて感激!!絶対シングルのほうがいいと思います。
明るいけどどこか哀愁もある、ホントにいい曲です。
本編ラストに『ちょうどいいとこにいたい』。たむらぱんのライブではほぼ毎回聴いているような・・・
ちなみにアルバム曲以後はノンストップ。
「止めたくても止まらないこともあるんです!」とたむさらん。
大いに盛り上がって終了。


たむらぱんの音楽性は非常に幅広いと思いますが、
本人の志向は比較的アコースティックに向いているのかもしれません。
アコースティックライブツアーもやったりしましたが、それでハマって今回のアルバム、そしてライブ前半、
となったような気がしました。


アンコールはいつもよりはゆっくりめに登場。いつもが早いだけか(笑)
最初に告知だったかメンバー紹介が先だったか忘れましたがまずその2つ。
ところが告知の時に、
「このたび、私たむらぱんは・・・」って語り始めるので、
会場内は「!?」との空気に。引退か?結婚か?何だ?

「・・・一人旅をすることになりました」。
会場内はさらに「????」クエスチョンマークがZepp全体にあふれます。

その一人旅とは、たむらぱん1人でのライブをすること。
バンドメンバーとは離れて、1人でやるようです。さらにアートの展示会も一緒に。
6月7日と8日に東京・原宿2days、6月15日は京都。この3公演です。
ケータイのサイト会員向け先行販売(抽選)があり、そのチラシが終演後に配られました。
(ケータイサイト会員先行は23日の23:59で終了しています)

・・・さっそく申し込みましたよ。
1人でやるとなるとまた新境地が見られるじゃないですか。
元々鍵盤を弾きながら歌える人ですし元々ソロだし(ライブでバイオリンを弾いたこともあった)、
バンド形式とは離れてどういう世界になるのか、注目です。
「drawdraw music」(ドロドロミュージック?)というタイトルも紹介しました。


その告知が終わってから「では今のバンドメンバーとの残り少ない"おしごと"をします」と言ってから、
『おしごと』がスタート。難解な作品ですが、たむら版『ボヘミアン・ラプソディー』ですね。QUEEENの。
そしてお馴染みのイントロ。好きなんだけど、これが来たということは終わりってことも解かってしまう・・・
『ジェットコースター』でさんざん盛り上がって終了。
シングルではなくアルバム曲なのにここまで人気があり盛り上がれる曲もそうそうないですね。
最後にZeppが冬なのに熱く炎上して終わりました。


終演は21:10ぐらいでしょうか?約1時間40分ぐらいのライブ。
あっという間です。正直に書けば短いです。二部構成というから期待してましたが・・・
でもいつも書くようにライブアーティストではありません。
そして何より「少し足りないくらいが"ちょうどいい"」のだと思います。
(でも大阪ではアンコールもう1つあったんでしょ・・・・・)


Zeppの外に出るととても寒かったのですが、
心は非常に暖かいままでした。本当に楽しかった。いいライブでした。
次は6月。どうやらレコーディングもしているようで活動はまだまだ続くみたいですね。
また新曲で、ライブで楽しませてほしいと思います。楽しみにいきます。
世の中楽しんだもん勝ちなんですから。

写真を撮りました。ZeppTokyoです。


お台場の観覧車です。ちょっと暗い・・・東京テレポート駅入口から撮りました。この観覧車のふもとにZeppがあります。
また手前の建物はトヨタの展示場「MEGA WEB」です。車のテスト走行?みたいなのもやってました。


金曜はZeppで、土曜はディファ有明で、りんかい線沿線で楽しい週末でしたね。


<2014.2.21 Zepp Tokyo set list>

1.love and pain
2.くそったれ
3.music video life
4.第2ステージ
5.手が目が
6.ココ(album ver.)
7.近くの愛情
8.only lonely road
9.こんなにたくさん
10.やってくる

11.へぶん
12.マウンテン
13.SOS
14.直球
15.ココ(single ver.)
16.ちょうどいいとこにいたい

EN1
17.おしごと
18.ジェットコースター


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2・22プロレスリング・ノア、ディファ有明大会観戦記。永田vsKENTA。

2014-02-23 02:49:12 | プロレス
2・22プロレスリング・ノアディファ有明大会観戦記です。

2月はこれで都心での大会が3度目。
3月8日に有明コロシアムのビッグマッチを控える中で、観客の動員が心配になりましたが(いつもだけど)、
蓋を開けてみればディファ有明は満員でした。超はつかないまでも、非常によく入りました。
かつては休日でもディファは南側にカーテンがあったりしましたが、
最近はコンスタントに埋まっていると思います。私は南側最後列で観戦。最近最後列が多い。。。

これはもちろん新GHC王者、永田効果もあるでしょうが、
KENTAが挑戦ということで集結したNOAHファンも多かったはず。
メインではKENTAコールが永田コールを圧倒していました。
もちろん永田ファンも、また大日本河上、ZERO1田中の両選手も来ていたため彼のファンも多く来ていましたね。


そして会場の雰囲気も、序盤はおとなしい中で行われたものの、
休憩後のセミ前、セミ、そしてメインが大熱狂で幕を閉じ、非常に盛り上がった良い大会となりました。

私は17:50頃会場到着。そして仲田龍さんの遺影に献花して一礼。
どっかのマスコミに写真撮られたので載るかも。
ZERO1の大谷、DDT&新日本の飯伏選手も来ていたようです。
プロレス団体からは、新日本をはじめ全日本、武藤敬司、ドラゴンゲートからも。


まず、大会開始の18:00から仲田龍追悼セレモニー。
福田レフェリーが遺影を持ち、田上社長と共にリングに上がり、選手もリングを取り囲んで、
1分間の黙祷を捧げました。選手ではないので10カウントゴングはありません。
そして丸藤vsKENTAで行われたGHCヘビーの時のコールの様子がスクリーンに映り、音声が流れました。
セレモニーはこれだけです。田上社長と福田さんが四方礼して退場。

NOAH創業者と言っていい2人、三沢と仲田がもうこの世にいません。
団体は今年まだ14年、何よりその2人はまだ若い。同じ年に生まれています。
その2人がもういないんですね。残念です。
仲田さんには終了後も遺影に一礼して帰りました。
何より満員の観客で送り出せたのがよかったですね。


入場時には「有明スタンプラリー」の台紙が配布されました。
意外にしっかりした作りで(笑)
コンプリートは無理でしょうが、できるだけ行きたいですね。
↓表と裏(中身)です。こういう企画もどんどんやってほしい。有明以外にも拡げてね。




------

さて、試合の感想ですが、
メインのGHCヘビー級選手権試合、王者・永田裕志vs挑戦者・KENTAからいきます。


私は普段プロレスを観る際に、特定の誰かを応援する、声援するということがあまりありません。
でも、この日は自分史上最も、KENTAに声援を送りました。
新日本ファンの発する永田コールに負けじと、会場内のKENTAコールが大きく巻き起こったのですが、
自分も珍しく何度も声を張り上げました。ただし、永田へ、新日本ファンへのブーイングは一切しませんでした。
twitterにも書きましたが、今日は「KENTAとNOAHの"応援"」だけに集中しました。

