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フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

緑の山河

2017年03月22日 22時23分50秒 | つぶやき
某右寄り教育をする学校が槍玉にあがっているのを見て、まあ安く土地を買えたシステムははっきりさせて欲しいと思うが、教育内容まであれこれ言われているのを見て、良い時代になったのかそうでないのか分からんな、という思いを新たにする昨今。今それを槍玉にするなら、ぬたりの時代くらいまでのソフホーズコルホーズ万歳も当時槍玉に挙げて欲しかったがなあ。・・・と思って、なにやら懐かしい響きだわなあ、と感慨しきり。ソビエト崩壊から20年以上、もう学校教育でも教えてないんだろうなソフホーズとコルホーズ。
ぬたりのブログ読む人にまさか若い人はいないだろうから、いまさら語句を説明する必要は感じないんだが、検索で飛んできた若い人向けに簡単に説明すれば、ソフホーズとコルホーズは、かつて存在したソビエト連邦にあった農場のこと。
国営農場がソフホーズ、日本で言う農協みたいな半官半民の集団農場がコルホーズ・・・とまあ、偉そうに言ってますけどもぬたりもどっちがどっちか分からず、ついさっきウィキペディアで調べたわ。中学の社会科の石田先生すみません。教えて貰った社会科の知識はすっかりどこかに置いてきましたわ。
さて話は学校教育に戻るが、「みんなで平等に働いてみんなで平等に対価を得てみんなで助け合う」という共産主義の理想は、どうも学校教育の目指す先とリンクしやすかったらしく、かつて共産主義指向が強い教育者が多くいて、教職員の労働組合である日本教職員労働組合(いわゆる日教組)もその色が非常に濃かった。んで、「みんなで働くみんなで対価得る」の分かりやすい例として、ソフホーズとコルホーズを礼賛する教職員がかつてはそれなりの数いたわけさ。
ま、昨今話題の学校も共産主義を礼賛する教師も絶対数は多くないわけでな。ぬたりもそれっぽい教師がいることはいたが、直接的に共産主義礼賛を聞いたことはない。前述の石田先生も別に思想的なことは何も言ってなかったしな。
それにしても、話の流れでソフホーズやコルホーズと話題にしたが、なんか逆に語句が新鮮に感じるのはなぜかしらね。多分、旅行好きで地図見てれば1時間でも2時間でも過ごせる今のぬたりにとって、地理用語ってのは興味を引く内容なんだろうな、と。子供の頃にはそういうのなかったから、地理という教科に関しては得意でも不得意でもなかった。
だから今中学の地理の教科書とか読んだら案外面白く読めるんじゃあるまいか? ボーキサイトとか太平洋ベルト地帯とかてんさい(ビート)産地比率とか、正直もう20年以上会話に出したことすらない様な単語とまた会えるってのは、なんかちょっとうれしい様な気がしませんかね。アマゾン叩くと教科書って古本はいくつかヒットするのな。JCが使った古本ならまだ良いけどなあ(犯罪的思考はそこまでだ)

ま、アレっすよ。学校の仕事なんてしょせん勉強の仕方を教えること。その程度しかやらない学校や教師に過渡に期待はしないが吉、ってことかな。学校で勉強する気、教えてもらう気ばかりで、自ら学ぶ気、学校以外で勉強する気があまりなかったぬたりが高校で落ちこぼれたのは、まあ今から考えれば当然だったんだわな。今から思えば惜しいことをしたもんだ。まあ人生をやり直したくはないがな。
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ダダ(で募金してもらう)より高いものは無いんだぜ

