デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

明日のノアは超危暴軍興行@瑞江。奇跡?は起きるか!?あと、中井の件。

2015-02-26 21:37:58 | プロレス
奇跡、と言ってもプロレスとは全然関係のない部分の私的な話です。

明日、ノアは超危暴軍興行を江戸川区瑞江の「東部フレンドホール」で開催します。
開始は金曜ながら18:30。仕事をお持ちの方には決してラクではない、都心とは言えない瑞江での大会。

なので、私は最初27日を休暇にする予定でした。
ところが、毎月定例のある会議が27日に入ってしまい、その日は休めないことに。
これは大会オープニングからは難しい状況に。私は大会を最初から観ないと気が済まない人(どうしても無理なこともあるけど)。

しかし、会議で行く場所から瑞江までの時間を調べてみると、
意外と遠くない・・・?
17:00からの会議が早めに終わってくれればどうにか開始には間に合う・・・?
その会議、早ければ17:45ぐらいに終わり、遅ければ18:00頃に終わるという微妙なもの。
17:45に終われば余裕、18:00なら無理。
さてどうなるか。

そしてこのシチュエーションは過去にも一度ありました。
2013年12月24日。Perfumeの東京ドームライブの日です。平日。その会議もその日でした。
開始が平日なのに18:00という厳しい設定。私はライブも途中から見るのはイヤです。
ただ、開始は18:00とあっても実際は18:10頃、会議が早く終われば間に合うのでは・・・?でも大体18:00終わりなんだよな・・・
そう思っていたらなんと会議が17:45ぐらいに終了!急いで退出して外へ出てタクシー!!
まさかの奇跡が起きました。結局ドームには18:05ぐらいに着いて、案の定まだ始まっておらず、
売店でハンバーガーとビールを買って座り、ビール飲んだところで場内暗転、ライブスタート、って感じでしたね。
奇跡が起きたなあ・・・と思ったものでした。


さて明日はどうなるか。17:45~50ぐらいに終わってくれれば18:30には間に合う可能性大。
東部フレンドホールが瑞江の駅から近いってのは助かった。
ちなみに私は瑞江の2つ東京寄りの「船堀」に住んでいました。1999年4月~2003年12月頃かなあ。
社会人になって最初に住んだのが船堀。江戸川区ですがマイナーなところです。
瑞江はまだ行ったことがありませんのでこれが初めてとなります。
都営新宿線、懐かしいです。


大会は全7試合。最近では珍しいNOAH純血興行と言っていいでしょう。
拳王、大原、中嶋、ザック、ロックのノア常連とあとは所属レスラーのみ。
第1試合はBRAVEvsNO MERCYの6人タッグ、第2試合はTMDK同門対決となる、シェイン&ロックvsマイキー&ザック。楽しみ。
そして第3試合からは超危暴軍シングル5番勝負。
まず、北宮が彰俊の胸を借りる。
大原は小川と大小対決、いやテクニシャン対決。こんな面白そうなカードがまだあるんですね。
マイバッハは中嶋と何度か見たシングル。中嶋に勝ってほしい。
セミは拳王vs丸藤。去年ディファ有明でも実現したカードですね。あの時は乱入もあって不透明決着でしたが、可能性を感じました。
このカードがあったから観に行くことを決めたようなものです。
そしてメインは首領・森嶋vs杉浦。GHCを巡って激闘もあったしカードが流れたこともあった、実はNOAHの切り札カードの1つ。
それがここで実現。勿体無いというのか出し惜しみ無しと言うのか。どのような結末になるのか、注目です。

チケットは小会場ではあるけど前売りで完売。当日若干の立ち見席は売るようですが。
会場も含めてどんな大会になるのか楽しみです。打ち上げには参加しませんが・・・
ぜひ盛り上がってほしい。鈴木軍がいなくても超危暴軍でここまで面白くなるんだぞ、というのを見せてほしいですね。


さて、ノア絡みでいけば1つ発表がありましたね。
去年の夏の有明コロシアムで入団?入門?が発表された、「ゆでたまごの息子」中井光義選手。
その入団発表をリング上でした後、全く音沙汰がなかったのですが、
このたび2月25日付けでもって退団したとのこと。

少し前、去年末ぐらいかな、プロレス情報サイト「プロ格DX」のコラムでNOAH担当の記者が、
「ケガでデビューは無理になった」旨を書かれていて、ああそうなんだなと思っていましたが、
ケジメをつける意味だったのか何なのか、ようやく、悪く言えば今さら退団が発表されました。
リング上で「男見せます!」と言ったのにね、ケガならば仕方ないとも思えますが、MMAをやりたいとの意向もあるようで、
一体彼は何だったのか、というのが正直なところです。
新戦力、新人デビュー、大型新人に飢えに飢えたNOAHファンの気持ちを満たしてくれると思っていたのですが。

何より、多くの人が不可解に思っていたのが、練習生なのに会場で見かけないことでした。
おそらくただの1度も会場では姿を見せなかったでしょう。普通、練習生は雑用、セコンドで会場にいます。
それを免除されていたのかもしれませんが、雑用で走り回る姿が「普通の練習生」のはず。
それがなかったのは多くの人が「?」と思っていたでしょう。
それでもデビューすればまだ良かったのですが、何ヶ月経っても音沙汰なし。
結局退団となりました。非常に残念なことですが、その程度の人だったのかもしれません。

これは何度も書いていますが、練習生が入ったらそれが期待されている人でもそうでなくても、
団体は必ず1度リングに上げて紹介するべきです。
団体やフロントが期待しなくてもお客さんは期待します。それが本人に伝わればモチベーションにもなるでしょう。
団体の未来は新人にこそありますからね、少し考えてほしいものです。熊野もプレデビュー直前での挨拶でした。
いま一人練習生がいて、半年ぐらいなりますかね、デビューが待たれます。それ以外は入っては消え、を繰り返しているようですが。

体格は大きいほうがそりゃあプロレスですからいいですが、
大きくても大成しないのもいるので、たとえ小さくても気持ちを持った人がいいですね。KENTAのようなね。
以上です。

過去の記憶シリーズ(3)「雪」

2015-02-26 20:21:12 | 過去の記憶
実に3年ぶりに再開(笑)過去の記憶シリーズ。今回のテーマは雪。

今年、実家のある秋田県鹿角市は平年の2.6倍の雪が降ったらしいと親と電話で話した時に教えてもらった。
秋田内陸で青森・岩手にも近いところであるが、実は雪国の割には降雪量はそんなでもない。
秋田県南部、青森県東部、新潟、山形、あたりの豪雪地帯に比べれば楽なほうであると思う。

雪が降るとその地域では雪よせに多大な労力が使われる。基本的にお金になる作業ではないが時間はかかるため、
この雪よせが雪国にとっては特に経済の面で大きな足枷になっていると思う。
道路の除雪費用も多額になるが全く何かを生み出す作業ではない。(除雪を請け負う業者は多少潤うのだろうが)
また屋根の雪は下ろさないと家がつぶれる可能性があり、疎かにはできない。

それはさておき、雪と生きるのは雪国の宿命である。
雪がないところに住みたい、スキー場にだけ降ればいい、このあたりは雪国の人なら一冬に一度は言う愚痴というか本音であろう。
しかし冬の間は雪と共に生きている、雪に絡む思いでやエピソードは雪国の人は多いはずである。
自分の過去の雪あるいは冬にまつわる記憶を紐解いていきたいと思う。
以下、思いついたままに箇条書きします。


・小さい時はソリに乗せられて親に引かれた思い出を持ってる人も多いはず。我が家にも当然ソリがあった。
・あとミニスキー。プラスチック製で、長靴などを履いた上で靴の下に装着する形。
 これで斜面を滑る。幼児向けの、雪で遊ぶ時の必須アイテムだった。
・実家の庭に親が雪を積み上げて斜面を作り、そこでミニスキーで滑って遊んでいた記憶がある。
・幼稚園に雪の中通うと竹ほうきで先生が雪を払ってくれた。
・幼稚園では冬は持参した弁当のご飯(アルミ容器)を専用の機械?で温めて食べていた。
・幼児は雪よせでは戦力にはならないけど、おそらく多くの家庭で、子供用のプラスチック製のスコップを持っていたはず。我が家にもあった。
・親が大きなスノーダンプを使って雪よせしているのを見て親をカッコいいと思ったものである。

・夜中3時や4時に除雪車(実家のほうではブルドーザーの「ブル」と言う)がやってくるが、必ず目を覚ます上、子供の頃は除雪車が怖かった。
 特に3、4歳くらいの頃、母親と歩いていてある十字路に差し掛かった時、
 自分が歩いてきた方向以外の3方向から除雪車がやってきて怖くて泣き出したことがある。
・ちなみに今はむしろ除雪車が好きで、夜中に来ると起きて見るくらい。

