デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

ブログ休止のお知らせ。

2017-04-18 20:47:27 | weblog
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはしばらくの間、休止とさせていただきます。
ご了承ください。

twitterは毎日やってますので、そちらをよろしくお願いします。
アカウントは@abeshin_0417です。
Instagramもやってます。アカウントはabeshin_0417です。

また再開する日があればその時お読み頂ければと思います。

先日40歳の誕生日を迎えたのを機に、心機一転(?)したいと思いまして。

申し訳ございませんが、ご了承ください。

2016/7/28追記
twitterまとめ投稿もストップします。twitter上でご覧ください。

3月が始まりました。(就活・野球・新幹線・明日のノア)

2016-03-01 22:48:04 | weblog
久々にプロレス絡みではない記事の投稿になりますね。
3月がいつもの年より1日遅く始まりました。今年はうるう年。
3月のスタートはとってもいい天気でしたが、風が冷たい日でした。
明日までは結構寒いようですが、明後日から週末以降はだいぶ暖かくなってくるようです。
インフルエンザ流行ってますね。気をつけましょう。とにかく早く寝ることが大事ですね。


3月1日といえば、主に大学生(短大・専門・大学院もOKだが)向けの就活サイト「リクナビ」「マイナビ」などがオープンし、
就活戦線もいよいよ本番です。
私はあまり大っぴらにしていませんが(隠してもいませんけど)、某企業の採用担当でもあります。
もちろん我が社でも今日からリクナビマイナビがオープンして、学生からのエントリーがありました。
このブログでも、就活関連の記事を何か書きたいなとはいつも思っているのですが、
結局タイガースやプロレスばかりになってしまっています(笑)

学生は企業研究だ自己分析だエントリーシートだと忙しい時期になりますが、
こんな経験は一生に一度だと思ってやってほしいなと思いますね。
いい会社なんてそうそうないし、ブラックブラックばかり言われる世の中ですが、
住めば都、ではないけど働いてみれば良かった、ってところも結構あります。
余程の悪徳企業や反社会的勢力でもない限り、企業活動していれば顧客もいて、従業員にはやりがいが生まれますからね。

先日自分が新卒で入社した会社の解散が発表されました。
いつまでもつかな、ぐらいに思ってたので驚きはないし、ブラックの見本みたいな会社だったので、
無くなっても自業自得だと思ってもいましたが、それでもその会社で働いている時は楽しいこともありました。
給料が悪かったわけでもなく、格安で入れる社員寮もあり、同期もたくさんいました。
上司と散々飲みに行ったし、採用の仕事では全国を飛びまわりました。思い出はたくさんあります。
6年ちょっと居ましたが、そこでの経験は今でも自分の大きな財産になっています。

何を持っていい会社とするか、ブラックとするか、それは個人個人全く違います。
どんだけCMや製品やブランドでいいイメージを持つ会社でも黒々とした部分は必ずあります。
知られてない零細企業、知名度のない中小企業でもやりがいも達成感もあります。
間違ってもネットのうわさだけでホワイト/ブラックを決めないでほしいですね。


3月となると20日には選抜高校野球も開幕、25日には早くもプロ野球が開幕です。
プロ野球はタイガース優勝の年、と毎年言っていますが、今年は金本新監督の下、どうでしょうか。
できるだけ現地で応援したいものです。
タイガースは3/29から神宮3連戦、続いて4/1から横浜3連戦、1日空いて4/5から東京ドーム3連戦。
いきなりの関東10日間9試合ロードです。開幕はセンバツ期間のため京セラ、よって4/8にようやく甲子園での開幕です。


NPB開幕の翌日は3/26、ついに北海道新幹線が函館(新函館北斗)まで開業。
新幹線が北海道まで到達します。まあ、函館と言っても新幹線の終点新函館北斗から函館駅までは最速15分(逆はなぜかもっとかかる)。
東京から「函館駅」までは最速4時間切る切らないどころではなく、乗り換えもあっての4時間29分です。あくまでも最速列車が。
それでも東京から何の乗り換えもなしで北海道の地にに到達する、、しかも昼→昼の移動では初です。これは大きいことです。

