デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

寒い冬に思い出すこと。

2012-01-31 22:42:24 | weblog
寒い日が続きますが、それもあと1ヶ月~2ヶ月。
寒いということは春が近いということでもあります。

しかし今年の寒さ、尋常ではありません。
東京でここまで毎日のように寒いのはあまり記憶がないです。

私は北国秋田で生まれて育ちましたが、
東京の寒さはまた格別のものがあります。
なんというか、コンクリートの中にいる状態での寒さだからか、
「寒い」というより「寒々とする」雰囲気があります。
北国は寒いとはいえ雪をはじめ自然がある中での寒さ。
もちろん寒いのは北国ですが、自然な寒さなんですよね。

寒い、ということや冬、ということで昔を思い出すと、
いろんなことが思い出されますが、
私が小学校卒業寸前の昭和63年終わりからの冬は暖冬でした。
そしてそれが長く続く暖冬の始まりだったと思います。

それでも昭和天皇が崩御された昭和64年1月7日は非常に厳しい寒さで、
家の前にあった物置の温度計が氷点下17度ぐらいでした。
いつものようにスキー部の練習に行こうとする寸前で危篤が伝えられ(この時点で実は死んでいた)、
スキー場についてロッジに入ったら崩御が伝えられましたが、
その時の寒さは今でもよく覚えています。


それでも小さい頃は雪も多く寒さも厳しかったものの、
逆に防寒体制はバッチリで、外が寒いというのは顔で感じるぐらい。
元々手足が冷え性だったのでその点だけは難儀しましたが。

幼稚園ぐらいまでの時は親が家の庭に雪で滑り台を作ってくれたり、
家の前の広い畑をスキーで走ったりしました。

幼稚園では雪が強い日は入るとすぐ先生がほうきで雪を払ってくれたり、
小学校では、校舎とグラウンドの間が坂だったのでそこに自然の滑り台ができていて滑ったり、
中学校は雪の中を毎日30分かけて歩いて通学したりしました。
高校では列車で通っていましたが雪で動かなくなったことも。

最近では平成18年の豪雪が語り草ですが(今日もテレビでやっていた)、
あの時の冬は実家でずっと過ごしていましたが雪は多かった。
1月半ばまではずっと雪寄せで大変でした。ピーク後パッタリ降りませんでしたが。
あの時は本当に雪寄せしましたね。


雪や冬とは共存していかなくてはならないのが、雪国に住む人の宿命です。
それでも辛いことももちろんありますが、
逆に雪があるからこその楽しみ、寒いからこそできることなどがあり、
それはやはり東京では味わえないものですね。

あと少し、冬を越えれば春が必ずやってきます。

食事後の後片付け問題。

2012-01-30 00:07:50 | weblog
こないだふと思い出したのが、父親のこと、
っていうか父親絡みで、タイトルに書いてあることですが。
「問題」ってほどじゃないんだけど。

もう20年ぐらい前の話にはなると思うんだけど、
ある日、母親が出かけてていない夜に、
父親が私に「ちょっと会議に行ってる、ってお母さん帰ってきたら言っといて」と言って出かけようとした。
私は「どこへ?」って場所をたずねたら、
父親「ちょっと○○さんの車庫まで」。



車庫で会議ですかwwwww



要は近所の人たちが集まって、ある家の車庫での飲み会ってことですね。
どうやら鉄板か何かで肉焼いて食って飲む、ってやっていたらしい。
それに出かけるのに「会議」なんて言うもんだから家族は爆笑。

それ以降父親がその近所の飲み会に出かけるたび、
「車庫会議」と言っては家族はからかっていたものです。



ところが。

その“会議”が始まってしばらくしたある日、
父親の部屋で「○○○○会 会則」
という便箋に書かれた、規則の素案のような文書を見つけてしまいます。

そしてその第一条が、
「飲み食いの終了後は皆で後片付けをする」(主旨)
とあったのです。第一条だったかどうかは確信はありませんが、
その主旨の条文は確かにありました。

つまり、父親としてはその会議をちゃんとした会にして、会則を作ろうとしたのです。
そしてその目的が、
「飲み食いの後の片づけをちゃんとする」
というものでした。

後から聞けば、人の家(車庫だけど)で集まっているのに、
後片付けをしない参加者がいることに父親は憤慨していた様子。
だから、それを規則化してしまおうということだったようです。


おそらく、ですがある一定の時代までは、特に田舎では(都会もかもしれないけど)、
普通の食事でも食べた後、食器類はテーブルに置いたまま、男は席を離れ、
それを片付けるのは女性の役目、ってのはよくあったのだろうと思います。

事実、私の家でもある時期まで父親は食後食器は自分で片付けず、
ある時期から母親が「それをやってくれるだけでずいぶん違う(楽になる)」と言って、
食後に食器を流しまで持ってってくれとお願いするようになりました。
父親も最初は嫌がっていたものの、後々までずっとやるようになりました。
私はそもそも食後の片付けはするよう躾けられていましたが…


でもその片付けの問題は車庫会議の場でも同じことで、
食事の片付けは男の仕事ではない、という風潮が強かったのでしょう。
また酒を飲んだ後に片付けなんか、ってのもあったのでしょうね。


