フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

今年のファンタもいい味だ

2019年09月06日 20時39分34秒 | 日記
山梨「ワイン県」で本場PR=北海道や長野、ライバル台頭(←リンク先はヤフーのニュース)

ああ、来年は山梨旅行もいいかもなあ(今年の箱根旅行が大ハズレだったので現実逃避中)。富士の麓でワインと温泉。

最近なかなか行けていないのだが、独身時代には群馬県昭和村にある奥利根ワイナリーに何回か行っており、顔も覚えられていた。
あそこのワイナリーは高いのでも数千円程度なので、言ってみればテーブルワインしかないようなとこなのだが、ぶどうの生産から自分の所で手がける群馬県内唯一のワイナリーだけに、ワインの知識とすれば相当に確かで、実際色々教えてもらった。
その話の中で「ワインの生産量が一番多い都道府県はどこだと思います?」と聞かれたことがある。記事にあるように山梨県じゃないの? とお思いかもしれないが実は違う。分かって読んでいれば分かるのだが、知らなければ分からないような書き方を実はこの記事はしている。
この記事。行が開いているにもかかわらず1行目と2行目が繋がっているのね。山梨県が生産量1位なのは1行目にある「国産ぶどうだけで醸造する日本ワイン」であり、ワイン全体の生産量が1位というわけじゃない。
こうまで書けば分かると思うけれども、輸入したぶどうを用いて国内で醸造されたワインがかなりの量生産されており、これを含んだ「国産ワイン」の生産量であれば、残念ながら山梨県は1位じゃなくなる。
では1位はどこかと言えば神奈川県。そう言われると何か意外なような気もするが、横浜港が大輸入港なので、大手メーカーがその近くで醸造するわけ。スーパーで売ってる安価なワインは、結構な確率で神奈川県生産だそうな。

とは言え、だからといって山梨がワインで売ることについては、ぬたりにも否はないけどね。幾ら神奈川が生産量が多くても、それが観光に結びつくわけでもない。山梨県であればワイナリー見学も複数箇所で可能だし、お土産としても良いしね。そこそこの規模があるからワイナリー見学も結構楽しいのよね。

弱点は車で行くわけにはいかない、ってことかね。テイスティングは飲まずに吐き出せばいいんだろうけど、口の中にほんのわずか残るからまるっきり摂取しないわけじゃないし、それにタダで飲めるのに飲まないなんてそんな居心地の悪いことができるか、ってのね(結局飲みたいだけかい)
コメント (2)
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