しかしその応援・・・会場の大・KENTAコールも空しく、KENTAは王座奪還に失敗しました。
試合自体もそれほどスイングしたとは言えず、どことなくやり辛い感じが特にKENTAから感じられました。
永田の攻めが厳しいのもあったけど、KENTAが攻めても受けても永田の圧力の前に成す術がないカンジ。
余計なポーズも多かったと思うけど、何よりスタミナが切れてしまうのが早く感じました。
蹴りの手数(足数?)では永田を上回り、贔屓目なしでも攻勢はKENTAだったと思うけど。
いつもの場外フットスタンプこそなかったけど、持てる技は大体駆使したと思います。
また掌打をこれでもかと打つ場面も。気迫は素晴らしかった。ただ体力がついていかなかったような。

永田はしたたかでした。KENTAに体格で勝る部分をフルに使い、じわじわと圧力をかけてきます。
それでいて緩急のつけ方が抜群にうまい。攻めさせておいて切り返す。
エクスプロイダーで投げ、垂直落下ブレーンバスター、さらにはその旋回式、つまりサンダー・デス・ドライバーまで出します。
大・中西ジャーマンも繰り出し、この大技がKENTAに大ダメージを与え、ペースを渡しません。
蹴り、パンチといった基本技も的確に決まります。

KENTAに勝機らしい勝機が・・・永田のバックドロップからのフォールの時を狙ったgameoverで、
長い時間締め上げますが、ここを永田がこらえ、それから掌打と側頭部キックと得意のフルコース、
さらにgo2sleepにいくも永田がブロック。この時あっさりとKENTAのチャンスが逃げていきます。
あとは永田の独壇場でした。白目式腕固めで締め上げ、KENTAもどうにかエスケープして、張り手を打つも、
永田のヒザがグサリ。グローバル・リーグ戦では丸藤も餌食になったやつです。これで勝負は一気に永田へ。
最後はバックドロップ、バックドロップホールドを浴び、3カウントを聞きました。


試合は結構短かったというのが本音です。そして中身を後から振り返ると結構激しかったし、
攻防も悪くはなかったのですが、正直に書けばKENTAの完敗、永田の完勝でした。圧勝と言ってもいいくらい。
それだけKENTAが勝てそうな雰囲気がなかったです。少なくとも私には。
大事な試合と思って臨んだKENTA、さてこれからどうするのだろう?!
今日の大KENTAコールはファンの信頼の証なんだけど・・・


試合後は永田がTVインタビュー。ノアファンを挑発していきますが、
次の挑戦者の話になっても、NOAHの選手は誰も現れず。ファンガッカリの中、
永田が帰ろうとするところを永田ファンは「ナガダンス」コール。
NOAHファンの一部は永田が帰ろうとしているものだから「帰れ」コール。
しかし「ミュージック、スタート!」と永田が宣すると新日本のテーマが流れ、ダンス開始。
結局踊るんじゃないか・・・なんでそんなにじらすんだよ・・・

ところが踊りが始まって間もなく、本部席側から杉浦がやってきた!!
永田の後ろからいったため永田は気づかず、リングインした杉浦は永田を蹴ると、捕まえてオリンピック予選スラム!!
そしてマイクを持つと「この神聖な緑のマットでヘンテコなダンス踊ってんじゃないよ」
「山田邦子、今日は踊れないからな」(山田邦子は前回後楽園にも来てナガダンスやっていたんですね)
「おい、有明コロシアム。ベルト磨いておけ!」と挑戦を表明。
これには悔しい思いをしたNOAHファンが一気に明るくなります。失意のNOAHファンを杉浦が救いました。

杉浦は弾丸ヤンキースとして今日も勝利していましたが、
復帰戦でもベルトが欲しいと言っていた杉浦。NO MERCYの仲間、KENTAの敗北に黙っていられなかったのでしょう。
有明コロシアムで挑戦でしょう。楽しみです。ゴツゴツした戦いになりそうです。

永田はダンスを踊りきれずに、セコンドの小松選手に肩を借りて退場していきます。
NOAHの選手でもナガダンス阻止を言ってた人はいましたが、実際にやめさせたのは杉浦が初ですね。
杉浦、カッコよかった!!

写真ですが、今回はあまり撮っていません。
今日のメイン!


KENTA入場時。


KENTAコール時。


永田コール時。


永田インタビュー。



セミではGHCタッグのベルト奪回を狙う「TMDK」マイキー&シェインが超危暴軍森嶋&マイバッハを圧倒。
それぞれジョナ・ロック、大原はじめを加えたトリオでの6人タッグでしたが、
とにかくTMDKが見事でした。超危暴軍の攻めをシェインが凌ぎ切り、ジョナ、そしてなかなか登場できなかったマイキーが、
中盤から一気に攻勢に出ます。攻めの全てが力強くてカッコいいTMDK。
超危暴軍もそれほど悪事をしていたわけではなく、大原のムイビエンなども場内を沸かせ、連携攻撃も見せますが、
TMDKのほうがチームワークが良かったですね。合体技も出すし、シェインは何度も場内をどよめかせます。
最後はシェインが森嶋を完璧なボムバレーデスで投げきります。あの大きな森嶋が完全に宙を舞わされるので場内沸きます!!
そしてマイバッハへは出し惜しみ無しとばかりにサンダーバレー。3カウントで現GHCタッグ王者に土をつけました。
その後マイキーはマイクでGHCタッグ挑戦表明。おそらく3・8有明コロシアムで行われるでしょう。
マイクは花道でやってから、南側エプロンでいつもの記念撮影。写真撮り逃がしました・・・

↓TMDK合体攻撃。

↓挑戦アピールのマイク。


とにかく場内がTMDK祭り。いやー、強さ、キャラクター、全てにおいていま最高のガイジンです。
ファンの支持を受けて絶対的なベビーの位置を確立しているし、技が決まる時がダイナミックです。
超危暴軍は迷走しているかもしれません。でも、今日は反則裁定になる動きもあまりなく、
普通にやれば強い人たちばかりなんだから・・・いっそ普通にやったら?と言いたくなりました。
暴れる、反則お構いなしなら貫けばいいけど、今日はそうでもなかったし。
有明コロシアムのGHCタッグはどうなるかな?!てかTMDKに勝ってほしい!!!!
↓森嶋、ニーパットがない。新鮮。




セミ前では田中将斗が杉浦貴と組んでNOAHに久々の登場。
ZERO1でのユニットは「弾丸ヤンキース」だけど、この日はそう呼ばれることはなし。
「DANGANソルジャー」というネーミングがついていました。相手は丸藤&小峠。
田中と杉浦が意外なほど息が合っていましたね。合体攻撃、サンドイッチ式のエルボー。
最後もスライディングDからオリンピック予選スラム。小峠を粉砕しました。
とにかく2人とも説得力のある肉体から説得力のある攻撃を繰り出す。声も出ている。
魅力的なタッグチームが出来上がりました。
丸藤小峠は最近よく組まれていますね。サイズ的にはこの小峠のところにヨネが入ったほうがピッタリきますが、
小峠を育てたい丸藤の気持ちからでしょうか。
そしてそれに応えて小峠が奮闘します。正直、相手2人の前には顔ではありませんでした。
でも小峠、先の杉浦復帰第2戦でもそうだったけど、やられても食らいつく姿勢は見えます。
終盤はは見ているほうが気の毒になるくらいボロボロにされました。でもこれでまた強くなればいいですね。
丸藤は田中、杉浦と極上の攻防を展開。田中には不知火も決めた。田中と丸藤のシングルも見たい。
休憩まではイマイチな盛り上がりだった場内も、役者が揃ったこの第5試合で一気に熱くなりましたね。
↓田中&杉浦。今後はまず杉浦がGHCシングルへ。その後はタッグ戦線行くか?外へ打って出るか?