ただ、食事の時のマナー、ルール、習慣は各家庭で大きく違います。
度々そのあたりの意見の衝突も父母間ではあったようですが…
何が良い、悪い、ということではないですけどね。

ちなみにその「車庫会議」は自然消滅していきました。
でも数少ない「父親語録」のひとつではあります。


そして時代は流れ2003、4年ぐらい。
私は前に勤めていた会社の寮に住んでいましたが、
その私の部屋で同期連中を集めてよく麻雀をしました。
その頃は徹夜だったので各自飲食物を買って持ち込んでましたが、
終わって帰ろうとする時に、その飲食物の袋やら缶や瓶を片付けず帰ろうとするのがチラホラ。
なもんで「オイコラ、食ったもんぐらい片付けていけ」と言って、
ごみ箱には入れるように言ったものです。
皆さんちゃんとやってくれましたけどね。


そんなことを思い出しました。
おしまい。

京都大阪の旅(4)1・22プロレスリングNOAH大阪大会観戦記!

2012-01-26 23:15:06 | プロレス
大阪旅のラストはNOAH大阪大会でした。
というかこれを見るために大阪へ行ったわけで。
写真は昨日先にUPしました。今日は長い文だけです。

カードも秋山&彰俊の挑戦、ノッてる森嶋のGHC挑戦など期待できるもの。
そして自分にとっては今年の初観戦。初詣でしたね。
そういえば去年も初観戦は大阪府立だった。寒い日だったね。

NOAHにはいろんな問題ごとが昨年末あたりからまた噴出してきている。
KENTA効果で上向きだったものが彼の欠場もあってまた下り坂に。
さらにはリングの戦いとは違う部分でいろんなことが起きており、少なからず残念な方向に。

それでも自分はとにかくリングの上の試合を楽しみたい、それだけである。
NOAHに限らず、プロレスはリングの上で起こることを楽しむ主義。
リングが楽しければそれでいい。
事実、週プロ佐藤編集長の巻頭コラムにもあったが、会場の雰囲気は熱く、盛り上がった。


自分にとって大阪フリッツ体育会館はこれで4度目かな?
相変わらずアクセスはいいし、見やすい。
客入りは悪くないようには思えた。小橋復帰戦(は見れなかったが)よりは悪いようだが、
過去にはもっとガラガラのスタンドを見ている。
アリーナも開始当初はヤバイんじゃないかこれ、と思うぐらい不入りだったが、
時間とともにそこそこ埋まっていった。勿論とても満足できる数じゃないが。

会場でよかった点と悪かった点を。
まず音響が素晴らしい。機材のせいか?会場自体もよく響くとこだけど。あれは良かった。
さらに昨日の写真にもUPしたが立派な入場ゲートが。
ところがそのゲートの上に置いたスクリーンが、スタンド席からは全部見えない。
おそらく多くのスタンド席の人がそうだったと思う。黒い幕が余計に引いてあった。
元々スクリーンの煽りVは控えめな団体なのでストレスはなかったけど、
あれはお粗末だ。少なくとも自分の席からはスクリーンの5分の1はカットされていた。


さて前置きが長くなったけど試合。
試合前にはGHCジュニアタッグ、GHCタッグの調印式も。大阪プロの2人のふてぶてしさ。
それとフリッツ・フォン・エリックの孫2人も帯同。
下記ブラバド兄弟とセコンド業務を頑張っていたが…
NOAHの日本人練習生も1人いる。去年11月ぐらいまでは2人いたが…
ていうか、国内外問わずこういう未来ある若者がいるんだ、団体は彼らのためにも頑張らないと。

この大会は後半3つのGHCベルトを賭けた試合に絞っており、それ以外は簡単に。
第1試合では金丸が留学生の1人、ハーレム・ブラバドをあっさり丸め込み。
第2試合に出たランスと共に、ブラバド兄弟は動きは悪くないがいわゆる日本のプロレスの基礎がまだまだ。
てかせっかく兄弟タッグなんだからビッグマッチは兄弟で出してあげようよ。
その第2試合はランスがつかまって土方はほとんど出番なし。石森&リッキーのタッグも久々。
石森は週プロにもあったが、常にいい状態をキープしている。そして客を沸かせられる。

第3試合で鼻骨骨折から強行出場のヨネと吉江のシングル。
ヨネはプロテクターをつけていたが、本当に試合できるの?という状態。
それでも吉江の猛攻食らいながらも頑張った。丸藤軍入りがかかっているからなのか、
必死のファイトは目を引いた。やればできるのだ。いつもそれぐらいやってほしい。
フィニッシュのインパクトは弱かったが、そこまでの受けと攻めは非常に良かった。

第4試合ではその丸藤軍、丸藤&杉浦に今や主なきNO MERCY高山&平柳。
玄藩はなんと大阪に住んでいたと衝撃のマイク。
玄藩はファイトも悪くなかった。丸藤に弄ばれていたが、ついていってたとも見れる。
杉浦と高山は肉弾戦。スギのコンディションの良さ。
最後は平柳と遊びまくった丸藤が不知火。決まった瞬間拍手になるほど良い流れで決めた。
やはり丸藤は観客を沸かせられる。どこの会場でもそう。ケガの具合も相当いいように見えた。