2017年03月13日 20時58分09秒 | つぶやき
なんかやってる事が面白くて、Jリーグには興味なんて欠片もねえのに、ツイッターで、ガルパンと水戸ホーリーホックのコラボ情報流してる方をフォローなんかさせていただきましてね。「勝手にガルパンダービー」とかと画像作ってるのに興味を引かれてね。水戸のサポーターの方だから水戸の試合だけかと思ったら、それ以外のチームもやってたりしてびっくりした。ホントどうして技術のあるアニメオタクは手間を惜しまないのか。思わずガルパン×ホーリーホックのコラボグッズ探しちゃったほどだわ。レプリカユニしかないので、流石に購入は躊躇してるが。結構高いからね。
まあ、ガルパンは特殊な話で、大洗近辺でコラボしてないところを探すのが難しいほどだからホーリーホック独特のものと言うよりは地域性の話でしかないんだけれどもね。ホーリーホックが独自にコラボしたわけではなくて、ガルパンで盛り上がってるところにたまたまJのチームがあった、って感じで。それでもこういう「サッカーの話と対極にいる人たちに顔を向けて貰う」姿勢はとても大事で、乗るからには大々的に、という姿勢は評価したいよね。ぬたりですら、どこかJリーグの試合を見に行けと言われるのなら、スタジアム入口にガルパンのビックバナーが飾られている水戸に行くわ。群馬からだと水戸はちと遠くてほいほい行くわけには行かないが、幸い競技場隣接の駐車場のキャパはそこそこありそうだ(試合終了後の渋滞はひどいらしいが早めに帰ればいいや)。それにしても日本のスタジアムはどこも隣接駐車場のキャパが壊滅的でホント頭くるわ。アメリカを見習えよな。
とは言えぬたりはJリーグには極めて冷淡。地元のクラブが経営やばくなった時に職場の親睦会単位でサポータークラブの法人会員にさせられた(会社からの半ば強制)事はいまだに根に持っている。人が積み立ててる親睦会費に何してくれてんねん。
その時にも言ったが、「地元にプロスポーツクラブがなくなると困るでしょ。だから僕と契約して魔法少女になってよ法人会員になってよ」としか説明しないクラブにはほとほと呆れた。サッカーに興味のないぬたりがどう困るのか、それをはっきり説明しろよ、ということ。地元のクラブが潰れたって、ぬたりが困る事なんか思いつかないぜ。
簡単に言えば、「群馬のサッカー村」の中の言語でしかないんだよ。そら村の中でのトップのチームがなくなれば困るだろうが、そんな村社会の理屈を余所に持ち込むんじゃねーよ。それに群馬にサッカーチームは一つじゃねーぞ。
とまあ、そんな感じで、ぬたりは地元クラブへ対する金銭の消費は今のところ一切考えていない。上記の「ぬたりがどう困るのか」の問に対する答えをぬたりに与えてくれるなら話は別だがな。それにしたって親睦会経由で既に幾ばくかの出費は既にしている(させられている)。これ以上必要あるか?
その点水戸は分かりやすいな。「うち潰れるとスタジアム入口のビックバナー見られなくなりますけど・・・」と言われると、え?それはちょっと寂しいかも、となるからね(おい)
ガルパンとてもいつまでが消費期限なのかは微妙なものがあるけどもね。とにかくアニメ業界流行り廃りが激しいからなあ。一時期一世を風靡したハルヒやけいおんももう時代遅れだし。完結篇を今年やるから2、3年は大丈夫だと思うけども。
でもそろそろ、長い期間ここが舞台だと語られるアニメ作品が一つくらい出てきてほしいとは思うけどな。北の国からみたいな。
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クロス アウッ!!

