フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

オードリーの二人は大学時代アメフトやってましたし

2015年02月11日 17時22分11秒 | 日記
NFLスター選手も震え上がる「オードリー春日の呪い」とは(←リンク先はヤフーのニュース)

一時期ヤフーのニュースのトップページに来たよ、これ。
で、このニュース。ホントか嘘かと言う極論で言えば、ホントの話。プレスデーで記者とそういう話があったことは紛れもない事実。
ただ、もちろんこれは選手が「言った」のではなく「言わせた」話。大体の選手は「そんなのは気にしないよ。応援してくれるのは嬉しいよ。当日も応援してくれ」とかと優等生的な発言になるんだけれども、「彼はコメディアンなんです」とでも取材スタッフが言って、ノリの良い選手が大げさにリップサービスをしたものだろう。当然週刊ポストと女性セブンがアメフトなんていう日本で人気のないスポーツのために記者をアメリカに派遣するはずもなく、書いている記者は記事中の「NFL倶楽部」テレビで見て、記事を書いているに過ぎない。
でまあ、これ自体はリップサービスとしても、オクング選手がオードリーを知っていておどけた可能性はある。何しろ日本でスーパーボウルの現地取材を行うメディアは、中継を担うNHKとこのNFL倶楽部の二つしかない(今年は更にどこかのラジオ局が行ったらしいが)。オクング選手の所属するシーホークスは2年連続のスーパーボウル進出で、昨年も取材は受けているはず。しかも昨年オードリーはスーパーボウル開催の現地で取材を行っていた(プレスデーにまで行っていたかは記憶にないが)。だから選手が「なんか愉快な日本のメディア」として覚えていた可能性はある。実際、NFL倶楽部には実績があり、マスコミ嫌いでこんなことしちゃうマーション・リンチ選手に、去年単独インタビュー成功しちゃった事もある。アメリカのメディアにすれば「そんなバカな」って感じだったと思う。
いずれにしても、こういうネタは番組を面白くするよね。井崎先生も本命予想を外してこその井崎先生だしさ。プロ野球ニュースでも「こいつが予想したチームは優勝できない」という方がいたような記憶があるなあ。誰だったか覚えてないけど。

話は少し変わるが、今年のスーパーボウルは本当に面白かった。お互いがお互い意地を見せた試合で、幕切れもすごい劇的。休暇取った甲斐があったぜ。
アメフトはルールが難しいとよく言われるけど、それは誤解で、ルール自体はさして難しくはない。学校教育で取り上げないから見ようとするとルールを一から勉強しなきゃいけないという「とっつきにくさ」を「難しい」と言い換えているだけ。テレビ大国アメリカで発展したスポーツだから、実はテレビ観戦をしやすいスポーツですらある。審判が反則の内容と罰則をいちいちマイクで観客や視聴者に説明するんだから。
まあ、そうは言っても、スポーツに興味のある人間の数が限られる上に、わざわざ海の向こうのなじみのないスポーツに興味を持つ人が少ないのは自然の話。だから今後も日本ではNFLはそんなに人気は出ないとは思う。けれども、アメリカでは一番成功を収めているスポーツコンテンツなだけに、そういうビジネスのシステムを見ているだけでも日本との対比が割と面白いと思うんだけどね。ドラフト一つとっても、すごいシステマチックだから。
コメント
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