・ちなみに雪よせにも一定の技術というかコツはあると思う。隣に雪のない所から引っ越してきた人が寄せてるのを見て、下手だと思った。
・「雪よせ」は他に「雪かき」と言う場合もあるが、父親は時折「雪とりけ」という言葉を使っていた。方言なのだろう。
・雪だるまはそんなに作らなかったかなあ。
・雪合戦もそんなにやらなかったというか、雪を丸めて投げるのが当たり前過ぎて。
・というか雪が降ると雪で、雪の上で遊ぶのが当たり前だったので、何をしたかってあまり覚えてなかったり。
・長靴や冬用の靴には滑り止めの金具がついた「スパイクシューズ」を履いていた。流行ったが今はどうなんだろう。
・防寒服として「アノラック」を着るが、石油ストーブにつけてしまって一部溶けるのは毎年のことだった。


以下小学校。
・学校帰りにどっかの軒下からつららを取ってチャンバラ(すぐ折れる)、なめる(腹こわす)ってのはよくやった。
・小学校のグラウンドが、校舎のある土地よりも結構低い位置にあり、除雪車は校舎側から下のグラウンドへ雪を捨てていた。
 その捨てた雪で、雪の滑り台ができ、そこでさんざん遊んだものである。
・家の前は畑だったので、一面の雪の世界が広がっていた。スキーで走り回ったものである。
 ただし圧雪されているわけでもないので、雪の中を漕ぐ感じ。

・小学校も高学年になると「スノトレ」(スノートレーニングシューズ)と呼ばれる冬用のスポーツシューズ?を履く。
・小学校2年生の時か、学校で雪上相撲大会みたいなのがあった。
・5,6年生はスキー部でクロスカントリー(ノルディックの距離部門)の選手だった。中学校1年の時も。
・しかし小6の冬は記録的な暖冬でスキー場に雪はあっても道路には雪がない状態だった。
・練習では一度褒められた。技術や体力ではなく、「練習内容に文句を言わない」ってものだった(笑)
・冬休みは毎日荷物を背負って自宅とスキー場の間を歩いて通った。片道1時間ぐらいかかる。

・小6の冬は上記の通り暖冬だったのだが、1989年1月7日は極寒だった。
 その日、部活に向かうため家を出た直後、昭和天皇の崩御が発表された。
 スキー場にある部室に着いてから、そのニュースを見た人から崩御を知らされた。
・小学校の卒業式は雪が舞っていたような。3月だけど寒い日だったと思う。
・自分が大きくなった、のもあるかもしれないが雪はその1988-89年の暖冬以降、すごく減ったように思う。
 小さい頃のような雪の降り方はもうしていない、と思ったが・・・

中学校以降
・中学は自宅からやや離れたところにあったので自転車で通学。しかし冬は雪のため歩き。片道30分。
・いつもそうだけど、吹雪の中を歩くと、必ず自分に向かい風が吹いているように感じる。
・中学校1年の時もスキー部だったが、思い出がいろいろあり過ぎて書ききれない。
・一番は全国中学校スキー大会が1年生の時に地元であって、その大会のスローガンを考えて採用されたこと。
・高校も自転車は冬使えないので、自宅と最寄駅の間は歩きか車。車での送迎は結構多くの家庭でやっていた。
・高校3年間は汽車通学だったが、それほど雪の影響を受けた記憶がない。1度だけ雪で動かなかったことがあったけど。

・1995年1月のセンター試験を秋田市に受けに行った時が記録的な大雪で、帰りの電車が雪でしばらく止まった。
・その後スキーは学校のスキー教室を別とすればほとんどやらなくなる。
 2002年ぐらいか、友人と長野の北志賀竜王、2004年に安比高原に行ったくらいだと思う。
・大学に入り地元を出ると雪の影響は少なくなった。福島に4年間いたが、寒い所だけど雪は多くなかった。
・東京もしかり。雪の影響はあっても年に1度ぐらい。
・出張は多かったので雪の影響受けたことも稀にあった。2005年2月頃かな、当時東北新幹線の終点だった八戸から青森へ向かうのに、
 いつもは特急を使うのがその日の猛吹雪で特急が運休。しかも夜遅くの青森入り、結局鈍行で深夜に到着。しかも体調が猛烈に悪い頃だった。
・その時の青森は凄まじい雪で歩道から車道がロクに見えないものだった。

・一度東京から実家に戻った2005-06年の冬は正月まで大雪で山のように雪よせをした。
・2011年1月に大阪行った時に、関西が極寒の上に帰る夜に雪になり、京都から乗る夜行バスが運転できないか大幅に遅れる見込みの事態発生。
 京都駅前で降り続く雪眺めて、結局バスを回避して翌日の新幹線で帰宅。
・その新幹線も雪の影響で結構遅れた。

・あと、雪が最も遅く降ったのは小さい頃5月半ばに降ったのを見た記憶がある。
・ちなみに、雪が一番多く降る時は、外で音がしない。音がしない夜は大抵大雪になっている。

他にもいろいろあったと思うけど、長くなったのでこれくらいで。
以上、雪にまつわる思い出でした。

2・22プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記!!!

2015-02-23 23:34:25 | プロレス
1つ前の記事に続いてノア後楽園大会の観戦記、試合内容篇です。

当日の会場を思い返してみると、ノアファンも新日本ファンも多かった、いやもちろん数はノアファンのほうなんだけど、
休憩後の第5試合で新日本勢が登場するやグワーッと盛り上がっていったのを見て、
「やっぱり新日本のファンは盛り上げ方を知っているな」と思いました。
もちろん、静かに観たい人もいるでしょうし、盛り上がる=すべて良しというわけでもありません。
ただ、いま鈴木軍がやってきて暴れ回っている中で、結構「ノアのファンは鈴木軍へのブーイングよりノア選手への声援を」
って呼びかけを見かけます。その通りだと思います。ノアファンはじっくり見る方も多いと思いますが。
いや、声をあげなくても、いい攻防、いい技には拍手をするだけでもいいと思います。
せっかくお金払って見てるのであれば盛り上がってほしいですね。

ちなみにこの日、いつもと違う席だったからか何なのか、
盛り上がり>試合、って感じが少ししました。試合も悪い試合があったわけじゃないんだけど。
タイトルマッチが無かったってのもあるでしょうね。
全7試合を簡単に振り返ります。

まずオープニングは拳王vs玄藩。
玄藩が拳王のガウン着て入場、怒る拳王、そんな仕掛けから始まりますが、
試合では拳王が竹刀も使い、蹴りも決まり、最後は蹴暴で一蹴。
実力差を見せつけましたが、ベルトに続いてガウンを盗まれた拳王、次は何だと気が気でないでしょう。
その点心理戦では玄藩リードか。(そうか?)


竹刀攻撃をかわしたり、ツバも吐いて、太鼓も叩いて玄藩も奮闘したけどわずか4分で沈んだ。


第2試合はシングルでは戦績が悪いことを気にしている大原が原田と対戦。
体格もタイツの色も似ている両者。結構手が合いますね。
大原の気迫をかなり感じました。何度か大きな声をあげて、シングルでどうにか勝ちたいって気持ちが伝わります。
豪快にジョン・ウーを決め、ムイビエンも決まれば勝機はあったかも。。。しかし原田回避。
途中から拳王もやってきて介入、しかし原田もパートナー玄藩が助太刀。これも勝負を分けたか・・・
竹刀誤爆から玄藩は拳王に昇龍玄藩。原田はあのボディーへの「ドスン」とくるエルボーで場内をどよめかせ、
最後は粘る大原をニーアッパーから片山ジャーマンで降しました。正直原田の完勝です。
大原はシングルでも結果を残したいともがいている最中ですね。試合後は原田、そして玄藩までマイク。


なぜか原田に締めを求められた玄藩、「原田玄藩組は本当は強えんだよ!」前哨戦シングル対決は1勝1敗で終了。



第3試合は中嶋&ヨネvsザック&小川。
まず中嶋とザックの攻防にうならされましたが、試合の7割ぐらいは小川とザックによるヨネの足攻め。
どんだけバリエーションあるんだよと。引き出しの数は尋常ではないですね。
場内はうなりっぱなしでした。ヨネは悲鳴上げっぱなしでした。ザックのまた新しいムーヴも見れた。
ヨネはメインのセコンドにつくときも、控え室から上がってくる階段で足辛そうでした。
小川とザックは小川が言ってた通り、ヘビー相手でも十分できるところを見せたと思います。
最後はヨネがザックをキン肉で振り切りますが、しっかりとNOAHの試合を見せてくれた中盤でした。



第4試合はTMDKマイキー&シェイン&ジョナvs杉浦&彰俊&ストーム。
まずジョナとストームが肉弾バトルで沸かせます。うまくはなくても必死の外国人たち。いいですね。
問題は我らがシェインでした。足の負傷から復帰しましたが、テーピングでガッチリ固めているのがわかる。
そして動きは全然抑えていて、いつものシェインではありません。華麗なムーブは全て封印。
もちろんあえてそうしていたのかもしれませんが、あまりの動けなさにガッカリ・・・
ただ終盤足がダメなら手で、とコーナーの杉浦にエルボーを連打。マイキーが止めに入るくらい。
試合としてはやや大味になりましたが、杉浦・彰俊がいれば最低限ピリッとはします。最後はジョナをオリ予選スラム。
TMDK、新Tシャツで登場も、いくぶん有コロへ向けて不安。足の状態はどうなのか・・・
K.E.S相手にシェインの機動力は欠かせないだけに。



休憩後第5試合は超危暴軍登場、そして新日本勢登場。
森嶋&マイバッハ&北宮vs天山&中西&ヤングライオン小松洋平。
まず登場の新日本軍。小松はロープを跳び箱のように使ってリングイン。そしてその身体は鍛え上げられている!


