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フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

君の手荷物は小さな包みがふたつ

2024年10月18日 20時50分00秒 | 日記


個人的な思い出の駅。信濃白鳥駅。
客でもなく、車で乗りつけただけの私に当時の駅長さんが入れてくれたコーヒーの温かさは、多分一生忘れることはない。
当時からいわゆる委託駅で、駅長さんはJR職員ではない。代替わりはしたみたいだけど、今も地域の人が委託されて駅長さんをやっておられるみたい。
利用者はお世辞にも多くないけど(と言うか日本の有人駅では有数の少なさ)、こういう駅もたまには道目を向けてあげてもいいかもしれませんよ。

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人生こんなもんだわなあ

2024年10月07日 20時30分55秒 | 日記
職場で某金融機関のチラシが回ってきた。
新規給与振込指定でプレゼント!
財形貯蓄新規契約でプレゼント!
他社ローンから借り換えや新規ローンでプレゼント!

もう長年給与口座として使っていて、財形貯蓄は就職してからだからもう30年使用し続け、しかも住宅ローンも利用している私のような人間にはキャンペーン張る気はねえのかよこの野郎。直接
金利払ってる得意様だぞこちとら(他行に乗換えたろか)
ちなみに私の場合、口座新規開設、給与口座指定、ローンの申し込み、いずれも何にも貰えなかったんだけどな。我ながらタイミング悪く生きてるなあ。
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今日のネタを一言で言えば「かっこつけで持ってます」

2024年10月05日 15時28分02秒 | 日記
今日のネタであるが、男性キャンパーとしては拘りがスパークしがちなアイテム、アウトドアナイフについてである。キャンプのネタは何度もやったが、そういえば取り上げて無かったんで。
男ってのはいくつになっても、刃物、銃器、機械が大好き。なので男性キャンパーにナイフの話を振ろうもんなら、なぜ選んだかから使い勝手まで、超絶早口のナイフ語りが始まる事は想像に難くない。まあ、ぬたりが今からそれをするわけだが。
ともかくぬたりのナイフはこれである。

Dew designのD2というナイフである。日本のブランドで原龍一さんという職人さんのブランド。職人さんのナイフとなると手作りで高価、と言うイメージになるが、これはブランドの中でも廉価版の位置づけで、一部機械加工が行われている。
キャンプを始めてかなり経つが実はこれを買ったのは割と最近。それまでは「欲しいな」と思いつつ買いたいものが見つからない状況が長く続いた。キャンプはじめてすぐに薪割り用のナタを購入していて、ナイフ無くてもほぼ困らない状況にはあったもんでな。料理には果物ナイフ持ってけば良かったし、どちらかというと料理はおかあちゃんの領分になってるので。
そんな中だと、拘りの形の一つとしてどうせならぬたりの嗜好に合ったちゃんとしたナイフが欲しいと思うわけだが、こうなるとどうしてもありがちなナイフでは満足できないし、拘り始めると値段が高くなる。このためショップに行っては「いつも見かけるナイフしかない」「珍しいのが入ってるけど高い」のどちらかの理由で帰る日々が長く続いた。
で、そんな日々の中でショップで見かけたのがこのナイフ。ちゃんとした日本の職人さんのブランドで廉価版のため値段も安い。こういうのを待ってたのよ。
また、元々かなりとんがったデザインを売りにするブランド。これに関しては廉価版だから装飾こそないが、なかなかに見ないデザイン。珍しもん好きぬたりにはうってつけですわな。
というわけでかなり衝動買いに近い形で買ったんだが、正直言ってしまえば買うとき既に「妥協」を頭に浮かべて購入している。最大の妥協はシースと言われるナイフケースだ。

