デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

最初で、最後。

2018-03-21 00:44:52 | 音楽
およそ2年ぶりにブログを書きます。
(プロレスの話ではありません。期待していた方、ごめんなさい。)


私はこのブログでも何度か書きましたが、
HOUND DOGのファンでした。
初めて好きになったバンドがHOUND DOG。
初めて自分でお金を出して買った音楽がHOUND DOG『AMBITIOUS』。しかもカセットテープ。CDシングルもあった時代でしたが。
初めて買ったCDがHOUND DOGのアルバム『GOLD』。
初めてファンクラブに入ったアーティストもHOUND DOG。

1988年頃からしばらくは、HOUND DOGが軸にありました。
そしてそれは自分が中学・高校生という時期。HOUND DOGの全盛期とも重なります。
1992年発表のの『BRIDGE~あの橋をわたるとき~』の大ヒットが最後の大ヒットでした。

そこからはHOUND DOGの曲が良いと思えなくなったり、他のアーティストを好きになったり、
いろんなことがあった挙句に、分裂騒動、そして分裂。裁判。汚れた末路。
大友康平だけが残ったって、自分の中ではそれはもうHOUND DOGではありません。

西山毅加入からの6人体制こそが自分の知る姿です。『ff(フォルテシモ)』で大ブレイクしてから。
その6人こそがHOUND DOG。そしてそれは今も変わりません。



ただ、自分の人生の最大の後悔が(たくさんある中の1つなんだけど)、
最大の後悔が、、、、
HOUND DOGのライブに行ったことがない、ってことなんです。

HOUND DOGはライブバンドですから、観に行こうと思えば行けたはずですが、
ある程度金も時間も自由になってからでも、行こうという発想はありませんでした。
プロレスはかなり観ましたが・・・観てますが・・・
いつでも行けると思っていたわけでもなく、、、


前置きが長くなりました。前置きが長いのがこのブログの悪いところです(笑)


3月21日(水祝)、HOUND DOGのライブが豊洲の「豊洲PIT」で行われます。行きます。
ここ何年か3月に数本のツアーをやっていたことは知ってましたが、今年もあります。
それ以外に大友(だけのHOUND DOG)はライブをやっていません。


大友も今年1月1日で62歳。去年のライブの映像を見ても、もう若い時のような声も出ません。
他のメンバーももういません。大友が好きだったわけではなくDOGの音楽が好きだったから聴いていました。
これがHOUND DOGなのかと言われると、違うと思います。いや、違います。
なのでおそらく昔ライブに行くことを決めていたなら感じたであろう、ワクワク感はあまりありません。いや、少しあります。
非常に複雑な気持ちです。でも、行くことに決めました。


なぜなら、曲はHOUND DOGの曲だからです。それは間違いないんです。
それをライブで聴ける。別人が歌うのでもなく大友が歌います。


人生最大の後悔がどれだけ消えるかはわかりません。
でも、それでも、40数年生きていて、初のHOUND DOGのライブです。
好きになってから30年以上経ちました。念願が叶うのです。


そして、今回が最初で最後と決めました。
もし、また観に行きたくなったら、ライブがあったら、行くかもしれません。
他のメンバーも皆生きていますから、再結成でもあったらおそらく行くでしょう。


でも、まずは今回。日付変わった、今日だ。
最初で最後と決めました。
行ってきます。


冒頭書いたように、初めて自分でお金出して買った音楽がHOUND DOG『AMBITIOUS』。
初めて買った時は、父親の車で行った盛岡のデパートでした。
車の中で聴いたんだったかな。。
明日3月21日はその父親の命日でもあります。亡くなって10年。早いなあ。看取ったのが昨日のようです。



東京は冷え込むようですが、ライブはきっと熱いと思います。

それでは。また気が向いたらブログを書きます。

12/29 BUCK-TICKライブ「THE DAY IN QUESTION2015」@日本武道館(セトリ・ネタバレ有)

2016-01-08 00:03:05 | 音楽
※年末年始の出来事が、時系列無視でUPされています。
12.26REINA女子プロレス観戦記は3つ前、1.4新日本プロレス観戦記は1つ前です。

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去年12月30日の日記でも少しUPしましたが、12月29日は毎年恒例BUCK-TICKのライブの日でした。
今回は「DAY IN QUIESTION」(以下DIQ)として開催。セトリに注目が集まる、BUCK-TICKが好き放題やる日です。
長野や大阪、札幌、横浜などでも開催しての、日本武道館。自分は横浜行けずに武道館でした。
なので当然セトリは蓋を開けてのお楽しみ。さあさ寄っておいで覗いてみな。


武道館で配られたフライヤー、ソロ関連も多め。18:10頃には着席。


ただ、前にも書いたとおり、場所が最悪でした。e+の先行予約で取りましたが。
武道館東側(星野側なのはいいとして)、2階席後ろから3列目、端から3人目、音悪い、聴こえにくい、スクリーン見えない、少し酔ってる(笑)、
さらに何よりも周辺が盛り上がってない・・・(まあそこは自分で盛り上がればいいのであまり気にはしませんでしたが、おとなしすぎた。)
チケットには「ステージサイド席」とある。確かに予約の時第二希望はそっちにしたけど・・・ステージサイドでも去年のようにスタンド1階ならいいんだけど。
とにかく音がクリアに聴こえないのは致命的でしたね。櫻井敦司がMCで何言ってるかもわからなかったし。もっとも、MC少なかった!史上最高レベル。
最後の曲の前に少し「来年もまた会いましょう」とか言ったぐらいで、あとは「今日はどうもありがとう」とかそのぐらいだったと思う。

で、場所が場所だけにノリ切れなかった。来年からはファンクラブFISH TANK入って、いい席とは言わないが、まともな席で観たい。


以下、セトリごとに曲の感想を書いていきます。5人のパフォーマンスも遠すぎてよく見えなかったし。
ただ、ハッキリ書いておくけど、5人のステージは最高でしたよ。彼らは悪くない。自分の環境が悪すぎただけ。
あ、環境と言えば飲酒後にライブだったので、私の隣ぐらいの方は少し酒の匂いがしたかもしれません・・ごめんなさい。ガム、MINTIAで抑えたつもりでしたが・・・

18:30開演予定が10分少々押し。THEME OF B-Tが流れて5人登場。

1年ぶりのBUCK-TICK。

待ってました1年間。

あっという間の1年。

でもこの時間のための1年。


始まりました。まずはアコギの音が武道館に。

ANGELIC CONVERSATION…最初にこれは反則でしょう(笑)。なんていい雰囲気で始まるんだ。大好きだし。でも大人しかったな場内。
悪の華…これ他の会場では違う曲だったりしたようですが、悪の華大好きなので歓迎。やっぱりBUCK-TICKにとって、とっても大事な曲。
LADY SKELETON…夢見る宇宙ツアーでのガイコツの絵の映像が思い出される。
Brain, Whisper, Head, Hate is noise…これ。これですよ。これをライブで聴けるとは。ああ、生きてて良かったと思った。大好き。開け、進化のモード。アニイのドラムがズバンズバン。

BUSTER…AL『モナリザOD』はあまり聴いてないんだけどこれは好き。今井一部ボーカル。
狂気のデッドヒート…AL『ラズルダズル』からこれが登場。受精曲(笑)あまり好きじゃない。
Tight Rope…原曲も好きだけどリアレンジしたこれもいい。歌が始まるまで何の曲かわからなかった。でも結構やってますよねこれ。この曲の前には着席指示の櫻井氏。
密室…AL『Six Nine』の名曲。ライブでは初めて聴いたと思う。偏執な愛?狂気の愛?でも純粋な愛。本当にいい曲。

スパイダー…ライブではアンコールでもよくやるけど、盛り上がるけど。自分はうーん。
MISTY ZONE…古い古い曲なんだけど、いいよねこれ。全然古臭くない。2度目ぐらいですかね、聴いたの。この曲出してから30年近いんですね。
メランコリア…一気に最新AL『或いはアナーキー』からの曲。エレクトリカ、でしたか?そこよくわからなかった。
ICONOCLASM…欠かせませんね。唐突だった気もするけど。翌日腕が筋肉痛だったけどそれはBUCK-TICKライブの証。
細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM…とにかくAL『OLOD』が好きな自分からすればこれ聴けてよかった。なんでこんなにいい曲があるんだろう。
こんな曲、BUCK-TICKにしかできない。もう15年前なんですねこれ。

JUPITER…そして本編クライマックスが近いことを告げたJUPITER。何度かライブでは聴きましたが、この日のが一番良かった。
自分がBUCK-TICKのファンになったのはこの曲が決定的でした。美しい。今夜もキレイでした。汚れたこの身体さえも、清められたような気がします。
ありがとうございます。星野ヒデ、名曲を作ってくれてありがとう。

夢見る宇宙…JUPITERからの宇宙コンボ、反則でしょう。この曲が始まって「もしや本編はもうラストか?」と思ったら案の定でしたが。
壮大な空間が広がります。夢見る宇宙ツアーも思い出されます。いい曲ばかり並べてもう。。。夢見て夢見ていました。