とにかく沸きましたね、天山・中西はさすがの会場人気。そして対抗戦初登場になるのか?少なくともNOAH初参戦の小松にも声援が。
早くも北宮と睨み合い!気合の入った表情。北宮も同じだっただろうと推測(背中で見えなかった)。


そしてうまかったのは天山中西。2人が結構長めに出ることで、お客さんに「小松出せ」という渇望感を与える。
天山はモンゴリアン連発、ダイビングヘッドはまたもや失敗、カーフブランディングは形が崩れるのが天山流。
中西も絶好調に見えました。ホー!から足を踏み鳴らし(順序逆か?)、ラリアット、さらにアルゼンチンでなんと森嶋を担いだ!!
カットに入る北宮にはその森嶋を投げた!中西、パワーならまだまだ第一線でできる!
超危暴軍はマイバッハが出番少なめも北宮、そして森嶋がこの日気合が凄かった。ラリアットで何度も敵をバッタバタ。
さてようやく小松選手登場で沸く場内!やっと出てこれて躍動する小松、何より表情がいい、気迫がいい。
田中翔とはまた違ったタイプ、最後は森嶋にラリアット、バックドロップ食らって玉砕するも、小松ここにありと見せました。
敵対する新日本の選手を褒めるのは正直アレですが、良かったという評価をしたいと思います。技じゃない、気持ちが見えました。
そして後輩には負けられぬと北宮がこの日は奮闘。スピアーで小松をふっ飛ばしました。そういう効果もありましたね。
↓小松。バックエルボーにいったとき。どんな技出したか忘れた(笑)とにかく遠目からでもその筋肉の凄さにびっくり。



終了後森嶋が超危暴劇場の前にマイク。よほどフラストレーションが溜まっていたのか、堰を切ったようにマイク。
「新日本、鈴木軍、来てるけど、超危暴軍がNOAHの中心なんだよ!有明で全部ひっくり返してやる!!2回言わなくてもわかんだろ!!」
と叫んだ。マイクはうまくない森嶋だけど、逆に魂の叫びみたいなことをすれば迫力があるんだなと思った。
ツイッターでもつぶやいていたけど、かなり腹に据えかねているようだ。ならば見せてもらおう、まずは金曜の超危暴軍興行、
そして有コロでは天山中西と決着戦?勝ってGHCタッグに行くぐらいやってほしい。
その後、超危暴劇場が通常営業(笑)お客さんの支持は厚い。ならばこれからは結果にもこだわってほしい。



セミはGHCジュニア前哨戦、小峠&石森&熊野vsタイチ&TAKAみちのく&デスペラード。
タイチの入場が長すぎる。曲は好きなんですけどね。飽きる。


試合はさすがジュニアの6人、スピード感ある攻防が繰り広げられますが、
いかんせんよくも悪くもタイチの動きが気になってしまう、石森もTAKAも持ち味を出しているんだけど消される印象。
さらに味方のデスペラードに至っては「いたの?」ってレベル。むしろ熊野がタイチ相手に臆するところなくあわや3カウントの場面まで。
小峠はスワンダイブ技の失敗があったけど、動きは悪くない、ただタイチの術中にハマってないかとそれが心配。
試合中も終了後もやや感情的に見えた・・・頭は冷静にいってほしい。有コロ、普通にやれば勝てる相手なので。
やや場外戦も多くてそんなに印象に残った試合じゃなかった。石森とTAKA、石森とタイチはもっと見たいな。
あと試合中にゴング用の木槌を持ち出したタイチ、凶器として使ったあと本部席に投げ返したところ、これを大川リングアナ、見事にキャッチ!
ある意味試合より沸いたかも?!(笑)
あとタイチね、下っ端の熊野相手にレフェリー抱きつきで技回避、さらにベルト持ち出して熊野殴打。大人げなさすぎてひいた。
やるなら小峠相手にやれよと。超危暴軍は小松相手にクリーンなファイトしましたよ。。
まあ最後はレフェリー誤爆からタイチがタイチ式外道クラッチ・・・しかしレフェリー不在、
改めてライガーボムでタイチ勝利。熊野大の字だけどね。終了後乱闘少々。





メインは丸藤&「X」vsみのる&飯塚。
まず鈴木軍登場、そして丸藤。


Xの正体は昨日書いたとおり新日本の矢野通。丸藤のマイク「Xとキャプテン・ノア」と呼び込まれて登場。
登場してきたときの反応は正直微妙だったのと、キャプテン・ノアは誰だ?!って空気も。
ただ、さすが矢野ですね、みんなその動きに釘付け。NOAHで一世を風靡した「崇コーナー」作りにもいそしみ、
試合では「マラソンで足が筋肉痛、疲れてるよ」アピールを何度もする。↓東京マラソンの格好そのまま。靴もランニング用。


笑いも起きる場内だったけど、
矢野が決して出すぎず、丸藤とみのるの前哨戦ムードが消えなかったのはよかった。チョップ合戦ではヒートアップ。
丸藤のチョップが走っていた!みのるは丸藤の左腕を集中攻撃。丸藤がちょっと心配。
飯塚さんはいつも通り。でも憎き矢野登場で燃えていた。
正直、NOAHのメインのリングに新日本サイドが3人。4人中3人。キャプテン・ノア含めれば・・・って正体不明だ不明!!
キャプテンは誰だ?誰だ?と思って見てましたがね、正体知ろうなんてそんな邪(よこしま)な気持ちはいらない。道はまっすぐ。(←?)
しかし矢野がうまかった。ヤノ・トー・ル!ポーズも数回の失敗の後に決め、
終盤はなんとみのるを北側フェンスにテーピングでぐるぐる巻きに!

とにかく躍動していた矢野、一泡吹かせたいみのるに一泡どころか最大級の屈辱を味わわせることに成功。
リング上では丸藤が飯塚に正面、そして後頭部への虎王を決め、最後は不知火。みのるはただ磔にされてるだけ。
前回後楽園よりもさらに屈辱的な敗北を、鈴木軍に突きつけました。ハッピーエンドです。
タッグ4人に新日本3人、素直には喜べませんが、とりあえず鈴木軍を蹴散らすことには成功しました。
丸藤は憤慨するみのるに対して「鈴木みのる、今日のところは帰れ!」と一喝。
そして矢野とキャプテン・ノアと記念撮影。矢野を称え、矢野もヤノ・トー・ル!ポーズ。後楽園大合唱。
最後は丸藤締めのマイク「ドキドキしよう、ワクワクしよう、どんなことでもいい、楽しもう。
それらを全て力に変えて、有明コロシアム防衛します!応援よろしくお願いします!」とカッコいい言葉でまとめました。

↓丸藤マイク。キャプテン・ノアも上がってきた。やたら緑をアピールする人だったな・・・(笑)この時、矢野が笑っているのは、
写真では見えないけどフェンスにみのるがはりつけにされているからなんです。


↓矢野を称える丸藤。してやったりの夜でした。東京ドームで組んだ矢野が今日はお礼のNOAH参戦でしたね。



以上です。正直、新日本勢が目立った印象が強いですが、NOAH勢もしっかりやるべきところはやりました。
でもね、実際あれだけ新日本勢が出て、メインはくどいようだけど4人中3人、
いやキャプテンも合わせ・・・いやいや、新日本の人とは限らない邪(じゃ)ないか!
それはともかく、ここはどこのリングだよ、と思ったのも事実。ならば!過ぎたことはもういいから、今日は矢野に乾杯、
有コロではきっちりNOAHのリングだと印象付けてほしい。お客さんが多く入る会場だけに。

私はNOAHを応援するしか最後はできませんから。
そして森嶋が言葉に出したけど、NOAH内にも燻ってる人は多いと思う。
むしろ突き破るなら今だと思う。有コロで勝ったほうを襲ってもいい。軍団を飛び出してもいい。
この混沌とした状況、ファンは楽しむチャンス、選手は飛び出すチャンスだと思う。
もちろんベルトホルダーは負けられない、鈴木軍も制圧を狙うチャンス。これは面白いですよ。

丸藤の言うとおり、楽しみましょう。盛り上がりましょう。
有明コロシアムまであと3週間を切りました。キャプテン・ノアとスペル・クレイジーの参戦も決定しましたね。

ちなみに次回は27日超危暴軍興行@東部フレンドホールです。
鈴木軍は出ません。超危暴軍シングル5番勝負があります。チケットは立ち見だけであと完売。
これも楽しみです。

2・22ノア後楽園ホール大会行ってきた!