2017年02月13日 21時45分42秒 | つぶやき
清水富美加「神のために生きたいと思いました」…幸福の科学が公表した直筆メッセージ全文(←リンク先はヤフーのニュース)

これなあ・・・。
いやまあ、ぬたりは出家という行為自体は別に構わないと思うのよ。宗教というシステムもそこに救いを求めるというシステムも人間が長い歴史の上に生み出して長い歴史を経てきたものだから、その行為を選ぶ事自体は別に他人がどうこう言うべきものじゃない。世の中にはつらい事が沢山あるし、つらさの感じ方も個人によって違う。誰かにとってはなんでもない事でも隣の誰かにとっては死んでも許せない事だって事は普通にある。他人が「こんな事で思い詰めるなんて。世の中にはもっとつらい思いをしている人がいるのに」と言ったって、その人がどれくらい追い詰められているかはその人しか分からない事。収入が少ないのは芸能界最初はみんなそうだから文句言うな、という奴らはそもそも一握りの成功した奴ら。その収入の少なさで芸能界諦めた人間の方がそれに耐えられた人間よりも圧倒的に多い。耐えられた事は誇っていいが、耐えられなかった人間を貶すのはおかしいだろ。急に辞めないできちんと仕事の落とし前をつけてから辞めろよ、という批判もあり、一見もっともだが、そもそも落とし前つけられるような精神状態じゃないから出家したんであってな。立ちションしてるおじさんに「家帰ればのんびりちゃんとトイレでできるんだからそんな事すんなよ」と言ってるようなもんだ。
そもそもの話をすれば、だ。グラビアやってる人は水着になったり極限まで薄着になったり、記事にもあるけどブルマになったりする訳じゃん。そんな仕事、嫌じゃない方がおかしいだろ。その対価がどれくらいか分からないけど、もしもやらなくても人気が出ますよと言われたならば、ほとんどの人は人前で肌を晒す仕事はしないだろ。これをやるとお金がもらえる、これをやる事によって将来人気が出る可能性がある、そんな風に己を納得させて脱いでるわけで、自分のあられもない姿を積極的に見せたい人なんてそうそうはいないはずだ。
そしてそういう「本当はこんな事やりたくないのに」という女性の心情までおもんばかって、見てるこちらは興奮するんじゃねーか!(はい、真面目な語り台無し)
エロというのはあけっぴろげだけではいかん。チラリズムではないが、どこか後ろめたいような部分こそ興奮を助長するのだ。美女に「見て」と言われて裸見せられるのと「見ないで」と言われながら服を脱がせるのと、どちらが興奮するのだと言われれば、多くの男性は後者を選択するはずだ。
グラビアも同じ事だ。多くの雑誌グラビアはあけっぴろげな写真が多く、写真そのものには後ろめたいような感覚を覚えようがないが、彼女らが写真撮られている時の心情はおそらく前向きでは無いはずだ。自分のあられもない姿が、何万部何十万部と印刷されて日本中にバラ撒かれるのだ。それを思っているであろう心情こそが、明るい水着グラビアのスパイスとしてかすかな隠微な香りを醸し出すのである。そして清水富美加は間違いなく「本当はこんな事したくないのに・・・」と思いながら肌を晒していたと言う事である。さあ、Googleで画像検索だ。そういう視点で彼女の水着姿を見てみろ。男ならその何とも言えない背徳感に興奮を覚えずにはおれないだろうが!!!

閑話休題(何を言っているのだ貴様は)

要はどういうことかというと、今回の件について、世の中の男性諸氏は清水富美加に対し最敬礼を持って見送るべしと言う事である。
「サー! 今までありがとうございました! サー!」と腹の底から声を出せ! ふざけるなもっと大きな声だ! タマ落としたか!!

・・・ま、真面目な意見とすれば、宗教ってのは「助け」にはなるけど「助けてはくれない」んでな。どうしようもなくなって、宗教の中に何か救いがあるんじゃないかと探求するならいいけど、何とかしてくださいと宗教に丸投げすると何も得られないんでな。その点だけは気をつけて欲しいと思うが。
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持ってないようで持ってるのが偏見なのか(猛省)

2016年12月19日 22時41分40秒 | つぶやき
ASKAさん不起訴=覚せい剤使用「立証困難」―東京地検(リンク先はヤフーのニュース)