しかし北海道新幹線が函館到達しても、やはり最後は札幌に行かないと成否は見えないでしょう。
函館は周辺も含めて大都市圏では全くありません。
東北新幹線も「仙台以北だけなら赤字」とはよく言われていることです(収支明細はわかりませんが)。
函館だけでは相当苦しいはず。そもそも定期列車は東京函館を10往復しかしません。需要がその程度なのでしょう。
北海道の中心で100万都市札幌に着いたとき初めて、新幹線計画が完成し、収益的にも成功と呼べる日が来るのではないでしょうか。

でも早く乗ってみたいですね。青函トンネルは何度か行きました。今度それを新幹線で。しかも東京から。楽しみです。
夏の函館競馬も盛り上がりそうですね。私はGWの帰省時に少し計画があります。


さて最後に明日3月2日はプロレスリング・ノア、ディファ有明大会です。
3月10日までの「TMDKお別れツアー」の初戦でもあり、NOAHにとって大事な大事な1ヶ月の始まりでもあります。
3.19後楽園ホールは4大GHC戦が行われるビッグマッチ。まずそこへ向かって、ですね。
今日は3.12長野以降は紙テープ禁止という残念な発表もありました(私はある程度納得はしてますが)。
でもTMDKがいる間はOK、シェイン・ヘイストの紙テープぐるぐるはできます。是非見ましょう。
3.10後楽園、3.15新木場を経て3.19後楽園です。

明日のディファは、まずジュニア勢による8人タッグ(原田小峠vsケンオーハラが軸)、TMDKvs彰俊&ストーム、
そしてNOAHvs鈴木軍シングル7連戦が目玉。
石森vsTAKA(みちのく新旧フライヤー対決)、谷口vs飯塚(一体何度目だ対決)、丸藤vsデスペラード(デスペの最後の炎かな対決)、
北宮vsみのる(今度は北宮の番対決)、潮崎vs金丸(どっかでやったよな対決)、勝彦vsタイチ(こんなカードが眠ってたとは対決)、
メインでヨネvs杉浦(ヨネの大勝負対決)
と、揃っております。
ディファ有明、19:00からです。


さて3月も始まり、あと少しで桜も咲くでしょう。
私もあと少しでゴホゴホゴホ、もうある意味、時間は残されていません(死ぬわけじゃないが)。
やらないといけない。冬は終わらせないと。

『雲出づるところ』(土田世紀)

2016-01-21 01:06:56 | weblog


この『雲出づるところ』は2012年に亡くなった土田世紀作の漫画です。
初めて読んだのはその土田世紀の追悼で行われた回顧展でした。
京都国際マンガミュージアム。

そこで土田世紀展を見ていたのですが、著作を自由に読めるコーナーがあり、
手に取ったのがまだ読んだことのなかったこの本でした。

手にしてから何十分でしょうか。
私の手がその本から離れることはなく(上下巻の交換以外に)、
私の目がその本から離れることはありませんでした。

後の予定も何も考えず、この漫画にひたすら引き込まれていきました。


悲しい話です。救いのない話です。
美女と野獣と呼んでもいいような外見の2人、出水とジューイチ(十一)はお互いに人には言えぬ暗い過去を持ち、
それがふとした縁から結婚し、駅で拾った黒人の子(陽子)を育てるも、出水は妊娠、しかも子宮頸ガンが見つかる。
産みたい、でもガンは待たない。でも産みたい。
ガンと出産との戦い、出水の父親とジューイチの戦い、荒れるジューイチ、優しい出水の母、とことん親身になってくれる医師・宮兄弟。
全ての場面が、登場人物の全てのセリフが心に突き刺さります。