↓田中vs小峠のマッチアップから。



休憩前の4試合は軽く。
第4試合はヨネ&石森vs玄藩&原田のGHCジュニア前哨戦。てか前哨戦多いけど、
そんなにタイトルマッチやる者同士で決めなくてもいいんじゃないの、と思います。
石森と原田の攻防はやる度に磨かれていってますね。しかしこの日は石森が原田に負けないパワーで魅せました。
タイトルマッチでは要所で決まるラリアットを原田に打つと、その力強さに場内驚愕。
そして勝負を決めたのはなんと無双でした。先日相撲部屋に稽古に行き、力士とも親交がある石森。
その成果を早速かつて相撲出身・力皇の必殺技であった無双という形で出してきました。(技名は風無双、らしい。)
逆に言えばそれだけ原田には出し惜しみをしていられないということでしょう。
原田は初めて食らう技で3カウントを聞きます。先日の後楽園でも負け、前哨戦連敗。有コロはどうなる!?
ヨネ、玄藩は元気でした。玄藩太鼓も少しだけど聞けました。
↓石森と原田のスピーディーな攻防!!いいですね。



第3試合は拳王vs大日本・河上。
まあ、盛り上がらない、かみ合わない、拳王の反則はぬるい、そんな試合でした。
ただ、拳王の蹴りと、河上のエルボーは良かったです。特に河上のエルボー、これは相当な威力ですね。
エルボーを見る目は肥えてる(と思う)ノアファンが驚くわけですから。
試合は反則も織り交ぜた拳王が変型キャメルクラッチであっさり勝利。しかし沸かなかった。
てかこれは小川の負傷欠場で急遽決まったカード。2人には気の毒なことしたなあと思います。
小川はまた欠場作戦でしょうか?既に有コロの戦いは始まっています。


第2試合は中嶋vsエクストラ・ラージ。
ラージ、今日も良かったですね。攻めるときの鋭さ、そしてあの空中技。中嶋が受けるだけ受けてくれたのもあるけど、
身体があるもんだから見栄えがしますね。
しかしフィニッシュは一瞬。反撃した中嶋が戦慄の右ハイ!レフェリーが即座に試合を止めました。
顔に思いっきり入ったんですね。私の席から非常によく見え、音も「ボコッ」としました。
XLは記憶が正しければその後セコンド業務についていません。大丈夫だったかな・・・なかなか立てなかったし。
中嶋は「健介に勝った男」。NOAHもこんなところで使わないでほしい。
右ハイはそんな中嶋のフラストレーション発散の一撃に見えたのは気のせいか?


第1試合は熊野vs北宮。若い2人のしっかりしたプロレスが見れましたが、
北宮が熊野の足をしっかり、ねちっこく攻めていました。
逆片エビ、ニークラッシャーと攻め、最後もテキサスクローバーと非常に理詰め。
熊野はまだまだです。北宮との差は開いてしまっています。丸め込みだけはうまいのですが。
どうすれば初勝利、手に出来るかな。


以上です。
あとこの日、練習生が1人いましたね。セコンド業務をやっていました。
背は高くないと思いますが身体のガタイは良さそうに見えました。
以前の丸藤の話だと3、4人と言っていましたが、今後増えるのか増えないのか・・・


とにかく今日は後半盛り上がりました。
それも永田という存在があって、KENTAというカリスマがいてのもの。
応援するファンの熱気が凄まじく、繰り返しになりますが私も声を張り上げました。
それだけお客さんの熱があった、客席、そしてリングの熱気が場内いっぱいに広がった、ということだと思います。


こういう大会を続けていくことが大事ですね。
永田さんには負担をかけるけど(笑)
次の展開も見えてきて、3・8有明コロシアムのビッグマッチが楽しみになってきました。
そして今日は何より、、、、、杉浦にシビれた。


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2014フェブラリーステークス。JRAのG1開幕戦。

2014-02-22 22:55:28 | 競馬
今年のG1開幕戦はフェブラリーステークス。
最近競馬をあまりやらなくなっておりますので、予想は控えめに。

好メンバーになりましたが勝つ可能性がある馬は6頭ぐらいに絞られます。
昨年のジャパンカップダートで美味しい思いをさせてもらったベルシャザールに◎。
1600はやや短いかもしれないけど府中の長い直線なら大丈夫。
芝スタートも、芝でも実績持つこの馬にはプラス。不安があるとすればテン乗りのCデムーロ。

○ホッコータルマエはJRAで勝てないイメージ。外の15番枠も良いとは言えないが、
明け5歳、ここで勝たずにいつ勝つ。番手から直線早目先頭に立てば圧勝まであるかも。

▲は4頭(ゴールスキー、ベストウォーリア、ワンダーアキュート、ニホンピロアワーズ)で悩んだけど、
ここは4歳という若さでベストウォーリアに期待。去年の武蔵野Sでも◎0.1差の3着してるし。

以下△はそれ以外の3頭。いずれも7、8歳なのでG1ではどうかな。
ただ、ニホンピロは東海Sで強さを見せたので侮れない。

☆爆穴はソロル。最近急成長。まだ4歳だし、ガイジン騎手とは手が合うようで期待。

馬単で。
雪の影響をここ2週ぐらい受けまくりましたが、
明日は良いコンディションでG1を迎えられそうですね。



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明日22日はノア、ディファ有明大会!!

2014-02-21 23:59:09 | プロレス
明日22日はプロレスリング・ノアのディファ有明大会です。
当初は2月頭の後楽園、3月の有明の狭間でカードも凄いのは組まれていませんでしたが、
2・8後楽園で永田裕志がGHCベルトを奪取、それにKENTAが挑戦表明し、いきなりこのディファでタイトルマッチが組まれました。

永田に獲られるや否や1月に王座から陥落したばかりのKENTAが登場、
さらに3・8有明コロシアムまで待たずにディファでタイトル戦、
NOAHが良くも悪くも目の前の大会、目の前の大会に力を入れている証拠です。
先のことを考える余裕はいろんな意味でないんだと思います。
でもそれだけ必死だとは思いますね。必死でやらないと、沈みかねない状況は、変わっていないと思います。

そしてGHC戦は、
永田かKENTAか。
昨年12月の有明コロシアムではいまひとつスイングしたとは言い難かったカード。
しかし2度目はこの2人ならやってくれるでしょう。
寒い冬がディファでは熱くなること間違いなしです。

NOAHファンとしては当然、KENTAの奪還に期待します。
でも、永田が持っていてもそれは面白いんだろうなと思います。


他にはセミでTMDKvs超危暴軍。ベルトを失った森嶋がどういう戦いを見せるか。
TMDKとしてはGHCタッグ奪回に向けて弾みをつけたい一戦。

さらにセミ前で田中将斗が登場。杉浦などと作ったユニット、「弾丸ヤンキース」としてNOAH初登場です。
相手が丸藤&小峠。小峠はまたしても厳しい中に1人放り込まれる格好。
でもそこで何を見せるか。注目は田中だけど、小峠のファイトにも注目。

