「人物・略歴」
目黒区立第十中学校、早稲田大学高等学院・早稲田大学政治経済学部を卒業後、読売新聞社に入社。大阪本社社会部配属時、黒田清などとともに『黒田軍団』の一員として、数多くのスクープ記事を取材。1980年朝刊社会面コラム欄『窓』を7年間にわたって担当。
1987年に黒田清が渡邉恒雄との対立から読売新聞社を退社した際、行動を共にし、黒田清とともにジャーナリスト事務所・黒田ジャーナルを設立。
2000年7月、黒田清の死去に伴い黒田ジャーナルを解散、個人事務所・大谷昭宏事務所を設立し、現在に至る。
大阪九条の会立ち上げ人であり、ジャーナリスト九条の会の有力メンバー。
1987年の退社以来日本テレビ系列の番組に出られずにいたが2006年以降NNNきょうの出来事にコメンテーターとして出演。
コミック『こちら大阪社会部』、『こちら社会部』(講談社ミスターマガジン連載)の主人公、谷一平・日政新聞社会部記者のモデル(原作を担当)。
「テレビ番組出演」
ムーブ!(朝日放送)-木曜
やじうまプラス(テレビ朝日)-水曜
スーパーモーニング(テレビ朝日)-金曜
スーパーJチャンネル(テレビ朝日)-火・水曜
サンデープロジェクト(テレビ朝日・朝日放送)※ 討論企画ではなくVTRレポート出演が中心
痛快!エブリデイ(関西テレビ)-木曜
スーパーサタデー(東海テレビ)-土曜
ピンポン!(TBS)-火曜
[編集] ラジオ番組出演
小島一宏 モーニングあいランド(東海ラジオ)-月曜
[編集] 雑誌等連載・コラム
日刊スポーツ
週刊現代
週刊ポスト
しんぶん赤旗・日曜版
月刊PL
月刊ビジネスデータ
月刊社会民主
TSR情報
湖国と文化
MORGEN
PENTHOUSE
「九条以外の発言など」
郵政民営化賛成
大谷は官僚批判・公務員批判の一環として比較的早い時期から郵政民営化に賛成している。これは自身のコラムなどでもたびたび述べられていたことでもあり、大谷が毛嫌いしている小泉政権の政策の中で唯一支持してきた政策であった。そのため大谷は自身が連載しているコラムの中で民営化反対派を批判したが、その批判内容が大谷の師である黒田清が唱えていた弱者救済とは異なっていたため一部では大谷の主張を指摘する声もあった。
さらに選挙後には日刊スポーツ連載のコラム『フラッシュアップ』にて、それまで通り野党と小泉政権の双方を批判している。また公式サイトのコラムで『言うことを聞かず0点の答案を持って帰ってきたバカ息子、バカ娘』と野党を批判し物議を醸している。
共謀罪反対
大谷は、共謀罪の自民党案について、「"組織的犯罪集団"の定義が労働組合や市民団体にまで拡大解釈され、また人間の内心の自由を侵す危険がある。また、通告者を減罪・放免する条項は、"密告社会"を奨励してしまい、市民同士を疑心暗鬼に陥らせてしまう。自民党案での提要罪状の多さは、自民党が国内犯罪に対してこの法案を適用したがっている事をしめしている。テロ防止の為の国際条約に添う為の法案ならば、国際的組織犯罪に限定するべき」として反対している。
北朝鮮拉致放送命令問題
2006年11月10日、菅義偉総務大臣がNHK短波ラジオ国際放送に対して北朝鮮拉致問題を重点的に取り上げるよう放送命令を下した。大谷は「報道の自由」「報道機関の自主性」に関わってくる大問題だとし、いくらマスコミが反対を表明しても時が過ぎたら既成事実と化していく現状を嘆いている。そして、今回の日本政府の命令放送を「拉致はない」とシュプレヒコールを上げ続けている平壌放送とダブらせ、今こそメディアは「愚かな圧力」に立ち向かうべきだとしている。
赤ちゃんポスト反対
大谷は、2007年2月23日のスーパーモーニングにおいて、「性的な乱れを助長するから」という理由で「赤ちゃんポスト」に反対した。
出会い系サイト
大谷は、日刊スポーツ2003年2月12日号のコラム「ニッポン社会学」などで、出会い系サイトによる売買春事件と少女たちの性意識の乱れを非難し、「ピントのあった性教育を」と主張している。
「著書」
[編集] ノンフィクション
『開け心が窓ならば』
『関西電力の誤算(上・下)』
『グリコ・森永事件―最重要参考人M』
『警察幹部を逮捕せよ!』
『警察が危ない』
『権力犯罪』
『殺人率』
『事件記者(1)~(3)』
『ささやかな少数意見』
『死体は語る 現場はかたる』
『新聞記者が危ない』
『日本警察の正体』
『メディアの内と外』
目黒区立第十中学校、早稲田大学高等学院・早稲田大学政治経済学部を卒業後、読売新聞社に入社。大阪本社社会部配属時、黒田清などとともに『黒田軍団』の一員として、数多くのスクープ記事を取材。1980年朝刊社会面コラム欄『窓』を7年間にわたって担当。