休憩後第5試合、小橋&谷口vs健介&中嶋。
これはもうチョップ合戦だけが期待。実際小橋と健介、まずリングでさんざんやりあうと、
写真にもあった通り花道でのチョップ合戦。その発想は素晴らしい。
谷口も悪くなかったなあ。健介が終わらせたけど、不恰好な感じはなかった。
小橋には言いたいこともある…でもそれはまたいつの日か。


第6試合からはGHCベルトがかかる試合。
まずはGHCジュニアタッグ。王者・鼓太郎&青木に挑戦するは大阪プロレス・原田&小峠。
昨年の大阪で原田が青木からフォールを取ったことで挑戦に弾みがついたようだ。
それを巡って大阪プロコンビとNOAHファンの間で?妙な?舌戦が?あったようだが?
そんなことはともかく地元大阪で大阪プロ組が取るのかどうなのか、そこに興味は尽きた。
しかし、終わってみれば正直王者組の強さだけが目を引いた。

特に原田が青木から取ったうんたらとか小峠がNOAHファンうんたらとか言っていたが、
この3人とは1枚も2枚も役者が違うのが鈴木鼓太郎。
原田とのエルボー合戦を制すと、大阪コンビを見事に分断、青木にリベンジの舞台を作る。
3人が割と感情を出してくる中で、一人冷静な強さが目を引いた。
そして青木は終盤、スタミナと実力差を見せ付けるようにバックドロップを小峠に4連発。
大阪コンビの連係技を食らってもいたが決定打を打たれず、最後は自分のペースにした。
アサルトポイントで防衛、原田も鼓太郎に捕まって終盤は動けず。
大阪コンビには残念ながら勝機がなかった。試合は良かったと思う。いつも感じる技の粗さがなかった。
でも、正直「これはひょっとして!?」となるシーンがなかった。底力の差。しかし大きな差。

試合後は全日本の近藤&大和が挑戦表明。大阪コンビ健闘の余韻をあっさり消してしまい…
さらに大和が場違いな白のタキシード?で登場、長いマイク。場内ブーイング。
まあでも挑戦者がやってくるだけいいか。青木が2人を無視して大阪コンビを讃えるマイクをしていた。
タイトル戦は2・14後楽園です。


セミファイナルではGHCヘビー、王者・ジャイアント・バーナード&"マシンガン"カール・アンダーソンに秋山&彰俊が挑戦。
調印式でマシンガンが言ってたが、高山&佐野、森嶋&吉江、潮崎&谷口が負けている。これ以上は負けられない。
果たして試合は気合い漲る秋山&彰俊が王者組の猛攻を耐え切ると怒涛の反撃、って感じ。
王者組もタッグワークは完璧。連係に一分の隙もない。マジックキラーが決まった時はマズイ!と思ったが…
ただ、秋山がうまくバーナードのスタミナを奪い、彼に爆発させなかった。
そして当然狙うべきマシンガンに照準を絞ったのが成功。終盤は彰俊に任せていた。
しかしこの試合のもう1つの見所が、マシンガンの受けっぷりのよさ。
NOAH初登場の時(杉浦とバーナードの前哨戦@後楽園)からいい選手だと思っていたが、
やはりその評価は揺るがない。秋山と彰俊の技をこれでもかと食らって見せた。NOAHでシングルを見たい。
最後は彰俊の強烈なスイクルデスからデスブランド。やや崩れた感もあったがマシンガンをマットにたたきつけた。
その後バックステージで秋山が爆発していたようだけど、
リング上でも秋山の表情は微妙なものがあった。喜ぶ彰俊。彰俊が必死で戦ってベルトを取り返したからこそ、
なおさらたまったものがあったのだろう。彰俊は感謝の言葉を並べていた。フリーになっても心はNOAHでいいじゃない。


メインはGHCヘビー級選手権。王者・潮崎に挑戦者・森嶋。
イマイチ明確な王者像を築けず、ファンの支持もあるとはいい難い潮崎に、
スランプから抜け出し、シングルのリーグ戦も制し、キャラもできてきた森嶋。
正直、勝負はあったと試合前から思ってしまった。
特に森嶋は一旦萎んだように見えた身体が太ったのではなく強くなった感じに。
スタミナがないのはいつものことだけど…
で、森嶋奪取だろうと思って見ていたが、潮崎の攻撃が実にハンパなかった。
チョップも良かったし、負傷している森嶋の目の上へのチョップは場内からどよめきが。
さらに巨体の森嶋をブレーンバスター、ゴーフラッシャーなどで数回完璧に持ち上げる。
ラリアットの打ち合いも引くことはなかった。いや、あと1発いいのが入っていれば…
さらにリング上および雪崩式のリミットブレイク、どちらかが決まっていれば…
ちなみに場外戦では最前列のファンの椅子を取り上げて森嶋を座らせて攻撃。
ひどいなー、椅子とりやがっての空気漂う中、使用後ちゃんと椅子を返し、手を合わせて謝っていて、
これには場内拍手。潮崎、好感度がまたUPしたの巻。