あとは有明コロシアムの石森vs原田の前哨戦、
小川vs拳王は小川の欠場で流れ、代わりに大日本の河上選手が出場。楽しみです。
エクストラ・ラージも登場、DIAMOND RING後楽園大会で健介を破った中嶋が相手。
中嶋もそろそろ自己主張してほしい。
オープニングは熊野vs北宮。


明日18:00、お時間ある方はディファ有明へ。
プロレスを、楽しみましょう。
私は、楽しみます。
亡くなった仲田龍さんの追悼イベントもあるようですね。


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プロレスリング・ノアの元リングアナウンサー、仲田龍さんが亡くなりました。

2014-02-18 23:48:10 | プロレス
馬場さん時代の全日本プロレスとプロレスリング・ノアでリングアナウンサー、また団体フロントとして、
ジャイアント馬場さんの、三沢光晴の片腕として活躍した、
仲田龍さんが亡くなりました。

まだ51歳。
そんなに焦って馬場さんや三沢、鶴田、ジョーさんやラッシャーに会いにいかなくてもいいじゃないか、
という年齢です。
心筋梗塞との発表がありました。最近寒かったから・・・
15日の逝去だったとのことです。
原因(死因)はもうその発表がすべてだと思います。
そう思いたくない人もいるかもしれませんが。


全日本プロレス四天王時代の日本武道館での、「三冠統一ヘビー級選手権60分一本勝負をおこないます」
のコールは、今でも耳元から離れません。武道館の光景とともに深く脳裏に刻み込まれています。
発音的には「さぁんかぁんとういつ」と聞こえていたように思いますが、
太く、厚みのあるその声は、全日本、ノアになくてはならない「声」でした。
馬場さん「引退試合」の涙まじりの声は特に忘れられません。


また馬場さんの秘書として、三沢のブレーンとして、
団体の運営に尽力し、プロレスを大いに盛り上げました。
馬場さんには和田京平レフェリーと共に「助さん格さん」と言われましたね。
年が近い三沢とはNOAH旗揚げに構想から参加、もはや「戦友」でした。
その功績は大きく、ファンとしても様々な思い出は尽きることがありません。
仲田さんの著書(共著)でもある『NOAHを作った男』を読めばその苦労がよくわかります。


と同時にとりわけNOAHが隆盛を極めていた頃は他団体ファンからは嫌われることも多く、
またNOAH内でも特にKENTAからの攻撃にさらされることもあり(NOAHが低迷に向かうところで悪者にされてしまった)、
さらには反社会勢力との付き合いが発覚して一般社員へ降格されるなど、
不祥事や良くない評判も抱えた人でした。
特に反社会勢力との付き合いに関することは某ムック本に書かれたりもしましたが、
そこは残念ながら彼のキャリアの大きな汚点となりました。不祥事は擁護できるものではありません。


ただ、一般社員降格後も、NOAHの裏方として懸命に働いていたのは、
試合会場に足を運んでいるファンなら見ていると思います。
逆にNOAHの会場に行かない人にはわからない話だと思いますが、
売店で会場内で、かつてのリングアナ時代では考えられない仕事をしていました。
ツアーバスの運転手もしていましたね。
降格後はNOAHを出て行く選択肢もあったと思いますが、
三沢と創ったNOAHのために文字通り死ぬまで、どんなポジションになっても働いていきました。


個人的には去年、ほぼ1年前になりますが2・23ディファ有明大会で、
小橋引退試合のチケット会場先行発売が行われたとき、長い長い列を整理し、捌き、
アリーナ席のチケット購入者にはそれ専用のレーンへ誘導しと、ディファのロビーで動き回っている姿、
それが印象的でした。並んでるうちの数秒間は仲田さんの横に立つ状態にもなったっけ。
この時、「ああ、この人は心入れ替えて真面目に働いているんだな」と思いましたね。


NOAHにとって損失かもしれませんが、仲田さんが裏方に回っても、
(表向きは、かもしれませんが)仲田龍抜きのフロント体制で去年の「方舟新章」からいい状態は維持しています。
特にリングアナとして後を任された大川リングアナが頑張っています。
そのあたりは仲田龍が残した財産だと思います。
今のメンバーは良い部分は継承し、悪い点は残さずに、
三沢と、仲田さんと、他のメンバーで創り上げたNOAHを、復興させ、さらに大きくしていってほしいと思います。


ご冥福をお祈りいたします。
天国でまた、馬場さんの、三沢のコールをしてください。

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佐々木健介引退と、小橋建太始動。

2014-02-16 23:38:12 | プロレス
DIAMOND RING(以下DR、=健介オフィス)の佐々木健介選手が2月11日の後楽園ホール大会で、
弟子の中嶋勝彦選手に敗れた後、突如引退を表明し、翌日記者会見を行って正式に引退しました。

引退試合を行わずに引退のため、11日の後楽園が最後の試合となりました。
DRの大会は過去3度ほど観に行ってましたが、今回はパスしていました。
最後にナマで観たのは去年の12・7有明コロシアムということになりますね。


勝彦が健介越えを果たすだろうなとの予感はありましたが、
まさか引退までするとは予想だにしませんでした。
ただ最近はNOAHにもあまり上がらなくなり、DRの大会そのものも減っており、
テレビなど芸能の仕事も忙しい状況、レスラーとしての比重は下げてるなと思ってました。

新日本、全日本、NOAHといった団体で頂点を極め、奥さんの北斗晶と共にテレビでも有名になり、
知名度は非常に高いレスラーでしたが、レスラー人生の結末は意外なほど簡素なものになりましたね。


記者会見の詳細はあまり読んでいないんですが、
察するに身体がもはや限界、レスラーとして続けるためのメンテナンスをしようと思えば、
今度は芸能のほうに影響が出てしまう、また勝彦に負けたことで思い残すこともない、
そんなところでしょうか。

本当にお疲れ様でした。NOAH初登場で東京ドームを揺るがした小橋戦は、
観終わった後に自然と感動の涙が出てきた試合でした。
その小橋も昨年5月に引退、心理的に影響はあったかもしれません。


ただ、最近は過去に健介の弟子だった元レスラーからブログで諸々書かれたり、
また今回も突然の引退、さらにブログまで閉鎖ということで、
色々と勘ぐる向きもあるかもしれませんね。
そのあたりは今後明らかになる部分もあるのか・・・ないのか・・・わかりませんけど。


DRに残った中嶋と北宮は現在ほぼNOAHレギュラーのような格好ですが、
今後どうなるのでしょうか。そこは気になりますね。
健介や北斗も、また所属選手も含めて、今回の引退が良い方向に向かうことを期待します。


-----

さて、その健介と激闘を繰り広げ、昨年引退した小橋建太が、
6月8日(日)後楽園ホールで自身がプロデュースする大会を開催することになりました。
詳細はこちらです→小橋建太HP


