今回は、今夜コートジボアール戦向けに、これまでいろいろ読んできたことを、書いてみたい。昨日が、長友、阿部、長谷部、岡田監督のニュースだったから、今日は「当たるも当たらぬも、八卦」、今夜の得点予想をやってみる。
初めに、岡崎。
組織立ったイングランドや韓国にくらべれば、今日の相手は守備に穴があくときも多い。岡崎得意の「裏への抜け出し」が有効だと、どこにも書いてある。彼への効果的なボール供給は、縦パスなら浮かせ気味の長いもの、それ以上に横からだろう。相手ボランチが強く、賢いからだ。ヤヤ兄弟など、バルサとかアーセナルとかで鍛えられた選手がいる。ちなみにバルサのアンカー、ヤヤ・トーレは、以前から長谷部誠ご推奨の名選手である。こんな選手を避ける正当派攻撃ならば、こんな感じになろうか。長友の上がりから、または長谷部か遠藤によるニアへのアーリークロスに、岡崎が抜け出す、と。これは、ここ1年ほど仕込み続けてきた攻撃パターンである。本番直前になってこれが結実すれば、14日のカメルーン戦に向けて勇気百倍なのだが。
中長距離シュート
イングランド戦前後からみんなが猛練習しているが、この3人に期待したい。本田の他、長谷部、遠藤だ。本田は30メートルでも打つし、攻守両方なんでもやり始めた長谷部も好調と聞く。長谷部と遠藤には、距離のあるシュートへのお膳立て、つまり良いパス・アシストも期待したい。「遠藤を前に出して阿部をレギュラーボランチに入れよ。守備も強化されて、遠藤はもちろん、長谷部の攻撃力がさらに生きる」とこのブログで長く主張し続けてきた僕としては、遠藤、長谷部の攻撃には期待感が強くならざるをえない。
セットプレー
全部は公開せず、本番用にかくしておく部分も多いようだが、このチーム最大の得点チャンスだ。フリーキックの蹴り手はこれからは本田が決めるもようだが、近距離は遠藤も蹴るようだ。中距離シュート練習や、ニア・クロスへの合わせ練習が生きてくるかどうかを見守りたい。
そう言えば、イングランド戦の1得点はこうだった。敵陣右コーナーキックからのショートコーナー気味のニアへのパスを、闘利王が蹴り込んだもの。ゴールまではけっこう距離があって、中距離シュートぎみだったかな。
長谷部、本田、大久保はドリブルが得意。途中から出てくるかも知れない玉田もそうだ。相手が彼らを引っかけてくれる場面が、案外多くなりそう。大久保や長友にヤヤなんて20センチ以上も違い、体重差も歴然。長い足がちょっと引っかかれば確かに倒れざるをえないだろう。
ペナルティーキック
シュート可能な位置でのフリーキック以外にも、意外にこれが起こりそうな気がする。器用な小回りがきく日本勢に、大股の足を出すアフリカ守備陣の競り合いなのだから。岡崎も本田もいわゆるシミュレーションを取るために自分から倒れるような選手ではないだけに、この予想も成り立つ。岡崎の抜け出しを敵が倒してとか、本田の力強いのに意外に速いドリブルに敵がつっかけてとか、だ。遠藤、大久保、長谷部と、良いパサーもそろっているから、敵がこんなふうに慌てる局面も作りやすいと思う。
初めに、岡崎。
組織立ったイングランドや韓国にくらべれば、今日の相手は守備に穴があくときも多い。岡崎得意の「裏への抜け出し」が有効だと、どこにも書いてある。彼への効果的なボール供給は、縦パスなら浮かせ気味の長いもの、それ以上に横からだろう。相手ボランチが強く、賢いからだ。ヤヤ兄弟など、バルサとかアーセナルとかで鍛えられた選手がいる。ちなみにバルサのアンカー、ヤヤ・トーレは、以前から長谷部誠ご推奨の名選手である。こんな選手を避ける正当派攻撃ならば、こんな感じになろうか。長友の上がりから、または長谷部か遠藤によるニアへのアーリークロスに、岡崎が抜け出す、と。これは、ここ1年ほど仕込み続けてきた攻撃パターンである。本番直前になってこれが結実すれば、14日のカメルーン戦に向けて勇気百倍なのだが。