苦しむだけの出水、ガンも出産も全てが悲しい結末になります。
自分の力ではどうにもならない。
何のために生まれてきたのだろう。
悪い事をしてもいないのにこの人生。

不条理です。理不尽です。
そんな出水を最後まで支えるジューイチ。
しかし陽子の実の父親が現れて・・・・


ひたすら悲しい話です。
そしてひたすら読み続けたくなる話です。
命とは。
人間とは。
生きる事とは。
死ぬ事とは。

我々に土田世紀が、問いかけます。
全ての、「生きる」人に読んでもらいたい衝撃作です。

本の表紙内側には土田世紀のコメントがありますが、
亡くなった今となれば深い深いコメントです。

私は、この本と出会えたことに感謝します。

帰省していました2015→2016。

2016-01-06 23:15:14 | weblog
年末年始恒例の帰省レポです。
12月29日に納会で酒を飲みすぎ、BUCK-TICKのライブで疲れた身体のまま、翌30日は朝から帰省の旅へ。
上野8:48発の新幹線でしたが、これが上野始発。自分の場合東京から乗れれば一番いいんですが、ちょっとチケット確保の事情で、上野始発の新幹線に。
朝から疲れてて、新幹線車内ではぐったり。でも北へ向かっても今年は雪が少ないと気づく。
案の定盛岡着いても雪は少なく、あまり寒くない。バスで故郷、秋田の鹿角へ。

そして今回、いつも年末に忘年会やる地元にいる友人および帰省した友人とで、温泉での宿泊での忘年会を決行。
向かったのは「湯瀬温泉」。JRの駅もあります。山あいの温泉地ですが、地元ではとてもメジャーです。私の実家から車で20分ぐらい。
泊まったのは「姫の湯ホテル」。湯瀬には姫の湯ホテル(略称・姫)と、湯瀬ホテル(略称・ホテル)の2つが2トップとして聳えているのですが、
今回は姫のほうに。湯瀬ホテルのほうは泊まったことがありますがこっちは初。
でも小さい頃には町内会の日帰り旅行、親戚の結婚式などでは行ったことがありました。その頃と変わって今は東京の会社の資本が入っていますが。

入ると秋田をイメージさせる竿灯。違和感ありますけど。竿灯やらない地域なので。


夕食。左上の鍋はキリタンポです。他にも釜飯などなど、結構な量でした。美味しかった。


そして食事会場ではあまり飲まず、部屋に戻って飲みました。飲んで語って。とても楽しい時間が過ぎていきました。
ビール、焼酎、ワイン、そして秋田の銘酒、「雪の茅舎」も登場。


温泉も夕方と朝2回入りました。とにかく疲れが癒された!!広い温泉で気分はいいし。
朝起きたら雪景色の山が。



31日は実家で年越しの準備などをしてから、夜は親と大晦日の食事、そしてここ数年連続で見ている「吉田類の酒場放浪記年越しスペシャル」をずっと見てました。
紅白は見ていません・・・いやレベッカとX JAPANだけは見ましたね。

2015年が終わり、2016年に。年越しソバを食べ、歩いて数十秒の神社に初詣をしました。
翌日元旦はのんびり過ごし、昼過ぎに大館市比内にある「比内温泉 ひないの湯」へ。キレイでお湯がいいのでよく行きます。混んでるけど。
翌2日は弘前へ。恒例ですが、天気が悪いと行けないこともあるので今年は天気に恵まれてよかったです。
さくら野で買い物をしてから伯母宅へ行き新年の挨拶、その後実家へ戻ってから、実家近くの「五の宮温泉」へ。
4日間で3度温泉へ。とにかく癒されたサッパリした気分最高で実家滞在が過ぎていきます。親孝行もできました。
(2日に弘前の郊外某コンビニで駐車中に、軽くですがクルマをぶつけられるという初の経験もしましたが。こっちのクルマから巨体(私)が出て来たときは向こうもビビっただろうな)


そして早くも帰京の朝。いい天気でしたね。


10:12鹿角花輪発の花輪線で。バスは結構時間が読めないんで汽車で、って人は多いんです。結構混んでました。
やっぱり雪は少ない。奥が盛岡方。


こっちの奥は大館方。20数年前は毎日高校への通学で使っていた線路です。


花輪線に揺られること2時間、盛岡へ着きました。


盛岡へ着いて、新幹線まで1時間時間が空いたので駅前のラーメン店「北海」で五目ラーメン。
美味しい!!量も野菜もたっぷり!!ここは何を食べても美味しいです。定食もいけます。昔からの中華料理屋さんです。