しかし森嶋。激しい潮崎の攻めに苦戦し、スタミナ切れの心配もあったが、底力は残っていた。
上記リミットブレイクを2度こらえ、特に雪崩式を踏ん張って潮崎を潰したところで勝機が出てきた。
とにかく出す技1つ1つに気持ちが見える。迫力で完全に王者を圧倒。
暴れまくるといった感じではなく、気迫が前面に出た感じ。そして出す技が簡潔、ファンもわかりやすい。
トップロープからのエルボー、スライディングのラリアットなんかもキレイに決まった。
最終盤はそれまでのNOAHではあまりない感じでラリアットを巡る攻防、っていうか潮崎がロープを2往復ぐらい走る。
割と大技出し合い、優勢なほうが2発3発とフィニッシュ技で終わり、ってのが多い中、
この2人が見せたのは動きのある攻防。ヘビーも棚橋じゃないが躍動感があっていい。
動きとラリアットの攻防の中で森嶋が打ち勝ち、バックドロップ。
かつて三沢から取った時のような美しさはなかったものの(受ける側のアレもある)、
説得力十分のフィニッシュで王座奪取。4年ぶり、おめでとう。
ベルトを巻き、トロフィーを抱えてポーズするあたりは、何か懐かしささえ感じる。
やはりプロレスの魅力の1つはデカイ男の強い試合。それができるのはやはり森嶋だ。

試合後は潮崎を讃え、ファンには「俺についてこい」とメッセージ。
ついに森嶋が走り出した。前の王者の時とは違う、自信を持っての王者。
どういうNOAHにしていくか、ファンに何を発信していくか。
課題ってよりも期待で見ていきたい。

以上です。非常に熱い観戦となりました。また大阪で見たいですね。

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1月21日~22日、京都大阪の旅(3)プロレスリングNOAH大阪大会!(写真のみ)

2012-01-25 23:26:09 | プロレス
観戦記は明日と書きましたが、まずはNOAH大阪大会でバンバン撮った写真を先にUPします。
府立は何度目かな…今回非常にいい席でした。6000円の価値はあった。

大阪府立体育会館入り口。相撲の大阪場所の開催地でもありますね。



試合前の調印式。


暗いけど…入場ゲートとスクリーン。このスクリーンがスタンド席からは全部見えず。何やってんだよ…


第2試合ぐらいかな。リングを照らす照明はもう少し欲しかった。


鼻骨骨折から復帰強行のヨネ。顔にマスク。格好は悪い。


花道でチョップ合戦の小橋と健介。
リング上でもさんざんやったが花道で大サービス。


引き上げる小橋。今日もありがとう。


GHCジュニアタッグ。永源今日1回目。


勝利して拳をあげる青木。鼓太郎の後ろに敗れた大阪プロ小峠が倒れている。


勝ち名乗り。ぶっちゃけ、危なげない防衛戦。


GHCタッグ。リングの4人中3人がスキンヘッド!


勝利した秋山&彰俊。喜ぶ彰俊、何か素直に喜べない表情が印象的だった秋山。



メイン勝利した森嶋。試合内容はまだまだできると思った。


インタビュー受ける森嶋。気持ちは感じられた。


トロフィー持ってポーズの森嶋。こういう姿は絵になる。


写真は以上です。観戦記は明日です。


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1月21日~22日、京都大阪の旅(2)

2012-01-25 23:06:09 | グルメ関連
旅日記2日目。
そもそもの目的は22日17:00開始のプロレスリングNOAH大阪府立体育会館大会。
それに向けての大阪での行動でした。朝早くは出られないし遠出はできない。
10時にホテルを出て向かったのは、住吉大社。

ホテルのすぐ近くが「阪堺電気鉄道」の南霞町駅。
一度乗ってみたかった、いわゆるチンチン電車。古いけど風情があって、鉄道マニアの心をくすぐる。
住吉大社は路線図を眺めてたら発見したようなもの。
20分ほど電車に揺られ、最初はあまり味気なかったけど途中から路面を走り感激。
路面電車は減ってしまったけど、これは続いてほしい。本来290円が、堺市の補助で全線200円。
経営は厳しいのかな…



そして住吉大社鳥居前、ってまさに鳥居の目の前で停車。
降りると縁日のような感じで屋台が並んでいる。いつもあるのかな。
4つお宮がある神社、お参りしてから神社の中を散策。

庶民が集う憩いの場、って感じも。
りっぱな橋もあった。↓見ての通りかなり急です。


お堀もあり、かなり広く、ご神木もあった。
そして何より驚いたのは常夜燈の数!!大きいのもそうでないのもあった。
これは大阪独特なのかな?東京ではどうなんだろう?

で、さんざん大きな常夜燈を見た後に、
住吉大社から南海電車の駅を挟んで向こうの住吉公園、を抜けた先にとどめとばかりに超巨大な常夜燈が!