2015-02-23 00:54:40 | プロレス
行ってきました、ノア後楽園ホール大会。
試合内容など細かい観戦記はまた改めて書きますが、面白かった、と同時に複雑な気持ちも。

でも後楽園フルサイズで、ほぼ満員のお客さんを集めることができた、これは大きいですよ。
新日本、鈴木軍のおかげではあります。でも最後はNOAHが笑う形でハッピーエンド。楽しめました。
ちなみに北側から観ていて、超満員レベルではなく、空きは少しありました。
A席が少し空いてた感じ?さほど気になるレベルじゃなかったけど。
でもこれまでのNOAHなら土日でもカード次第では北側一部クローズでしたからね。
また、東西のひな壇席ではない部分が椅子4列でしたね。これもなかなかないことです。
バルコニーも開放、主催者発表で1680人。よく入ったと思います。

大会の進行もよく、18:30に開始、21:00終了。とてもいい大会でした。
いい試合も、サプライズ的なものもあり、日曜の夜、心から楽しめたと思います。
この調子で有明コロシアムまであと3週間、行ってほしいですね。
ケガにだけは十分気をつけて。丸藤の左腕か肘は大丈夫だろうか?

ちなみに今日は北側でした。
普段はB席南側なのですが、今回早い話が南側が売り切れた後、北側の奥数列をB席として売った模様。
その北側の東、なんと一番端で観ていました。
普段と違うため、歓声の響き方とか違和感はありましたね。
北側はこれだけプロレス見てても、おそらく6,7回ぐらいかな。

こんな位置です。ちょっと全景撮らなかったのでアレですが。


すぐ下には控え室へ続く階段が。選手の入退場がよく見えました。柵の隙間から物落とさないように注意が要ります。


↓これはTMDK出陣の様子。


メイン終了後、階段脇の通路から引き上げる丸藤に拍手したところ、ピースのポーズで応えてくれました。
また、東西にこのような横断幕?でもないけどNOAHの幕?バナー?が。



丸藤のパートナー、Xの正体は矢野通でした。東京マラソン完走後の登場。GHCタッグ王者だった時のパートナー、飯塚との絡みがNOAHで!



まーでも北側最後列の端、スクリーンは全く見えませんでした(笑)
しかしいろいろあった後楽園、また改めて試合については書きます。

22日は18:30!プロレスリング・ノア後楽園ホール大会!!

2015-02-22 00:31:06 | プロレス

明日、いやもう日付変わって22日は18:30からプロレスリング・ノア今月2度目の後楽園ホール大会!
3週間後に迫った3.15有明コロシアム大会の前哨戦的な位置付けです。

昨日の記事でメインについては書きましたが、
Xはそしてマスクマンは果たして誰なのか・・・そして丸藤とみのるは有コロへの期待をどれだけ持たせてくれるか・・・
期待しましょう。メインよければ全て・・・ではないけど大会の印象はいいので。

セミはGHCジュニアの前哨戦。小峠とタイチがそれぞれ石森&熊野、TAKAみちのく&デスペラードをパートナーに登場。
NOAHvs鈴木軍のジュニア対抗戦となります。
特に小峠と石森はノアジュニアのトップどころとしても負ける訳にはいきませんね。
タイチは日曜の夜で進行早いほうが助かるので早くリングインしてください(笑)

セミ前にはなんと新日本のヤングライオン、小松洋平選手がNOAH初参戦。
パートナーには天山&中西という強力コンビ。
天山はNWA王者になったんですね。おめでとう。
あのオカダ・カズチカも若手時代に天山のパートナーとしてNOAH登場、小橋とタッグで対戦したことが。
今度は天山、小松選手を連れてNOAH、こりゃ小松選手将来は明るい?!
対するは森嶋&マイバッハ&北宮の超危暴軍。
超危暴軍は反則決着もいいけど、27日の主催興行に弾みをつけたいところ。
とにかくここは小松選手に注目です。


第4試合はTMDK復活というか先週欠場のシェイン、マイキーが復帰。
シェインの足の状態が気になります。相手も杉浦&彰俊&ストームという容赦ない3人。
TMDK出直しの大事なカードです。
第3試合はザック&小川vs中嶋&ヨネ。
いや確かに面白そうなんですけどね、有コロでもそうだけど鈴木軍登場で一番割りを食ってる人たちですよ。
どうか腐らないでやってほしい。ザックと勝彦の絡みは是非見たい。

オープニングと第2試合でGHCジュニアタッグの前哨戦。3WAYだけど、タカ&デスペを外した2チームが、
それぞれシングル対決、まず拳王vs玄藩、次に原田vs大原。これはシングルでも十分面白そう!
いきなり目が離せません。

以上全7試合。
翌日が月曜の日曜の夜だけど、そして給料日の前だけど(笑)、
月末に向かう活力のためにも、是非後楽園で熱くなりましょう。

後楽園はまたフルサイズのようです。
たくさんお客さんが入って盛り上がりますように。

ノア22日後楽園、丸藤のパートナー「X」は誰だ!?

2015-02-20 22:39:22 | プロレス
2月22日日曜日18:30のプロレスリング・ノア後楽園ホール大会が明後日に迫ってまいりました。

そのメインのカードが、鈴木みのる&飯塚高史vs丸藤正道&Xとなっています。
その「X」は誰なのか、twitterなどではいろんな案が出ていますが、私の予想も書いておきますね。

ちなみにその「X」は丸藤によると、鈴木みのる、鈴木軍に一泡吹かせたいやつ、
つまりみのると敵対している、因縁がある誰かってことと、
同時に「マスクマン」も連れてくると予告しています。

この組み合わせで、果たして誰なのか。
大方の予想通りなのか、それともあっと言わせる人なのか。
楽しみですね。こういう謎かけがあるからプロレスは楽しいんですね。

ちなみに予想書きますけど、その選手の試合のスケジュールやイベント、行動の予定は全く考慮していません(笑)
まあ、適当な予想ですから、ご了承ください。


最も可能性が高いのは、X=矢野通(新日本)、マスクマン=桜庭和志(マスクかぶって入場するので)。
だと私は思っていたのですが、
矢野通は22日の東京マラソンへの参加が決まっています。
みのる&飯塚とは因縁深い男ですが、いくらレスラーが超人でも、フルマラソンの後のリングは厳しいでしょう。
また桜庭も試合をしないでセコンド等でおしまい、って扱いでは出ないでしょうね。
なのでこれはボツかな・・・もし出てきたらびっくりです。矢野のタフさに。


で、大本命はX=永田裕志(新日本)、マスクマン=スーパーストロングマシン。(ケンドー・カシンでは?との声も)
永田はみのると因縁浅からぬ仲。つうか死ぬまで敵対する間柄。NOAHのリングも慣れたもの。
マシン、カシンはNOAHに上がったこともありましたね。マシンは今はリタイア状態、セコンドだけなら十分でしょう。
あるいはマスクマンがその日試合にも出てくる中西=マスカラ・ドン。という可能性も。

次いで考えられるのはX=棚橋弘至、マスクマン=キャプテン・ニュージャパン。
どちらもNOAH参戦経験有。またこの2人は熱い絆で結ばれていますね。棚橋のタイトルマッチには必ずキャプテンがつきます。
ただ、このビッグマッチでもない後楽園に棚橋に出てもらっていいものか、という・・・
しかもみのるに一泡吹かせたいのとはちょっと違う・・・
だからこれは可能性薄。


新日本ではあと丸藤と組んだり戦ったりもした中邑真輔はどうか。マスクマンがいないかな。。
小島聡もみのるとは全日本時代から因縁なかったっけ?マスクマンはグレート・コジ。いやこれは同一人物・・・


みのるとの因縁といえばやはり船木誠勝。マスクマンはもちろん、グレート・ムタ。
そう、ここでWRESTLE-1との交流がスタート?!
しかし・・・選手の試合のスケジュールを考慮しないと言っておきながらアレですが、
W-1はその日大阪で試合です(笑)