ASKA、疑ってスマンカッタ。

いや、ぬたりはこんな文章をアップしてはいたが、あれは優等生的な発言でな。心の中ではどこか「やりやがった」と思っていたのは否定できないのさ。逮捕するくらいだから裏が取れてるんだろう、と。
だが不起訴。証拠がないってことは逮捕した側の発表からも明らかなので、そんな程度で逮捕したのかよ、と思うと同時にその程度で疑いに転じた自分がちょっと悔しい。故に冒頭に繋がる。ホントスマンカッタ。

もちろんコメント豚どもはいまだに疑って悪し様なことを言っているが、そのコメントを出すタイミングは今じゃない。今後クスリから彼が脱却できれば永遠に封印すべきものだ。

そして万が一再犯をして罪が確定したならば、その時に言えばいい。今じゃない。
そしてその日が来ないことを願おうじゃないか。
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そのうち何とか な~るだ~ろ~お~

2016年07月27日 21時46分10秒 | つぶやき
色々ツイッターに書いたしここにも書こうとしたけど、ダメだね。真面目ぶってるのはキャラじゃねえし、良くねえわ。

だまって俺について来い/植木等


暗い時こそ元気にいこう。ホント植木さんって偉大だわ。
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自分だけは騙せなくて

2016年06月12日 15時47分47秒 | つぶやき
不倫報道と某知事の不適切でマスコミは真っ盛りで、参院選も近いのに政権与党も第一野党も情報は探さなければ見つからないそんな日本から世界の皆さんこんにちわ。
しかしまあ、ぬたりはと言えば運良く心の安穏を保っておりますね。都知事の方は、ぬたりはそもそも都民じゃないから関係ない。不倫の方は、当該者の属する音楽ジャンルをぬたりは元々好きではなく、名前は知っているけれども近づけと言われても近づく気もなかった事から、別にどうなろうと知ったこっちゃない。歌っているのがゲスだろうが猿のように盛ってようが(こっちは今となっては違うだろ)、別に好きにしたらいい。落語の方も、まあ別に嫌いじゃないけどそんなに落語も詳しくないし、某長寿番組も毎回毎回見てる、って程でもないから、別にこちらも、好きにしたらいい、としか。
もちろんこれは「ぬたりが当該者のファンじゃないから」であり、ファンだったらそれ相応の動揺はあるだろう。その可能性を考えた事もないが、さださんとか華ちゃんとかにそういう話があったとしたら、そらぬたりはファンとしてのあり方を真剣に考えなきゃならなくなるだろう。まあ、僕はもうさだファンじゃ(←お約束)。
ただ、これはもう、そういう状況にならないと分からない筋合いのもんでね。「音楽とプライベートは別」「音楽聴いてるとどうしてもプライベートがちらつく」。どちらの感情が強くなるかは、実際そうなってみなきゃ分からん。似た感じで、さださんはヒット曲を出す度に叩かれていたわけだが(無縁坂→マザコン、雨やどり→軟弱、関白宣言→女性蔑視、防人の詩→右翼、とよくもまあ・・・)、ぬたりが聴き始めたのはそのずっと後だったしなあ。聴き始めてからはそういうのなかったし。

(ここからはネタである。ぬたりの本心と取るかただの冗談と取るかはあなた次第)