新幹線で2時間半、自宅には17:00前の到着。東京も暖かかったですね。
こうして4泊5日の帰省が終わり、あっさりと年末年始休暇も終わりました。

でも温泉でリフレッシュできたし、楽しい忘年会もできたし、親孝行もできたし買い物もできたし、
雪がなくて楽でもあり、いくぶん残念でもあり。
良い帰省になりました。次は春か、夏か・・・。

2015年の終わりに。

2015-12-31 23:52:43 | weblog
2015年も終わりを迎えています。
今年も秋田の実家で年越しです。生まれてからXX年連続ですね。

今年は、いや今年もプロレス観戦(全46回)に野球観戦(全27回)、ライブ(全3回)と主要活動!?は頑張りました。
仕事もそこそこやりましたが・・・

プロレスリング・ノア、阪神タイガース、いずれも私に感動と喜びと時には無念さと失望を与えてくれましたが、来年も軸はこの2つでしょう。
また現地で観たり感じたりしたことを文章にしていくことは、できるだけ続けていこうと思います。
NOAHは来年面白くなりそうです。1.9後楽園から新たな戦いが始まります。タイガースは金本新監督で優勝を期待。とにかく東京ドームで勝ってくれ。・

ライブでは生涯あと1度と願ったサザンのライブを観れて感動でした。あの時の東京ドームで観た光景は忘れられません。
日本武道館でPerfume、BUCK-TICK。どれもこれも最高のステージでした。やっぱりライブはやめられません。


身体も健康でしたが、年齢を感じることは今までの比ではないほどでした。
私生活は変わりなく。。。ついに来年は大台に乗ります。(注:30になるわけではありません)

あと、スマホゲームの「キャンディクラッシュSAGA」をやり続けてまして、現在1210面。
それでも先は見えません。最近は極力アイテムを使わず、当然金はかけず。
もうここまでくるとエピソード間のあれこれはなく素通りです。しかしどこもかしこも地獄のように難しい。「難易度:ハード」と出たとこはなおさら。
キャンディクラッシュについてはまたいずれ。

酒場めぐり、旅などもいろいろしました。各地で美味しいものをいただきました。来年も美味しいお酒と肴をいただきます。

そして来年こそは「大きな転機だった」と後で振り返られるような年にしたいと思います。とりあえず痩せるか(笑)

今年も1年、こんなブログをお読みいただきましてありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
皆様にとってより良い年となりますように。よいお年をお迎えください。

水木しげる、逝去。

2015-12-02 22:41:37 | weblog


水木しげるが亡くなりました。
言わずと知れた、『ゲゲゲの鬼太郎』の作者であり、日本を代表する漫画家でした。

もちろん、ゲゲゲの鬼太郎はアニメで何度も観た世代ですが、
私は妖怪とかにはあまり興味が持てず、水木マンガで鬼太郎も妖怪モノも読んだことはありません。

私にとって水木しげるは特に近年、『コミック昭和史』の人です。
写真を載せましたが、文庫版で出たコミック昭和史を買い、
さらに自伝とコミック昭和史を織り交ぜた形になった『水木しげる伝』も文庫で買いました。
(『水木しげる伝』は自伝『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』の改題版。コミック昭和史以後の日本も少し描いている)


コミック昭和史を初めてどこかで読んだ時は衝撃的でしたね。
漫画でここまで克明に昭和史、というか太平洋戦争に多くが割かれているのですが、戦前戦中日本を描いた漫画はありません、
というか実際に戦地に赴き、九死に一生を得てきた水木しげるならではの内容ですからリアリティが違います。
それでいて「楽しめる」漫画にもなっており、良い意味で戦争の悲壮感に縛られない漫画になっています。
戦後にはゲゲゲの女房、つまり奥さんとのエピソードも漫画には入っています。
自分が好きなのはむしろ戦争に行く前頃のエピソード(大阪で過ごした頃)ですが・・