ここで本編終了。短かったですね。というかあっという間の15曲でした。
最後、今井さんはツアーの時同様にギターで宇宙との交信をして(いるように見えた)退場。


アンコールは形而上 流星から。さらに太陽ニ殺サレタとdie。消え逝く命を歌い上げた雰囲気。
いつかは死ぬんだ。死を想え。
いずれの曲もライブでは聴いたことありますが、とりわけ太陽は異様な雰囲気を放ちますね。dieではステージ後方から光が。あの世の光に見えました。
どこかの会場ではアンコールでグラマラスやったみたいですね。いいなあ。

アンコール2つめ、そんなに待たせないで登場。
結構バラードが多いセトリでしたが、極めつけが出ました。


FLAME。
今井作曲バラードの最高傑作だと思っていますが・・・

この季節に、ここで、この曲順で、これ。

もう、何と言ったらいいのか。

ライブでは2度目ぐらいかな。もう感動する以外にできることなし。
反則だよこんなセトリ。そう思い続けてました。

さらにMISS TAKE -僕はミス・テイク-。私の脳内からBUCK-TICKの好きな曲をメンバーが抜き取ったんじゃねえか、って思うぐらい。
これいい曲です。何にもない、こんな世界だけど。名を叫びました。夢見る宇宙からは4曲出たんですね。

続いてClimax Together。We Love All!場内が一体になります。ユータも降りてきたよ!この日アップライトは持たなかったユータでした。
でもこれが最後ではないよな、、、何があるかな、、と思ってたら櫻井氏MCのあと、
聴き覚えのあるギターリフ。

LOVE ME。

悪の華からは3曲。(NATIONAL MEDIA BOYSは聴きたかったけど・・ブツブツ)

でもこのLOVE ME、私が初めてBUCK-TICKのライブを見た「memento mori」ツアーの大ラスなんですよね。
それがこのDIQ2015でも大トリに来て。メメモリツアーから7年ぐらい経ちましたが、ここでまた聴けて。
感極まりました。
そしてこの曲の時の場内のハッピー感。すごかった。

手を振って、最後の盛り上がり、消えるまでのお別れ。
この曲が最後にきて、ハッピーに包まれて、本当に自分も幸せだったので、
席がどうの盛り上がりがどうの音がどうの・・・
これら、本当にどうでもよくなりました。

楽しかった感情しかわいてこない。セトリは神だった、最後がこんないい雰囲気だった、
ああ、BUCK-TICKのライブに来てよかった・・
よかった。楽しかった。


21:00ぐらいの終演でしたかね。
夢のようなライブが終わりました。
いい曲が多く並んで。満足感ばかりです。
終演後はスクリーンで告知。最も端の席(ステージに垂直)の人は見えなかったようです。自分も小さなモニターのほうで告知を見てました。

久しぶりにビクター(BUCK-TICKがデビュー以来ずっと在籍したレコード会社)からのリリースがあるここと、
9月11日に横浜アリーナでライブがあることのアナウンス。

絶対行きます9.11。12年ぶりなんですね。BUCK-TICKの横アリ私は初めてになります。

来年も楽しみ。ソロも頑張ってるけど、自分はあくまでも「BUCK-TICK」が好き。
そして来年の12.29もまた行われると信じて今年も頑張ります。


<2015.12.29 日本武道館 set list>

1.ANGELIC CONVERSATION
2.悪の華
3.LADY SKELETON

4.Brain, Whisper, Head, Hate is noise
5.BUSTER
6.狂気のデッドヒート

7.Tight Rope
8.密室

9.スパイダー
10.MISTY ZONE
11.メランコリア
12.ICONOCLASM
13.細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM

14.JUPITER
15.夢見る宇宙

EN1
16.形而上 流星
17.太陽ニ殺サレタ
18.die

EN2
19.FLAME
20.MISS TAKE -僕はミス・テイク-
21.Climax Together
22.LOVE ME


BUCK-TICKライブ「THE DAY IN QUESTION 2015」@日本武道館行ってきた!!

2015-12-30 00:58:48 | 音楽
行ってきましたBUCK-TICK年末恒例の日本武道館ライブ!
私ももう8年ぐらい連続参戦ですかね。
今年は関東では横浜でも行われましたが、私は武道館のみ。

いいライブでした。セトリもDIQらしくて。堪能しました。やっぱり年に1度はBUCK-TICK観ないと。
来年に向けた告知もありましたね。9月11日に横浜アリーナでライブをすることが決まりました。
他にもビクターから作品のリリースがある、という主旨に見えた案内もありましたが英語だけだったのでよくわかりませんでした(笑)

今年のライブ納めは、BUCK-TICKの最高のステージでした。

席が悪かった、そのため音も悪かった、周辺のノリも悪かったことは書かないでおきましょう。(←書いてる)
その席のために不満が強かったので、詳細なレポはどうしようか・・・(笑)
BUCK-TICKさんは一切悪くありません。しいて言えば曲数少なめでしたな・・・ってくらいで。あと櫻井敦司のMCがものすごく少なかった。

でも本当、ライブは素晴らしかったです。ありがとうBUCK-TICK、来年もよろしくお願いします。





9/26 Perfume ANNIVERSARY10days Live『3:5:6:9』@日本武道館(セトリ・ネタバレ有)

2015-10-08 23:45:49 | 音楽


行ってきました。一昨年の東京ドーム以来のPerfume。10日以上経ちましたがライブのレポです。

去年は代々木4days行こうとしてチケット取れず。今年も武道館4daysでしたが、FC会員でもないし難しいかなと思っていたら、
持つべきものは友です。同じPerfumeそしてプロレス好きの友人K氏がチケット確保してくださいました。感謝感謝です。
しかも土曜日初日の武道館。最高の日程です。
計10日間に渡って何らかのイベントがあり、このライブが6日目。3人だけでのライブはこの日が最初。

席は1階スタンド席。これでPerfumeの3人が非常に近くに見えました。ありがたい。
一部の人の話では、アリーナは近いことは近いが、ステージを見上げる形になるため見づらいとの感想も。
ステージは円形。北側に入場ゲートがありましたが、武道館にお客さんを目一杯入れるために、
それでいて3人がパフォーマンスするためのギリギリのステージの広さ、で折り合ったステージ構成だったと思います。

16:00過ぎに武道館到着、自分はグッズは買わず、K氏と合流。16:20頃には着席し、開始を待ちます。
完全にデキ上がっている場内、チョコラBBのCMや、注意事項アナウンスでも盛り上がります。
17:00少し前にトイレへ行き態勢完了、TシャツはLEVEL3。
17:10分の少し前ぐらい、場内暗転し、ついにライブスタートです。


1Fスタンド席後列は天井が低く、背の高い自分は手を伸ばせば手がついてしまう。
武道館天井から吊るされたスクリーンは見えない(かがむと見える)、音はどうしても籠ってしまう(MCが聞き取りづらいこと多々)。

それでも。

この空間を味わえた、この空間にいれた、あの3人といれた。

それ以上の喜びがありましょうか。いやない。(反語)


最高でした。


円形ステージ中央から3人が出てきてのっけからボルテージ最高潮のBUDOKAAAAAAAAAN!!
いきなりFAKE ITで始まる予想だにしなかった展開!実はこの歌ほとんど知らない的な。!『ねぇ』のカップリングだったんだ、的な。
でもホントいい曲的な。これをオープニングに持ってきたのはセンスを感じる的な。
しかしこの曲で火をつけてからのNIGHT FLIGHT。ライブでは何度か観たけどやっぱり円形ステージは違う!詳細は後で。
さらにコンピューターシティ、ライブでは外せません。ブレイク前の曲とは思えないほどお客さんにも浸透してると思う。
絶対故障だ、を絶対和尚だ、とか絶対胡椒だ、とか絶対歩哨だ、って勝手に脳内で変換して遊んでます最近。
どうにもカワイイダンスの後で最新シングルからPick Me Up。ええ、ほぼ予習してません(笑)でもこれもいい曲です。

と、立て続けの4曲で魅せて、武道館がいきなり炎上してからの、自己紹介です!Perfumeです!!
何がすごいって、全部すごい。3人のパワー、ダンス、パフォーマンス、演出、照明、お客さんのノリ、エネルギー。


そしてここからまた長いMCがスタート。今日は円形ステージ、の話の時にかしゆかが、
「挨拶したら後ろのほうからは丸見えですよ」って言ってましたがまさにそう。丸見えゆかちゃん。かしゆかかわいいよかしゆか
NIGHT FLIGHTでは腰を出す動きが結構あるけど、その時これは!と思いました。
のっちも「ゆか様のこんなところとか(腿の上のほう)、こーんなところとか(見てしまいますね)」という趣旨のMCがありましたが、
つまり、どっから見てもよく見える。何かすごくイヤラシイ話を書いてる感じがしますが、
事実円形ステージはどうしてもそう見えます。だから、ホントにこういうステージに立つ人は大変だろうと思います。
ちなみに武道館で円形ステージのライブを見るのは氷室京介に次いで2度目。もっとも氷室は円形を意識したステージではなかったけど。自分は後ろから見てた感じ。