1987年に黒田清が渡邉恒雄との対立から読売新聞社を退社した際、行動を共にし、黒田清とともにジャーナリスト事務所・黒田ジャーナルを設立。
2000年7月、黒田清の死去に伴い黒田ジャーナルを解散、個人事務所・大谷昭宏事務所を設立し、現在に至る。
大阪九条の会立ち上げ人であり、ジャーナリスト九条の会の有力メンバー。
1987年の退社以来日本テレビ系列の番組に出られずにいたが2006年以降NNNきょうの出来事にコメンテーターとして出演。
コミック『こちら大阪社会部』、『こちら社会部』(講談社ミスターマガジン連載)の主人公、谷一平・日政新聞社会部記者のモデル(原作を担当)。
「テレビ番組出演」
ムーブ!(朝日放送)-木曜
やじうまプラス(テレビ朝日)-水曜
スーパーモーニング(テレビ朝日)-金曜
スーパーJチャンネル(テレビ朝日)-火・水曜
サンデープロジェクト(テレビ朝日・朝日放送)※ 討論企画ではなくVTRレポート出演が中心
痛快!エブリデイ(関西テレビ)-木曜
スーパーサタデー(東海テレビ)-土曜
ピンポン!(TBS)-火曜
[編集] ラジオ番組出演
小島一宏 モーニングあいランド(東海ラジオ)-月曜
[編集] 雑誌等連載・コラム
日刊スポーツ
週刊現代
週刊ポスト
しんぶん赤旗・日曜版
月刊PL
月刊ビジネスデータ
月刊社会民主
TSR情報
湖国と文化
MORGEN
PENTHOUSE
「九条以外の発言など」
郵政民営化賛成
大谷は官僚批判・公務員批判の一環として比較的早い時期から郵政民営化に賛成している。これは自身のコラムなどでもたびたび述べられていたことでもあり、大谷が毛嫌いしている小泉政権の政策の中で唯一支持してきた政策であった。そのため大谷は自身が連載しているコラムの中で民営化反対派を批判したが、その批判内容が大谷の師である黒田清が唱えていた弱者救済とは異なっていたため一部では大谷の主張を指摘する声もあった。
さらに選挙後には日刊スポーツ連載のコラム『フラッシュアップ』にて、それまで通り野党と小泉政権の双方を批判している。また公式サイトのコラムで『言うことを聞かず0点の答案を持って帰ってきたバカ息子、バカ娘』と野党を批判し物議を醸している。
共謀罪反対
大谷は、共謀罪の自民党案について、「"組織的犯罪集団"の定義が労働組合や市民団体にまで拡大解釈され、また人間の内心の自由を侵す危険がある。また、通告者を減罪・放免する条項は、"密告社会"を奨励してしまい、市民同士を疑心暗鬼に陥らせてしまう。自民党案での提要罪状の多さは、自民党が国内犯罪に対してこの法案を適用したがっている事をしめしている。テロ防止の為の国際条約に添う為の法案ならば、国際的組織犯罪に限定するべき」として反対している。
北朝鮮拉致放送命令問題
2006年11月10日、菅義偉総務大臣がNHK短波ラジオ国際放送に対して北朝鮮拉致問題を重点的に取り上げるよう放送命令を下した。大谷は「報道の自由」「報道機関の自主性」に関わってくる大問題だとし、いくらマスコミが反対を表明しても時が過ぎたら既成事実と化していく現状を嘆いている。そして、今回の日本政府の命令放送を「拉致はない」とシュプレヒコールを上げ続けている平壌放送とダブらせ、今こそメディアは「愚かな圧力」に立ち向かうべきだとしている。
赤ちゃんポスト反対
大谷は、2007年2月23日のスーパーモーニングにおいて、「性的な乱れを助長するから」という理由で「赤ちゃんポスト」に反対した。
出会い系サイト
大谷は、日刊スポーツ2003年2月12日号のコラム「ニッポン社会学」などで、出会い系サイトによる売買春事件と少女たちの性意識の乱れを非難し、「ピントのあった性教育を」と主張している。
「著書」
[編集] ノンフィクション
『開け心が窓ならば』
『関西電力の誤算(上・下)』
『グリコ・森永事件―最重要参考人M』
『警察幹部を逮捕せよ!』
『警察が危ない』
『権力犯罪』
『殺人率』
『事件記者(1)~(3)』
『ささやかな少数意見』
『死体は語る 現場はかたる』
『新聞記者が危ない』
『日本警察の正体』
『メディアの内と外』
― なぜ葬儀列席より洞爺湖なのか ―
ひと昔前、講演にも子ども連れで現れて、ママタレントをしていたアグネス・チャンに、作家の林真理子さんが「いい加減にしてよ!アグネス」と書いて物議をかもしたことがあった。いま私は「いい加減にしてよ!安倍ちゃん」と言いたい。