↑見えますかね?これは駅から撮ったんですが、ちょうど写真の中心ぐらいに櫓みたいなのが見えます。

それから周辺を歩き回り。実は昼を食べる場所を探していた。
粉浜という町のようであるが、元気で大きな商店街があった。
結局食べずに12時少し前になんばへ戻る。
そしてなんばで立ち食いのうどん屋を見つけて、肉うどん。ダシは勿論関西風。
うまい。ああ、二日酔いの朝はうどんに限るよ。


で。
その後はまたネットカフェへ。っていうのも、ウインズ難波で競馬を見てから大阪府立へ行こうとしてたんだけど、
競馬始めるには早すぎるし、どこかへ出かけるには時間がないし、で。
少し休んでからウインズ難波へ。旅打ち、ってほどのもんじゃないが旅先のギャンブルはまた違う。
そこではたこ焼き。うまい。ウインズとはいえ食い物も侮れない大阪。


競馬は外してばかりだったけど、中山メインAJCCを三連複1点で的中。安かったけど溜飲を下げた。
京都メイン平安Sはエスポ勝利はないと思ったが、誰が勝つかわからず見るだけに。

そして16時、NOAH観戦に府立体育会館へ。


観戦記は別途UPします。今日週刊プロレス出てるんであまりアレだけど…

観戦終了が20:20ぐらい。
それから最終の新幹線21:20に間に合わすために一路新大阪へ。
大会がそのあたり考慮してくれたのかな?(笑)20:45終了なら厳しかったね。
そしたら御堂筋線がうまいぐあいにすぐ来て、新大阪には20:50ぐらいに着いた。
なもんで買い物して切符も10分だけど早いのに変更して…
そして新幹線の中で大阪グルメの最終便。

551蓬莱の豚まんと、他に焼き鯖寿司も(大阪じゃないけど)。

満腹になって新幹線は夜の中を東へ、東へ。
自宅に戻ったのはちょうど0時。
こうして2泊3日、実質1泊2日の旅は終わりました。

自分は移動手段には金を割りとかけるほうなので、夜行バスは使いません。眠れないのもあるけど。
その分宿を安く、あと飲み食いで金かける、って感じです。
それにしても疲れたけど楽しかった!!

大阪、京都、いつでも行きたい。何なら住みたいぐらいだ。
また春にでも、いや夏も、秋も冬も。

【22日の食】
朝:水
昼:なんばの立ち食いうどんで肉うどん。うまいねん。
3時:ウインズ難波でたこやき。トロットロでした。
夜:新幹線で缶ビール、551蓬莱の豚まん、焼鯖寿司。

ま、実は「赤福」も買って、翌日以降楽しみましたけどね。
大阪でも赤福売ってるのは素晴らしいことです。

明日は「いろいろあった」NOAH大阪府立大会の観戦記をUPします!!

1月21日~22日、京都大阪の旅(1)

2012-01-25 22:11:19 | グルメ関連
日が少し経ってしまいましたが、先日土日と関西を旅してまいりました。
んでいきなりタイトルを覆すこと書いてしまいますが、出発は実は20日夜。
でもその時は夜遅く名古屋へ着き、ホテルで1泊して朝になったら名古屋を離れたってだけ。
てか木曜からカゼをひいていて、名古屋ではカゼ薬を飲んでの宿泊でした。

そして、21日土曜日。いよいよ旅のはじまり。


この日、まず目指すは京都。行くルートは金額不問ならいくらでもあるけど、
安い&景色を楽しみに高速バスで。10:10名古屋駅→12:20京都駅。
高速道路に乗るとき、なぜかワクワクしてテンション上がった。
途中多賀PAで休憩を挟み、正味2時間少々のバス旅。本数多いけど、土曜日なのに客は10人ほど。

そして京都駅に荷物を置いて(←いつものパターン)
劇場入り口からメルパルク前を通り(←いつものパターン)
最初の目的地、「新福菜館」へ。(←いつものパターン)

おなじみ京都ラーメンの店ですね。京都ラーメンといってもはんなりせず濃い醤油味。
黒いスープ、薄切りのチャーシュー、ストレート麺にたくさんのネギ。
行列ができかけていたがとりあえず相席でも座れた!
うまい、うまい。スープ一口目はいつでも衝撃だ。
あっという間に食べ終わる。濃いのでスープは残さざるを得ない。
隣の客がラーメン運ばれてきているのに電話に必死でなかなか食べない。作った人に失礼だろ。

しかし京都に来る理由がこれで、まず目的を1つ完遂。
それから、初めてウインズ京都へ向かう。
京阪七条駅まで塩小路通を歩いて鴨川を越える。
そして七条から2駅。特急なら1駅。そして四条通から花見小路へ。

これは京都南座。歌舞伎公演期間でした。


で、その花見小路の先にウインズ京都。何度もこの花見小路は来てるのに、ウインズの存在を最近知った。
そして小さいウインズのためか、馬券は500円以上からじゃないと買えない。
最初それがわからず300円で買おうとして買えず…

レースは散々でメインまで見ずに14:30頃撤退。
場所は風情があっても馬券は冷たい京都の雨に消える。

そこから周辺をブラブラ~ブラブラ~
花見小路の先に(手前に?)あった建仁寺を歩くも、
どこをどうやって見て回るのかわからず敷地を歩いたのみ。
雨は徐々に強くなり、冷たさが増してくる。
八坂通から八坂の塔へ。塔は立派だったが…

それから歩いて霊山観音や高台寺などがある一帯を回る回る。
途中、坂本龍馬の墓があるという所にも坂を登って行ってみたが、金取られるし、
幕末好きでもないし、何より雨にやられてまた歩いて汗かいていたので墓見ず撤退。