そしてあ~ちゃんからライブのタイトル「3:5:6:9」について説明。結論。「すごろく」です。
一度やってみたかったというサイコロ振ってセトリを決めて、その日限りのセトリを作る。うーん。プレミアム感が生まれますね。
いびつな形のサイコロを振って数字が出る→円形ステージ外周がすごろくになっていて、その数字にしたがって進む→行き着いた先に書かれた曲をやる。
そういう流れでした。
さらに曲には「指示書」が用意されており、その指示書に注意して演じる、さらにスタート時の向き(東西南北)も決められている。
そうして曲が始まりますが、何に驚いたって、円形ステージ外周がすごろくになっている、っていうか大きなパネルになっていて、
画像は出るし、ルーレットのように回るし、凄いハイテクなことしてるなと思いました。
今の日本のライブでできることの極限をPerfumeのライブでは毎回見せてもらっています。
ちなみに!サイコロ、数字のほかに1つ「★」マークがあったんだけど、あれは何だったのだろう。謎のまま終わりました。
曲は全部で10曲用意されていました。インディーズ時代の「彼氏募集中」や「スイートドーナッツ」までありましたね。
曲が決まるたび、そのパネルの画像(CDジャケット)に合わせて寝転んでポーズをする3人。かわいい。



そして最初に決まったのが未来のミュージアム。フルサイズでの演奏は今回が初とか。東京ドームでも観たけどあれは短いver.だったのかなあ。
これを"うたのおねえさん"風にやるという指示があり、それに従ってやってましたあ~ちゃん。

続いて「急にシビアになった」1mm。ドームで観たようにモニターには歌詞を使った画像が。
確かに未来のミュージアムとの落差は激しい・・・お客さんも「あーあーあーああー」の振りで参加。
そこからは3曲続けるわけですが、これはお客さんに上がってもらってのサイコロ振りが2つ。
インディーズデビューとメジャーデビューの日と同じ席番の人だっったかな。それとあ~ちゃんが1つ振ったような記憶が。
で決まったのがシークレットシークレット、エレクトロ・ワールド、Twinkle Snow Powdery Snow。
いやもういい曲ばっかりきましたよ。他の日では「彼氏募集中」とかもあったようだけど、私はこの日のセトリで満足です。
シクシク大好き、Perfumeの中で1番か2番に好きなんです実は。
エレクトロ・ワールドもいい曲だし。Twinkle Snow Powdery Snowは名曲中の名曲ですよ。
あ~ちゃんもTwinkle Snow Powdery Snowをやれるのがすごくうれしい、って言ってたね。

そして3曲やる前に、曲と曲の間の動きを確認する様子も。ライブのリハ見てるみたいで面白かった。
素人にはわからない用語も結構出てきてるけど、3人の言ってしまえば楽屋トークもPerfumeライブの魅力の1つ。
歌やダンスは機械のようなところも多いけど、その分、MCなどでは思いっきり「人間」を出してきますね。

3曲とも堪能。ああ、実にいい空間でしたが、他の日にはあんな曲やこんな曲も・・・
でもいいや、他の日は。この日はこの日でしかないんだから。
すごろくで決めるセトリはここで終了、メンバー、スタッフの皆さんお疲れ様でした。


しばしインターバルの後衣装を変えて出て来た3人、次はなんと「GAME」!!
興奮しましたよ、Perfume初の東京ドームでも見たものこれ。そして光る剣というか棒と言うか蛍光灯ではないがアレを持ったのも懐かしい。
曲と、アレを使ったダンスと。武道館がタイヘンな盛り上がりになります。いやー、これやってほしいなと思ってたんです。ありがとう。

そして円形のステージの淵から柵というかスクリーンが伸びてきて、ステージはさながら格闘技の舞台に。
そのスクリーンには映像が映し出されてました。どのタイミングだったかはわすれましたが、Perfume15年のヒストリーも流れました。
このあたりの設備、演出、驚くばかりですよ。音も凄かったけど。インストのSTORYの時かその前か、ずっと振動がしててちょっとキツかった。
踊る3人がステージの中央で、またステージ3方向に分かれて、2階席のお客さんにも見えるように高々とリフトされていったのもすごかった。
怖くないのかな・・・怖いだろうな・・・でも機材のトラブルも全くありませんでしたね。
そんな流れからド迫力で流れたPerty Maker、お客さんも一緒に盛り上がる!もっと欲しいでしょ?もっと欲しいです!!
すごい、とにかくすごいという言葉しか出てこない、凄まじい盛り上がりからの・・・

Dream Fighter。

やられました。

このいい曲を上り詰めたところで出されるともう・・・・

セトリも絶妙でした。DF、Perfumeからのメッセージがすごく伝わる曲です。
現実に打ちのめされ倒れそうになっても、Perfumeがいます。

続いてはお待ちかね、PTAのコーナー。男子、女子、メガネ、コンタクト、などなどやるわけですが、
ええ、この席、MCが聞こえにくいんですね。ちょっとレスポンスができないときもありましたが。
でも定番のultra soul、survival dAnceに加えてこの日「2億4千万の瞳」も投入。
「日本武道館なので"ジャパ~ン"と叫びましょう」とのことで、おーくせんまん、おーくせんまん、まばゆいくらいにエキゾチックジャパ~ン!!
うーん。盛り上がった。人様の曲で盛り上がった(笑)愛国心を刺激された(そうか!?)
秋なのでモンブランと団子でも踊った。楽しい楽しいひととき。これがあるからPerfumeのライブは楽しいんですね。
いつ趣向を凝らして楽しませてくれます。

そしてPTAのコーナー終わりから繋げてワンルーム・ディスコ。大好き。
さらにディスコは続く、ライブハウス武道館いやディスコハウス武道館!ついにチョコレイト・ディスコ登場!!
これやらなかったライブってあるんですかね、ってくらいマスト。バージョンはリミックスver.でしたが。
武道館炎上から大爆発、武道館の床も揺れまくりでした。

最後にPuppy Love。上上下下上下上上下上下下。
本編ラストによく使われる曲でした。MY COLORに代わったときもあったけど今日はこれ。
武道館、最後3曲、盛り上がりました!!!!!どこまでも続いてほしい時間。このあたりになるともう
もう相当な疲れなんだと思うけどそれを微塵も感じさせず、踊って楽しませるPerfume。
ひたすら酔いしれて、歌って、あっと言う間に本編終了。


アンコールではエキゾチック?に見えた衣装で登場。
ファンへ、スタッフへ感謝を述べ、3人それぞれの思いを語る。Perfumeのライブの定番でもあります。
何言ってたかすっかり忘れましたが、最後のMCで感じたのは、
「Perfumeも大人になったな」ってことでした。もう26歳ぐらいですか。のっちはライブ6日前に27ですか。言葉と話し方の端々にそれを感じました。
基本的な姿勢は変わらずとも、どんどんどんどん、ぐるんぐるん変わっていくPerfume。


最後の曲は、これまでのPerfumeと、これからのPerfumeを表現したというバラード、新曲STAR TRAIN。
スタートライン、とスタートレインというダブルミーニングっぽい歌詞。
中央から放射状に伸びるマイクでメンバーが向き合って歌う。SPEEDを思い出した人、いると思います。
アクターズスクールつながりですね。
いい曲でした。

で、これが大ラス。東京ドームでの一昨年のクリスマスライブもアンコール1曲だけでしたね。
物足りないです。
が、本編で全て出し切っているのも確かなので、アンコールはあくまでもおまけということなのでしょう。
走れSTAR TRAIN、走れPerfume、ファンもついていきます。


こうして約2時間45分、ライブは終了しました。
燃えました。燃えつくしました。
とにかく3人のパフォーマンス、そして映像、セット、演出、照明、何度も書きますよ、何度でも賞賛します。
夢のような舞台、夢のような世界、夢を見させていただきました。
かしゆかはひたすらかわいくてかしゆかで声もかわいくて
のっちは常にダンスにキレと余裕が感じられて一番大人で
あ~ちゃんのMCがあるからライブは楽しいんであって
本当にすごい3人です。日本のいや、ジャパ~ンの宝です。


また、ぜひライブを観に行きたいと思います。
今後どうするのかな。ちょっと休むのかな。そう思ったりもしますが・・・NHK日曜夜のMJで会えますな(笑)

セトリではポリリズムやらなかったのは意外でした。個人的にはCling Clingあたりを聴きたかったな。
など思うところもあるにはありますが、楽しかったので文句なし!!

