デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

モノ申す、補足版。フィギュアスケート、結果は出たけれど。

2010-02-27 01:51:34 | モノ申す!
フィギュアはキムヨナ金の浅田銀。
結果は出てしまう、でもその演技には等しく拍手を送りたい。
浅田をキムヨナを褒めるも叩くも自由、審判を八百長だとか買収だとか騒ぐのも自由。
でも、そんな結果に対してのみ意見するような見方は私はしません。。
だって、もし点数や順位がつかなかったら、皆もっと伸び伸びと演技できると思いませんか。
点数とか審判とかルールとかに縛られて自由な演技ができないのに、
周囲からは頑張ってと言われ、国の期待を背負わされる。
こんな非情なことはありません。
ですから、そんな制約だらけの中で、演技をやったこと、
そしてそのために努力を重ねてきたこと、それをすべての選手に等しく評価し、拍手を送りたいと思います。

もちろんルールがあるから競技として成立しているわけだし、
それに従うのは競技者として当然のこと。
でも、こういう芸術を身体で表現するものには、
私は点数や順位は必要ない、そう思っています。
こんな腐った考えを持つのは私ぐらいでしょうけどね。

なぜそういう思想を持つに至ったのかといえば、
私が中学の時のクラス対抗合唱コンクールが、かなり白熱し、
各クラス皆努力して実際うまくなっていきました。
そうやって皆必死に努力する姿を見て、一部の先生からは、
「これは順位(金賞、銀賞、銅賞)をつけなくてもいいのではないか」
という意見が出たんですね。実際生徒には伝えられました。
でも生徒たちは、やっぱりそれには反対しましたけど。
そういうことがあったからなんですね。
実際、コンクール当日、音楽の先生は審査を放棄しました。

結果は私のクラスはライバルのクラスに負け。
実は私は指揮者だったのですが、正直遜色ないと思いましたが、無常にも結果は出ました。
その時真っ先に思いましたね。
「ライバルのクラスは審査員を買収した」と。
作り話かよ、と思うかもしれませんが、私はその日帰宅後親にそれを言ってます。

ま、そんな中学の学校の話はいいのですが、
結果はどうあれ、頑張った選手たちには拍手を送りたい。
それだけです。それ以外のことは、見てるだけの外野の人間がとやかく言うことではないでしょうね。

フィギュアについてはこれであとやめます。

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さて2日間もブログを休んでしまいましたが、木曜は飲み。金曜も飲み。
んでさっき帰宅して、しばらくテレ東の『まじすか学園』を見てました。
例のAKB48が出てるドラマですね。
言いたいことはいろいろあるけど、とりあえず
しのまり先生かわええええええええええええええええええええええええええええええええ

でも何かコメディっぽいタイトルなのに、
中身はやたら安っぽいドロドロ感というか。
7割がた前田敦子が出てなかったか。
というか最近は板野友美がいいね。ドラマでは見かけなかったが。「鶴田」という姓の男と結婚しないかな。
「鶴田友美」になる。(ジャンボ鶴田の本名です、一応)

シリーズ“モノ申す!”~第3回「フィギュアスケート」~

2010-02-24 22:50:14 | モノ申す!
写真はAKB劇場のある、秋葉原のドン・キホーテです。
ここの8Fですね。AKB48が公演やってるの。
昨日今日と秋葉原で仕事があっていたので、思わず撮ってしまいました。
そのアキバにいた件とか秋葉原のうんぬんはまた後で。
しのまりかわいいよしのまり


浅田ほか女子フィギュアの演技は誰一人見ていない、という前提で以下の文章。
だからね、審判員の主観に全て委ねられる、採点競技にそもそも無理がありますって。
速さや長さを競ったり、点数入れあったりするならまだいいけど、
誰の演技がよかったか、なんて主観ですよ。
だから浅田2位に対して、いろんなところ(まあ某糞掲示板ですが)で文句が起こるわけですよ。
審判を買収したんじゃね?審判の贔屓じゃね?っていうことが言いやすい。文句つけやすいし、競技者からも異義を唱えやすい。
(文句をつけたり、異義を唱えるのが悪い、という意味ではありません)
採点系の競技はそこに致命的な欠点があります。
それがスポーツの祭典という大会で競われること自体に、非常に違和感があります。
mixiでも書いちゃったことなのであとやめますが、
審判が見て、良いか悪いかを決める競技が、スポーツなんですか?