きのうの毎日新聞によると、その安倍内閣の支持率は4月の調査から11ポイントも下がって32%と急落。逆に不支持率は44%で、昨年9月の政権発足後、最低の支持率になったという。
さもありなん。さすがに世間はよく見ているといったところではないのか。実際、最近の安倍さんを見ていると、顔が引きつるようないや~な場面ばかりが目につく。
私がいま最も腹を立てているのは、愛知県長久手町の拳銃乱射人質立てこもり事件で23歳の若さで亡くなったSAT(特殊急襲部隊)隊員、林一歩巡査部長(殉職後、警部に特進)の通夜にも葬儀にも列席しなかったことである。
日ごろは警察に厳しいことを言い、今度の事件でも愛知県警の対応のまずさについて前回のこのコラムで指弾させてもらった私だが、あの葬儀の場、夫の無念さを全身で受け止めながらも凛とした姿勢を崩さなかった元女性警察官の奥様の姿には涙があふれてきた。
なのに安倍さんは国家公安委員長を列席させただけで、自分は北海道・洞爺湖畔に。自ら開催地に選んだとはいえ、サミットは来年のことではないか。国の治安の最高責任者として、どっちに足を運ぶべきだったのか。
この点では最近、とみに首相官邸に接近している漆間警察庁長官も同類だ。長官は、かつて愛知県警の幹部や本部長を歴任している。林巡査部長はともかく、瀕死の状態で現場に5時間余り放置された54歳の巡査部長は、かつての自分の部下ではないか。
この二人、2月に東京・板橋の東武線踏切で自殺志願の女性を助けようとして殉職した警察官の通夜や警視庁葬には飛んで行っている。安倍さんはそこで殉職警察官の名前を間違えるというおバカさんもやっている。
今回の立てこもり事件では組織としての判断が問われている。他方、板橋の事故は個人としての行動だ。二人とも組織の長としての責任を問われることから逃げたと思われても仕方がない。
その安倍さん、長久手の事件の数日後、プロゴルフ日本男子ツアーで史上最年少優勝を果たして、ハニカミ王子なんてニックネームがついた高校1年の石川遼君(15)を首相官邸に招いて記念撮影していた。こんなもの、メディアのフィーバーぶりを見て、これを内閣の人気取りに使わない手はないとした魂胆が見え見えではないか。
この15歳少年に安倍さんが渡した色紙が「真実一路」だって。タハー、ヒクヒクと顔が引きつってくるではないか。こんな薄っぺらな男が憲法に、教育に手をつけているのだ。危なくてしょうがない。だから「いい加減にしてよ!安倍ちゃん」なのである。
(日刊スポーツ・大阪エリア版「フラッシュアップ」平成19年
早稲田大学は、何処で気持は曲がっているのです。東大へのコンプレックスです。
あの筑紫哲也もそうです。郵民営化賛成、北朝鮮拉致についての短波放送への懸念、アホとしか思えません。官僚になれない人の慣れの果てが大谷にです。
昭和九条の会も良く彼の前歴を調べてから、講師で読んで下さいね。間違っていますよ。
たとえば聞きますが、僕が勝手な原稿をいくつもいくつも一ヶ月先の日付で載せて好ましいことと見られますか。そして、他の方々も何人かがそうしたらどうなのでしょうか。これから何日かまで、いつもそれらの記事が先頭に来て「他を圧している」し「どこが先頭、最新なのかが分かりにくくなる」という印象になるはずです。それは「日々100人もの人が読み、書くものとしては非常に新鮮味に欠けるから、望ましくないことと思うのです。こういう「望ましくない」の例外、こういうのはそうしても良いとなるものが何か存在するのでしょうか?9条の会関連なら良い?待ってください。ここは会の兄弟ブログではあっても、会自身のブログじゃないでしょう。僕は会自身のブログならこれだけは協力しないはずの者なのですが。
なお、「自分の都合中心で書くブログ」は、やがて廃れていくと思うのです。
それに、次の言葉は一体なんなんでしょう!常識、良識というものの根本が欠けているような言葉です。
「早稲田大学は、何処で気持は曲がっているのです。東大へのコンプレックスです」
君は早稲田の全卒業生を実証したことがあるとでも言うのでしょうか。ある無数の人間が属する集団をこういう風に語るのは、およそ無神経な「人種差別主義者」がすることですよ。
保守系氏には確かに「差別主義者」という点があるのですけれど。共産主義者への凄い蔑視を隠さないし。「治安維持法」も法だから当時は守らなければいけなかったという論法で、今でもあの法が正しいような言い方もする。それが証拠に、あれと同じ法が出来ても良いと個人としては今でも思われているのではないでしょうか。
人間の命、精神の自由は平等に大切だという思想の中で最も大切な感覚が欠けているように感じます。この文章にも。