Perfume最高!この興奮は一生忘れられません。
ありがとうございました。


武道館出た時の正面玄関。帰り際にお客さん全員にチョコラBBが配られてました。


この日配られたフライヤー。右上に靴の広告がありますが、ライブ中にも「伊勢丹で作った靴」って宣伝がありましたね。ヒールで踊る。すごいね。


以上です。長文にお付き合いいただきありがとうございました。



<2015.9.26 日本武道館 set list>

1.FAKE IT
2.NIGHT FLIGHT
3.コンピューターシティ
4.Pick Me Up

5.未来のミュージアム
6.1mm
7.シークレットシークレット
8.エレクトロ・ワールド
9.Twinkle Snow Powdery Snow

10.GAME
11.STORY
12.Party Maker
13.Dream Fighter

<P.T.Aのコーナー>

14.ワンルーム・ディスコ
15.チョコレイト・ディスコ
16.Puppy love

EN
17.STAR TRAIN(新曲)

5/26サザンオールスターズライブツアー『おいしい葡萄の旅』@東京ドーム。(セトリ・ネタバレ有)

2015-06-19 00:07:17 | 音楽
もう3週間以上の日数が経ちますが、サザンの東京ドームライブのレポートです。
いまだにあの興奮が冷め遣りません。
かなりの長文になると思いますがお読み頂ければ幸いです。


2008年、サザンが活動休止をすることになった頃に行われた日産スタジアムのライブが取れず、
今後もう見れないのかと思っていましたが、その後活動が再開。
自分としては「あと1度でいいからサザンのライブを見たい」と思うようになりました。
年末は難しかったのですが、2015年アルバム発売、そしてツアーをすることを知って、
これは行かねばと思い、チケットを確保しました。ファンクラブには入っていないのでチケットサイトで取る外ありません。
そしてローチケかな、先行予約で土曜を希望し1回落ちた後、再び先行予約の機会があったので、
希望日を平日の火曜日1本に絞り、これで無理だったら諦めようと腹を括って、申し込んだらまさかの当選。

小躍り、いや大躍りしました。もう席なんかどこでもいい、入れればそれでいい。
ちなみにサザンのライブは過去2度行っています。
1995年の横浜「ホタル・カリフォルニア」と、96年の西武球場「ザ・ガールズ万座ビーチ」です。あれから19年。
当時のことはおそろしいほど覚えていませんが、サザンのサイトでセトリを見て思い返しています。


あと1回と願った夢が叶って、しかも当日は仕事の休みが取れて(笑)、
無事ライブに行ってきました。
18:30開演で終わるのは遅いだろうと思い、
早めの夕食を17:00ぐらいに水道橋の餃子屋さんで食べ(周りもサザンライブの方々ばかり)、
入場にはそこそこ時間がかかるだろうと18:00より前にはドーム前には行きました。
ドームの前。当日夜もUPした写真です。


さて、チケットは転売やオークション行きを防止するために、最初は座席指定券引換券が送られてきます。
チケット代は定価9000円でしたっけ?手数料とか合わせて10000円超え。当選後の入金期間も短い期限、いろいろアレでしたが、
夢のためには何の苦労でもありません。
で、私は当日行くまで座席がわからないのだと思い込んでいましたが(実際詳細まではわからないのですが)、
引換券には東京ドームの「入場ゲート」までは書かれてあったんですね。当日行って初めてそのことを知りました(笑)
41番ゲート。野球観戦でよく行く、2階席です。仕方ありません。でも席なんか問題じゃなかった。

入場口ではまず身分証明書の提示、そしてチケット引き換え。すごいですね、引換券のQRコードをリーダーで読み取って、
名前と座席番号が書かれたチケットが発券されるんです。すごい設備です。意外と時間かからずスムーズでした。
でも、サザンのライブだからこれができる。多くのアーティストでは料金やコストの兼ね合いでたぶんここまでの徹底はできないでしょう。
転売、オークション出品は様々なチケットで大きな問題になっていますが。

いずれにしても入場、18:00頃に着席、開始を待ちます。
私はお金がないのでグッズを買いません。Tシャツは上記96年のライブの時に買った「Young Love」のTシャツを着ていきました。
私ぐらいではないでしょうか、「Young Love」のTシャツなんて着てたの(笑)
席は2階席、後ろから6か7列目ぐらい、野球で言う3塁側内野Cとかかな。タイガース応援の時と同じようなエリアです。
ステージ中央を見ようとすると、アリーナに聳え立つスピーカー用の柱がほぼステージ中央を隠しています。
席はどこでもいいと思いつつも、これには参りました。運が悪い・・・


お客さんは私と同じような年齢層、やや上の年齢層、が多かったと思います。隣の男性は少し若いぐらいだったかな。
そういえば入り口で手首につける腕時計型のライトが配られましたね。
何に使うんだろう・・・?でもずっと手首にはめてると痛いのでしばらく外してました。


開始時間が迫るに連れ、お客さんがどんどん入り、ウエーブまで起き、場内アナウンスに盛り上がり(気合入ったアナウンスだった)、
そしておそらく18:30ちょうどだったと思います、場内暗転、ライブが始まりました!


あと1度だけと願ったライブ。ついにそれを観れる瞬間が来ました。


しかし。


上記の柱のおかげで、桑田佳祐が見えません。ドラムの松田、見えません。ギター斎藤さんよく見えません。
もちろん他のメンバーも米粒ぐらいの距離なので仕方ありませんが見えません。

でも、そんなことは関係ありません。盛り上がればこっちのものです。
いや、やっぱりモニターだけを見る形になったのは残念でした。ライブ中、桑田の姿がほぼ柱の陰になっておりました。

しかし、ライブ序盤のMCで桑田が「ちょっと見えにくいところもあると思うけど・・・」と配慮してくださいました。
これはこの柱の陰のことを指したのかどうかまではわかりませんが、これは非常にうれしい一言でした。
まさに見えにくいエリア。いや、見えないエリアでしたからね。
初めて行ったホタル・カリフォルニアの時も桑田、ステージからやたら離れた位置のスタンド席にも一言言ってたね。


さて、オープニングは何だろうと考えた時に、アルバムを引っ提げてのツアーだから、十中八九「アロエ」だよなと思ったらあっさり裏切られます。
サザンのライブはアルバムのプロモーション、だけではないんですね。Young Loveの時もそうだったな。
ちなみにセトリは当日までチェックしていませんでした。

さて、ようやくライブのレポートです。本題に入るまでが長いのがこのブログの悪いところです(笑)


なんとオープニングはTarako。
驚きました。というのも、このライブの少し前に私はtwitterで、
「タイガースを応援する女子はTORAKO、サザンの曲はTarako」みたいなことをつぶやいたからです。他の方にはどうでもいい話ですが(笑)
古い曲ですが、始まると「I stand to the mirror・・・」と歌ってる自分がいました。
さらにモニターには歌詞が。これ賛否あると思うんですけど、やってるアーティストいますよね。サザンも導入していたんですね。
私はうれしかったです。

1曲目からドーム大盛り上がり。年齢層が高めでもあるので、ライブのエネルギーは決して高いとは思わなかったけど。
続いてミス・ブランニュー・デイ。ライブの定番です。もう最高。最初から飛ばす飛ばす。この時点でかなり感極まってました自分。
観れてうれしい、この曲が聴けてうれしい。来てよかった、来れてよかった、生きててよかった。
ロックンロール・スーパーマンはあまり好きじゃないけど、もう何でも盛り上がる!

3曲やってMC。
「東京に帰ってまいりました!東京ドームで2日やったけど、お客さん全然何も言わない(盛り上がらない)。
だからこの3日目に全部持ってきました!!」(主旨)
という冗談でお客さんを喜ばせる桑田。早速の「スタンドー!」「アリーナ!」「バルコニー席!」も。

アルバム出したことを語って、そしてライブでは立つ時には背の高い人は気を遣ってね、的な話も。
身長○○○センチ以上の人!と聞いて、それぞれの背にあった立ち方を指示(笑)その流れで上記の「見えにくいとこもあると思うけど」の話も。
でもこれ結構大事なことで、私は身長185を超すのですが、特にオールスタンディングライブでは気を遣って後ろのほうで見ます。
前の人の背が邪魔でライブを楽しめないとツラいですからね。
桑田の話も半分本気、半分冗談だとは思いますが・・・スタンド席、しかも2階席となるとずっと立ってた人も多くはなかったけど。

最近のことにはついていけない、的な話もしてましたね。スマホじゃないという話は少し驚き。
ドローン、って何ですかあれ?ってところも面白かった。
メンバー紹介もありましたね。この時かは忘れたけど。サザンメンバーは1人一言。松田は巨人の優勝をアピール。
関口が「一度でいいから見てみたい」で始まるネタを言うと(毛ガニのことだったような)
原由子の「一度でいいから見てみたい、亭主が歌詞を間違えずに最後まで歌うとこ」、って言ったところで目を丸くする桑田が大写しになり、
場内爆笑!!確かに歌詞をよく間違えますからね(笑)
サザン以外のメンバー、ギター、コーラス、ブラス隊も全員紹介。ストリングス隊は代表の金原さんだけでしたが。
斎藤誠さんも長いな。桑田が1994年にソロやった頃にはもういたような。片山敦夫、山本拓なんかも長い。


その後アルバム曲を続けます。アルバム聴きまくって予習してよかったです。
青春番外地は好きだなー、骨太な青春回顧。アルバム曲で最初はこれだと思ったらやっぱり。歌詞も大好き。
イヤな事だらけの世の中で、は京都の春夏秋冬を織り込んだ曲。これも好き。
バラ色の人生はアップテンポな人生賛歌、SNSへの皮肉という主旨だけど。Missing Personsは太いロックで北朝鮮拉致問題を歌う。
平和の鐘が鳴る、彼氏になりたくてと続くが、アルバムとは曲順が違って面白く、またライブになって新たな一面が見える。
桑田はどの曲も歌った後にフッと笑顔を見せるのがたまらなく好きです。
でも声のパワーもすごかったな。あれが還暦目前の、かつてガンになった人かと。

続いて アルバムの中でも出色の名曲、はっぴいえんど。JTBのCMにも使われています。開始前のドームでもCMが流れていました。
優しいメロディに乗せて、大事な人への感謝の曲。原由子にあてたものなのか、どうなのか。
さらに途中の「イカす仲間が奏でるは愛の歌」のシーンではサザンのメンバーが映し出される。温かな雰囲気にドームが包まれます。
還暦間近の桑田の新境地を開いた曲といえるでしょう。ここで10曲終了。