高台寺、霊山観音(デカい!!)もそこそこに、ねねの道を雨の中歩く。
しかし、京都は街の隅々まで京都だ。何気ない何かにも何かがある。
大谷祖廟というところも参道?が立派で行ってみたくなった。次回。
そして次の目的地円山公園、八坂神社へ。
ここはいつも花見の季節に来ている。いつものように祇園交差点側から来たのではないので新鮮味。
花見では大勢の花見人と夜店と桜で賑わうが…
有名な大しだれざくらもこの季節はこの通り。


八坂神社でお参りをしたがカップルが多かったな。
あと、この日はやたら京都各地でスーツ姿の若い男性数人の集団を見かけた。
何なんだろう?八坂神社でもお参りする姿が。

そして神社を降りて、冷えてしまった&汗かいてしまったカラダを休めるべく、
新京極にあるネットカフェへ。行きつけ、とは呼べないが2回目だ。
祇園を歩く途中、東京・銀座に本店があるビーフシチューの名店「銀の塔」の祇園店を発見。

↑雀荘「嶺花」もよろしく(笑) リンシャン、って読むんだろうな…
さすが京都はマージャン店も名前がすてき。京都で「麻雀 大四喜」じゃ似合わない。

そしてそのネットカフェで休憩。気がついたらウインズ出てから90分近く歩いていた。
しばらく休んで19:20頃の新快速で大阪へ。
大阪着いたら一目散?で東梅田・お初天神通りの居酒屋「多聞 松屋」へ。
本当は「松屋」だけでいいんだけど、牛丼屋と間違われそうで…

ほぼカウンターだけの居酒屋。2000年だから12年前に最初に来たのか…
もうそんなになるのか。店員さんも変わった。メニューも変わった。
それでも居心地の良さと、酒と肴のうまさは変わらない。
結構広いし、何より関東の人間が一人飲み食いしていても浮かない。
客同士、客と店員の関西弁をBGMに、ガッチリいただいた。それでいて安い早いうまい。

さらに店を出て1人二次会。
これは今回は泊まらなかったがよく行くOSホテル地下の「喜多寿司」へ。
大阪は寿司も美味い店が多い。
そしてだいぶ酔ったけどどうにか宿泊先へ。地下鉄「動物園前」駅近くの安いホテルへ。
翌朝軽い二日酔い(笑)。一人で飲んでたのに…

【1月21日の食】
朝:おにぎり1個
昼:新福菜館のチャーシューメン(メニュー表記は「肉多目」)
夜:多聞松屋でどて焼き、シマアジ造り、たこぶつ、山かけ(マグロぶつに山芋と卵)、生2杯、熱燗2合。
さらに喜多寿司でイカ、カンパチ、名物トロ鉄火巻。
うますぎて涙が出てくるよ大阪。

長くなったので翌日22日は別に書きます。

ブログ開設7周年。

2012-01-16 23:54:55 | weblog
このブログを始めたのが2005年の1月15日。
あれから昨日で7年が経ち、ついに8年目シーズンに突入しました。

更新のペースは落ちましたし、twitterまとめも何となく恥ずかしくてやめ、
ピーク時よりは見てくださる方の数も減ったと思います。

それでも基本はNOAH、競馬、タイガース、BUCK-TICKなどの音楽、グルメ、その他適当なつぶやき、という路線で、
ここまで頑張ってきましたし、今後もそのつもりです。
ヒマな方もそうでない方も、ご愛顧いただけると幸いです。

2005年はNOAHもまだ東京ドーム開催があったり、
タイガースもリーグ優勝を果たしたりといい時でしたね。

それから「1月」は何か自分の中でのポイントとなることが多いように思います。
2005年は1月に起きた体調不良がもとで大変な苦しみに陥り、結局会社を辞め、
2006年の1月には転職活動に自分の中でゴーサインを出し、活動を始め、
2007年の1月に今の会社に入社し、それから1月を迎えるたび入社歴が更新されます。
2008年の1月には伊集院光に市ヶ谷の居酒屋で遭遇し(←ポイントか?)
2009年の1月には中山金杯が的中したほか万馬券ゲットし(←ポイントか??)
2010年の1月には何より勉強嫌いの自分が二種衛生管理者試験に合格し
2011年の1月には母校の大館鳳鳴高校が21世紀枠で春のセンバツ出場決定し、
2012年の1月にはおそらく残り半月、ひと財産ゲットして女が星の数ほど寄ってくるでしょう。

何か自分のこととは関係ないこともあるけど…
でもそれだけ大事な月だってことです。

さてこのブログ、8年目もそれなりにやっていきます。
構想はいつも練ってるんですけどね。なかなか書く時間がない。
そのくせつぶやきはよくやってますが。
あ、まとめ投稿はやめましたが、つぶやき自体はPC版ご覧の方は、
左側のバーにつぶやきが書かれていますのでどうぞ。

それでは。寒い季節ですが風邪など召されませんよう。

蒲田グルメツアー、『鳥万』『ニーハオ』で美味しい夜!!

