フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

気が付きゃ秘宝館だって絶滅寸前ですよ

2022年08月26日 20時48分51秒 | 日記
さてさて、更新が滞っていたにも程があったわけなのだが、これは忙しいとかそういうことではなく、単純にネタを公表できる文章に昇華する気力がわかなかったという事である。
今は人生で最高潮に仕事の待遇(給与が安い、と言うわけではなく、自分とかぬたりのいるセクション全社的な扱いとかの話ね)が面白くない、と言う事情があるので、意図的に多くのことのアンテナを折りたたんで大人しくしてる、と言うのがあり、世の中の様々なことに対する反応が自分でも驚くほどに鈍くなっててね。これだと長文書くほど物事に深く突っ込めない。感情の鈍磨は意図的なもんなので、別にうつ状態がどうこうと言うことは一切ないのでご安心を。ほぼ毎日楽しく猫撫でてますよ私は。
さて、そんな昨今、B級スポット好きなら誰もが読むサイト、日本すきま漫遊記さんが水上温泉を取り上げておられた。前にも書いたと思うが、水上温泉自体は元々鄙びた山間の温泉だったが、昭和3年の上越線の開通で一気にバブル化。以降首都圏の有名温泉街の地位を維持していたものの、移動手段の高速化により、逆に首都圏からの距離が中途半端になってしまい昨今は温泉街全体が寂れてしまっている。まあこれは関東近郊の温泉街が多かれ少なかれ抱えていることで、水上温泉だけが寂れちゃったわけではないが。
で、その水上温泉のストリップ劇場がすきま漫遊記さんの取り上げたスポット。当初、正確な場所が分からなかったそうだが、ぬたりは知っていたのでツイッターにてアドバイスさせていただいたところ、記事が訂正されアップされた。現地では正確には分からなかったものの、「こことかがそれっぽいな」と写真だけは撮っておられたそうである。すきま漫遊記さんもサイトの歴史が長いから、そういう場所を見つけるスキルというか嗅覚というかはさすがの一言。
んでまあ、ぬたりはストリップ劇場(正式名は水上ビッグ劇場)の正確な場所を知っていたわけで、ツイッターあたりではストリップを見たことがあることを匂わせていたわけだが、ぬたりはこの水上のストリップ劇場に入ったことはない。若い頃、仕事で水上町にはよく行っていたので、営業していた時期に前を通ったことが何回もある、と言うことに過ぎない。営業していた時期と言っても、ぬたりは昼間に水上に行っていたから、営業時間中に前を通った事は一度もないんだけどね。
昔は水上温泉に限らず温泉街にはストリップ劇場は大概あった。群馬県内でも大きめの温泉街にはだいたいあったが、今も営業を続けている所は一つもない。伊香保温泉の劇場は群馬で最後のストリップ劇場として頑張っていたが、新型コロナが止めを刺す形で営業を終了しており、群馬県内においては「温泉街でのストリップ劇場」という場所はもうない。
これがいいことか悪いことなのかはここで言及するつもりもない。それはそれぞれの立場や考え方によって違うから。私とすればあくまでも、温泉地が多い群馬県で生まれ育った立場として、温泉街で遊ぶという行為の一環として過去にそういうものがあった、そういう場所があった、そしてその場所は今こうなっている、ということをなんとなく知っておきたいと思うだけだ。それ自体何かの役に立つとも思えず、無駄な知識であることは否定しないが、歴史において多くのことは無駄として語り継がれることはない。私たちが日々苦悩する日常のことの多くも、100年後に語り継がれることはまずない。だとするなら、せめて自分という存在があるうちは、将来無駄として忘れ去られるであろうけれども自分の目に留まった事柄については、自分の心に留めておきたい、とそんな風に思うだけなのである。

・・・とまあ、真面目に語ったところではあるんだが、何しろ話題はストリップ。そら真面目な話だけで終わりようもないもんで、私のツイッターを読んだ人なら、いいからお前がストリップ見に行った時のことを白状しろよと言われるかも知れないんですけどね。
まあ、あれですね。金髪の人は下の毛も金髪なんだなあ、という事を学んだと言うことでひとつ(おい)
温泉街のストリップというと、受付のおばさんがそのまんま出てくる、なんて話がテンプレだけども、ぬたりが見たのは結構若くてスタイルも良い女の人で、連れてってくれた当時の上司に感謝するくらいには(禁則事項です)
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