引退から1年余り、いよいよ小橋が始動します。
11日のトークショー(1つ前の記事)では何も言ってませんでしたが(笑)
健介引退の数日後に、今度は小橋が動きました。何か因縁めいたものを感じますね。
ただ、新団体でもなければ既存団体の大会をプロデュースするものでもなく、
小橋が完全プロデュースする大会、ということで団体の枠を超えたものを行うということでしょう。



後楽園で全席7000円と随分珍しい価格設定にしたほか、
「日産センチュリー証券」というスポンサーがついていることが特徴です。
でも全席7000円は高いですね。かなり強気です。
もっとも、最近は後楽園の価格設定は、団体による差はあれど、
7000、5000、4000、3000とするのが一般的で、それに慣れてしまった感はありますが、
過去にはリングサイド15000円で売った団体もありました。
全席均一は個人的にはNOですが、既存の大会とは違うという点では面白いですね。


大会には「Fortune Dream」とのタイトルがつきました。
まずは小橋の新たな挑戦、期待したいと思いますし、余裕があれば観に行こうと思います。
ただNOAHが6月13日(金)に後楽園で毎年恒例の「あの」大会を行います。
そこと他のスケジュールとの兼ね合いですね。


でも実は、この大会の開催を知った時にまず思ったのが、
「これ以上諸団体の選手が集まる興行はもういいよ・・・」
でした。率直に書きますが。

最近は思いつくだけでもNOAH、全日本、Wrestle-1などが、
所属選手だけでは大会を開けず、(かつての括りで言う所の)インディーから選手を借り、
あるいはフリーの選手が参戦し、大会のボリュームを増やしている状況です。

一概にそれが悪いとは言えませんが(色々なカードを観られることはそれはそれでうれしい)、
今完全に突きぬけた新日本、観客動員力が物凄いドラゴンゲート、話題に事欠かないDDTなどは、
比較的自前の、所属選手だけでの興行を打っています。
そういう時代なだけに、これ以上諸団体のレスラーが上がるリングを作っても、
カードの新鮮味はどんどん薄れ、勝敗論も希薄になり、お互い沈んでいってしまわないか?
との心配があるのです。
もちろん現段階では参加選手は発表されていませんから、上記の点は推測で書いてます。
これでレスラーが皆外国人とかだったらどうしよう(笑)


また、NOAHという観点でみれば、
小橋がNOAHをプロデュースするのでもなく、
むしろ悪く捉えるならば「商売敵」になってしまったことが、残念に思います。
個人的には非常に複雑です。NOAHに何か残したとも言いがたい辞め方だったし・・・

NOAHの選手が上がるのかどうかはわかりませんが(おそらく上がるでしょう)、
限られたパイ(お客さん)の中でそのお金を奪い合う事にならなければいいなと思います。
何度も書いてますが、お客さんの財布は無尽蔵ではないのです。
もちろん、その財布からお金を引っ張れるだけ引っ張るのがこの世の全ての「商売」に共通したテーマですが。


長くなりましたが、
もちろん小橋のこれからの道を応援はしますが、
懸念も結構ありますよ、ということです。

でも、小橋を軸にしてプロレス界、特に袂を分かった同士が大同団結、
なんてことになればそれはそれで面白いかもしれません。
・・・でもそれだとNOAHの名前は消えるか(笑)

いずれにせよ、カードも含めて注目です。


ソチオリンピックでは41歳の葛西紀明選手がジャンプのラージヒルで銀メダルを獲得しました。おめでとうございます。
ベテラン、いやレジェンドの活躍は素晴らしいことですね。
(その反面、若手が出てくる芽を摘むケース、世代交代の悪い意味での壁になるもあるけど・・・)
自分もあと何年もなく40代になってしまいますが、
40代になってもいくらでも活躍できるのだと、彼らは教えてくれています。
自分ができる事なんて高が知れていますが、見習おうと思います。

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2・11小橋建太トークショー@横浜みなとみらいクイーンズスクエア。

2014-02-11 23:08:55 | プロレス
※2月8日ノア後楽園の観戦記は1つ前です。

祝日の今日11日、横浜みなとみらい「クイーンズスクエア クイーンズサークル」で行われた、
小橋建太のトークショーに行ってきました。

これは「FMヨコハマ2014キックオフパーティー」と銘打たれたイベントの1コーナーとして行われ、
FMヨコハマのラジオ番組の公開録音という形でもありました。

私はこの開催をまったく知らず、
今日昼過ぎに,
「今日の健介オフィスでの事を伝える小橋のブログ」を、
「twittrerでフォローしている人がtwitterで紹介してくれた」のでそのブログを見たら、
「今日18時からみなとみらいでイベントがある」事を知り、
行って見たという次第です。詳細は省きますが(笑)
(駅に行って「特急が来たらイベント行こう」と思っていたら見事に特急が来たから行ったとはとても言えない)


「FMヨコハマ2014キックオフパーティー」が何なのかはよくわかりませんが、
Acid Black CherryやIMALUなどが出るコーナーもあり、それを無料のイベントスペースで見られるわけですから、
多くのお客さんが訪れ、また買い物の途中で足を止める人もいました。
↓写真は会場の案内看板。画質が悪くてすみません。
このクイーンズサークルはかつてtvk「sakusaku」のイベントでも来ました。sakusakuは3月で終了とのこと。。。。



イベントは鈴木まひるさんというとても美しいDJの方の司会で進み、
プロレス好きで横浜出身のヒップホップアーティスト、サイプレス上野さんが小橋の相手役という形で進みました。
トークショーを見に来たのは多くがプロレスファンだったと思います。
この模様の一部は明日12日かな?夜の22時かな?FMヨコハマのサイプレス上野さんの番組内でオンエアされるようです。
入場時は当然『GRAND SWORD』で。その前には日本テレビスポーツ中継のテーマも流れてたっけ。

↓右の青い服の人がサイプレス上野さん。存在を初めて知る方でした。鈴木さんはスカートが短いワンピースでよかったです。



トークショーは正味45分くらいでしたが、プロレスの話が中心だったので、あっという間に過ぎました。
ただ、司会の鈴木さんがプロレスには詳しくない方で、
また小橋もしゃべりは決してうまくないほうだし、サイプレスさんも小橋を前にして若干緊張気味で、
微妙な雰囲気になることもありましたが、小橋が笑顔で話していることが多く、楽しい時間となりました。
小橋の話も有名な話、知ってる話、知らない話もありました。以下、思い出せる限り書きますが、
プロレスファンの間では有名な話でも、文章の都合上「初めて聞いたカンジ」で書いてますのでご了承ください。

↓会場はこうして見ると暗く感じますが、そんなことはありませんでした。



話は会場が横浜ということで、また小橋が若手時代11年間横浜市に住んでいたため、横浜の思い出をたずねるものの、
「道場と家の往復だったから何もないんだよね」という小橋らしいと言えばらしい内容!!
さらに突如小橋奥さんのみずき舞さんの新曲のPRも始めるDJ、という面白い展開。

相手がヒップホップアーティストの方ということで歌についてたずねると、歌は苦手としながらも、
カラオケでは三沢に「チャゲアスを歌え」と言われて、『モーニングムーン』を歌った話をしました。
2人が歌わせようとするも小橋は固辞(笑)