にしてもまあ、思春期から30才頃までをさだまさしの歌詞の世界どっぷりで過ごしたぬたりにとっては、会見で「結婚してるとか子供がいるとか関係ない。俺はあいつが心底好きなんだ!。これは浮気じゃない。本気なんだ!!」と破滅型の恋愛に身を焦がす人がいないのが少々寂しいな。やはり恋愛という物は身を焦がすようなものであって欲しい。その感情に身も心も捧げ、相手のためならば命すら惜しくない、そういうものがあって欲しいじゃないの。
しかしながら、今回の3件はどうも違う。猿な方(だからもうそうじゃないっての)は子供の認知はするけど離婚はしない。ってことはただの火遊びだったって認めてその処理をした、ってだけで、じゃあそんな火遊びすんなよ、と言う方に話は集約する。ゲスな方も、浮気して、離婚して、その後は浮気関係もなくなった、って感じに見える。落語家さんの方も浮気だ、と言葉にして言っている。結局はホントに浮気で終わっちゃった感じねどれも。そんな程度の覚悟で付き合ってたなら、そらバレなかったとしてもどのみちうまく行かんよ。恋愛の神舐めんな。恋人の仲を取り持って撲殺された聖ウァレンティヌスに腹かっさばいて詫びろよマジで。
・・・とまあ、実在が疑わしい聖人の話まで及んだところで、今日の結論はと言えば、破滅型の恋愛の歌ばっかり聞いていて恋愛観拗らせると後が厄介だよって事と、実際経験すると心身ともに磨り減って往生しまっせ、ってことでな(今までの著述と結論が180度違うぞおい)。あ、あと、最近、家に一人でいる事がほとんどなくなった所為か、ブログのネタもなかなか思いつかなくってさ。でも、おかげでネタを一個こしらえる事ができたよ。
まあ、でもほら、さだまさしだって不倫の歌作ってるじゃないですか。「天狼星に」(※)って歌を(殴)



断じて不倫の歌ではない。(おそらく交際を反対されて)両親を捨てて一人夜汽車で恋人の元へ向かう女性の独白のような内容の歌。これまで育ててくれて何よりも大事だと思っていた両親を捨ててまで恋人と一緒にいたい、という感情を「父さんよりも愛する人ができるなんて思わなかった」という歌詞でまとめるのだが、この「父さん」の語句をもって「不倫の歌だ」と解釈する人が実際にいたのよ。荒っぽすぎる解釈と言えばそうなんだけども、そういうつもりで歌詞を読み解いてみると、実際そう読み取れなくもない事に軽くショックを覚えるとともに、歌ってものの奥深さに恐れ入ったりしたようなしなかったような10年くらい前の私だったり。
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知らない奴を騙すのもまた商売の基本也