なんとプラスチックである。感覚的にはホムセンで万能のこぎり買った感じ。相棒とも言えるナイフにこれはどうだ? また、持つ部分が丸くないのでどうしても握り心地が堅い。あと、取っ手の素材はマイカルタと言う合成素材で木材ではないから、長く使って経年変化を楽しむ事にも向いてはいない。まあ、ぬたりは経年変化は求めてないが。
という形で、全てが全てお気に入り、とは言えないが、なんと言っても色合いとデザインがお気に入りなので、キャンプで手元に置いておくだけでちょっと嬉しい。更にはちゃんとしたナイフなもんで切れ味はマジもの。軽い料理に紐の切断に薪割りに、とにかくなんでも使えます。そういう意味では個人的には今後長く使えるナイフだと思うし、満足できる買い物でしたね。
皆さんもキャンプ始める際には、ナイフは割と必要なものなので、購入する際はあれこれ悩んでみてくださいね。悩むのも楽しいんですよ。
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今更の夏休み旅行

2024年09月27日 20時35分53秒 | 日記
今更ながら夏の旅行と言うことで先週の金曜日土曜日で飛騨高山と白川郷に行ってきましたけどね。
もうどこもかしこも外国人ばっかり。多いのは中国人だけど高山にせよ白川郷にせよ日本っぽい場所だけに欧米の人も多かった印象。以前であればたとえ有名観光地でも平日は比較的空いていた感じだったけども、こうして外国人観光客が多くなると平日でも人出は多くなるわけだから、空いている有名観光地なんてもう望めないんでしょうね。もう10年くらいは行けていないけど長崎とか今はすごいんだろうなあ。なんなら当時でも中国語韓国語はよく聞いたし。
基本飛騨高山は金曜日、白川郷は日曜日でしたけれども、前述のとおり基本は混雑。例えば金曜日のお昼頃には高山の三町最寄りの神明駐車場は既に満車。翌日、白川郷のせせらぎ公園駐車場は午前10時の時点で既に満車で臨時駐車場に回される状況。まあ、混雑は覚悟はしてたんでショックはなかったが。
んでまあ、ぶっちゃけて言えば飛騨高山とか白川郷のような有名な観光地で今更語るべき事もないよね。古い街並み見て、陣屋見て、町屋見て、飛騨牛食べて、朝市冷やかして、白川郷で合掌造り見たって感じ。そのあたりはもう観光ガイド見ればいくらでも情報が出てくる。だから私が語るべきは観光ガイドにはあまり載らない、私が個人的希望で立ち寄ったところでしょうよ。というわけで今回のネタ行ってきましょう。

猿なぎ洞門
はい、ここは絶対に観光ガイドには載らない場所。場所的には長野県松本市安曇にあり、国道158号線を高山市に向かって走り松本電鉄の新島々駅を過ぎ約4キロ。現在は三本松トンネルがある場所の旧道にあたる。
ここは1991年10月18日に大規模な崖崩れが発生し、一時期通行止めとなっていた場所で、この崖崩れをもろに受けた洞門が撤去できず、半分埋もれた形でそのまま残されている。

実は現在でも洞門までは行って行けなくはない。現在のトンネルの脇の旧道にも立入禁止等の看板ははっきりした形では見えない(埋もれてるだけだとは思うが)。もちろん危険であるし形は残ってはいるがひしゃげており倒壊の危険も高い。このため「実際洞門に触りたい」と言うような相当なマニアでなければ行くべき場所ではない。
で、私はどうしたかと言えば、川の対岸から見学した。対岸には小さな集落があり、この一番奥に本当にささやかながら公園があり、ここに来れば洞門は間近に観察できる。現在でも崖崩れのあとはコンクリートで固められていて、その全容を観察するにはむしろ対岸から見ないと分からないというくらいこの公園は猿なぎ洞門を見学する特等席と言える。まあ集落の道は車で通行するのに気を遣うくらい狭い道なんだが。勘違いしないでほしいが「すれ違いに」気を遣うのではない。「通行するのに」気を遣うのね。1台通るのがやっとの道だからすれ違いなんかハナから出来ないよ。
さて、この猿なぎ洞門は廃道マニアの間ではかなり有名な物件。洞門が残されているのもそうだが、ここの特異な点は崖崩れが実際に映像に残されている点。探したところこの動画の冒頭部分(21秒あたりから)に映っていた。現地見た後で映像見るとまた見え方が違う。あの公園に立っててこの崖崩れが起きたら、多分おしっこちびって腰抜かしてると思うわ。