2012-01-16 00:31:28 | グルメ関連
11月の赤羽に続いて、友人Sとの酒場めぐり第2弾、今回は蒲田でした。
ちなみに前回の赤羽の模様はこちら→2011年12月4日の日記
前回はサシでしたが今回はSの奥様も登場。
蒲田で降り立ったことは何度かありますが、飲みは初めて。

前回の赤羽同様、飲みの店が多いエリアとして有名です。
でも今回蒲田について調べるまでは餃子で有名とは知らなかった。

最初は有名店、『吉田類の酒場放浪記』にも出た「鳥万」。
その名の通り鳥料理の店ですが、他にも魚介などとにかくおつまみが充実。
JRの蒲田駅近くの店。18:00頃に入り混んでいて3Fに通されます。

そして酒も料理も出てくるのは早い。
何で大手チェーンのほうが設備も人数もあるはずなのに平気で待たせるのだろう。
赤羽でも感じたがとにかく早いのはこういう居酒屋のほう。

ビールで乾杯、さらにテーブルにはサービス?お通し?として市販の小さなおつまみ(豆)が。
こういう気配りはうれしいですね。
頂いたのは鳥の唐揚げ、大根と手羽先の煮物、、焼き鳥(正肉、レバー、ナンコツなど)といった鳥料理屋らしい一品と、
さらに白子、おでん、オニオンスライス。出てくるのが早い!!
そして何と言ってもうまい!!そして安い!!
特に唐揚げは従来の「居酒屋での唐揚げ」の概念を覆すもの。
これは写真に撮っておくべきでした。いわゆる唐揚げがコロコロと4、5個あるのとは全く違います。
そしてやや塩が多めながら衣がパリパリサクサク!肉は噛み応えバッチリ!!
絶対また食いたい!!380円であれはありえない!!

写真はビールですが、奥の巨大なものが「特大」サイズ。生は中かこの特大となっていました。

通常の大ジョッキよりもさらに1回り大きい気がしましたが…

ただ、そもそも2~3軒という予定だったのと、
なかなか店員さんがつかまらず続きの注文ができなかったため、潮時と見て撤退。
店員のオバサマ達には少し文句も言いたいとこでしたが、料理の美味さで許したい。
1Fではレジに店の守り神のようなオバアチャンが座っていた。こういうのもいい味。
絶対また来る。1人でも来る。


そして2軒目は10分ほど歩いて京急側の蒲田へ。
京急蒲田エリアは餃子屋さんが多いけど、やはり大本命の『ニーハオ』へ。
本店とすぐ近くに別館がありますがまず本館へ。そしたら拍子抜けするぐらいの空きっぷり。
しかし後で見る見る満席に。良いタイミングだったということでしょう。
立派なHPもあります→http://www.nihao.co.jp/

餃子は基本が6個300円。水餃子が10個500円だったかな?
但し、ギョーザ専門店ではなく、他にもメニューは盛りだくさん!!
いろいろ食べてみたいところでしたが、こちらは2軒目。
まずは焼餃子と水餃子、ニンニクの串揚げを注文。
私は1軒目でそこそこ食べたので、まあ味を確かめる程度…と思っていました。
(ちなみに友人Sはよく食べる、しかも早い男なので問題なさそうでしたが)


ところがですよ。

まず出てきた水餃子がツルツルと入っていきます。
そして焼餃子も来ました。これもそこそこ大きいのにジャンジャン入っていきます。
なぜかというと、一切重たくないんですね。
だから、ある程度腹が膨らんでいても入ってしまう。

そして言葉では表現できないほどうまい!!
具が歯ごたえと優しい滋味にあふれ、日本でよくあるように練り上げた感じじゃないから、
具がスルスルと口の中で融けていきます。皮もモチモチでうまいのなんの。
結局3人とはいえ2軒目で水餃子2皿、焼は計4人前いけました。
ビールと紹興酒をいただき、満腹。でも全然胃が重くない!!
さらに値段も良心的、絶対来るぞ!!

写真。いわゆる羽根つき餃子ですね。結構大きいですね。



その後またJR蒲田のほうへ歩いて、3軒目は軽くショットバーで。
たしか『halohalo』というお店だったと思います。新しいのかな?お酒の種類が多くて良し。
そこで軽く飲んで語り、店内で流れる1998年ヒットチャートを眺めたり。
ジンリッキー、チャイナブルーといったさっぱりめのお酒をいただきました。
女性のバーテンダーさんがやっているお店です。下心なしでまた行きたいお店。


以上3軒めぐりまして蒲田の夜は更けました。
蒲田、住みたい。てか飲み食べまくりたい街です。
次回はどこにしましょうか。

今さら!12・29BUCK-TICK日本武道館ライブレポ。

2012-01-10 23:54:38 | 音楽
既に簡単なレポとセトリは、昨年12月29日の日記に書いてますが、改めてあの日のメモを。

会場には大体19:00の10分前ぐらいに着くように行ったら、
グッズ売り場あたりで「本日は定刻通りの開演予定です~」とグッズ購入者を急かすアナウンス。
んなわけあるかいと思ってたら、案の定。8分押し。
それでも去年か一昨年あたりよりは早いスタートだったと思う。ニコニコ動画の生中継のせいか。

オープニング、そして序盤の数曲では過去の映像もたくさん登場!!その度歓声が。
今回の席はステージにほぼ垂直、星野側。スクリーンがよく見えない。
でも右にもまだ5、6人はいたから、その人達はつらかっただろう。
ステージに垂直ってのはPerfumeの横アリを思い出す。