2016年05月03日 22時07分34秒 | つぶやき
おかあちゃんの車がそろそろ買い換え時期、ってんで、あれこれと検討をしているんだけれども、昨今の日本の車選びは、「ハイブリッドか否か」という選択をするようになってますね。
通勤が5キロ程度、年間走行距離は5000キロくらい、というおかあちゃんの使い方であるので、ぬたりはおかあちゃんに対し「一度ハイブリッドに乗ってみたい、という気持ちがないなら、無駄金使うだけだからやめた方がいい」とアドバイスをしてますね。
普通の車よりハイブリッドはお得なのか、という前提を日本で疑う人が少ないからハイブリッドじゃなきゃ売れない、という今の日本の車販売事情になっていると思うんだけど、本来「お得になることがある」という程度で、ハイブリッドってそもそも全ての人にお得な車な訳じゃない。
ハイブリッド車をものすごく単純化すれば、「本体価格は高いけどガソリン代で取り返す車」である。だからこの部分が大きくスポイルされた場合、ただ単に高い本体価格を払わされるだけで終わる。要するに、あんまり車乗らない人が買うべき車じゃないんだよこれ。このため、おかあちゃんには勧めづらい車になっている。
一方、ぬたりは走行距離は多いわけだから乗り換えのメリットはあるだろうという感じはするのだが、ぬたりはハイブリッドに乗ることにそれほど意義を見いだしていない。何故かと言えば、軽と比べてハイブリッドに乗り換えることに経済的な妙味を見いだせないからに他ならない。
計算をしてみよう。
ぬたりは通勤距離は往復で80キロである。単純に年50週5日勤務と考えれば、80km×5日×50週=年間走行2万キロとなる。まあ多い方だろう。
次にガソリン代の計算。燃費に関して、ぬたりの今の愛車をおおむね20km/リットルとすると、ぬたりは年間1,000リットルのガソリンを買う計算になる。ガソリンが1リットル110円だとすると、ぬたりの年間ガソリン代は11万円。
で、これにハイブリッドを導入して、燃費が10km/リットル改善されたとする。同じように計算すると、年間燃料代は73,333円で36,667円の削減にしかならない。こう書くと、あれれ? 思ったほどの削減にはならないな、と思う人も多いと思う。
次に値段差を考える。
ぬたりの乗っているホンダN-WGNを、同じような構成で今買おうとすると概ね本体価格は1,400,840円になる(G Lパッケージ、あんしんパッケージをオプション)。で、同じホンダでたとえばフィットのハイブリッドに乗ろうとすると、そのベースモデルの値段は1,690,000円。その差は約29万円となる。上記の計算に従えば、10年乗らなきゃペイできない計算になる。お得か?それ。
もちろん他にも考えるべき事情はある。フィットハイブリッドのベースモデルは装備が貧弱で選びづらいから、実際の価格差はもっと広がるだろう、とか、ハイブリッドは購入時に免税が受けられる、とか、軽自動車は税金含め維持費がそもそも安い、とかね。まあこのあたりは多少細かい話になるし、今回は省く。
さらに無視できないファクターが存在する。ハイブリッド車に搭載される大型バッテリーである。
ことバッテリーに限った話ではないにしても、バッテリーというものは使えば使うほど劣化する。この劣化のスピードというものは案外早い。皆さんも携帯やスマホのバッテリーの劣化で体感していると思う。スマホのバッテリーとハイブリッド車のバッテリー。大きさは違うが、どちらもリチウムイオンバッテリーを使っている。基本的には同じものだ。
これの劣化もしくは故障や交換のリスクはハイブリッド車の場合避けては通れない問題になる。大容量のリチウムイオンバッテリーはそもそも高価であるし、また、車体の奥に搭載された大型のバッテリーの交換に伴う労力は大きく、労力は工賃にそのまま直結する。
これらの状況を加味して、ぬたりが乗るべき車は何ですかね? と考れば、ハイブリッド車の購入にぬたりが踏ん切れないことはお分かりいただけると思う。
まあ、この計算は軽に乗ってるぬたりの計算。普通車に乗ってる人となれば燃料代の改善はこんなもんじゃないだろうから、元を取るのにぬたりほど時間がかからない。リッター10キロくらいの車と、リッター25キロのハイブリッド車を比べるなら、同じ計算でも差額はもっと詰まってくるはずだ。
ただし、いずれにしても、これは「走行距離が多い」ということを大前提としている。如何に燃費の差が大きくなろうと、乗らなければ差はついてこないのだ。年間数千キロしか乗らないなら元を取るのは相当大変になる。だからと言って乗れば乗るほどバッテリー劣化の不安は増大する。
ハイブリッド車に乗ればお金の節約になるとは限らない、って事は車選びの時に念頭に置いておいた方がいいと思う。お金の節約という点だけを考えるなら、軽自動車という道があり、こちらの方が故障時の部品代等の金額的リスクが低い。軽じゃなくてハイブリッド車に乗るなら、自分は何故軽では駄目なのか、をきちっと考えないと無駄金を使うことになる。狭くて使えない? 一度タントやN-BOX、スペーシアを見ておくことをオススメするぜ。何? ミニバンじゃないと家族で出掛けられない? 軽なら4人、コンパクトカーなら5人乗れるがお前の家族は何人いるんだよ。
もちろん、ハイブリッド車の固有の感覚とか燃費アタックに楽しみを見いだす人もいて、これはこれでアリな車選びだとは思うけれども、これは「趣味」に対する出費だからね。そういう趣味を持った人の絶対数ってのは少ないわけで、車を買う人の多くは道具としての購入。今の「ハイブリッド車じゃなきゃ売れない」という、言ってみれば猫も杓子もハイブリッド車、という日本の新車販売の状況を見るに、どれだけの人がこういう計算をちゃんとして車を選んでいるんだか首を傾げざるを得ないですけどね。