みのるの師匠格にあたる藤原嘉明、マスクマンに初代タイガーも面白そうだがNOAHのメインには厳しいか。
みのると言えば盟友高山善広。マスクマンは菊タローとか。でもどっちもみのる嫌いではないし・・・
高山が出るならマスクマンはグレート・ニタ。(←マスクマンかよ)
みのるにボコボコにされた女子レスラー、華名。でもさすがにNOAHのメインで女子はない。


絶対にない、んだけど絶対がないのがプロレス界。
(元ネタはかつてドラゲーのCIMAがNOAH武道館で丸藤に対して放ったマイク。6人タッグでの対戦だったけど、
終了後CIMAが「丸藤、お前とのシングルは絶対にない。でも絶対がないのがプロレス界や」と言った。)
絶対にないけど、絶対がない。
となればX=秋山準。マスクマンはムシキング・テリーとかSUSHIでもいいけど。
小橋にマスクかぶせてもいいけど。秋山、小橋はGHCをみのると争った。
ただ、一泡吹かせたいとなるとちょっと違うのかな。。。っていうかNOAH内部のうんぬんからすれば、
絶対にないことは明白・・・


DDTもNOAHとは交流がある(DDTの若手ブランド「DNA」に北宮、石森が最近参戦)から、
飯伏と、ササダンゴマシンとか。
飯伏とみのるの関係はわからないけど、飯伏と丸藤といえば一度シングルが流れたっけ・・・
もし実現すればまさに夢のようなタッグです。


そんなところでしょうか?
ちなみにくどいようですが適当な予想です。
あまり真剣に考えたり、コメントしないようにお願いします(笑)


22日の見どころはまた明日にでも改めて。
しかし楽しみです。どうなるNOAH後楽園、どんなだ「X」!?
叫んでみろ、感じてみろ、心燃やせ!!
 

2・15DDTさいたまスーパーアリーナ(コミュニティホール)大会へ行ってきました。

2015-02-15 23:24:09 | プロレス
今日は後輩に誘われてDDTのビッグマッチ、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティーホール大会を観てきました。
(さいたまスーパーアリーナ・コミュニティーホールは以下SSAと略します)

追いかけている団体ではないので、観戦記というより感想を簡単に。
SSAはメインホールとこの日使われたコミュニティーホールとがあるんですね。今回その存在を初めて知りました。
メインではこの日、世界的ロックバンド、モトリー・クルーのライブが行われていました。途中からその音の振動が伝わってきましたね。
しかしこのコミュニティーホールも決してサブアリーナのような類ではなく、
かなりの広さを誇るホール。ステージがあるので元々はライブとかで使われるのでしょうか。
今回スタンド席は南側のみを使っていましたが、どうも東西にもスタンド席は設定できる様子。収納された座席がありました。
天井が高く、14:00開始なので日没までは自然光が入ってくる素晴らしいシチュエーション。
収容人数の割にトイレが狭く、休憩中のトイレの列はおそらくさいたま新都心駅まで延びたでしょう(嘘)
飲食の販売も同じフロアで行われ、会場入り口からフロアまでの距離も短いなどの特徴も。
会場は寒かったです。特に出入口に近かったので。アリーナ後ろの人はどれだけ見えたかな、など気になる点もいくつか。
とにかく、会場マニアとしては興味深くいろいろ見てしまいました(笑)

13:15頃の着席時。こんな感じで自然光が。私は東側アリーナの24列目。5000円の席を後輩が用意してくれました。


ステージ。広告の看板もあります。このステージの奥側がメインアリーナなのだろうと思います。


埋まってくるとこんな感じ。スタンド席のほうが観やすかった可能性はありますが、背もたれがないのでツラかったかも。



観客は主催者発表で6500人超満員札止め。実際、用意された席はパンパンに入ってました。
そして大会はダークマッチ含めると実に5時間を超えるボリューム。しかし一切飽きなかったですね。
私のようなDDTファン以外の人でも楽しめる要素が盛りだくさんでした。

何より、私が一番感じたのはこのような新しい会場を開拓し、なおかつしっかり動員して大会を成功させた点です。
このあたりのDDTの開拓者精神は素晴らしいと思います。
休憩中には(新日本の東京ドームで流したビッグマッチ予告のVと瓜二つで)今年から来年のビッグマッチもアナウンス。
なんと来年は3月に両国、さらに8月にも両国。どちらも1年以上先の予定ですが(笑)もう押さえられるんだ・・・
こういうNEXTへの期待感ですよね、それをお客さんに持って帰ってもらうことができるわけです。


試合としては、元々DDTは試合内容は一部を除いてさほど期待していません。
DDTの感想の時にはよく書いてますが「こういうものだと割り切って見れば楽しいもの」です。
何で試合途中にマイクやるのとか、試合途中にVTRが流れるのとか、そういう事は言わない。
そういうのを好まない人もいるでしょうし、「プロレス」ではないと思う人もいるでしょう。
私は頭をできるだけノアから切り替えて、楽しみました。

13:30からダークマッチ、負けた人が今後ダークマッチのみに出場、という面白いルール。
若手軍団「DNA」による6人タッグも。樋口という元力士が1人凄かった。逆に他の5人は・・・
あの樋口は相当なモノになると思います。身体がある、パワーがある。↓赤コーナー奥側の黒いタイツが樋口。


14:00過ぎくらいからオープニング。南海キャンディーズの山里も登場。
お客さん参加でのイベント?の練習もあり、いきなり会場を暖めます。
第1試合で曙や小鹿、大鷲など相撲出身者が出て、平田がダンスしてとつかみはOKの内容、
いきなり楽しませてくれました。みんな踊ってましたね。人形選手・ヨシヒコは出番少なめ。


第2試合でロイヤルランブル。ここでアジャ・コングを出してくるあたりがいい。赤井沙希は細過ぎて観てて怖い。
いろんな展開が目まぐるしく起きていて、目を離せないんですよね。
第3試合はエクストリーム王座戦。ここでオープニングで練習したイベント?が。
旭選手の登場をみんなで盛り上げるというもの。王者・彰人の相手はXと発表されててさらに正体は旭選手と明かされていたのですが、
お客さんがX=旭と知って大爆発、という体でやりました。試合は途中でルールが変わっていく形式。面白かったです。旭が勝利しました。
こうやって観客参加型のシーンを作るあたりはさすがです。思い出に残りますからね。


第4試合は私の席のすぐ近くで場外乱闘が行われて盛り上がりました。
バラモン兄弟も登場で盛り上がる盛り上がる。ボウリングもやりました。ゴージャス松野も登場。
DDTで「強さ」を見せられる一人、坂口征夫(坂口征二の子、坂口憲治の兄だか弟)も登場、
その坂口がいるユニット、酒呑童子が勝利。勝って酒盛りをしていました。


第5試合でTLCマッチ、タッグ4チームが入り乱れ、計8人がテーブル、梯子、椅子を持って大暴れ。
特にひときわ大きい石川修司が怪物級の動きを見せていました。全員ちゃんと見せ場があって面白かった。
高木&葛西が勝利、最後は二段重ねの机の上へのパールハーバー。初めて見ました、あんなの。


終了後には高木のデビュー20周年のお祝い。
この人がいなかったらDDTは無かったわけで、高木三四郎大社長の功績は大変なものがありますね。45歳、まだまだこれから。



第6試合は中澤マイケルが休業前ラストマッチ、復帰戦となる男色ディーノとのシングル。
ここで松崎しげるが登場、試合中にマイク、ディーノにキス、終了後は歌と大活躍。試合はまあ・・・
2人のパンツ重ね着合戦が凄かった。マイケルは一瞬でも気を緩めたらヤバイくらいの小さいパンツ。
マイケルは休業してシンガポールでDDTの仕事をするようなのですが、それに奥さんが難色を示していたものの、
終了後の松崎しげる「愛のメモリー」で和解という設定。(メイン後の映像では覆ってたけどw)
試合ではなくそれ以外のところで魅せるDDTらしさ爆発の試合でした。正直茶番なんですけど、ここまでやり切ると清清しい。
↓松崎しげる歌唱中。



第7試合は桜庭vsササダンゴマシン。ササダンゴ、白い衣装じゃササダンゴじゃない・・・(笑)
これも試合内容ではなくそれ以外で沸かせるパターン。パワーポイントでの説明、試合中の回想シーンVTR。
パワーポイント良かったですね。でもかなり高度なパワポスキルを坂井・・・いやササは持っている様子。