最初は『HURRY UP MODE』でスタート。
ところが…
何だこの周辺…
全然盛り上がらないじゃん…


ってのが率直な感想でした。それも終盤まで続いたため、実は完全燃焼とはいかなかったのです。
特に隣の人(性別がよくわからん)は立ち上がってはいても歌わないどころか拍手手拍子もしない。
前の女性4人組も何かお互いに遠慮してるのか初めてなのか盛り上がってない。
辛うじて左の席の女性が割と盛り上がっていて助かったけど。
そこは非常に残念でした。しょうがないから自分で盛り上がってましたけど。

しかし懐かしい映像と懐かしい曲、まさに25周年目前にふさわしい序盤。
『SEXUAL XXXX!』はいまだに曲名と曲が一致しない。
『PHYSICAL NEUROSE』最高。この曲大好きだし、狂ってる感じがいい。ライブ向き。
そして櫻井MCから『ANGELIC CONVERSATION』。これが聴けて心から感動した。
メロディーの良さでは今井曲屈指。本当にいい。一度ライブで聴きたかった。
『悪の華』は前にNHKホールのアンコで聴いたときは心底興奮したが…やはり周囲の静けさよ。


そしてここで櫻井が着席させる。
今年の出来事へのレクイエムとして、という主旨の言葉から、
流れてきたのは『さくら』。
「波がさらってゆく ずっと永遠さ」って歌詞があるけどよく唄った…
続いて『JUPITER』(殺シノ調ベVer)のイントロの聖歌。

言葉がない。
自分にとって大きな意味を持つこの歌を、この日ここで聴けたのは最高の思い出。
星野のアコギが美しかった。櫻井の唄も齢重ねてこの曲に味をつけた。
ありがとうございました。

そして『die』へ。これもレクイエムみたいなもの。あまり好きじゃない。『love letter』もそんなに。
ところが次にきたのは『idol』!!これは大好きだーーーーー!
サビへの入りが完璧。シンプルな音がライブではむしろ心地いい。
『MY FUCKIN' VALENTINE』で盛り上がってきた!!やっとアクセル全開!!
それに追い討ちをかけるように定番『Baby,I want you.』でノリノリの会場。
ただ、この曲終わりの櫻井と観客の掛け合いは私はうまくできない…
『極東より愛を込めて』はライブではやっぱり熱い!!火も登場した!!

でもいつも気になるのはBUCK-TICKのライブは1曲ごとにインターバルがあることが多い点。
楽器交換で仕方ない部分もあろうが、少し冷める場面もある。
次に『GIRL』という超意外な選曲も。『ROMANCE』とバラード系が続くが、ROMANCEはいつ聴いてもライブのスケールに酔える。
聴くたびに好きになっていった曲だね。

そして櫻井が「もうひと盛り上がりしましょう」的なことを言ってから、
ヤガミのおなじみのドラムで『Alice in Wonder Underground』!!
さらに『memento mori』でメンバー紹介があり、本編クライマックスの予感。
『独壇場Beauty』でアホのように盛り上がって本編終了。いやー、汗かいた。


そしてアンコール、今回はインターバルが短かった。やはり中継のせいかな。
「えっ、もう!?」っていうぐらいのタイミング。
EN1で今回の目玉、かつてはよくやってた『....In Heaven...』→『Moon Light』のコンボ。
初期を代表する名曲2曲で盛り上がった!!

EN2で『夢魔』『DIABOLO』。ノーコメント。だってどっちも好きじゃない。
てか逆にこれが大ラスじゃなくてよかったよ。

EN3で何と『JUST ONE MORE KISS』。BUCK-TICK初のシングルにして初のヒット曲。
あれから20年以上、40代半ばになった彼ら、“重低音がバクチクする”雰囲気はなく、大人のロックで酔わせた。
これを聴けたのは本当によかった。この曲が始まりだったもの。
そして大ラスは『COSMOS』…





始まらない?

そしたら櫻井が「んー、trouble.」「最後の最後で…trouble.」
そしてスタッフを気遣う優しい一言「誰のせいでもな~い」

ここが大人の余裕。トラブルなんて何度も経験してるからでしょう。
無事イントロが始まってスタート。今井は何か違う楽器使ってたね。
そして最後に全体合唱。スクリーンには歌詞も表示された。
賛否両論あるだろうけど、昔からのファンばかりじゃないし、予習してきてるファンばかりでもない。
でもCOSMOSももう15年前なんだな…

感動の全体合唱で武道館が1つになって終了。興奮より感動のライブ、たっぷり2時間半でした。
でも盛り上がりはやはり、うーん。なので来年はどうにかしてアリーナで見たい!
ファンクラブ入るしかないのか!?


途中には「来年25周年、こうなったらいくところまでいくしかないよね」とのMCも。
来年もそれ以降も永遠についていきます。
そしてメンバーが下がって、スクリーンが降りて、25周年イヤーの活動予定を発表。
元々リリースされていたベスト、新曲、新アルバムの発売の他、トリビュートアルバム発売、
さらに夏には日比谷野音2days、そしてスタンディングツアー、さらには来年12・29もまた、武道館。


25周年、頑張ってください。頑張っていきます。