まあいいけどね。こういう風な考えができない人はせいぜい「ハイブリッドはお得」とかと盲目的に騙されて無駄金を使うが良いさ。そうやってメーカーとディーラーを潤わせてやってくださいな。どこも経営大変みたいだからね。
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BE MY BABY

2015年12月08日 22時37分37秒 | つぶやき
カトパン、学歴コンプレックスで涙した過去「ひとりだけ恥ずかしい」←リンク先はヤフーのニュース

女子アナに珍妙な愛称つけて売ろうとする微妙なノリも、フジテレビが敬遠される理由のような気もするなあ。もはや「パン」に意味がないし。

さて、単純に良い悪いの話ではなくて、自分だけ音大で「なんか恥ずかしい」と思うのは日本の伝統とも言えますな。「みんな違ってみんな良い」とは教育評論家は言うし、そのとおりだとは思いつつも、そう簡単に社会の常識というのは覆らないよねえ。ま、そのあたりはぬたりにはどうでも良い。変わり者ぬたりに必要なのはバランス。みんなと同じなのが良い、と言う感覚も時として有用だし、かといって変わりもんの自覚があるぬたりがそれを貫くのは、どう考えても無理があるしな。

ともかく、今日は学歴コンプレックスの話。高卒ぬたりにはそれなりに語れるネタだ。

前提として、今のぬたりに学歴コンプレックスは全くない。そらまあ、「大学に行っておけばなあ・・・」と思うことはまれにあるが、それはあくまで人生に多くある「ああすればよかったこうすればよかった」という感覚の一つであり、コンプレックスとは違うと思う。むしろ、当時高卒という決断を下した自分を褒めてやりたいくらいだ。ぬたりが高校を卒業した平成5年は、氷河期の門前、くらいの時期だったけど、大学に行っていたとして卒業する頃の平成9年なんて氷河期まっただ中。ぬたりが今勤めている会社への就職なんか望むべくもなかったろう。ぬたりの採用区分は「高卒以上」が条件だったが、大卒で受けてはいけない決まりはなく、実際多くの同期は大卒だった。ぬたりが高卒で潜り込めたカラクリは、うちの会社、どうも一定数の高卒採用枠があるらしいのな(理由は多分初任給の安さ)
アラフォーになった今なら、あの時ぬたりは最善に近い形の選択をもぎ取ったと心から思えて、コンプレックスなんか微塵も感じないんだが、若い頃は違った。上記のことを頭では分かったつもりでいても、どうしても引け目を感じていたのは事実だった。
何しろ、ぬたりの通っていた高校は進学校だったからね。
進学校、というと少しニュアンスが違って聞こえるかも知れないな。大学進学をみんなするほどレベルが高い、と言うわけではなく、大学進学を前提としたカリキュラムが組まれている、と言う意味である。ハナから大学進学に背を向けていたぬたりですら、大学入試の模擬試験を数回受けたくらいである。何しろ大学行く気なかったから、適当な大学書いて出したら、学科の希望者8人中4番だったとかあったな。何の参考になるんだこんな結果?
故に進路指導も大学進学がデフォルト。3年生全員対象の進路相談会みたいなのがあった時も、国公立大学志望者は体育館、市立大学志望者は講堂、みたいな大規模会場設定の中、就職組の割り当て場所は「進路指導室」。数人が応接に座って話をするだけだったわ。しかも「親と同じ列車の運転手になる」という明確な理由で就職をする人間もいる中、「もう学校の勉強したくないから」「成績悪いから」という理由で就職を決めたぬたりは非常に居心地が悪かったのは今もはっきり覚えている。
平成5年4月、ぬたりは18才にして社会人になった。はっきり聞いたわけではなかったが、倍率は7倍程度(翌年からは文字通り倍率は桁違いになった)だったようで、ホントに何の因果か今の会社にお世話になった。
そして、その後もつきあいが続く高校の友達で、大学進学を選ばなかった人間はぬたりの他には一人もいなかった。皆、大学へ進学をした。
入った会社にしても、周りを見渡せばみんな大学卒業。前述のように高卒枠があるとは申せ、その絶対的人数は少なく、周りにはほとんどいなかった。
こうして、公私ともに大卒者に囲まれてしまったのである。それこそ高卒の青二才に、コンプレックスを抱くな、と言う方が無理な環境ではあった。
ぬたりのコンプレックスは、結局時と経験が解決することになった。前述のように、ぬたり達の世代が大学を卒業する頃は就職氷河期まっただ中。それをぬたりが結果的にうまく避けたのは事実だし、会社的に高卒には出世に多少のハンデがあることは事実だが、乗り越えようと思えば乗り越えられるレベルの話。ぬたりの日常の話で言えば、大卒か高卒かなんてのは大した問題じゃなくなってるのよね。それを腹の底から納得するには、10年とかそのくらいの時間と経験が必要だったって事ね。
あと、ぬたりが引け目を少し感じていたのは、ぬたりは大学で人脈を築けなかったって事。タダでさえぬたりは友達が少ないことに引け目を感じていたのに、それを広げることを自ら放棄したんだからね。これも今では心からこう思うわ。