セミはKO-Dタッグ。若いDDT所属、遠藤と竹下が持つベルトに大日本の雄、いやプロレス界随一のパワータッグ関本&岡林が挑戦。
関本組が危なげなく?奪取。私はDDT組が勝つと思っていたのですがあっさりと岡林のゴーレム。
ただ、竹下はジャーマンで関本を投げ、遠藤もアルゼンチンで岡林を担ぎ、見せ場はあったのですが。
いやー、強かった。そして終了後また松崎。次の挑戦者(ディーノ&ササダンゴ)を歌で紹介。これいらない。
松崎登場で唖然とする関本&岡林の表情が面白かった。誰がこのタッグを倒すのか・・・
若い2人はなぜ連係技を出さないんだろう?そしてお客さんの支持は?結構気になった。素材は素晴らしいだけに今後に期待。


メインはDDTの強さのトップ2と言っていい、HARASHIMAvs飯伏幸太。
二人の気持ちがぶつかり合う好勝負でした。ただ、正直に書けば煽りVで飯伏がすごいことになる、的なことを言ってた割には・・・
ってのが感想です。HARAの徹底したボディー狙い、ステージの上のセットから飯伏ケプラーダ、終盤には拳で殴り合う場面も・・・
確かに凄かったんですけどね。最後はHARAの必殺、スワンダイブ走馬灯をロープ上でキャッチした飯伏が、
そのままフェニックス・プレックス。あっさり決着の感もあるんだけど、あの技の説得力はすごいですね。あまりない型の技だけに。
5年前の一騎打ちと同じ結末になりました。私は飯伏の動き、HARAの表情、このあたりに釘付けになりました。
メインには相応しかったけど、ちょっと私がハードルを上げ過ぎたかもしれません。

勝った飯伏の表情。煽りVでは「ネオ・メジャー」という言葉を使っていました。その上昇志向は天晴です。


最後にマイク。「DDTはさらにデカくなって再出発します!」


ここまで大きくなってビッグマッチを成功させても、初心を忘れていないのが素晴らしい。
そして挑戦者精神、開拓者精神は、大小問わず多くのプロレス団体が見習うべきものと思いました。
また誤解を怖れずに言えば、大衆演劇として楽しめる空間を作っているように感じました。
「プロレス」への世間からのハードルを下げているわけです。これを良しとしない人もいるでしょうが、
DDTはそこを完全に振り切っていると思います。同時に既存のプロレスファンも十分楽しめる内容もあります。
誘われれば観に行く団体ではありますが、やはりDDTは面白いですね。
SSA、次はメインアリーナを狙ってほしい。そのための戦略を大社長中心にもう、考え出していると思いますよ。
以上です。


ノア、有明コロシアムの全カードを発表。あと1ヶ月。

2015-02-14 23:12:04 | プロレス
先日、NOAH3・15有明コロシアムの全カードが発表になりました。

その前に2・11名古屋ではまさかのTMDKタッグ王者陥落。
見ていない試合は一切論評できませんが、情報によれば盛り上がりがイマイチの名古屋だった上にNOAHにとってはバッドエンド。
残念です。
どうやら鈴木軍のエル・デスペラードの介入があったようで、
それ自体にはどうこう言わないですが、
TMDKが1月に奪取したGHCタッグ王座は、弾丸ヤンキースとの激闘の歴史の末に獲得したもので、
それを介入という形で乱されたことは、憤懣やる方ないですね。
下に書きますが、有明コロシアムではリターンマッチが組まれました。
この鬱憤を晴らしてほしい・・・

しかし逆風は吹きっぱなしです。
TMDKはシェインが負傷でまず15日の清水大会を欠場。
さらにマイキーは家族の事故で帰郷。泣きっ面に蜂です。

逆に新王者となったアーチャー&スミスは有コロまで帰国。休息が取れるわけです。
さらに同日新日本の大阪大会ではIWGPタッグにマシンガン&ギャローズが返り咲き、
IWGPシングルはAJスタイルズが棚橋を下してこちらも返り咲き。
新日本外国人の勢いが吹き荒れています。K.E.Sの二人も意気上がることでしょう。
有コロで取り返せなければ、現状NOAHにはこれといったタッグチームがない状況、
長期政権もあり得るでしょうし、他団体で防衛戦を回されてしまう可能性も・・・


というか。
これで1つベルトが鈴木軍の手に渡りました。
3・15有コロでは下記の通りタイトル戦4つはNOAHvs鈴木軍となります(Jrタッグは3WAYですが)。
ということは、最悪「お宝」が全て、鈴木軍の手に渡る可能性もあるわけです。
2・4後楽園ではNOAHが最後締めましたが、名古屋では上記の通り鈴木軍の高笑いで終わりました。
バッドエンドも覚悟というか、可能性が残っています。
どうなることでしょう・・・

かつて武藤敬司が率いていた頃の全日本で、全日本の主要ベルトが全て外部流出という事態がありました。
NOAHも他団体選手がベルトを巻くことはよくありますが、全部一気の流出はありませんでした。
しかし今回はその可能性があります。
どうなる!?有明コロシアム。


そのカードは、既に決まっていた数試合を含めて、下記の通りです。
上からメインで全9試合です。

◆GHCヘビー級選手権試合
(第22代選手権者)丸藤正道 vs (挑戦者)鈴木みのる[鈴木軍]

◆GHCタッグ選手権試合
(第33代選手権者)ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.[K.E.S/鈴木軍]
vs
(挑戦者)マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト[TMDK]

◆GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
(第28代選手権者)小峠篤司 vs (挑戦者)タイチ[鈴木軍]

◆GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権3WAYマッチ
(第23代選手権者)拳王&大原はじめ
vs
(挑戦者) 原田大輔&平柳玄藩
vs
(挑戦者) TAKAみちのく&エル・デスペラード[鈴木軍]

◆タッグマッチ
杉浦 貴&田中将斗[弾丸ヤンキース]
vs
飯塚高史&シェルトン・X・ベンジャミン[鈴木軍]

◆タッグマッチ
森嶋 猛&マイバッハ谷口
vs
天山広吉&中西 学[新日本プロレス]

◆タッグマッチ
齋藤彰俊&クワイエット・ストーム
vs
関本大介&岡林裕二[大日本プロレス]

◆6人タッグマッチ
モハメドヨネ&中嶋勝彦&石森太二
vs
小川良成&ザック・セイバーJr.&ジョナ・ロック

◆シングルマッチ
北宮光洋 vs 熊野 準


第3試合以降は全て対抗戦、これが現実ですね。
大日本の関本&岡林のこの扱いも納得いきませんが、
彼らには4月からのグローバル・タッグリーグ戦で暴れてもらいましょう。
出場チーム発表はこの日あるだろうか?

天山は今日の新日本・仙台大会でNWA王者になりました。
超危暴軍相手ですが、今回は消化不良となりませんように・・・
森嶋&マイバッハもここで存在感見せないと・・・

杉浦&田中もうれしいですね。GHCタッグ陥落であとおしまい、ってチームは結構ありましたからね。
杉浦とベンジャミンはどっかでシングル組んでほしい。

タイトルマッチ含めた展望はまたいずれ書きますが、
とにかく、多くのお客さんに入ってほしい。
去年3月の有コロは苦戦しましたからね。
丸藤は年末の有コロをフルサイズでやりたいと言っていたようですが、私には夢物語にしか思えません。
まずは現状のサイズをしっかり埋めないと。目標を持つことはいいことですが。

大会はほぼ1ヵ月後の3月15日日曜日15:00から。
是非多くの方に足を運んでもらいたいと思います。

そこで見るのは果たして・・・NOAHにとっての一足早い春爛漫となるのか、
それとも鈴木軍という春の嵐に吹き飛ばされるのか、
答えは会場で。
会場に答えがあります。ブログのコメント欄ではなく(笑)
一緒に目撃しましょう。


意外なところで「再会」。

2015-02-09 21:54:34 | weblog
今日はとある役所系の研修会に参加してきました。
そこで啓発用(というか教育用というか研修用というか)のVTRが上映されたのですが、
ある企業の部長さん役で出てきた人が、、、


あれ・・・・?


何か見覚えあるなあ・・・??


誰だっけ・・・???


あ!あの人だ!!