いつも風呂入りながら読み返していますが、何度読んでも面白いです。
多少の脚色もあるでしょうし、明らかに反戦の主張が入っているので嫌う人もいたと思いますが、
それでもこの漫画は高く評価されるべきものです。
是非多くの日本人に読んでほしいですね。
「フハッ」「ビビビビビン」などの擬音も効果的な漫画でした。「ポークショ」は未だに意味がわかりませんが(笑)

そして上記漫画でも死後の世界への興味を綴っていました。
水木さんは死んだのではなく、ついに死後の世界が見たい欲求を抑えきれなくなって旅立ったのでしょう。
そう思うことにします。合掌。

映画『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を観てきました。(ネタバレ有)

2015-11-06 23:32:20 | weblog
先日、いま公開中の映画『ヒトラー暗殺 13分の誤算』を、川崎のチネチッタ川崎で観てきました。
私が観た10月30日は平日で、お客さんはそれほど多くはありませんでしたね。10月16日から公開が始まっていました。

映画のレビュー記事を書くたびに書いている気がしますが、私は映画はほとんど観ません。年に1回?2回?ぐらい。
今年は8月にマッドマックスを観て以来ですね。

この映画を観たかったのは、ヒトラーとその時代のドイツ、ヨーロッパにとても興味を持っているからです。
ヒトラーが好きなのではありませんが、特に手塚治虫の『アドルフに告ぐ』を読んでからはそこにドはまりしました。
あの一種狂ってるとも言える時代、人々はどう生きたのか、それに興味がありました。

ちなみに先日11月3日にもNHKBSプレミアムでヒトラー暗殺を描いたアメリカ映画『ワルキューレ』をやっていたので、見てしまいました。
トム・クルーズ主演ですね。でも、ドイツの話を英語で、しかもアメリカ人やっていたので微妙な違和感が・・・13分のほうはドイツ人によるドイツ映画です。
ヒトラーは実に何度も暗殺を狙われていますね。
その全てが失敗に終わっているのも面白いところです。


さて、この13分の誤算、観たわけですが、
思い切って結論から言えば、私には期待ハズレでした。
というか、映画自体は面白かったと思うのですが、まったく「13分」のほうに焦点が当てられず、
暗殺犯ゲオルク・エルザーの生涯ばかり、しかも言ってしまえば女好き、人妻との関係にのめりこんで行き、さらに暗殺のためにその人妻さえも置いていってしまうという、
ぶっちゃけ「なんだこいつ!?」レベルの人物像。
それはさておき、ヒトラーが演説を予定の13分前に切り上げたことの詳細が全く不明で、つまり何が誤算だったのかもよくわからず、
日本でのタイトル「13分の誤算」では看板に偽りあり、とまで思いました。
そこを知りたかった。何が彼の、ドイツの運命を狂わせたのか・・・?

もっと言えば、サイトでキャッチコピーになっていた、「あの時、目を開けていたのは、僕だけだった」も、
後で、ああそういうことか、とわかりますが、映画にそういうシーンはなく・・・


もちろん平凡なエルザーのドイツの未来を憂う気持ち、友人の収容・強制労働から見たドイツの変わりゆく様に立ち上がる気持ち、
たった1人でヒトラー、ナチスドイツを敵に回したその強い気持ちはうまく描かれていると思いましたが、
人妻との関係とかは抑えて、もっと歴史のほうを見せてくれよ、と自分は思いました。
でもエルザーを演じたフリーデルさん、良かったですね。平凡な家具職人でありながら祖国を愛する熱い青年、それでいて女性が好き、音楽が好き、
いろんな面をいろんな表情で魅せていました。
最後は処刑されますが、それは暗殺からしばらく経ってのち。ドイツはこの男が単独犯であったことをしばらく隠していました。
1人でドイツを怖れさせたと言っていいでしょう。その生涯をこの映画では紐解いていきます。