浅田にも安藤にも頑張ってほしい。
でも、それ以前にこのフィギュアスケートという競技は、一切見る気がしません。
だってスポーツじゃないもの。
もちろん技術や表現力を競うという点ではスポーツっぽい。
でも、それを点数で数値化できますか?美しさは点数で現せるものですか?
点数がつかない、展覧会としてやるならまだいいですが。

とか文句ばっかり言ってるのは結局、2ちゃんねるで採点に文句言ってる連中と一緒ですなこりゃ。
見てない癖にあれこれ言う時点で俺が終わってる。

でもね、プロレスでも私は特に誰を応援することって実はないんですよ。
プロレスを見る際の基本スタンスは「いい試合が見たい」。
これだけなんです。
誰が勝とうが負けようが実は、あまり興味がありません。いい試合が見たいんです。
たとえそれが、アレであったとしてもです。

誰それに勝ってほしい!って心から願ったのなんて、
これまでのプロレス観戦歴の中で数えるほどしかありません。
てか、プロレスはもちろん勝ち負けもあるけど、それだけじゃないでしょ?
どんなに素晴らしい技を出しても負けることだってある。
7秒でケリがつくこともある。60分やっても決着がつかないこともある。
でも勝敗はあっても、それを超えた感動があるのがプロレス。
フィギュアは選手それぞれが素晴らしい演技をしているのに、
それに無理矢理点数をつけて順位をつけているだけに見えるんです。
あ、採点基準があるのはわかってますよ。審判が勝手にやってるんじゃないことは理解してます。
もちろん暴論です。絶対批判されるというのはよくわかっています。
こんなことを書いてる私を哀れだと笑ってください。

でもね、採点系の競技は本当に難しいと思います。
プロレスと比べちゃいけないのはわかる。週プロも採点はさすがにやめた。
でも、プロレスって、試合や選手を語って、それで酒が飲めるんですよ。
フィギュアについて語って、酒が飲めるかなあ。
単に好みの違いかな。
なんか本当にくだらないブログになってきたな。

それにしてもなんで十六茶の新垣結衣はあんなにかわいいんだ。

シリーズ“モノ申す!”~第2回「トヨタ自動車」~

2010-02-23 21:19:17 | モノ申す!
昨日のタイトルに「糾弾」なんてつけといて、
後でよく読み返したら全然糾弾になってないので変えました。
「モノ申す!」シリーズとさせていただきます。
1回読んで見苦しいと思った方、あと読まないことを「(強く推奨)」。

2回目はトヨタ。でも疲れてるから短く。
まあ例のリコール事件…と思いきや、私にはそれにはあまり興味がなくて。
だって、それは当然問題ではあるけど、まだ「ミス」として片付けられる。
もちろんあってはいけないミスだけど。

それよりもトヨタについて腹立たしいのは、今回の一件でも図らずもわかってしまったように、
アメリカという国でもトップクラスの力を持っているし(どうでもいい企業なら公聴会には呼ばれない)、
日本においては日本を代表する企業の1つとして実力があるにも関わらず、
実にえげつないことを次々やって、その地位を守っていることなんですよね。

例えば一昨年からの不況で、トヨタがまずやったのは派遣切り・期間工の大幅カット。平たく言えばクビ。
好景気の時は新聞の求人欄にトヨタ(だけじゃないが)期間工募集の文字が躍ってましたよ。
さらに、おそらくトヨタは認めないでしょうが、下請けに30%の仕入れ値ダウンを突きつけたと言われています。
どちらも不況になればある意味当然のこととはいえ、
内部留保なんて腐るほどある利益1兆円企業がこれですよ。
トヨタの地位は、あっさり切られた労働者、過酷な対応を迫られる下請け企業、
それによって成り立っているのだということです。

国際競争力、という言葉をトヨタのみならず最近の日本企業の経営者は言います。
確かにそれはそうで、人口減、少子高齢化の日本よりも海外のマーケットのほうが有望ではある。
そのためには国際競争力をつけないといけないというのは、いろんな意味で間違ってはいない。
でも彼らがやっていることはその国際競争力のためなら、日本はどうでもいい、小さな労働者や企業はどうでもいい、
そういう風に見えてしまうのです。私だけでしょうけど。

あとはトヨタは日本のメディアにおいてとんでもなく大きい「広告主」でもあります。
そのせいか、一部ではトヨタ擁護の記事が見られたのもありました。
アメリカの陰謀とする記事まであったし、みんな大好き朝日新聞でもトヨタはちゃんとブレーキ問題に対応していたと、
わざわざ一面(トップじゃないが)使ってまで書いています(アメリカでの騒動が出た直後)。
有形無形のプレッシャーがあることは想像に難くありません。
もちろんこれはトヨタにとっても諸刃の剣で、「下手なこと書いてみろ、広告出さないからな」なんて言うと、
逆にメディアの攻撃を食らう可能性、広告出せないことによる影響もありうるので。
ですからあからさまなことはやっていないでしょうね。それでも、この問題に深く切り込むメディアはどれだけあるでしょうか。
でも別の日の朝日新聞(某県版)では、販売店側のトヨタ本社に対する不満が書かれていましたね。
要はリコールという大問題なのに、客との最前線にある販売店への説明が後回し、ということだったようです。
ちなみにトヨタ販売店のことについても色々あるみたいですが、それは長くなるのでやめます。

まあ、そんな感じでトヨタには腹が立つわけですが、
おそらくこれを読んだ人はこう思うでしょう。
「大企業に対する嫉妬だ」と。
まあそうなんですけどね。劣等感ですね、それはあります。ウチはボーナス出なかったけど、トヨタは出たでしょうから。
ですから、こんなのは本当に「馬鹿言ってら」ぐらいで捉えてください。