飛騨千光寺
山号寺号で言えば袈裟山千光寺。同じ名前の千光寺が尾道にあってロープウェイなどがある有名な観光地のため「千光寺」でググるとどちらかというと尾道の方がヒットしやすい。このためお寺のサイトでも飛騨千光寺と書いてありますね。
高山市の郊外(丹生川町)にあり、交通の便は「激悪」。高山市街地からは公共交通機関を使っての訪問は事実上不可能(行けなくはないがかなり無茶)。このため自動車(マイカータクシーレンタカー)が必要。駅からは10キロ程度だからレンタサイクルという手もなくはないが、山の上にあるため最後に相当急な登り坂が待ち受ける。
お寺の本堂や伽藍に関しても、なかなかに立派ではあるし山の上にあるから眺めも素晴らしく、来たことを後悔することはないのだが、それ自体は高山市内に数多ある観光名所を押してまで行くべきかというと、流石に素直にオススメできる場所ではない。
私がここに行った理由は敷地内にある「円空仏寺宝館」にある。私は円空仏が好きなので群馬県内にある円空仏はほとんど拝ませていただいたのだが、円空さんが多くの時間を過ごした岐阜県はやはり物量が違う。とにかく多くの円空仏を拝むことが出来る。ここの寺宝館にも多くの円空仏が展示されている。
白眉は千光寺開基の伝承も残る両面宿儺の像。これは確かに円空さんでなければ彫れない造形をしていて、円空仏が好きな人間としては心から拝めてよかったと思える仏像でした。作品に触れてないんで知らなかったんだが「呪術廻戦」に両面宿儺は登場はするそうで、最近では作品の影響で訪れる方もちらほらおられるとのこと。寺宝館の円空仏と本堂脇の宿那堂に大きな仏像の2体の両面宿那像がありますので、呪術廻戦ファンの方は行って損はないかもしれませんな。
寺宝館の係員の方は実にフレンドリーで、境内のお勧めスポットや四季折々の風景をiPad片手に教えてくれた。曰く「冬には来ちゃダメ」と雪化粧・・・と言うか雪に埋もれた写真見ながら教えてくれた。寺宝館も冬はやってないらしいしね。

まあ久しぶりの旅行は楽しかったですよ。しかしホント、今は観光地は何処へ何時行っても混んでんだな、ってのを再認識した、そんな秋の連休でしたわ。人混みは苦手なんで観光はもっとののんびりしたいんだけどなあ。
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夜景の写真を撮りたい方へ

2024年09月24日 21時25分00秒 | 日記


夜景で有名な長野自動車道姨捨サービスエリアは下り線(長野市に向かう方)よりも上り線(松本に向かう方)の方が写真撮りやすいですよ。
これは下り線で撮ったけど、展望スペースのすぐ下がエリアへの進入路なのよね。

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キャンプブームはいろんな物を生み出します

2024年09月15日 08時19分00秒 | 日記


こんなヘンテコなもんまであります。

ちなみに見た目と匂いは普通の着火剤です。

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映えとか多分一生分からない

2024年09月11日 22時46分00秒 | 日記



こうして改めて写真見ると、ホント俺の料理って美味しそうに見えねえなあ。
味は悪くないとは思うんだけどなあ。
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先ず隗より始めよ