(この間約3秒)


その俳優さん、
私が前にいた会社の採用活動用VTRに出演してくださった人でした。

ハッキリ覚えています。
2000年かな、採用のためのVTRを撮ったんですが、
その中の1コーナーとして、仕事の説明を役者さんを使って再現VTR式に作ったことがありました。
(私も出演?しました。他にも役者さん3人ぐらい使って、撮影は本職に頼んで、制作費500万かけて作ったものです。)
その時の顧客の役として出てもらった方でした。(何の会社かは伏せますが)

テレビや映画の俳優ではなく、教育用とか企業PRのVTRとかによく出る人らしいです。
名前は忘れましたが、落ち着きのある方で会社の重役とか社会的地位がある人の役が似合う方です。
今日のVTRでも企業の部長さんで、冷静にそれでいて厳しく判断をする場面が光っていました。

いやー、意外なところで意外な再会。
うれしかったですね。
今後もますますご活躍していただきたいですね。
次どこで会えるのか皆目見当がつきませんが(笑)


そういえばその採用用のVTRで使われていたフリーのBGMも、
ある企業のCMやTV番組の宣伝でも使われていたっけ。いや、今でもある放送局では使ってますね。


私は2000年~2004年ぐらいまで全国回って採用活動で会社説明会をやっていました。
そのVTRを説明会の度に回していたわけで、微細まで記憶に残っています。
ツライこともあったけど、いい経験でした。
あのVTRと一緒に回った全国の説明会会場とも、再会したいものです。

1月24日~26日、関西への旅。(長文です)

2015-02-08 15:07:11 | グルメ関連
※かなりの長文ですので読む前には十分な時間をご用意ください。

少し前の記事でプロレスリング・ノア大阪大会の模様をレポートしましたが、
そのノア大阪を軸とした関西旅行へ行ってきました。もう2週間経ち、今さらではありますが旅日記をupします。

今回は行きを「ぷらっとこだま」、帰りをチケットショップで買った新幹線回数券にしました。
安く上げたいけど夜行バスの類は眠れないので往復は新幹線です。

まず1月24日の朝に家を出て新横浜へ。


こだまでまず京都へ向かい(車内で駅弁の朝食。「深川めし」でした)、京都駅のホームへ降り立ちます。
そこからわずか6分の乗り換え時間で、
「新幹線を降りて近鉄京都駅へ向かい、近鉄特急の特急券を買い12:00の近鉄特急に乗る」というミッションを自分に課しました。
(そんな立派なもんじゃない)
でも近鉄特急の乗車券・特急券を買ったことはなく、改札同士が非常に近いのですぐ近鉄駅に来ても、
どこで特急券を買えばいのか右往左往してしまいました。探すこと数分、やっと特急券用の切符販売機があるのを見つけ、
どうにかこうにか買って発車寸前で乗り込みました。待っててくれたようにも見えましたね。
いやー、鉄道好きなのにまだまだ甘いです。つうか発車3分前までの特急券の販売なのに3分切ってからも売ってくれた機械に感謝(笑)

快適な近鉄特急、京都から橿原神宮行きの「京橿特急」に乗って西ノ京、そこで特急降りて平端、そこから天理と乗り継ぎます。
いやー、楽しいのなんの。鉄道好きにはたまらない。初めて乗る路線、初めて降りる駅。
車窓の景色はまさに京都奈良、あと平端駅は構造が少し変わってたなー、
そして12:45ぐらいですかね、天理駅に到着します。

何が目的だったか?
そう、それは天理にある「麺場 力皇(りきおう)」に行くためです。
ご存知、元NOAH選手、元関取、現GHCタイトル管理委員の力皇猛のラーメン屋さんです。
天理駅から少し迷いつつも歩くこと15分ぐらい。道を間違えなければそれほど遠くはありません。
開いてからからまだそんなに経ってないのでキレイな店でした。


店内に入ると席は満席、私は辛うじて店内で待てましたが少し後のお客さんは外で待つ人も。
とにかく良かったのが店員さんの対応。ちなみに力皇はいませんでした。大阪でNOAHの試合があったのでそちらへ向かったようです。
着席まで10分ぐらい、着席して10分ぐらい待ってついに待望のラーメンとご対面。


これは具が全部乗っている「極」というものです。1080円。メニューは多くはありません。全部で5、6種類ぐらい。餃子、酒もあります。
写真の通り煮卵、野菜たくさん、チャーシュー、鶏つくね。チャーシューの色が悪く見えますけど普通です(笑)
食べるとスープがぬるめで麺が熱い、という不思議な感覚でした。そういうものなのか、たまたまだったのか。
あと鶏つくねが絶品。軟骨も入っていてちゃんと作っているのがわかる味。これは食べたほうがいいです。
リキが相撲時代にチャンコに入れていた物とのこと。スープは濃厚ですが野菜も多いのでしつこくありません。女性でも十分いける。
美味しかったです。元レスラー云々抜きにして食べても高い評価だったと思います。
値段を高いと思った人もいるかもしれませんが安いのもあります。高いのを頼んだだけで。

強いていえば麺の存在感がアレかな?あと店員さんの接客は良かったけどオペレーションが少し謎。
立って待ってる人がいるのに、席が空いてもすぐ座らせない。何か手順があると思うんだけど。
帰り際レジで店員さんに「今日は力皇選手いないんですね」と聞いたら、「そうなんです、すみません」とのことでした。
でも天理まで来た甲斐がありました。宗教都市、天理を少しですが歩くこともできたし。他の都市とは全然違うんですね。衝撃的でした。
天理にはこういう機会でもないと一生訪れることはなかっただろうから、リキに感謝。ラーメンはお勧めできます。
レスラーや相撲取り、また他のスポーツ選手のサイン色紙も飾ってありました。とにかくリキの人柄がしっかり伝わる店、ラーメンでしたね。


↓天理駅。近鉄とJRが入っています。高校野球でおなじみの天理高校も建物を見て来ましたが・・・これが高校か?と思う建物。
天気の良い日でした。天理滞在は1時間程度。



・・・長くなりました。天理からJR奈良線で奈良へ行き、同ホーム上で乗り換えて大和路快速で新今宮へ向かいます。
前回関西に来た時も法隆寺へ行くのに使いましたね。
新今宮で下りて安いホテルへ。いわゆる簡易宿泊所ではありません。ちゃんとバストイレ付き。楽天のポイントも使って一泊3800円くらいかな。
私は一人旅なら泊まれればそれでいいと思ってるので安いところにしています。

15:30頃からホテルで一旦休憩の後、南海の新今宮からなんばへ。あの辺りは交通機関がすごく多くていいですね。
なんばも歩いてもいける距離。
17時からなんばでNOAH観戦して、その後20時過ぎから大阪に住む小・中学時代の同級生と飲み。
この同級生は小学校6年間同じクラスでした。私のいた小学校は3年生、5年生になる前にクラス替えがあるのですが、いずれもクリア。
1年生から6年生まで同じだったのはあと2人ぐらいいたはずです。中学卒業後は別の高校になっており、その後接点はあまりなかったのですが、
3年ぐらい前に帰省するバス(盛岡駅から)で一緒になり、そこから交流が。
なんばのお好み焼き・鉄板焼きの「千房」で食事でした。しかも「千房エレガンス」という高級店。同級生が予約してくれました。
お好み焼き、とん平焼き、タン塩焼き、他色々食べて飲んで語って楽しい時間でした。
ちなみに焼き物は焼いたものを持ってきてくれるスタイル。さすが高級店だ(笑)閉店までいたのかな、最後のお客さんでした。
↓日本酒を飲みましたね。


とにかく同級生が私との再会を祝い、嬉しそうにしていたのを見て、こちらも嬉しくなりました。
ブログがすごいとか、人生を楽しんでるとか、おまえは変わったとか、そんな会話を。
2軒目にショットバーも行きましたが終電は終わってました(笑)
故郷とは全然違う土地で会って、初めて酒を一緒に飲んで、昔のことも今のことも語って、1日目の夜は更けていきました。
1時ごろになり同級生はまだまだイケる感じでしたが、旅の疲れを抱える自分がギブアップ。申し訳ないことをした・・・
でもこれで大阪へ行く楽しみが1つ増えましたね。


翌日25日は実は全くのノープラン。それでも困らないのは自分が鉄道など交通機関に強いからですが・・・
でも出発する時には1つのルートが頭の中で完成しました。10時にホテルを出てまずはJRで神戸へ。
神戸・・・阪神淡路大震災から20年。その慰霊をしたいなと思っていたのでまずは神戸駅に降り立てば何かあるだろ、
と思って行ってみたら、実は三宮のほうがそれっぽいのがあるってことで三宮へ地下鉄使ってリターン。
でも神戸駅に降りたおかげで、こんな壁画を発見。横山光輝の三国志ですね。横山先生は神戸出身でした。
↓写真がとてもキレイに撮れました。蜀の五虎大将軍、右から馬超、張飛、関羽、趙雲、黄忠です。


三宮では駅から少し歩いて阪神淡路大震災の「慰霊の灯」がある公園へ。神戸市役所のすぐ近くです。
20年の月日が流れました。私は当時大学入学前の受験生。センター試験の2日後だったか・・
慰霊とこれからの安全を祈ってきました。他にも何人か訪れていましたね。





その慰霊の灯がある公園から少し東へ歩くと三宮と神戸空港を結ぶポートライナーの駅「貿易センター駅」があります。
ポートライナーで神戸空港へ向かいます。
そこへ向かう途中に撮った「神戸サンボーホール」。プロレス会場として有名ですね。今は休んでるんだっけ?