そこからはダンサーも登場、寸劇も挟みつつ、天井桟敷の怪人。これ大好き。退廃的?な雰囲気を纏います。
さらに原由子がキーボード席を立ってステージに立ち、ワイングラスに消えた恋を歌う。振り付け、ダンスも披露。場内大歓声。
これでもって一連のアルバム曲の流れが終了します。

その後はしばしなつかしの名曲が。まず、よどみ萎え、枯れて舞え。いやー、これ聴けるとは。隠れた名曲、歌詞も素晴らしい、chap,chap,chap.
続いて顔。
涙が出そうでした。
なぜか私、この曲が凄く好きなんです。
20年前、大学入学する頃によく聴いていて、この曲聴くだけで20年前が甦るんですね。思い出の苦さも染み入る曲です。
これがライブで聴けるなんて。もう思い残すことはありません、ってぐらい感激しました。
あとこの曲では松田が難しいリズムを見事に叩いていましたね。桑田だけのバンドではありません、サザン。

HappyBirthdayで雰囲気が一気に明るくなったドーム。この日誕生日の人は最高にうれしかっただろう・・・
死体置場でロマンスを、でダンサーも登場して歌詞のストーリーを表現します。Tボーン!
ComputerChildrenまで登場して、「kamakura」のオンパレード!!あのアルバムは今でも最高傑・・いや、世に万葉が上か・・・

そこからみんな大好きな曲が3つ続いてドームが感動に包まれます。こちらももうただひたすら酔いしれるのみ。
まず栞のテーマ。名曲とかそんな簡単な言葉で済まされない名曲。
あなただけを、は記憶が正しければシングルで出たときのPV流してなかったかな?
そして、この曲はちょうど20年前、サザンを初めて見た時の横浜の記憶が甦る。PV含め、懐かしさに本当にこの時はウルウルしてしまった。
真夏の果実はもう、言葉にできない。夢の中に連れていってもらいました。
ここで20曲。もちろん見てるときはそんなの数えてもいないけど。

続いてはおいしいね~傑作物語~。これも隠れた名曲。大好き。産業ロックの日が昇る!!みんなのうたのB面。まさかやるとは。聴けてよかった。
で、この曲の前だったかあとだったかは忘れましたが、「セトリ」についてのMCがありました。
「イケア、じゃない、ニトリ、でもない、セトリね、セトリ」というボケをかました桑田。
セトリが今ツアー最初のライブ直後からネットにUPされている、またセトリの感想を書くのがいる、「理想のサザンセトリ」とか書いてる。
こっちは好きにやらせてもらいます、ここから15分ぐらいはこっちがやりたくてやるんだ(笑)、的な話をしていました。

これ、難しい問題ですけどね、必ずしもミュージシャンのやりたい曲とファンの聴きたい曲って同じじゃない。
確かにこの後SoulBomber、01MESSENGER、ブリブリボーダーラインとやったけど、私も正直要るか?と思いました。
それでいてライブでは必須と思われたアレとアレがない・・・うーん、難しいですけど。でもSoulBomberは好き。
とはいえ、アルバムの曲をほぼやり、それでいて全36曲のステージ、文句つけちゃいけない。

その後またアルバムに戻って、関口と桑田がセット有りの寸劇のようなことをしてから歌うアコギ曲、道。次いで栄光の男。どれもいい曲。
そして次の曲、というところで場内騒然、入場時に渡された腕時計型のライトが光る!!これはすごい仕掛けだ!!
曲は東京VICTORY!そのライト、曲で色が変わったりする、曲の途中でも変わったりする、どんなつくりなんだ、
そしてそれを数万個よく用意したもんだ!!
ドームで見たこと無い光景、みんなで一体となった客席、そしてその光の中で流れる曲、もはや感激を超えた感情が。すごいね。
ペンライトをグッズで売ることはよくあるけど、見せる側が用意して、それを会場一体となった演出に使う!!すごい、しか出てきません。


こっからは一気に。ダンサーもずっといる。
ついにアロエ!開始前ダンスの説明がモニターで流れてたアロエダンス、踊ってる人は私の近くは多くなかったです(笑)
勝負出ろ、って感じで本編ラストまで盛り上がる曲連発!!
定番マチルダBABY、手拍子鳴るドーム。怪しい男の声?の前フリがあってからのエロティカ・セブン。花火も出てたような?30曲超えた!
斎藤誠のギターソロが流れてもうこれはあれしかないでしょ、ボディ・スペシャル2。
踊ろよボディ・スペシャル!オーイエー!!何十回やった?!悲しい文句じゃオーノー!!
もはやドームが炎上どころではない、燃えるドームが妙にsexy!!さらにマンピーが来てエロ曲立て続け!!!ドーム爆発!!!!
永遠の夏のメロディ、燃え尽きました。ダンサーもエロいダンス、桑田はうち1人の女性と消えていきました。

ここで本編終了。いやー、何時だ?もう21時半ぐらい?
最後6曲は怒涛の攻めでしたね。それをステージでやり切る桑田、メンバーの皆さん。若い。
ちなみに何曲かだけ、一部カットしてますよね。進行考えてそうしてるんでしょうね。


当然アンコールなんだけど、その前にまだまだ続きます、的な映像が。でもメンバー出てくるの早かったね、結構押してたようにも思いました。
アンコール1曲目は匂艶THE NIGHT CLUB、ここがそれまでの他の会場と違うところですね、C調言葉とかチャコ海岸やった会場もあったようだけど。
大好きだからうれしかったです。ブラス隊も絶好調、これは本当にブラスが光る曲。

この時かどこか忘れましたが、野沢毛ガニがドラ鳴らしましたね。毛ガニ、元気でよかった。
続いてピースとハイライト、サザン復活の曲。場内が希望に包まれます。あと何曲あるだろう、何やるだろう・・・と思ってたら、
聴いたことないバラード。しかしそれはすぐ終わり、ひょっとして、と思ったらみんなのうた。
かつてはサビの部分のアカペラから入ったりもしてましたが、プロローグのようなバラードができていました。
みんなのうた、みんなで手を振って。昔はサビでのみ手を振ってたように思いましたが、今はサビ前でも振ってますね。
腕振りまくり。いまやいろんなアーティストのライブで当たり前に見られる光景ですが、これサザンが最初なんじゃ?と勝手に思ってます。

みんなのうた、の前だったかもしれませんが桑田から今日の締めのMC。37年やってます、どうもありがとう、ファンへの感謝が何度も何度も。
いやいや、こちらが感謝です。メンバー紹介もまたありましたね。
今日は最後までずっと桑田の顔も姿も見れない位置だったけど、何も恨みはありません。ライブ行けただけでよかった。
・・・いや、そういえば、まだあの曲やってないな、最後はあれで締めるのかなと思ってたら、やはり。

蛍。


今日の36曲目。


ところがここで私に奇跡が起こります。


さんざん桑田の姿が機材で見えないと書いてきましたが、
この最後の最後の曲になって、機材の間から桑田の姿がハッキリと見えたのです。
奇跡だと思いました。それまで全く見えなかったのに。
アンコール途中ぐらいで右隣の人が席を立ったので、少し右にズレたのが良かったのでしょうか、照明の関係でしょうか。
とにかく、見えました。そしてこの曲です。
感動しました。桑田の姿がドームに浮かぶ蛍のように見えました。
腕時計型ライトもまた、ドームに浮かぶ蛍でした。

終了、と思いきや最後に「あなたのおうちはどこにあるの~」(おおブレネリの替え歌)をメンバー他が歌い、さんざん盛り上がって終了。
なかなか今夜はステージを降りない、桑田でしたが、22時過ぎでしたかね、ステージを降りて終演。


3時間半に及ぶライブは終わりました。
言いようのない満足感に包まれ、本当に来てよかった、来れてよかった、
あと1度だけはと願ったサザンが観れた、言う事ありませんでした。

セトリもアルバム曲以外にもヒット曲連発、ただ、希望の轍と、勝手にシンドバットをやらなかったのは意外でした。
他にも聴きたいのはありましたが、この2曲をやらないのは意外。だから中盤の・・・(笑)いや、言うまい。
あとはアルバム全部やったと思ってたら、天国オンザビーチはやってなかったですね。セトリは下に書きました。


でも、あと1度だけと思ってはいたけど、次あったらまた行きたくなりますね。
それにしても何から何まですごいライブでした。とても全部書ききれない。書き漏らしたこともたくさんあるでしょう。
でももうとにかく、楽しかった。それが全てです。ありがとう、メンバー、スタッフのみなさん。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ステージの構成やMCの順序など違っているかもしれません、ご指摘ありましたらコメント欄にお願いします。
あれがない、これがないは少々勘弁ください(笑)、さすがにMC全部とかステージ詳細全部は覚えられないので^^;


・・・最後の桑田のMCで、「みんながんばろうね!」って一言がありました。その言葉に場内すごく沸きましたね。
60近い人に励まされてしまいました。がんばります。その言葉、すごくすごく心に響きました。
夢溢る世の中にするために、がんばりましょう。