文科系さんのご指摘のように、投稿期日変更は、ブログ投稿の基本ルールの逸脱であり、私物化でもあります。このブログに関心をもって投稿、コメント、愛読しておられる多くの皆様の信頼を裏切るものです。
ブログの発展を願う当会がそうした間違いをした事についてお詫びすると共に投稿日を元に戻します。
― 共産党に漏れる、お間抜けぶり ―
テレビ局でその文書を見たとき、背筋に悪寒が走り、大阪弁で言うところの寒イボが出来た思いだった。いま、その文書を横に置いてこのコラムを書いている。
文書の表題は「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」となっている。作成は陸上自衛隊情報保全隊、自衛隊の内部文書である。この文書を日本共産党が入手、6日、志位和夫委員長がマスコミ関係者に公表したのだ。
10日には私がいつも特集コーナーで出演しているサンデープロジェクト(テレビ朝日系)に志位委員長が生出演、志位さんは「まさに戦前の憲兵政治の始まりだ」と、この文書の恐ろしさを力説された。
文書は2003年11月から2004年2月末までのうち、6週間分のものだが、この中で自衛隊の情報保全隊は、自衛隊のイラク派遣に関係する国内の様々な集会や、政治家、ジャーナリスト、市民運動家、それどころか高校生の言動まで、いちいち監視してその動向を探り、こうした内部文書にしていたのだ。
密かに監視され、情報保全隊本部に情報として上げられたのは、この6週間で実に293の個人・団体に上っている。その中には、この日もサンデープロジェクトにコメンテーターとして出演していた私の学生時代からの先輩、高野孟さんが民主党や連合の主催で旭川で講演した内容まで記されている。
こんな文書が出ていることを知って私の事務所でもスタッフがこの時期の私の講演やシンポジウムの記録を調べてくれたが、幸いにもこの期間、イラクに関する講演のようなものはなかった。だけど、その前後にはメディアのイラク報道に関するシンポジウムや、イラク戦争の実態を描いたドキュメンタリー映画「Little Birds」をめぐってのトークショーに出ていたので当然、マークされていたはずだ。
高野さんも言う通り、自分の講演に身分を隠した自衛隊員がこっそり入り込み、密かにメモを取ったり、録音している。それを思うだけでも薄気味悪いし、これからの講演にも、こういう諜報部員が来ているのかと思うと気分はよくない。日本は間違いなく嫌~な時代に向かっているのだ。
とは言いながら、私はその一方で、この分厚い文書を横にウッシッシ、と笑いたくなっているのも事実だ。007だか、スパイ大作戦気取りで、この情報保全隊が大真面目に市民を監視し、動向を探ったようだが、それがあろうことか彼らが最も敵視している共産党に見事に漏れてしまっているんだから、これ以上のお間抜け、おバカさんぶりはないではないか。
こんな組織を「情報保全隊」と名付けた旧防衛庁幹部のユーモアには、心から笑って差し上げたい。いま防衛省では文書を漏らした犯人捜しに必死だろうが、その必要はサラサラない。国民はいつまでもこんな情報保全状態であることを心底願っているからである。
(日刊スポーツ・大阪エリア版「フラッシュアップ」平成19年6月12日掲載)
私が差別主義者ですか、私の観念の中に、例えば女性の件で、貴方に関東御成敗式目で答えたように、余りない方です。また日本は古来、女性は神様です。天照御神も女性でした。
黒人ですか、私もアフリカに行ったことがありますが、さすが私の娘を積極的に嫁がせる気持ちにはなれません。これは白人に対しても一緒です。でもその程度です。レイチャールズやかってのジャクソン5などは、私大好きです。共産主義ですか、あれは文科系さんもお嫌いではなかったのでは・・。
治安維持法は、当時必要であったと言っているのです。人間の命・精神の自由は平等に・・ですか、たかがの人間の命ではないですか・・。精神の自由ですか、何を持って精神の自由といわれるのでしょう。他人やましてや外国人の頭の中は理解不能です。貴方は相変わらず自由がお好きですね。自由と規律という両極の中に、求めるべき自由と規範があるのです。それはその国の伝統の中に生れるのです。日本には謙譲語というのがあります。先輩や教師・上司・親などへの言葉使いですね。こういう微妙な言語や文章がどの国にありますか。私はそう難しいことを言っているわけではありませんが・・。最後に高野も三派系でした。あの人の親父さんは、どこかの労働組合の委員長だったように思いますが・・。あの人も名古屋の朝日文化センター?で時事問題をしていませんか?