バレンタインデーが近いということでその思い出や(菊地よりはファンからのチョコレートは多かったとのこと)、
サイプレスさんが即興で披露したラップの中で「ラジャ・ライオン」というフレーズが出てきたので、
「ラジャ・ライオンは馬場さんと戦った後、合宿所に一緒に住んでいた。すぐにいなくなった」という話も披露。
ラジャ・ライオンは馬場さんが唯一異種格闘技戦をした相手ですね。
サイプレスさんが今日は「異種格闘技戦だから」ということで、その名前を出しました。




その後小橋の技の話になり、サイプレスさんがムーンサルトでの会場の一体感がすごい、的な話をした後、
「ローリング・クレイドルが好きだった」的な話をして、小橋があれは目が回るので、タッグの時はすぐタッチしていたとのこと。
去年の引退試合でもローリングクレイドルを出したら目が回ったのでタッチしたそうです。

馬場さん、三沢さんの話もやはり出てきました。
馬場さんは「オヤジ」みたいなもんだった、といい、三沢とは、
「お互いに、次はもっとすごいのやってやろうという気持ちがあった。2人でそんな話はしたこともないけど、
どちらもそういう気持ちを持っていた」と語りました。特に1997年、母親に「俺が死んでも三沢さんを恨まないでくれ」
と言って向かった試合は、自分が王者だったのにエースが三沢という状態、負けたけど得るものは大きかったとのことでした。
三沢、という言葉を聞くと、我々プロレスファンは胸に何か響きますね。

三沢との話ではあの2003・3・1武道館で花道タイガースープレックスを食らった時の話も披露。
エルボーが1発入って、気がついたら空中を後ろ向きで飛んでいた、高さとか角度がどうとかそんなレベルの話ではなかった、
とその衝撃を語っていました。



あと常々言ってる話でもあるけど、「ベストバウトは決められない。でも一番辛かった試合は4分48秒のデビュー戦だった」
「それを乗り越えるように毎試合戦ってきた」とも言いました。
サイプレスさんも「自分も最初のライブはさんざんで、それがあったから今こうしてやっている」と応じました。



腎臓ガンの話もありましたが、そこで「ヒザ、ヒジ、腎臓ガン、手術はすべて横浜で受けている」と、
やっとここで横浜関連の話が!!(笑)司会者も「横浜にはそれだけいい病院があるということですね」と、
ようやく終盤でナイスなフォローを入れることに成功。
現在の体調はいいです、とのことでした。


最後にこの手のイベントではよくある「小橋のチョップを体験できます」のコーナー。
ジャンケンで1人が決まりましたが、その人はサイプレスさんの後輩だそうです。
会場内に響くチョップの音!↓写真もいい瞬間で撮れました(笑)



こうしてトークショーは微妙な空気もありつつも終始暖かい空気の中で行われ、
小橋のいろいろな話を聞けて楽しい時間となりました。というか、私は小橋のトークショー自体が初めてでした。たぶん。
最後にサイプレスさんと握手して、小橋が退場して終了でした。写真にはないですがサイプレスさんはリングのロープを上げる動きまで(笑)




寒い日でしたが行ってよかったです!!
とにかく楽しい時間を過ごさせてもらいました。
小橋はこれからどう活動していくのか気になりますね。


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2・8プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記。永田、GHCヘビー戴冠。

2014-02-11 02:16:26 | プロレス
観てきました。2月8日土曜日、大雪の夜の後楽園ホール。

↓これは東京ドームホテルとプリズムホールの間の通路です。奥が後楽園ホールのあるビルやWINSがあるほうになります。


でもホールには雪にもかかわらずお客さんが詰めかけました。
個人的には雪の影響をほぼ受けませんでしたね。


観戦記は月曜日夜以降UPします。
永田がついにGHCヘビーのベルトを巻き、
新日本プロレスの選手がGHCヘビー初戴冠となった歴史的な日でした。
森嶋は1ヶ月余りの天下。

残念です。そしてまた色々思う事もありました。
ぞのあたりも含めて後で書きたいと思います。

<追記>

8日の後楽園ホールはフルサイズ仕様、満員とはいきませんでした。
雪にもかかわらずお客さんは集まりましたが、雪じゃなくてもフルハウスではなかったような気がします。
あと多かったのが新日本ファンというか永田ファン。熱い声援でした。大日本ファンもいました。


メインはNOAHファンからすれば非常に見づらい試合でした。
森嶋率いる超危暴軍が乱入や介入を繰り返す集団であるため、本来であればNOAH所属の王者である森嶋を応援したいところが、
それができない状況になってしまいました。もちろん森嶋を応援する人もいましたが。
そのため試合にはいまひとつのり込めない状況。少なくとも私はそうでした。
森嶋は石の斧のような武器を持って登場も、それを使う場面はなし。ちょっと安っぽく見えた・・・
また、森嶋の攻撃は少し持ち味の豪快さがなく、KENTA戦のような思い切った感じではなかった。王者の重圧かな・・・
永田は介入に手を焼くものの、的確な打撃と持ち前の打たれ強さで反撃。
しかし超危暴軍の乱入もあって試合はたびたび分断され、森嶋のバックドロップを一発食らう。
それでも永田は「今のNOAHファンがあまり見たくない技(?)」のリストクラッチエクスプロイダーで森嶋を投げる!

ここからが面白かった。
急角度の決まり具合、永田勝利か!?と思われた瞬間、大原がレフェリー西永の足を引っ張り、カウント3寸前で勝負が逃げる。
そして超危暴軍が乱入。あろうことかGHC戦で机を持ち出しセッティング。竹刀で永田を叩き、テーブルへ乗せて攻撃を仕掛けようとするがその時!!
なんとTMDKのマイキーとシェイン、さらにはNO MERCY原田と玄藩がやってきた!!場内大歓声!!
そう、NOAH所属の連中が永田の援護に来るというある意味異常事態。
しかし彼らが永田を救出、超危暴軍を追い払い、マイキーは机を畳み、みんな鬼のようなスピードでさがる!!
これで邪魔者はいなくなった。森嶋はラリアットで局面を打開していくものの、最後は永田の強烈な蹴り、バックドロップ、
そして森嶋の巨体を完璧にコントロールして叩きつけ、さらにクラッチを離さずに自分の体を森嶋へ寄せてフォール。
美しいバックドロップホールドで3カウント。ついに永田が、そして新日本プロレス所属のレスラーが、
GHCヘビーのベルトを巻きました。

悔しさ半分、面白さ半分、永田への感謝、TMDKとNO MERCYにも感謝。
永田はインタビューで「プロレスリングノア、敗れたり!」と叫び、「誰か挑戦するものはいないか!」と挑発。
私はここで丸藤か、あるいはヨネあたりが出てくるのかなと思って見ていたら、
なんとやってきたのはKENTA。
永田に、外敵にベルトを取られた以上、この場を鎮められるのは彼しかいなかったのかもしれません。
3日月曜日も大KENTAコールで幕を閉じましたが、この日のKENTAコールも凄かった。
ヒールの森嶋には声援しづらいが、KENTAへの応援はいくらでもできる。待ってましたとばかりのNOAHファン。
そしてマイク合戦。永田もKENTAを待望していたと応え、タイトル戦が決定。しかも昨日、決戦は22日のディファ有明と!早い!!
最後は引っ張って引っ張ってからのナガダンス、締めの「1、2、3、ゼアッ!」で幕。
そんなメインでしたが、ヒールがいて、蹴散らす人がいて、ヘビーの攻防があって、ベルト移動があって、KENTAが来て、永田が締めて。
寒い外とは裏腹に後楽園ホール、熱く燃え上がりました。
終了後は新日本ファンの歓声が。悔しいけど、NOAHファンの多くは永田さんも好きなので。良しとします。誰が取り返すかな。