最後に写真。会場で配られた袋と、それに入っていたフライヤーです。




以上です。



<2015.5.26 東京ドーム set list>

1.Tarako
2.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
3.ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~

4.青春番外地
5.イヤな事だらけの世の中で
6.バラ色の人生
7.Missing Persons
8.平和の鐘が鳴る
9.彼氏になりたくて
10.はっぴいえんど

11.天井桟敷の怪人
12.ワイングラスに消えた恋
13.よどみ萎え、枯れて舞え
14.顔
15.Happy Birthday
16.死体置場でロマンスを
17.Computer Children

18.栞のテーマ
19.あなただけを~Summer Heartbreak~
20.真夏の果実

21.おいしいね~傑作物語
22.Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
23.01MESSENGER~電子狂の詩~
24.ブリブリボーダーライン

25.道
26.栄光の男

27.東京VICTORY
28.アロエ
29.マチルダBABY
30.エロティカ・セブン
31.ボディ・スペシャルⅡ(←スマホの方、ローマ数字の「2」です)
32.マンピーのG★SPOT

EN
33.匂艶THE NIGHT CLUB
34.ピースとハイライト
35.みんなのうた
36.蛍

12/29 BUCK-TICKライブ「或いはアナーキー -N P P N B D K N-」@日本武道館(セトリ・ネタバレ有)

2015-01-07 23:56:34 | 音楽
少し遅くなりましたがBUCK-TICK日本武道館ライブのレポです。
当日の夜遅くに軽く書きましたが、こちらが完全版ということで。前のも併せてご覧ください(日付は12月30日の記事です)。
写真類はそっちに貼ったのでこちらは文章メインです。長文です。


でも・・・あの熱狂ライブからもう10日近く経つんですね。
今でも思い返してはニヤニヤしてしまいますよ。

12月29日、当日は曜日でいけば月曜日でしたが、非FT会員の自分はまずチケットの確保に苦労しました。
先行抽選とかその手のものはできるものは(複数当選はないようにしましたが)全てやりましたが、全滅。
そして一般発売は当日10時からリロードの繰り返しもつながった時は既に完売。
どうしようか、ヤフオクか、諦めるか、退くか、戦闘か、生き抜け俺、と考えましたが、
しばらくしたら「ステージプラン確定に伴う追加席発売」とやらで追加発売が決定。まあ、いつものことですが。
しかしこれを逃したら本当にヤバイと思って、2つのチケットサイトで申し込んだら2つとも当選。
何なんだこれは。
あれだけ落ちまくったのに。さらにtwitterなどでいろんな人に助けてもらいましたがもう1枚は結局売れず。
まあ、誰か連れていったと思えば・・・

席は2枚のうち1枚が2階席スタンド最後列のステージに垂直という悪条件のところ。
もう1枚は1階席スタンド最後列(実際はその1つ前、後ろは壁についた席)のステージに垂直のところ。東側です。星野側。
当然自分は後者にしましたが、まあ何とも良い席でしたね。
アリーナ?それは一体なんだい?と言いたくなるくらい。
音響は悪かったです。天井がすぐのため音がこもるこもる。
ベースはズンズンきたけどギターは一部聞き取りにくいのも。櫻井氏の声もうーん、って響きになってしまう・・・
さらに追加席ということでそんなに盛り上がっていない人もいる。でも左隣の人が結構ノリがよかった。
スペース的には後ろが通路、右隣は欠席で空いているなど楽だったけど。

あと、追加席はステージ全体、特に背景の映像が見えないため、その配慮か何か、大型ではないものの近くにモニターが置いてありました。
それは収録用かな?カメラが撮った映像が流れて、ステージ全体はともかくメンバーの顔のアップがよく映し出されます。
なので、ステージを見下ろして、さらにモニターでアップを見れるという、アリーナやほかの席では絶対に経験できないことをしました。
もっとも、ステージ全体がどうなっていたかがわからないのは大きなハンデでしたが。
メンバーも今井が櫻井に隠れ、またアニイが設備のロープ?が邪魔でほぼ見えず。。ユータと星野はすごくよく見えたけど。


でも!BUCK-TICKの武道館ではステージ左右の袖が花道になっており、ちょうど1階スタンド席のところにつながる格好に。
私はJ列でしたから、やってくるメンバーに超近かったわけではないですが、来たメンバーの顔はハッキリ見えました。
今井寿の顔の皺までハッキリと(笑)
これまでの武道館は2階席が多く、小さく見えたメンバーだけに手を振る、なんてことが多かったのですが。
いやー、追加席万歳だわ。1階最前列は普通に売るのかなあ。でもステージ全体が見えないから追加席なんだよなあ。
どうなんだろう。でも来年もそこ狙いたいくらい。音や興奮はアリーナのほうがいいんでしょうが、
下手にアリーナの後ろになるよりも絶対いい。そう思いました。


・・・これだとライブの感想ではなく、私の席の感想ですね(笑)

この日午前中は雨が降ったりもしましたが、あとライブ中も少し降ったのかな。でも雨には祟られませんでした。
私はグッズは買わないので18:10頃武道館到着、ドキドキしながら待ちます。
ライブは18:45開演、21:05ぐらいの終演。

とにかく、暑かった(笑)暖房のせいか、早い段階でTシャツ1枚に。
そして、熱かった!!いいライブでした。
セトリはアルバム曲はホールツアー時と前半は似たような感じ、中盤以降は幾分いじってきましたね。
でもアルバム曲にとどまらない、また個人的にはツボの曲がたくさん!!
全24曲中10曲はアルバム以外の曲。どちらも存分に楽しめました。

まずはオープニングはホールツアーと一緒でDADA DISCOで幕開け。櫻井氏、早くもマイクをしごくしごく(笑)
続いてはホールツアーではサバイバルだったのがここでDevil'N Angel。いやー、やっぱこの曲いいわ。一気に火がついて、
さらにドラムがシンクロしてICONOCLASM。もう、ヤバイですよね。武道館が早くも年末から真夏へ。
その後はホールツアーと少し順序変えたかな?アルバム曲が続きます。
ボードレールのあの絵画も、PHANTOMのあの洋館も、サタンの雨も、masQueの美しいマスク映像も、全部見納め。
どっかで櫻井が挨拶してたような。いやー、これらの曲何度もライブで聴いたけど、いい曲ばかり。
masQueではマスクして唄っていた櫻井氏。

さらに世界は闇で満ちているで早くも感動の武道館。これが本編最後とかでも良かったと思う。。
ONCE UPON A TIMEで今日最初のユータ降臨。
ただ、上からアリーナ見ていて、さほど爆発しているようには見えなかったんですよね。結構温度差があるなあと。
このあたりはファンに大人が多いのか・・・でも去年アリーナで見た時は凄く盛り上がってたよなあ。
宇宙サーカスでさらにノリノリになってきたところで独壇場!これは鉄板の盛り上がり。
アルバム曲にやや飽きてきた、わけでもないがここでこういうのを投入してくれるのが有難い。笑って見ててやりました。
さらに踊れ踊れとサバイバルダンス!歌い狂えとばかりにテンポのいいのが続きます。

でもセトリが読めないというのは本当に楽しいものでした。
次は何だろう、何だろうとワクワクできますからね。
星野側の花道には今井も星野も櫻井も来てくれました。でもどの曲だったか忘れました(笑)さらに最後はユータも来てくれた。
アニイも含めて5人、素晴らしいパフォーマンスでしたよ。バラバラなようでしっかりまとまっている。安定のステージ。

踊り狂った後は一転してROMANCE。CDで聴いた時は大したことなかった曲ですがホールで聴くと素晴らしいスケールを持ちます。
さらに絶界。うーん、これもライブで聴いて印象が好転したパターン。手拍子手拍子手拍子。
聴く事が結構多いのは、メンバーも好きなんでしょうねこの曲。
そして来月リニューアルされて発売されるアルバム「悪の華」から悪の華。
やはりBUCK-TICKを代表する曲ですよね。イントロへの反応が違う。ただ、ライブハウスのほうが迫力は生まれるかな。
その後、今日はどうもありがとう的な挨拶があって、「え?もう終わり?!」って思った。楽しい時間はあっという間。
本編ラストはHEAVEN。メメモリツアーでも何度も聴いたけど、このスケールの大きな曲が武道館を包み込み終了。
この素晴らしきBUCK-TICKの世界で、みんなの胸に赤いカーネーションが咲きました。


アンコール1つめは予想通りというか何と言うかアルバム曲残り4つ。
メランコリアはエレクトリアの方でしたかね。NOT FOUNDで宇宙的な何かを感じ、形而上流星にみんなうっとりします。
アンコ1の締めは無題。圧巻のステージはまばゆいステージ、最後のステージ。
いつまでも浸っていたい空間でした。まあ、アルバム曲全部やらんでも、とは思いましたが(笑)
観客席もアンコ2の爆発に向けて温存していた感じもしました。