取調べをする警察の長官でしたか?ネーベが素晴らしかった。厳しい取調べの中でも、エルザーに寄り添うようなところも見え、この人が映画の中で大きな救いになります。
対照的も対照的、善人と悪役?とまで思わせる秘密警察のミュラーの冷酷さといい対比になっていました。この2人が良かったですね。
しかし映画の最後では、このネーベがまさかの展開に・・・

エルザーと恋に落ちる人妻のエルザは典型的なドイツ女性でしたね。キレイでした。でもベッドシーンとかはそんなにいらないのでは・・・
半分歴史、半分男女関係、そんな映画でした。それもあってか、エンドロールではエルザーの私生活は一部脚色だったかフィクションだったか、そういう説明がありましたね。


また、取調べは拷問、嘔吐、自白剤、さらに最後では絞首刑のシーンと(エルザーではない人ですが。これがかなりの長さで見ててキツかった)、
結構エグいシーンもあるので、そういうのが苦手な人にはお勧めしません。
ただ、それらが強調されているわけでもないです。むしろネーベや取調室の書記の女性などは救いに見えることもあるでしょう。
あと、冒頭書いた『アドルフに告ぐ』、これを見ていると少し予習になるシーンもありました。


物足りなさもあり、大満足とはいきませんでした。
上記で書いたとおり期待ハズレではあったものの、それは自分の知りたいところが描かれなかったためで、
トータルでは面白い映画ではあったと思います。
以上です。
映画評論は慣れていないので、読みづらい点がありましたらご容赦ください。

帰省してました2015・夏。

2015-08-23 01:14:42 | weblog
お盆に合わせて8月12日から17日朝まで実家に帰省していました。

12日は仕事を午前で上がり16時前の新幹線で盛岡へ。盛岡、そして実家についた時はとにかく涼しい!と思いましたね。
夜の20時頃に実家着。
翌日13日は地元をドライブ。雨が局地的に降ったりしていました。

実家近くの井戸。「おせど」って言います。自由に使えます。実家付近にこういうのが3つもあります。



最初に訪れたのがJR花輪線の十和田南駅。


訪れた、と言っても車止めて見て回っただけですが。
↓珍しい平地スイッチバックです。このホームの先には現在も過去も線路はありません。
かつては駅弁も売ってました。写真にはありませんが、臨時改札の名残のような設備もありました。


その後地元をぐるりと車で回ってきました。


翌日14日は雨模様でしたが、大学時代の友人と、その子ども(もうすぐ3歳)と盛岡へドライブ。友人の運転でした。
雨が降る中でした。盛岡市街は降ってませんでしたが特に帰りの雨が大変でした。
盛岡駅の駅ビルで昼食、その後新幹線を入場券を買って観に行きました。
子どもは新幹線に大喜び。というか道中の車内でも大はしゃぎ。とても楽しかったんだろうと思います。

盛岡駅のホームで撮った新幹線。旧式のこまちが停まっていました。


はやてとこまちのドッキング。というかこれはこの後切り離されます。


車の中で友人とあれこれと話をして14日の昼は過ぎていきました。とにかく子どもの可愛さに癒された日でした。
夜は「五ノ宮温泉」で入浴。やっぱり温泉はいいです。

15日は弘前へ。母方のほうの墓参り。
買い物をして伯母宅へ行き、昼は弘前「たけや」の蕎麦、帰ってから花輪スキー場「アルパス」で入浴。
しかしこの弘前ではゲリラ豪雨に見舞われました。そして写真は1枚も撮ってない(笑)

↓これは私が1歳半~18歳まで過ごした家付近からの写真。日没の時です。



滞在中は天気が悪い日もあり、夜のペルセウス座流星群は楽しめませんでした。
でも実家の空気はいいものです。

16日は朝8:00から秋田商の試合をテレビで見て、昼から外出。父親の実家の墓参りでした。
その時に撮った父親の実家付近の風景。




ひまわりその1。


ひまわりその2。



16日の夜は地元の小学生の頃からの友人と実家で飲み。いろいろ話をして夜が更けていきました。
ちなみに新幹線を見た友人も、この日飲んだ友人もどちらも職業が教師でした(笑)


17日は朝のバスで盛岡へ行き、新幹線で帰京。東京は暑かった。
実家のほうはとにかく夜と朝が涼しくて良かったです。
自宅へ戻って、高校野球秋田商vs仙台育英を見ました。負けたのは残念でしたが非常に秋商、よく頑張ったと思います。
ベスト8進出ですからね、胸を張っていい成績です。準優勝の育英相手に粘りも見せました。

こうして私の短い夏休みは終わりました。以上。

22日はノア後楽園ホール!!