そういえば共産党というか昭和区の守る会が、相手の経歴も調査せずに講師として呼ぶそのうかつさを言っているのです。ただ一点の九条を守る為に・・。それは野合というものです。民主党が沖縄で共産党や社会大衆党と野合したのと一緒です。結果、負けましたが・・。
上記の貴コメントには、いろいろ言いたいことがありますが、本日は一言だけ。
僕が「共産主義は嫌いだ」といつ言いましたか?「宮本顕治や不破哲三は大嫌いだ」とは、言いましたけど。その言葉を、「共産主義嫌い」と貴方が勝手に受け取っただけですよ。
かといって、共産主義の定義にもよりますけど。
貴方が定義する「共産主義」ならば、僕も嫌いでしょうね。こんな述語がつくやつです。悪平等主義、非能率、経済停滞、幹部独裁、上意下達などなど、などなどです。
僕のその定義はこうですね。カール・マルクスの述べたとおりの奴。僕流に要約すればこうです。
「資本主義経済の無計画性を『民主的計画性』に換えていくことによって、貧しい国、人々に富がもうすこし行き渡るようにする。そのことによって同時に、世界が潜在的にもっている富を最大限発揮できるようにする、そういう体制の建設」
なお、「この定義に基づいて、過去の実験がなぜ、どこで失敗したのかを誠実に求めていく作業が大いに必要だ」とも思っています。
さてそして、以上の定義ならば、著名な資本主義経済学者でもかなりの人々が大なり小なり賛成するはずです。例えば、イギリスのケインズ、アメリカの故ガルブレイス。
あなたの「共産主義」は偏見そのものです。
共産主義の20世紀における暴威をみれば明らかです。
国家の統治は、理念通りには行かないのでしょう。
かつ政治はある意味で、結果主義です。共産主義国家として、その通りの中味で成功している国はどこでしょうか?人間の将来を見通す能力など限界があります。計画経済ですか、もう破綻していますでしょう。
そんな事は検証しなくても、この20年弱の中で充分検証されています。
私はもともと理念に走るのは、嫌いです。そう世界もこの日本も理念通りには行かないからです。
なお誤解がるようですが、私はケンインズが今も優れていると思っていますが・・。
アメリカニズムと言うのは、富める者と貧困者を共存させようとする馬鹿げたものです。
いつか破綻するのでしょうが、その破綻の仕方が私にはわかりません。
肝心な所、一点についてのみ僕の意見を話します。
「計画経済ですか、もう破綻していますでしょう。そんな事は検証しなくても、この20年弱の中で充分検証されています」
この部分に異論があります。検証されてはいません。それどころか、「完全自由主義」に反対な学者ならば計画経済に国家がどう関わるかの基本的理論さえないことを知っているはずです。そしてまた、そういう学者は今でもとても多いはず。東欧崩壊後の世界で「株主資本主義」がこれだけやりたい放題で、これは大問題だと思う学者が圧倒的に多くても、対案が提起できないのです。
ケインズは資本主義内部でそれを探ったのだし、ガルブレイスもそういう問題意識を持っていたはずです。
なにはともあれとにかく僕は、東欧崩壊後の「完全自由主義」世界経済の酷さだけでも、直視したいと思いますね。酷いもんです。その無計画性でもって世界を荒らしている。人類の希望であるはずのバイオ燃料によって栄養失調や餓死者が急増していく見込みなんて、その典型じゃないでしょうか?
余談ですが、イスラエルがおとなしくなりそうな情勢ですね。中国も「完全自由主義」とどこが違うのでしょうか。あの国はまだこれから一荒れも二荒れもあるような気がします。あそこを「味方」のように振る舞ったどっかの「元議長」とやらは、どうしようもない馬鹿ですよ。流石、チャウシェスクを持ち上げた宮本とやらと「同格」というようなもんで。全く度し難いです。