アンコ2は少しインターバルがあってから登場。
ここで来たのがノクターン!!イントロでは全然わからなかった。いい曲ですね。すごくいい。
どこか懐かしさを感じさせる曲。雨が降っていたのでしょうかね、外はわからないけど武道館は雨の中でした。
ノクターンが終わると、櫻井がハネる曲の投入を予告!武道館一気に沸きます。何だろう、何だろう、と思ってたら、
後出しになりますが、実は自分はClimax Togetherやるだろうなと予測してました。予感的中!盛り上がります武道館!!
宇宙の果てまで行っちゃうレベルでクライマックスを迎えます。この曲の時かな、櫻井が曲中でメンバー紹介的なことを。
次の曲の前に櫻井が「今日はどうもありがとう」的な挨拶をするので、これで終わりなのかな?の雰囲気。
うーん、盛り上がりがたった2曲ではどうもな・・・の中で、・・・IN HEAVEN・・・がスタート。これはこれでいい曲。
しかし途中で思い出しました。多くの人がその予感があったと思いますが、
インヘブンにはアレがある!!
そう、曲が終わった、と思ったら場内に照明がついて一気に明るくなって同時にMOON LIGHTのイントロ!!
これがありました。AL「殺シノ調ベ」ですね。ライブでも何度かこのコンボを見せていますね。
凄かったですね、その時の盛り上がりは。メンバーもしてやったりでしょう。
もう、鳥肌ゾクゾクでした。ユータも降臨、止まらない止まらない、歌い踊りまくりの武道館!!
忘れるその日は来ないでしょう。もう興奮しっぱなしでした。さらにアウトロをこれでもかこれでもかとやって終了。
珍しくアニイがスティックを後ろに放り投げてましたね。いろんなドラマーさんがやりますがアニイがやったのは初めて見たかも。

とてつもなく「締まった」ライブでした。思い出してニヤニヤできますね、ずっと。
ツアーで見せた「NATIONAL MEDIA BOYS」も「夢魔」も「アリス」も投入せず、むしろいわゆるDIQのイメージを、
アンコール2つめでは見せてくれたと思います。予想外の選曲が続きました。
そしていろんな面を、いろんな世界を見せてくれたライブでした。どこを切っても違う顔で楽しめるライブ。最高でした。


本当に楽しかった。とてもいい空気が終演後の武道館に流れていました。
そして九段下の駅に向かう坂で、空を見上げたら、キレイなMOON LIGHTが。暗闇がドレスになっていました。
あまりに気分が良くて、いろんなことがあった1年でしたが、来年は良い年になる気しかしないと思いましたね。

来年の活動の告知が何もなかったですね。今年1年アルバム発売、ホールツアー、ライブハウスツアーと走ってきましたから、
少しはお休みとレコーディング(マネージャーさんのtwitterによると地下活動)やらでしばらくは会えないのでしょう。
でも何かやってほしいですね。そしてもちろんこの12・29も。
また会えるその日まで待ち続けよう。

おまけ:当日配られたフライヤー。アンケートも入ってましたね。短く書くようになっていて面白かったです。
質問で、誰のグッズが欲しいか:今井寿 どんなグッズが:酒 どんなツアーグッズが:酒のつまみ って書いちゃった(笑)





<2014.12.29 日本武道館 set list>

1.DADA DISCO -GJTHBKHTD-
2.Devil'N Angel
3.ICONOCLASM

4.ボードレールで眠れない
5.PHANTOM VOLTAIRE
6.サタン
7.masQue

8.世界は闇で満ちている
9.ONCE UPON A TIME
10.宇宙サーカス
11.独壇場Beauty-R.I.P-
12.SURVIVAL DANCE

13.ROMANCE
14.絶界
15.悪の華
16.HEAVEN

EN1
17.メランコリア-ELECTRIA-
18.NOT FOUND
19.形而上 流星
20.無題

EN2
21.ノクターン-Rain Song-
22.Climax Together
23....IN HEAVEN...
24.MOON LIGHT


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BUCK-TICK日本武道館ライブ行ってきた!!(一部セトリ有)

2014-12-30 00:55:43 | 音楽
年末恒例のBUCK-TICK日本武道館、今年で15年連続とか。
12月29日、例の日にいつもの場所で。

今回は追加席でチケットを取ることができたので、
ステージとほぼ垂直でしたが、音がイマイチだった以外はとにかく楽しめました!
東側(ヒデ側)の1階席最後列の1つ前J列。東の端のJ列。極東、J。(むりやり)

いやー、1階席音はともかく端はメンバーが袖の花道にやってくるからいいですね。
次もあの席で観たい。と思うくらい。最後にユータが来たときは感激。
今井もヒデも来て顔を近くで見ることができました。穴場発見です(笑)

ライブは18:45開演、21:05ぐらいの終演。
とにかく最高でした。
感想はまた後でゆっくり書きますが、
アンコール2つめ、ラス前と大ラス!!
武道館爆発してましたね。それまでは割と大人というか大人しいというか、そんな雰囲気でしたが。

いいライブでした。櫻井氏は少なめのMCでしたが「皆さんよい年でありますように、未年」という謎の倒置法があったり(笑)
他はどうもありがとう、楽しんでってください、
とかアンコ2つめで2曲目に入るとき、「ではこっからハネた曲やります」とノリのいい曲投入を予告したくらいでしたが、
ノリノリでしたね。とにかく表情が妖艶でした。
(追加席のエリア近くにはモニターがあるのでびっくり。確かにステージ全体、特にバックの映像は見えないので。
でも映像もカメラの映像なんで、結局背景の映像はほぼ見えなかったですけどね。でもメンバーのアップを見れたのはよかった)

いやもう、興奮が収まらずに帰ってきましたよ。
歌い踊り狂いハネて、年末にとてもいいライブを見せていただきました。
もう来年はいい年になる気しかしない!!すごく気分がいいです。

以下、写真です。画質が悪くてすみません。ほとんど手ブレです。雨、雪にならなかったのはよかった。

武道館、満員でした。結構男も多かったような・・・


今年はDAY IN QUESTIONではなく、ツアー「或いはアナーキー」の特別版ですね。


文字に棒のようなものがかかっていますが、竹です。お正月の門松ですね。


花が大物からも。映ってないけど高橋まこと(元BOOWY)からも。


↓これはユータとタイガースのコラボ。ユータはタイガースファン。うれしいです。私もタイガースファン。



最後に、演奏した曲です。アルバム全曲やってなお他にもたくさんやって盛りだくさんでした!
個人的にノクターンを初めてライブで聴きましたが(というか音源でもほとんど聴いてないw)、
いい曲ですね。BUCK-TICKらしくない、でもBUCK-TICKだという曲です。

順序は特に中盤おそらく違うと思うので番号つけません。また、もし欠けているのがあればご指摘ください。
後で清書します。アンコールは正しいですが・・・

DADA DISCO -GJTHBKHTD-
Devil'N Angel
ICONOCLASM

ボードレールで眠れない
サタン
PHANTOM VOLTAIRE
masQue

世界は闇で満ちている
ONCE UPON A TIME

独壇場Beauty-R.I.P-
宇宙サーカス
ROMANCE
SURVIVAL DANCE

悪の華
絶界
HEAVEN

EN1
メランコリア
NOT FOUND
形而上 流星
無題

EN2
ノクターン-Rain Song-
Climax Together
...IN HEAVEN...
MOON LIGHT(メドレー)


以上です。後日、改めて感想を書きます。


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12月17日、伊奈かっぺいライブ@北沢タウンホール

2014-12-18 22:13:42 | 音楽


1年ぶりかな、伊奈かっぺいのライブ、いってきました。
会場はいつもおなじみ北沢タウンホール。冬はここでやるのが定番化しましたね。
ライブ、って言葉がどうも似合わないけど、ライブには変わりなく。
トークショー、ってわけじゃないし、漫談というほど「芸」ではない。

本人も何度か「素人がやっていること」と強調していましたし、
「感動させるのは他の人に任せている」とも。
そしてかっぺい、今年でステージに立つようになって40年だそうです。
昭和49年に初めてやったてたんですね。私の生まれる前です。

そういうことは大っぴらに言わない人ですから、当然「デビュー40周年記念」とかは銘打たない。
本人が話の中でサラッと言ってました。
元々は青森放送(RAB)の社員。というか定年まで勤めています。
青森でRAB絡みのイベントとかに行くと、普通に仕事をしている様子を見ることもありました。

この日は(元々そうだけど)津軽弁でいろんな物語を話してみよう、が中心。
あと、僅か数日前に八丈島へ行って絶滅寸前の言語(日本のです)についてのサミットに出てきたことが前半はメインでした。
昔からあるネタですが「桃太郎」を津軽弁で、さらに三段階(徐々に訛りがキツくなる)でやる話を披露。
「枕草子」を津軽弁で、また鉄板ネタ「イエスタディは津軽弁で作られていた」も少し披露。

あとは得意のちょっとしたネタのオンパレード。ただし、新作がかなり多い。
何気ない言葉もかっぺいの手にかかればたちまち面白いネタへと変わります。
言葉遊びなんですね。それを40年、大量に考えては発表し続けています。すごいことです。

某有名アナウンサー?キャスター?がトーキングナントカと題してライブをして、10000円ぐらい取っていたようですが、
おそらく、こちらは3分の1の値段でその数倍楽しめる、笑えると思います。
もっとも、津軽弁を知らないと楽しめない話が9割ですが。。。