2015-08-22 01:32:52 | weblog
今日8月22日は今月3度目のノア。後楽園ホール大会です。
タイトルマッチはジュニアタッグ1つですが、メインはGHCヘビーとシングルの王者vs挑戦者のタッグ対決。鈴木&タイチvs杉浦&原田。
このメインがまず面白そうです。
2人とも9・19大阪での挑戦が決まっていますが、
この一連の鈴木軍との抗争では、前哨戦を何度も繰り返すことで、本番での攻防が洗練されたものになることが起きています。
特に鈴木vs丸藤、タイチvs小峠がその典型例でした。ジュニアタッグは全然そんなのないけど。
なのでこのメインもタイトルマッチへの期待感を高める意味でも、きっと面白いと思います。
先の19日の後楽園では原田がタイチに勝ったようですが。どんどん盛り上げて、攻防を研ぎ澄ましていってほしいですね。
杉浦とみのるにも期待です。この2人の攻防はかつてのみのるNOAH参戦時も面白いと思いましたが、いまふたたび見ることができます。


ジュニアタッグはTAKA&デスペに拳王&大原が挑戦。超危暴軍ジュニアの直訴が実った形ですが、
正直唐突な感は否めず、機が熟した上での挑戦には思えません。9月からはジュニアタッグリーグもあるし。
ベルトの移動はかなり可能性は薄いと思います。実力では超危暴軍が上でしょうが、ここで明け渡すTAKAでもないでしょう。
それでもいま圧倒的な人気を誇る拳王&大原の戦いに期待しましょう。

鈴木軍との抗争もいよいよ佳境に入ってきたと思います。
誰がどう取り返すのか、今後そこに注目ですね。

他にはヨネデビュー20周年でヨネ&丸藤vs高山&彰俊。
飯塚vsマイバッハ、さらにオープニングマッチでは友寄が後楽園初登場!デビュー戦と同じ北宮相手です。
友寄も試合数は少ないとはいえ、プレデビューから数えればもう3ヶ月です。少しでもいいので成長が見たい。

あと・・・特にアナウンスはされてないけど、9月のジュニアタッグリーグの参加チーム発表はあるのかな・・
年末に向けた発表とかもないかな・・・

とにかく、今日の夜は後楽園です。
私はこれで今週火曜日から5日間で4度後楽園界隈に行くことに(笑)
あー、19日はNOAH後楽園見ればよかった。。

高校野球神奈川大会、相模原vs横浜を観に相模原球場へ行ってきた!

2015-07-20 23:19:33 | weblog
今日は現在全国各地で熱戦が続いている、高校野球甲子園予選の神奈川大会を観戦してきました。
たまに川崎の等々力球場に行ったりしてますが(ハマスタでも1回見たっけ)、今年は初めて川崎を出て、
相模原市にある「サーティフォー相模原球場」へ行ってきました。JR淵野辺駅から歩いて20分~25分。歩きましたよ!バス、タクシーは絶対渋滞だと思って。

試合は、公立高校ながら第1シードの県立相模原vs神奈川の高校野球といえば横浜高校。この対戦があったため行きました。
正直に書けば、私は公立高校を応援しているので、相模原には是非横浜を倒して勝ち進んでほしい、との思いからです。
しかし横浜高校は名将、渡辺監督が今年の大会限りの引退を決めており、その最後の夏を観ようと集まった人も多かったようです。
休日であり、またどうやらテレビ中継がなかったようで、球場で直接、と思った人が現地に集いました。