ところで超危暴軍。この1ヶ月NOAHの主導権を握ってきましたが、早くも失速。
しかしこのまま終わらないでほしい。何度も書くけどヒールがいることで生まれる熱もある。
タッグのベルトもある。特に大原がイキイキしている。メインも彼にみな注目だったはず。
巻き返しを期待したい。3・8有明ではおそらくヘビーのタッグは防衛戦。ジュニアのタッグは挑戦が決まっている。


メインの写真です。対峙する両者を2枚。森嶋には超危暴軍のメンバーが。対する永田は永田ひとりでした。






TMDKとNMCが援護した後。マイキーが畳んだ机を永田が蹴って排除するシーン。
そういえばこの試合、ふつうにアクシデントでレフェリーが突き飛ばされて不在になるシーンもあったっけ。いろいろ見所が多いメインでした。


永田インタビュー。


KENTAがやってきて永田とマイク合戦。やはりKENTAはNOAHの中心です。




セミではKENTA&杉浦vs丸藤&小峠。
これが内容的には一番良かったかもしれません。とにかく最初から最後まで見せ場の連続でした。
KENTAと丸藤のロープ際でのやりとり(KENTAは丸藤の髪をいじり、丸藤はKENTAにくっついたり)があり、
鉄板の面白さ、KENTAと丸藤の攻防、小峠と杉浦の攻防。杉浦は復帰2戦目、調子はよさそうです。
しかしこの日、小峠の踏ん張りが試合を白熱させました。終盤はKENTAと一騎打ち状態、KENTAが引き出したのもありますが、
とにかく小峠が素晴らしかったですね。トラースキックがバシバシ決まり、go2sleepを何度も回避、
さらに頭突きではKENTAを悶絶させ(試合後までKENTA痛がってた)、丸め込みではあわやのシーンまで!!
最近私は小峠に厳しい見方をしていますが、この日は非常に良かったですね。
最後はKENTAのgo2sleepに散るも、こういう攻防を何度も見せてくれるといいですね。特にNOAH3強の中に放り込まれた形の小峠が、
萎縮することなくイキイキしてやっていたのが何より良かったと思います。
KENTAはこの日も大歓声を受けていました。2・3ではできなかったTシャツ投げ入れ、この日はコーナーに立たずエプロンで脱いでからでした。

セミの写真です。エプロンでKENTAが脱ぐシーン。顔見えない。


このタッグも久しぶり。


KENTAと丸藤のマッチアップ。場内に張り詰めた空気が流れるんですよね。


KENTAのSTFと杉浦のアンクル競演!!



セミ前が休憩後1発目、第6試合でした。
BRAVEのヨネ&中嶋vs大日本プロレス石川晋也&河上隆一。
大日本勢の強さはいまさら書くまでもないことですが、この日はそれを上から押さえてやろうというヨネと中嶋の意地を強く感じました。
石川も河上も非常に良かったけれど、蹴りなどが主体になるヨネと中嶋にはやや手を焼いたか。
ここはヨネがキン肉バスターで完勝。大日本勢は何度でも上がってほしい。それだけ見たい選手でもある。
団体としてもケガ人が多いようだけど、どうか耐えてがんばってほしい。NOAHも協力してほしいものです。



休憩前第5試合ではシェイン・ヘイストvsマイバッハ谷口。
これがもう、良かった良かった。とにかくシェイン祭り。マイバッハ、超危暴軍の攻撃を受けてもシェインは反撃し、
ハイライトはさすまた攻撃を食らっても愛用のヌンチャクを手にしてピンチを打開。振り回すも届かず、投げてマイバッハに当てた!!
ここはさすまたで捕らえられて場内が「ああ~ダメか~」って雰囲気になったところからの反撃だったもので場内沸く沸く!!
そしてとどめは重いマイバッハを高々抱え上げて落とすダイナミックボム、そして必殺ボムバレーデス!(デスバレーボムじゃない)
この勧善懲悪マッチに場内からはシェインを称える声が鳴り止みませんでした。
シングルのベルト争いの中にどうかシェインも加えてあげてほしい。メインでの超危暴軍の失速もここでシェインがマイバッハ退治をしたからです。
シェインが外国人エースでいいです。何ならNOAHのエースでもいいです。それだけ今勢いがあり、推したくなる選手です。




↓これは超危暴軍大原と拳王が介入するも、拳王がシェインに蹴散らされたとも知らずに雄たけびをあげる大原の図(青コーナー)。
当然この後はシェインに排除されました。超危暴軍を排除してからはシェインのペースでした。



第4試合はマイキーvsエクストラ・ラージ(XL)。
試合はマイキーの横綱相撲でした。XLの良いところを存分に引き出し、技を受けまくった上での勝利。
同じTMDKでもやや破天荒なシェインに比べてオーソドックスで日本風、時折スパイスを加えるマイキーの試合も面白いです。
笑いも取れるしパワーも誇示できる。シングル戦線に食い込むためにはもう少し何か必要だけど。
それにしてもXL。この日は飛びまくった後攻め手がなくなったように見えたので、
「こりゃ後はマイキーが攻めて終わりだな」と思ったらまだ先があり、しかもマイキーに食らいついており、
やはりタダ者ではないことがわかりました。来日して以降かなりシングルで多く使われていますね。
留学生扱いなので難しいかもしれないけど、早いうちに何かチャンスを与えてほしい。とてつもないポテンシャルを秘めた選手です。






第3試合は高山vsジョナ・ロック。
この前の試合2つがジュニアの激しい攻防であったため、モッサリな2人の対戦は場内クールダウンにもってこいでした。
マッタリ見れたというのか。内容も特になく高山勝利。ジョナの入場曲が自分が良く行くネットカフェのトイレで流れる音楽にそっくり。


第2試合は小川&北宮vs拳王&大原。
3日の後楽園では大原と小川がいい攻防をしたけど、この日は勢いのある北宮が加わり、これはこれで面白い試合でした。
拳王と小川というマッチアップも新鮮でしたが、やや小川が攻め込まれる場面も。シングルでも見たい。22日に実現します。
試合は終盤拳王が北宮を捕えるも、小川と大原が場外で激しくやり合う!そしてなんと小川が竹刀を手に!
小川は試合そっちのけ、拳王が北宮を降すものの小川はリング内でも竹刀を振り回して暴れる!場内珍しい光景に大興奮!!
しかし結局1vs2、拳王大原に捕まったと思ったら今度は石森、さらに原田に玄藩もやってくる!リング内はカオスに!!
激しい主導権争いが繰り広げられるジュニアの状況そのまま、乱闘が続きました。