津軽弁、津軽訛り、東北弁を知ってるということは、これほどにも人生を豊かにしてくれるんだな、と思いました。
大げさかもしれませんが、少なくとも伊奈かっぺいの話を理解できることは、
人生の楽しさを1つ他の方より余計に持っていると思います。弘前出身の母親に感謝。

笑いっぱなしの2時間。ややいつもより「心構え」とか「自分の主張」も多かった気もしますが。
もう67歳。いつまで見れるのか・・・いつまでも続けてほしいですけど。
会場で本やCDを買った人には終演後サインと入れてくれます。書いてもらえばよかったな。

ステージも「何も考えてこなかった」と嘯いてましたが、綿密な構成(に思えた)のもと話が進められていきました。
この日も例によってピアノの竹田さん、尺八・三味線に山上進さんが参加。
最後はかっぺいの歌、『雪やどり』をピアノと、山上さんのコーラス付きで披露。
そして山上さんの三味線が流れる中、終演となりました。

寒い日でしたが、笑って笑って、今年の笑い納めかな?
楽しんでまいりました。来年もまた行きます。
別の主催者ですが3月8日には有楽町よみうりホールでもライブがありますね。
興味ある方はぜひ。

11/12 BUCK-TICKライブハウスツアー2014@EX THEATER ROPPONGI(セトリ・ネタバレ有)

2014-11-13 23:23:06 | 音楽
行ってきました!水曜の夜!六本木!!
ツアーの正式なタイトルは「TOUR 2014 metaform nights ~或いはアナーキー~」と言いますが、
いつものホールツアーの後に行われるライブハウスツアー、スタンディングツアーです。

会場のEX THEATER ROPPONGIは私は初めて行きました。BUCK-TICKとしても初使用ですね。
六本木の中心部から近く、ヒルズの向かい側にあります。
オープンが去年11月。新しいキレイな建物でした。フロアが地下にあるので地下室からメロディーが。
音響は素晴らしく、アニイのドラムがドッカンドッカンきてました。

コインロッカーもたくさんあるし、両替機もあるし、いい会場ができましたね。
広さはそれほどでもないです。1700人収容。でもクローズした渋谷AXと同サイズの会場ができてよかったです。
ただ、フロアの前と後ろに段差があり、後ろからも良く見える反面、微妙な空気の違いも感じました。
それにしても程よい暑さで空調もきき、快適だったし、音も光も私にはギリギリOKでした。

仕事があったのでフロアに入れたのが結局18:50頃。元々1400番台でしたが(笑)
それでも後ろのほうはいくぶん隙間もありましたね。私にとってのいい位置は確保できました。後ろのPAブースの脇ぐらいで見てました。
場所については結構苦労してきただけに(過去の記事参照)。
余裕でステージ全体が見渡せたのですが、PAブースにあったカメラ?のために今井さんがやや見えにくい。
あと、メンバーの足もとは見えなかった。男女比は95対5ぐらいでしょうか(笑)
また後ろのほうはさほど熱心ではないファンがどうしても多くなるため、盛り上がりは前方ほどではなかったのですが、
私にはそんなこと関係ありません。歌い踊り狂ってきました。

19:05ぐらいの開演、21:10頃の終演だったでしょうか。2時間余り。

最高でした。

音に、メンバーに、セトリに。

感謝したい。

セトリが良かったですよ!!

まずICONOCLASMとデビルンのコラボはホールツアーの逆バージョン。いきなりアイコノっていいですね。
ファントムかボードレールで歌詞間違えた櫻井氏。この日は妖艶さが際立ってましたね。ホールよりよく見えたから、ってのもある。
そして「踊れ踊れ」との煽りからきました独壇場Beauty!!これはやっぱりライブでこその曲。
踊る流れはまだまだ続いてLIMBO。ライブハウスでより激しさが増す。

続いてきたのがMAD。いつか武道館で聴いて感激して以来。
この曲、まず今井が動かずに無表情であのギターリフを。そしてユータも不動で無表情。これはBOOWYの松井を思い出した。
星野、櫻井もほぼ動かない。狂気を歌った曲なんだけど、この5人の不動スタイルが逆に狂っている怖さを出しています。
サビ前の大合唱もいい感じ。この曲聴けただけでも価値がありました。

衣装ではユータのチェック柄のがかわいかったのと(アンコールではボーダーのTシャツも着てた)、
今井が髪型がQUEENのブライアン・メイを連想させるものでした。櫻井は身体にぴっちりしたキラキラした服としか書けない私の表現力。
他もホールツアーとは違う雰囲気にしてきましたね。

あと櫻井、どこかで「みなさん、六本木の誘惑に負けないように」
「・・・負けてもいいさ」
というMCも。負けてもいいさの前に小さく「フッ、」と入っていたようにも思える。
六本木の誘惑じゃないよー負けてるのはBUCK-TICKの誘惑だよーそんな曲もあるよーーーー


そこからしばらくはアルバム曲のON PARADE。
サタンの前には櫻井、「Rain,Rain,Love,Love,Sex,Sex,セーーーックス!!」と御発声。
スタンドマイクもしごきまくり、仮面も使い、本編はとにかく妖艶でしたな。
世界は闇で満ちている、masQue、宇宙サーカス、ONCE UPON A TIMEときて、
メランコリアの前には「ダンスフロアにします」的なことを言ってから「エレクトリア」と言って、
メランコリア -ELECTRIA-が。うーん、いいですね、どっちのバージョンも好き。
実はこのアルバム曲のあたりで、仕事上のイヤなことを思い出してしまって、気持ち的にノレなかった、とかは要らぬ情報ですな。
でもアルバム曲も全部やったね。いいアルバムだからアルバム曲並べられても何の不満もない。


さてここで一旦アルバム曲は終わり、櫻井が何か煽ると始まったのは真っ赤な夜!!
燃える!!そしてこれは私がBUCK-TICKを初めてナマで見た時の記念すべき第1曲目!!さあ、真っ赤に染まって本編クライマックス!
続いて絶界!!このライブ、忘れるなよ!と聴こえる!星野のアコギも最高!!
本編最後の前に櫻井MC。
「今日みんなと騒げて楽しかったです。これからもずっと続けたいよね。では最後はこれで盛り上がってください・・・悪の華。」
オーディエンスの歓声たるや!!いつか武道館で聴いて以来だ悪の華!!
フロア全体で大合唱!!!やっぱりこの曲は凄い!!さんざん盛り上がって孤独を叩き潰して本編終了。


アンコール1つ目はアルバム曲。ここでDADA DISCO登場。アンコールでやるとまた雰囲気違う。櫻井が今井の後ろに立つ。
NOT FOUNDでは1番のBメロの入りを櫻井間違う。ちなみにBメロのファルセットは今回やっていない。
形而上流星、無題と美しい曲を続けてアンコ1終了。無題のパワーは凄い。凄すぎる。


今回アンコール1も2もさほど待たずにスタート。
先に入ってきたユータがオーディエンスに手拍子を要求!そして今井が写真撮影!!
2はまずSURVIVAL DANCE。あとおそらく2つだろうなと思ってたりしたら、櫻井が、
「天使は誰だ? ライ麦畑でイキっぱなしの天使は誰だ? 悪魔を殺した天使は誰だ?」と始める。
うひー!!これはまさにそのまんま!!
(櫻井)「天使は・・・・?」(観客)「誰だ!!」のコール&レスポンスのようなものがあってからあのギターリフ。
もう恍惚リボルバー状態ですよ。この大好きな曲を聴けて、最高に突き抜けました!!動機が要るか?理屈は抜きだ!!
拍手喝采!これがラストショー!!!

そこから櫻井最後のMC「今日はどうもありがとう、みんなカゼひかないようにね」との優しい言葉。冬に向かう東京ですからね。
大ラスにはPHYSICAL NEUROSE!!この曲は意外だったけどライブハウス向き!!若い!!
オーディエンスみんなで腕を振り上げてrun mad!!こんなノイローゼなら歓迎!!
凄まじい盛り上がりを見せて終了。


最高のライブでした。いや、いつも最高なんだけどね。
いいライブでした。他の言葉が思い浮かびません。
楽しかったし、メンバーも楽しそうでした。
そして、他のライブハウスも行きたくなりましたよ!!どうしてくれる(笑)お金ないのに(笑)
というかチケットもない、あとはヤフオク様ですかね、てか非FT会員の自分、いけるのは12月14日のZepp Tokyoぐらい。
その後、12月29日は恒例の日本武道館。もうチケット先行予約しました。当たれ!!

写真を2枚・・・といってもこちら↓はEXシアター入り口。何がなんだかわからない(笑)


そして会場で配られたフライヤーの数々。


以上です。


 
<2014.11.12 EX THEATER ROPPONGI set list>

1.ICONOCLASM
2.Devil'N Angel
3.PHANTOM VOLTAIRE
4.ボードレールで眠れない

5.独壇場Beauty
6.LIMBO
7.M・A・D

8.サタン
9.世界は闇で満ちている
10.masQue
11.宇宙サーカス
12.ONCE UPON A TIME
13.メランコリア -ELECTRIA-

14.真っ赤な夜
15.絶界
16.悪の華

EN1
17.DADA DISCO -GJTHBKHTD-
18.NOT FOUND
19.形而上 流星
20.無題

EN2
21.SURVIVAL DANCE
22.天使は誰だ
23.PHYSICAL NEUROSE