デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

NOAH10・5後楽園大会観戦記!!

2008-10-06 22:52:31 | プロレス
優勝する気がないチームの試合については論評しません。
ただ、讀賣の試合がなく、これでも(ヤクルト4連戦で1勝)まだ首位(同率)にいるのは、
ツキがあるということなのでしょう。
共にあと4試合。直接対決はいよいよ明後日です。

さて、NOAH10・5後楽園ホール大会の観戦記ですが、
もう、言葉は一言。
「10・25が待ちきれない」
とにかくシビれまくったのが丸藤とKENTAの絡み。
エルボー一つ、蹴り一つから猛烈な気迫を感じるんですよね。
ヘビーのぶつかり合いとはまた違う。気持ちが入っているんですよ。
そして高度な技術が惜しみなく披露される攻防。仮に2人で練習しててもあんなのできないですよ。
ただ、昨日は石森という正パートナーとのタッグだったこともあり、
やや押し気味だったKENTAの方が、私は強い印象を受けました。
その2人に触発されるように石森、太田も頑張りました。特に石森の技術は素晴らしい。
ハイライトは試合後。丸藤が世界ジュニアのベルトを持ってKENTAにアピールすると、
現GHC王者のダニエルソンが、オレを忘れるなとばかりにベルトを持って登場。
世界のジュニア界をリードする3人のやりとりが繰り広げられ、睨み合った後に、
KENTAがベルト2本ゲットをアピール。沸く場内。
そしてなぜか鳴り響くKENTAのテーマ曲(石森が勝ったのに)。
コーナーポストでさらにアピールするKENTA。観客の武道館への期待度はMAXです。
もう既にアリーナS席は完売になってましたね。

この前哨戦だけでも金払う価値はあったのに、昨日はその他の試合も面白かったですよ。
特にメイン。秋山・力皇・伊藤-健介・中嶋・起田。
この試合もグイグイと見てる者を引っ張る試合でした。特にGHCタッグに挑戦する秋山とリキの好調ぶりは特筆モノ。
健介もすっかりNOAHに定着。ファミリーを率いてメインをきっちり務めました。
そして試合を決めたのは若い伊藤。起田と抗争みたいになってますが、相手の技を受けきった上でドラゴンでピン。
今日は1発で決め、後楽園メインの大役を果たしました。
そして試合後にはGHC王者組の彰俊・バイソンがやってきて乱闘。
大乱闘も大乱闘でしたが、注目を集める丸藤-KENTAには絶対負けない、
そういう気持ちが見えました。試合順も気になりますね。
そして昨日の日記にも書いた秋山の「タッグ取ったらシングルはオレがいくんだよ!」
これで場内熱狂。後楽園をきっちり締めました。

その他では面白いシングルが2試合。
唐突に組まれた感があるマッギネス-雅央。
これは、うーん。じっくりしたレスリングを見せてくれたのはいたんだけど、
やや冗長になってしまった感がありました。
ただ、マッギネスの執拗な腕攻めが、フィニッシュへとつながる一本の線だったのに驚き。
フィニッシュのロンドンダンジョンが出た途端雅央がギブアップでした。

もう1つは青木の十番勝負。やってきたのは全日本のカズ・ハヤシ。
カズの動きが新鮮でした。腕のとり方、脚のとり方1つをとっても、今まで見れなかったものでした。
青木も頑張っていましたが、いかんせん腕攻め以外のものが出てこない。
そして攻められるとややもろい。最後はカズのファイナルカットが火を吹きました。
というか、カズが意図的にそうしていたのかはわかりませんが、打撃が結構多くて驚きましたね。青木は打撃も磨かないといけません。

そのほかは大幅に割愛。箇条書きでいくつか。
・観客層でとにかく女性が多い。大げさではなく40~50%は女性ではないか。なおこの日は全体で9割程度。
・いつもはくだらない菊地や泉田、多聞も頑張っていた。
・ブライアン・ダニエルソンはすごいと思う。ジュニア版の外国人エース。
・平柳は相変らずだが、悪事をはたらくことで観客の注目をひくようになっている。これはいいと思う。
・橋はもういいんじゃないか。今日は白に挑戦だったはずだが…
そんなところです。
あとは撮ってきた写真をご覧ください。
座席は南側正面。最高の席でした。隣の男がウザかったけど。
↓雅央-マッギネス戦と、NOAH初登場のカズ。
  
で、後は全部丸藤とKENTAがらみの6枚です。
      
  
にほんブログ村 格闘技ブログ プロレスへ