2024年09月07日 09時34分30秒 | 日記
ぬたりさんの仕事は去年から庶務業務であり、仕事の大半の処理は今やパソコンを叩くことである。これを突き詰めていくと、パソコンさえあれば大概の仕事はなんとかなる、とも言え、昨今話題のリモートワークにも対応しやすい仕事である。
昨今の社会の流れでうちの会社もリモートワークの態勢は整えられており、必要に応じて選択できるようになっている。仕事で使うパソコンもその点を考慮し比較的小さいノートパソコンに改められている。まあ、このおかげでパソコン単体では画面も小さく会社のデスク上では使いにくいにも程があるという弱点も抱え込んだが。ぬたりはやむなく自宅のパソコンのディスプレイを新しくして、今まで使っていたものを職場に持ち込むという手間を踏むことになった。
話を戻すが、ぬたりの場合、業務内容がリモートワークに対応しやすいことと往復だと80キロにもなる遠距離通勤であることが考慮され、職場内でも率先してリモートワークをするべき人物、としてピックアップされている。個人的にはオンオフをきっちりしたい(と言うか家では仕事に身が入らん)、と言う考えからあまり積極的ではなかったんだが、働き方改革や職場の働き方の工夫という点で、適切な取得は管理職のポイントにもなる、という会社のシステムも垣間見えたのでここは一つ協力することに。こういう所で部下の協力を得られやすくなるんだから、世の管理職は部下には優しくしような。令和の世の中にもなってそんなバカなとぬたりは思うんだが、たかが係長課長でも権力振りかざすバカがうちの会社内でもいるんだよなあ。

閑話休題

ともあれ勧められるままにおうちでリモートワークしてみたわけだが、実際パソコンさえあれば仕事は出来ちゃうもんでありましてね。これはのんびり仕事が出来ていいわあ、と一瞬思ったが、やるべき事はちゃんと流れてくるのでお気楽に仕事、と言うわけにはいかなかった。まあそもそもシステム的に監視する気になりゃいくらでも上司が監視できるシステムになってるから、職場にいないから好き勝手やる、と言うわけにはいかないんだけどな。あと割と上司が気を利かせて「せっかくだからパソコンで出来るこんな仕事もやってみて」と振ってくれるもんでな。ええいい上司持って幸せですわ(泣)。ともあれ、1年くらい前からはそんな形でリモートワークを積極的にやっていた。
そんなリモートワークあけのある日のこと。家に持ち帰っていたノートパソコンを机に広げる。とりあえず電源だけは入れて、接続はせずにまずは身の回りを整える。その後ディスプレイの接続を行なって、ノートパソコンを閉じた瞬間にそれは起きた。
ディスプレイが真っ暗になった。
あれ? と思いパソコン開くと復帰する画面。あれあれ?これどういうことだ?

パーソナルユーズでノートパソコンに外部ディスプレイをつなげる人は少ないだろうから状況を説明すれば、通常ノートパソコンは閉じると自動的にスリープモードに移行する。通常使わないから閉じるのでこれで問題ないが、外付けディスプレイに映す場合はノーパソの画面はなくてもいい。またノーパソは開いておくと場所も取る。だから閉じて置いておきたいわけだ(この場合外付けキーボードも必要になる)
こんな感じでノーパソを閉じたまま使うのを「クラムシェルモード」と言うらしいんだが、ぬたりの仕事用パソコンはぬたりの手元に届く前にこのモードは設定されている。だから今まで問題なく使えたわけだが、今日に限って使えない。どういうことだこれ?
早速、知能と文化の破壊エンジン、グーグル先生に聞いてみる。言われるとおり「カバーを閉じたとき」の設定を確認したが正しく出来てる。つーか、そもそもここの設定は見ることは出来ても、管理者権限が設定されてて設定の変更は勝手には出来ない。あれ? これ詰んでね?
うんうん唸ること暫し、件の項目に「電源接続」があることに気がついた。そしてデスクの脇に目を移すと、まだ接続していない電源プラグが目に入った。
これか?
んでまあ、つなげてみたら問題なくクラムシェルモードになったというわけ。確かに「電源接続」ではスリープが作動しないようになっていたが「バッテリ駆動」ではスリープになるようになってた。つーか両方クラムシェルモードになるようにしておいてくれんかね管理者様。
それにしても「パソコンの不調はまずは基本的なアナログちっくな箇所こそまずは疑え」と日頃から心がけているつもりなんだが、土壇場踏むとダメだねやっぱり。こういうときに落ち着いて対処できる冷静な人がホントにうらやましい。不惑の年なんかとうの昔に過ぎたが人生惑いっぱなしだもんなあ。
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ちなみに「貞子」の名は福来博士が研究した方の名前から