そして、その人数は想像を絶する人数。私も混むのは覚悟の上で行ったのですが、いやもう凄かった。
11:00開始に対して10:40頃に球場に着きましたが、大いに出遅れました。


↓今日のカード。相模原は地元での試合ということもあり、地元の人も多かったようですね。


さて、着いた時には既に内野席は満席で、外野席も開放しているとの情報があり、さらに試合開始を10分遅らせて11:10からにしてましたが、
まずチケットを買わなくては中へ入れません。チケット買いに行列の最後尾を探しますが・・・どこだ・・どこまで続いている・・?
あ、あったと思ったものの、そこからが大変でした。最初並ぶときには一瞬躊躇しましたが、腹は括りました。

炎天下、球場の周囲をぐるりと実質2周(並び始めてからは1週半)。絶望的な人数が球場を取り囲んでいます。しかもどんどん増える。
木陰も多かったので日差しはそれほどでなくても暑い!!
ノロノロ進む行列、汗だくの身体、そして11:10には試合が始まってしまいます。
でもほとんど行列からリタイアした人はいなかったのでは。割り込んだりのトラブルも無かったと思うし。

というか試合の感想より、行列に並んだ話のほうが長くなりそう(笑)

↓途中、球場正面まで来たときの写真。これ、柱の奥の人たちはチケットを買っています。その様子を眺めながら、ここからなんともう1周。


やっと買えます。並ぶことちょうど1時間。


↓チケット。でも大行列の割には入場制限は無かったような?私も出遅れても外野芝生席で座って観れました。
チケット窓口の数の問題か?とはいえ、このカードがいかに注目されていたかの証ですね。まだ4回戦なのに。


そして球場は超満員。ここに座ったとき、既に3回裏で、横浜の攻撃のシーンだったような?場所は観やすかったです。
あれだけ並んでから入ったのにすぐスペースは確保できました。この球場はDeNAが試合したりもするので器自体は大きいです。


内野も外野もたくさん入りました。どのくらいいたのでしょうか。


一塁側が相模原。チアもいて華やかでしたが、応援の迫力は横浜のほうがあったかな。



試合は、横浜の藤平投手がとてつもなく良かったです。緩急の使い方が抜群で、球威もあって相模原打線は三振とフライが多かった印象。
「強豪私学に打ち勝つ」を目的にしてきた相模原ですが、打線が全く沈黙します。4安打ですがうち2本は内野安打でした。
しかし、注目投手の相模原、宮崎投手も実に良かった。大きい当たりを打たれて3失点はしますが、10安打されても粘り通します。
公立の選手は一旦つかまるとその後ズルズルいくことが多いのですが、5回の3点目以降は横浜打線を封じます。コントロールが良かったですね。
それだけに先制のチャンスで点が取れなかった、中盤以降走者を出しても進められない、そこが相模原は惜しかった。
9回も無死1塁でしたがゲッツー、最後は宮崎投手が打席で三振でゲームセット。相模原の挑戦は終わりました。

しかし、この試合相模原はノーエラーでした。実に締まった試合で、甲子園でやってもおかしくないレベル。
横浜も序盤にエラーが続いた後はミスもなく、スキのない野球をしていましたね。
いい試合を観れて非常に満足しました。相模原、勝てなかったけど横浜相手にこれだけの試合ができた、誇っていいと思います。

この日球場を埋め尽くした多くのお客さんから、両校に惜しみない拍手が贈られていました。


勝った横浜高校校歌斉唱。甲子園でもおなじみですね。相模原、公立優勝の夢は来年以降に。


ランニングスコア。選手名がアレですが。試合が終わって、ほとんどのお客さんが帰っていきました。次の試合も同じチケットで観れるのに(笑)


でも炎天下、日焼けもしましたが高校野球を楽しむことができました。
やっぱり野球は面白いですね。プロともまた違った楽しさがありました。
神奈川はこれから5回戦、そしてベスト8戦と進みます。熱戦を期待しましょう。来週も行こうかな。


おまけ。球場の隣にはサイズ小さめの野球場が。小学生たちが試合してました。大会のようで、大会本部の人たちも。でも横浜の試合が気になるようで。