人脈はもういらないよ。

中途半端に広げようとして、何回か火傷したもんなあ。地元の友人とさださんつながりの友人。これだけいればもう満足だよ。みんな楽しい人ばっかりだしね。



・・・ちょっと真面目すぎてネタとしてのキレがないなあ。そんなに面白くもないし。ただまあ、比較的まとまった長文が書けたので、せっかくだからってんで公開しちゃいましたわ。
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生きるのは楽じゃないけど

2015年02月28日 18時24分58秒 | つぶやき
JRA後藤浩輝騎手が自殺(←リンク先はヤフーのニュース)

久し振りに絶句する訃報。
何があったかは分からない。それほどまでに思いつめていたことがあったのかどうか、全くぬたりは知らない以上、その死について語れることは多くない。

ただ、これだけは言いたい。

落馬事故で命を落とした、玉ノ井健志騎手、岡潤一郎騎手、竹本貴志騎手、そして多くの騎手たち。あの世で彼ら全員に土下座して詫びてください。

彼らはもっと馬に乗りたかったはず。生きたかったはず。後藤騎手にどのような理由があったのかは分からないけど、その権利を自ら放棄した以上、どうか彼らに心から詫びて欲しい。特に玉ノ井騎手とは親しかったはずだ。

心から詫びれば、彼らもきっと分かってくれる。そうしたら仲良く乗馬を楽しんでください。もう順位を気にすることはないからさ。

怪我以降、苦労の多い騎手人生だったことは確か。せめてあの世では安らかに。
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自爆スイッチ-出禁スイッチ

2015年02月21日 18時03分57秒 | つぶやき
なんかアホな騒動がありましたな。

でまあちょっと時流に乗った文章でも書こうかと思ってブログのネタを書いてみたのね。一応最後まで書き終わった。

読み返してみたらむちゃくちゃつまらん。

よって全ボツ。お気楽ぬたりのブログにはこれはないわー。
このままお蔵入りでいいやと思ったんだけども、これだけはぬたりとして言っておこう。スキマスイッチよ。

さださんの爪の垢でも煎じて飲めや。

MCは雑談じゃないぞ。「作品」だ。騒動がどうこうという前に、MCのネタとして掘り下げは浅いし笑いどころもない。呆れるほどつまらないわ。

金払って来てくれたファンにこんな稚拙な芸を見せたのだとしたら、それも罪だわ。
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