2024年09月03日 19時00分00秒 | 日記
さて、ぬたり宅の夏休みの家族旅行は8月2日~3日の一泊の予定であった。
はい、ちょうどその頃にコロナでぶっ倒れてました。
このため旅行は急遽キャンセル。幸いなことに直前までキャンセル料無料の太っ腹にも程がある宿だったので直接的な被害はなかったのだが。
んで、せっかくなら行き先含めて再検討しようと言うことになり、9月に飛騨高山に行こうと言うことになった。行き先選定に関しては私は全く関与せずおかあちゃんに完全にお任せだったのだが、飛騨高山と言われて、思いつくスポットがないでもなかった。福来博士記念館である。高山城址のほど近くにあった(もしくは「ある」)
福来博士。本名は福来友吉と言い、大正から昭和のオカルト史を紐解くと必ず出てくる人物。東京帝国大学助教授の立場にありながら、透視や念写といったいわゆる超能力の研究に傾倒し、東京帝国大学を追放(形式上は休職)された人物。知らない人は「千里眼事件」あたりでググってみるといいかも。かつて映画になった「リング」や「TRICK」の題材の一つにもなった人物と言える。
まあぶっちゃけ言ってしまえば、私は福来博士が取り上げた超能力者はみんなインチキだと思っている。もちろん私は研究者でもなければ超能力の鑑定人でもないので真贋を断定する立場にはないが、伝え聞く情報だけでも疑義が多く、とても信用できない。疑義どころか「月の裏側の念写」という、科学的に偽物と断定された物すらあるわけだし。
そんな感じで信じてはいないのだが、オカルティックな話題が決して嫌いでないので興味はあるのと、「千里眼事件」を事件たらしめた役割を持つ福来博士の個人的なパーソナリティは興味がある。
私の「彼の研究対象者は全てインチキ」という認識によれば彼は「そのインチキを見抜けなかったのみならず盲信までした」という、まあお世辞にも褒められる人物ではない。でもガッツだけは持っていた様子で帝国大学を追放された後に何をやったかといえば「じゃあ自分が超能力者になればいいべさ」とばかりに高野山に籠もり修行に明け暮れたらしい。このあたりの行動力は大したもんだと思うし、おかげで高野山を本山とする真言宗の高校や大学の教職も歴任することになる。まあ、残念ながら超能力は会得できなかったようだが。
世間一般的には決して賞賛される人物ではないのだが、なぜ彼の記念館があるかといえば、とりもなおさず信奉者がいたから。彼らの活動により記念館は運営されていた。とは言え建物自体はささやかなもので、入館は有料だが近くのお寺とセットで、常に係員がいるとかということもなく、展示の説明も手書きがほとんどという状況だったようだ。
で、この信奉者さん達が若干宗教臭く、完全に福来博士の研究を信じている(又は信じる姿勢を崩さない)。建物の施錠等を寺や隣の喫茶店に任せている状況なら彼らと顔を合わせないのでギリギリ私も行けそうだという感じでは思っていたが、現在は信奉者が運営する団体のお膝元である飛騨市国府町に新しい記念館が建てられ展示はそちらに移った様子。高山城址近くの記念館も簡単な展示は残してあるとの記載も見られるが、もうやっていないという情報もある。こういう情報の少なさは多くの人の興味は引かないマイナーな記念館の宿命で、ちょっと行きにくい感じ。
で、国府町の記念館は係員のマンツーマンの説明がつくという状況のようで、信じてない身としてはとてもそんな状況には耐えられない。ましておかあちゃん同伴でそんなところには行けない。
まあ、群馬から行くという条件から時間的余裕がなく、高山城址にある記念館がやっていたとしても行ける時間は多分ない。道すがらおかあちゃんとの話の種にする程度だろうね。
それにしても自らも修行するくらいにガッツのある人だったんだから、もう少し冷静な目で超能力を研究する方に転じていれば、オカルトの研究ももう少し学術的に行なわれたかもしれないだけに、福来博士が超能力を「盲信」してしまったのは惜しかった。もちろん当時の世相やマスコミ(この場合主役は新聞)は超能力=インチキ=スキャンダラスに非難されるべき詐欺師という認識で固まってるから(そう考えると100年経った21世紀になっても人って変わんないな)、それを覆すのはほぼ不可能に近いくらい難しい。それでも超能力を信じたいからこそ少しでも疑義があるのならばそれを晴らすことに全力を注ぐ、と言う姿勢でいられれば、ひょっとしたらもう少し学術的な研究が進んだのかもしれないと考えると惜しいと言えば惜しい。まあ可能性は低いだろうけど、インチキならばインチキとして、どのような経緯で超能力者として喧伝するようになっていったのかに光を当てれば、きっともっと前向きな形で超能力者を自称する人たちと向き合えるような気もするんだけどね。
・・・まあ、その場合「詐欺行為でお金を得るため」という前向きもクソもない結論に至る場合もあるかもしれないけどね。そういう事例も過去にはあったわけだし。でもそれはそれということでひとつ。
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インフルにも罹ったことなかったのにこっちが先かよ