このサンボーホールに隣接する商工貿易センタービルには過去来たことが。その往復でポートライナー乗った記憶が。
でもポートライナーで海のほうへ向かうのは初めて。
神戸の港を眺めながら、一路神戸空港へ。神戸空港の手前の「京コンピュータ駅」から「神戸空港駅」の距離が長くてびっくり。


神戸空港。正直、「小さい!」印象です。完成までは紆余曲折あった空港でしたね。空港の屋上にポートライナーの駅が。


で、この神戸空港から関西空港へ向かう船が出ていると知り、ぜひそれに乗ってみたいと思ってやってきたわけです。
神戸空港から数分歩いてその船「ベイ・シャトル」が出る港があり、そこでチケットを買って船に乗ります。片道1850円ですから安くない。
船着場。休日だったからか昼だったからか、お客さんは少なめどころか10人ちょい。でもお勧めですよ。


大阪湾の海の上から。天気が良くて波も穏やかでした。所要30分。関空の船着場からは無料のバスで5分で関空へ。



関空では軽く昼飯をラーメンで済ませ(じっくり回りたかったけど、この後の予定を考えて滞在は15分くらい)、
急いで南海の関空特急「ラピート」に乗車。これも前日の京都じゃあなあいがギリギリで特急券買えて乗車しました。
関空自体には1度行ったことがありましたがラピート乗車は初。快適。乗り心地抜群。


青の車体が有名ですがこれは「ベータ」とある少しクラスが違うタイプ。車体が紫でしたが・・・


先頭部分は白。女性狙いなのか、そういう雰囲気の車輌でしたね。ハッピーライナーとか言うらしい。


あっという間に再び新今宮。新今宮が今回の旅の基地でしたね。そこから歩いて10分ぐらい、やってきたのが、
天王寺動物園。前日飲んだショットバーで店員のお兄さんから勧められました。


いかにも市が運営する動物園でよくも悪くも古い感じ。16:00が最終入場、早めに行きたかったので関空で急いだわけです。
自分は15:20頃に入ったのかな。
いろんな動物がいましたが、目玉はあまり無いのかなあ。入場料も安いし、動物園というより憩いの場かもしれませんね。
↓象。鼻を使って何か食べたり砂を浴びる様子が面白くて、しばし見入ってしまいました。鼻ってあんなに器用に動くんだなと(笑)


そして動物園の一番人気だったのがこの虎。もちろんタイガースのある土地。虎が人気なわけです。大きい虎でした。


アフリカのサバンナに来た雰囲気を持つこのエリアにはキリンやシマウマが。とてもいい雰囲気でした。右上にはあべのハルカスがうっすら。


通天閣も近くに見えました。天気が良くて、あまり寒くなく、いい動物園日和。家族連れもたくさん。爬虫類館も見ました。


足もとから見た通天閣。まだ登ったことはありません。


通天閣のふもと、「新世界」にあった店。同じ写真をNOAHの杉浦が撮ってtwitterにUPしてましたが(笑)丸藤副社長の店。ではない。


動物園を17:00ぐらいに出て、再びホテルへ向かい休息。そして夜は食い倒れ。画像なし。
まず新世界の「やまと屋」(動物園前駅に近いほうの店)で串かつ、どて焼き、カキ酢。ビール2杯で半分おまけ。
実はこの店は2度目です。近所の「八重勝」は大行列でしたがやまと屋も有名店ですね。とにかく美味い早い安い。
サクッと食ったら今度は東梅田へ。ここでOSホテル地下の「喜多寿司」、お初天神通りの大衆酒場「松屋」へ。
締めに御堂筋に面したうどん屋さんでこんぶうどん。食いすぎた・・・でも、飲んで食って楽しかった!
昼間動き回ってたし、旅先の高揚感もあって、いくらでも食えましたね。ホテルへは23時ごろ戻りました。
ええ、書いたこと以外は何もしておりません(笑)呼んでもいません(笑)

今までなら京都競馬場かWINSなんばか、住之江か尼崎のボートに行ってたと思うのですが、最近はギャンブルは控えてますので。
それによって却っていろんなところを見て回れました。


翌日26日は平日。でも仕事は休暇にしておりました。まずホテルを出て、近くの「あいりん地区職業安定所」へ。
新今宮駅の向かいにあります。福祉施設や病院も併設されています。見に行ったというより歩いてみただけですが。
古い職安の建物、日雇い労働者を乗せていく車のために1階部分は車が入れるスペースが。普通に労働者募集してました。
中に入りたかったけど・・・でも見せ物ではないしね。建物一周してたら雨が降ってきました。
周辺にたむろする労働者、安い居酒屋、立小便をする人、簡易宿泊所、普通目にすることのない看板・・・
でも、これが現実なんだと。日本の現実のひとつなんだと。それを見れて勉強になりました。

さて、ここまでの旅程はtwitterにもUPしながらでしたが、それを見た関西在住のフォロワーNさんが、
どうも私のルートはツボを外している、これでは関西を楽しんだことにならんのでは、と心配してくださって、
お仕事お休み、さらに風邪気味の中、私のために「大阪案内したる」と来て下さった。
集合は大阪駅隣の福島駅。ちなみにそのNさんとはこれが初対面。
twitterでは何度も楽しくやり取りをさせていただいていましたが・・・第一印象、背が高くてイケメン。
自分も長身ではあるけど、目線が合う人はそうそういない。いかにも関西の人って雰囲気で、でも気さくなイイ方でした。
↓福島駅。東北の福島駅に次いで2つ目の福島制覇。次は木曽福島でも狙うか(笑)渡島福島は既に無いし。


そこから歩いて10分近く、麻婆豆腐がうまい店「オイル」へ。テレ朝のスマステでも紹介されたとか。
ランチは行列になるらしくて、案の定11:30の開店に対して10分ぐらい前に着いたのに、もう行列が。
でもどうにか1回転目には間に合った。15,6人も入れば満員の店。
お客さんは9割がた麻婆豆腐ランチ。そして来ました!!これがNさんがやみつきになっている麻婆豆腐!!


結構な量があってご飯お代わり無料で900円か950円ぐらいでしたか。
とにかく美味かった!!甘さ、辛さ、全ての味が見事に調和していて飽きが来ない、ご飯との相性も抜群、
そしてひき肉が多い!ボリューム満点、ご飯おかわりすればもうお腹いっぱい、スープも美味かった。
これは並ぶ価値アリだし、テレビが取材するのもわかる。素晴らしいランチでした。
ちなみにこのお店、中華料理屋さんなんだけど、オイルにこだわってるから「オイル」という店名。
接客する店員さんも良い方々で、料理人1人で大奮闘。少し待つけど待つ価値アリ!!店出たらまだまだ行列。
大阪駅からも徒歩圏内。お勧めです。大阪行ったらこれを食え!!と言いたい。

その後「いか焼き食べたことあります?」との質問をNさんから受け、私は無かったのでではいきましょうと、
大阪駅から阪神百貨店の地下へ行き、阪神百貨店地下の食べ物屋さん密集地帯へ。ここ、初めてでした。
近くの地下街「ホワイティ梅田」は何度もありますが、ここは見つけられなかった。こんな空間があったのか・・・
でももうすぐ改装工事のため取り壊されるとのこと。
さてこれが関西名物、いか焼き。なんと150円!!小麦粉で作った生地にイカがゴロゴロと入ってます。軽くソースがかかってました。


うまいですねえ。おやつに最適。これがこんな値段で。安い早い美味い。そして粉物文化の極致を見た気が。
これを頂いてNさんとお別れ。関西を楽しんでもらおうというそのお気持ちにただただ感謝。最終日に素晴らしいガイドをしていただきました。

そこから京都へ向かいますが、最近大阪駅は改装工事がされており、橋上改札を出たらこういう風景も。


さらに展望台?天空のなんとかって名前だったと思いますがこんなスペースも。


駅ビルも大阪駅北側に出来ていて、とてもキレイでした。
大阪を13:00過ぎぐらいに発ち、新快速で京都へ。京都に行ったのは帰りの新幹線回数券を京都→新横浜で取っていたためです。
14:00前の新幹線で一路自宅へ。自宅には17:00頃の到着。

いやー、楽しかった。疲れと食べすぎと諸々でカゼひいてそれが悪化して1/29あたりに胃腸炎を発症、苦しみましたが、
そんなことはともかく、関西を回り、歩き、観て、食べて、飲んで、語って、とても有意義な旅でした。
やっぱり大阪はいいですね。でもまだまだ回りつくしていない。もっともっと見たい所行きたい所があります。
次回はいつにしようかと、今から考えています。できれば3年ぐらい住みたいのが本音でもあります(笑)

以上です。長文にお付き合いいただきありがとうございました。