竹刀を持って暴れる小川。敢えて相手の土俵に乗ったようにも見えます。乗せられたとも言えます。


もはや軍団とか関係なく選手が入り乱れたリング上。ザックも早く来てね。



第1試合は石森&熊野vs原田&玄藩。
玄藩のマイクでスタート。3・8有明でジュニアのタイトルマッチを戦う石森と原田が激しい前哨戦を繰り広げました。
この2人の攻防がどんどん進化していると思う。終盤のジャーマンやニーアッパーを巡る攻防、さらにお互いにレヴォルシオンを掛け合う場面まで。
初っ端から息を呑む攻防が行われました。雪の中やってきたお客さんにいきなりの熱風でしたね。
そこへ玄藩のラフ、熊野の丸め込みなどが加わって、面白い試合でした。最後は石森がその攻防から奥の手、
オースイスープレックスホールドで丸め込み。これがあった。引き出しの数は石森が多い、それを1つ見せましたね。
原田はこの日はやられましたが大阪でピンを取ったように石森とはもはや互角。有明はいい試合になりそうです。

試合前。原田は全身から気迫があふれる選手。石森は大会前に相撲部屋に出稽古に。


試合後睨みあう石森と原田。3・8有明が楽しみだ!!



以上です。
大雪の夜に行われた大会でしたが、盛り上がりました。
GHCが新日本の手に渡ったことは悔しい限りですが、この先の展開が楽しみにもなってきました。
まずは22日のディファでKENTAが永田に挑戦です。かなりの早さで驚き。これからの展開をいろいろと考えられますね。
そして年始から感じていますが試合内容がどの試合もいいですね。選手の意欲を感じます。
3日に後楽園があったばかり、また大雪でもお客さんは来てくれるのです。
そのお客さんを満足させて帰す、今はそれができていると思います。今回は悔しさもありましたが。
次回は繰り返しますが22日ディファ有明。18:00開始。9日の清水大会を終えてNOAHはしばらくオフですね。
またいい大会、いい試合で楽しませてほしいと思います。


さて、帰りは雪で交通機関が大変なことになっていたところもあったでしょうが、
私は地下鉄三田線→東急目黒線という地下区間が多い線で往復しており、申し訳ないぐらい移動は順調でした。
それにしても雪はすごかったですね。日曜は気温が上がり融けるのも早かったですが。
でもまだ道路脇、日陰には残っていますね。どうか寒いのはこれで最後にして、春になってもらいたいものです。

帰り自宅近くで撮った画像です。
↓これは建物の建築現場なんですが・・・


自宅近くの道です。こんなに積もったのは上京して初めて見ました。



でも、雪が降るとそれはそれで楽しいものですね。
雪国育ちの自分ですが、東京で降る雪を見るのはレア感があります。

遡ること27年ぐらい前ですかね、ちょうど2月の10日ごろだったと思いますが、自分が初めて東京に来た日も東京には雪が降りました。


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映画『永遠の0』を観てきました。(ネタバレ有)

2014-02-05 23:41:28 | weblog
先週の1日土曜日、映画『永遠の0』を観てきました。
いつもの川崎チネチッタ、夜18:45からの回。お客さん入ってましたね。
これまで自分は映画館で映画を見たことが生涯10回もないんだけど、間違いなく一番多かったです。
「1日」なので映画が割引の日でもありましたね。それが土曜日に当たり、映画館そのものが混んでました。
でも自分は事前のネット予約で良い席をお早めに確保していきました。

シアター入口のポスターです。



この映画を観に行ったのは、主題歌にサザンの『蛍』が使われていたからです。
厳密にはこの映画のためにサザンが書き下ろした曲です。
それを映画館で聴きたくて。ストーリーはあまりチェックせずに行きました。
ちなみに主題歌は映画の中で使われることはなく、エンドロールで使われたのみでした。


それにしても映画は面白かったですね。
舞台は2004年のの日本と太平洋戦争中の日本を行ったりきたり。
三浦春馬が自分の実の祖父が特攻隊員として亡くなったことを調べて、
祖父(戦時中は岡田准一)を知る人たちを訪ね歩き、その人たちが回顧していく流れです。
その回顧に合わせて戦時中の場面となる展開です。


天才的な飛行兵だった宮部(岡田准一)は命を惜しむような行為をずっと続けていたが、
それにはちゃんとした理由がありました。その理由が解き明かされ、
その死にたくなかった宮部がなぜ特攻として最期を迎えたかも徐々に解き明かされ。
物語が進むにつれて少しずつ宮部の人柄がわかってくる、そして変わってゆく様子がよくわかります。


戦争とか特攻隊とか、そういう重いテーマながら十分エンターテインメント作品として楽しめると思いました。
私は全く戦争賛美、特攻賛美に思えませんでした。
むしろ、そのほとんどが敵艦に玉砕できなかった特攻の真の姿がよく描かれていました。
それゆえ、ラストシーンで宮部の凄みが際立つのですが、あのラストは賛否があるかもしれません。


宮部のことを語る老人の役の方々も渋かったですし、ヤクザの親分・影浦が物語で重要な役割を果たします。
その影浦の兵隊時代をなんと新井浩文が演じていました。
驚きです。私は上記の通り映画を生涯10本くらいしか映画館で見てないんですが、
『ライアーゲーム-再生-』と『闇金ウシジマくん』のいずれにも出てきた新井さんがまたしても。凄い遭遇率です。
主役ではないのに、とにかく存在感がハンパないですね。


そして三浦春馬の現在の祖父役が夏八木勲さんでした。
夏八木さんはこの映画が遺作となりましたが、言葉ひとつひとつが映画を超えて心に響きました。


また、映画の中では「同じシーンを別の人間の視点で再現する」ところがあり、
これには驚きましたそして、それぞれの人物によってまた、違って見えるのだという所を感じさせてくれました。


井上真央演じる宮部の妻も良かったのですが、あの人の童顔はどうも戦中戦後には向かないような(笑)
宮部亡き後宮部の遺志を継いで妻と子に尽くす大石、ただこの辺りは不要な場面もいくつか。
敢えてケチをつけるなら、2時間半近い大作なのに「それいるかなあ」と思うシーンがわずかですがあったことです。
あと空中での戦闘のシーンなどは説明が要るなあと思うところも。
真珠湾、その後のミッドウェー海戦は、水木しげるの『コミック日本史』を読んでいた私には非常に理解しやすかったです。


雑多な感想になりました。
宮部の真の姿が明かされていくと同時に、見ている人には「なぜ宮部は特攻を志願したのか?」という謎も生まれます。
登場人物の会話でもそこがわからない、と匂わす場面もありましたが、そこは少し見た人が考えるべきところでしょうか。
三浦春馬演じる健太郎の成長ストーリーでもあり、宮部と現在の祖父の関係が明かされるところは中盤の大きなヤマ場です。
そのあたりの物語としての面白さが、単に戦争だ、零戦だ、特攻だ、という範囲を超えてこちらに響いてきました。


まだ観ていない人には是非オススメしたい1本です。
終盤は泣かせるシーン、台詞が連発されます。私は泣きませんでしたが・・・
あと、岡田准一がカッコいいです。誰に対しても敬語を使うところに惚れました。
飛行機の操縦席から指で合図をするシーンとか。


またこんないい映画が観れたらいいなと思います。
以上、拙いレポートでした。