2024年09月01日 18時00分00秒 | 日記
さて、そろそろ影響下から脱しつつあるので新型コロナの話でもしようかな。
私が新型コロナウイルス感染症と診断されたのは7月29日の午後。7月29日は月曜日なもんで、その週はぶち抜きで休み。で、さらに週末の3日4日も土日休みという体には優しい感じになった。
よく「発症すると明らかに違うから分かる」とは言われて、なるほど診断の前日からおかあちゃんとは別室で寝ていたわけだが、その時点では実は発熱はなかった。それなのに尋常じゃないくらい熱っぽい感じがおかしかったといえばおかしかったか。
で、また悪いことに買い置きであった唾液で検査するタイプの検査薬を月曜朝にやってみたら見事に陰性。市販のは頼りにならんとは言われるけどねえ。
だってその日の午後には39度の高熱に襲われるのにな。(まあ家での検査時は微熱だったが)
病院で解熱剤が出たこともあって療養時の計測体温は病院での39.0度が最高。待たされるわ椅子も座り心地が大してよくないわと、病院なんか来たから余計に発熱してんじゃないかと疑う感じではあったけども、3日もすると熱は下がった。もちろんだるさは続くし咳は出るし、週末あたりにはお定まりの味覚障害がやってきたりと、なんだかんだで影響は長く残った。まあこれは多くの人が感染経験を経た今日では、今更伝える必要もないと思うけども。
大変だったのが日曜日で、それまで籠もっていた寝室を明け渡さなきゃならんわけで、部屋中のあらゆるものをアルコール消毒する必要があった。これがもう大変の一言で、ウェットテッシュ1箱、アルコール消毒液500mlをワンボトル開ける勢いで部屋中を消毒。一般家庭には防護服やサージカルマスクなんかないからおかあちゃんに手伝わせるわけにはいかない。つまり病み上がりの自分一人でやんなきゃいけない。まだ体調万全でないところの一部屋まるまるの掃除は結構な重労働でしたわ。
とにかく神経質なくらい気を遣ったので、おかあちゃんにうつさなかったのは幸いでした。あと地味に悲しかったのが、健常時家にいるときはほとんどそばを離れない甘えん坊なうちの猫が、引きこもり時最初1、2回寝室前まで来てニャーニャー呼んだくらいで、寝室から出てこないと分かるや、以降ほぼほぼ私の存在を無視し続けた事でしょうな。たまにトイレとか食事とかで寝室から出ることがあっても反応することはなかったわ。
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