もしご家族や身内の方にトヨタ関係者がいたらごめんなさい。
また、車や、トヨタの従業員の方を悪く言うものではありません。
全て経営層に対するものです。企業の体質の問題ね。
まあ、問題が何もない企業なんてこの世にたった1つもないんですけど。
ただ、このトヨタが日本を代表する企業だと言うのなら、それはちょっと困ったもんだなと。
ほら、結局長い。

シリーズ“モノ申す!”~第1回「民主党」~

2010-02-22 22:33:41 | モノ申す!
なんかご大層なタイトルつけちゃったな…
世の中のあれこれ糾弾していきたいことを勝手に書いていきます。
あまり品のいい内容にはならないと思いますので、あまりお勧めしません。
あくまでも独り言。自分の憂さ晴らしのために。

実はあまり政治ネタは好きじゃないけど、
さすがに書こうかなと。
昨日の長崎県知事選挙では自民・公明(まだこのチームあったのか・笑)の推薦候補が、
民主党ほか泡沫政党の連立与党を候補を破り当選、
さらに内閣支持率も、みんな大好き朝日新聞ですら37%という数字を発表し、
一気に民主党沈滞ムードが加速してきました。
まあ、一知事選挙の結果が直接国政に結びつくかとなればまた別かもしれませんし、
「地方の結果はあくまでも地方」とは自民党からよく聞かれていた言葉でもあります。
が、さすがにもう国民は民主党にNOを出しているということでしょう。
むしろ30%以上もこの内閣を支持してること自体が信じられない。

敗因を「政治とカネ」として、九鳥山総理、小沢“裏ボス”一郎ほかが言ってるようですけどね、
確かにまあ広い意味で「政治とカネ」ってことにはなるんでしょうが、
この内閣支持率の低下も含めて、明らかになったのは、
「期待したような人たちではなかった」
という失望だということなんですよ。

国民おぼえのいいマニフェストやら、国民の生活が第一とかのキャッチフレーズもそうだけど、
まあ自民党よりは国民の側に立った政治家、政党なんだろうな、という期待感で、
昨年の夏は多くの人が民主党に投票したと思うんですね。
なお、私は民主党などという政党には過去ただの一度も投票したことはありません。これからもするつもりはありません。
自民党にも死んでも投票する気はありません。
で、その期待した人たちが、実は母親から毎月1500万もらっていても知らないだの、
自分とこの権力維持のために不動産を黒いカネで次々購入していただの、
秘書の不祥事は政治家の責任だと攻撃した側が、今度は秘書に罪を全部かぶせて自分は逃げるだの、
そういうことをしているから、嫌われていったんですよ。

つまり、やってることが全然国民目線ではない、と。
これでは自民党と何ら変わりはないと。
そこに失望したわけです。
親から多額の資金をもらっていて、それを知らないなどいうことがありえるか。
そこの尋常ではない親子関係(まあ嘘で固めた親子の絆、でしょうが・笑)に、
国民は白けてしまっているわけです。

政治資金不正のそれぞれの案件がどうの、というよりも(そんなん皆すぐ忘れるから)、
結局この人たちは私たちよりも自分たちの金のほうが大事なんだ、とそういうイメージを持ったわけですね。
そのイメージ定着の方がはるかにダメージは大きいですよ。

さらに、不正したり金に溺れてるだけなら自民党時代にもそんなのは山ほどいたけど、
問題なのは、あれやります、これやります、財源はムダ省けばどうにかなります、
でも実は財源がありませんでしたから増税します、まずは国民の批判かわすために金持ちからやります、
っていうまったく子どもでもバカにしているかのような方針ですよ。
菅直人が財務大臣になっていきなりそういう話になったけど、
菅は気づいちゃったんですよ。カネがないことに。

私は以前の記事で、ある経済の本に「日本の財政はもはやムダをなくしたぐらいではどうにもならない」とあったと、
書いたことがありましたが、
まさにその通りで、少なくとも財政再建という目的には増税しかないんですよ。
ところが民主は国民に耳障りのいい、「税金の無駄をなくす」という言葉だけで財政をどうにかしようとした。
でも事業仕分けとかやった割にはせいぜい2兆円ぐらいしか浮かない上、
どっかの誰かの一声で予算があっさり復活した事業まである。選挙対策もされている。
これでは無駄なくしての予算確保なんて夢のまた夢で、
事業仕分けの効果はありませんでした、だから増税します、と言ってるようなものです。

そういうおかしな流れ、国民の期待をあからさまに欺くような流れを作っていることが、
民主党の支持低下につながっているわけです。

結局政治は誰のためのものでもない、
政党と政治家のためのものだ、それが戦後65年変わらない姿なんですよ。
民主でもいい、自民でもいい、他の政党でも誰でもいいけど、
政治の恩恵を感じられるような、そういう政治をやってくれ、そう思います。

ちなみに、シリーズと題名にはありますが、
続けるかどうかは気分次第です。たぶん不定期連載か、何度か続けて自然消滅でしょう。(←じゃあやめろ馬鹿)