中長距離シュート
イングランド戦前後からみんなが猛練習しているが、この3人に期待したい。本田の他、長谷部、遠藤だ。本田は30メートルでも打つし、攻守両方なんでもやり始めた長谷部も好調と聞く。長谷部と遠藤には、距離のあるシュートへのお膳立て、つまり良いパス・アシストも期待したい。「遠藤を前に出して阿部をレギュラーボランチに入れよ。守備も強化されて、遠藤はもちろん、長谷部の攻撃力がさらに生きる」とこのブログで長く主張し続けてきた僕としては、遠藤、長谷部の攻撃には期待感が強くならざるをえない。
セットプレー
全部は公開せず、本番用にかくしておく部分も多いようだが、このチーム最大の得点チャンスだ。フリーキックの蹴り手はこれからは本田が決めるもようだが、近距離は遠藤も蹴るようだ。中距離シュート練習や、ニア・クロスへの合わせ練習が生きてくるかどうかを見守りたい。
そう言えば、イングランド戦の1得点はこうだった。敵陣右コーナーキックからのショートコーナー気味のニアへのパスを、闘利王が蹴り込んだもの。ゴールまではけっこう距離があって、中距離シュートぎみだったかな。
長谷部、本田、大久保はドリブルが得意。途中から出てくるかも知れない玉田もそうだ。相手が彼らを引っかけてくれる場面が、案外多くなりそう。大久保や長友にヤヤなんて20センチ以上も違い、体重差も歴然。長い足がちょっと引っかかれば確かに倒れざるをえないだろう。
ペナルティーキック
シュート可能な位置でのフリーキック以外にも、意外にこれが起こりそうな気がする。器用な小回りがきく日本勢に、大股の足を出すアフリカ守備陣の競り合いなのだから。岡崎も本田もいわゆるシミュレーションを取るために自分から倒れるような選手ではないだけに、この予想も成り立つ。岡崎の抜け出しを敵が倒してとか、本田の力強いのに意外に速いドリブルに敵がつっかけてとか、だ。遠藤、大久保、長谷部と、良いパサーもそろっているから、敵がこんなふうに慌てる局面も作りやすいと思う。
世界は広い・・・
いいところがあったのかな?
岡崎が格下相手専門なのは、ここ数試合で証明されたのではないでしょうか?
最近、代表戦では沈黙孤立しているのを見ても、岡崎を1トップのポジションで使うのは、もう無理と感じています。
ただ、高さのある選手と組んで、2トップの一人としてなら、可能性はあるかもしれないですね。
そう言えば、Jリーグでも、外人FWとのコンビで活躍しているのでは?
長谷部も下げて使った方が効果的な気がします。
コートジボアール戦では、高い位置でプレーする時間もあったものの、ほとんど機能していなかった。
ミドルシュートも必要でしょうが、下がった場所からロングボールを放り込むプレーを混ぜていかないと、日本も長谷部も駄目なんじゃないかな。
御応答、ありがとう。
さて、岡崎へのこの批判はよーく知っています。そのことは、ここにも何回か書いてきた。でも、2日のイングランド戦総括にこんな引用をしてきましたが、お読みですか?
【 あと最後に残るのは、得点である。この点では先ず、イングランドの評論家やオシムが、岡崎らを激賞していたことをご紹介したい。
『そしてイングランドが誇る、ファーディナンドとテリーのCBコンビは、このストライカーに手を焼かされた。ディフェンスラインの中央で動き回って、攻撃の糸口を引き出した岡崎はテリーとの競り合いに勝ち、左足のシュートを放つ。また、ファーディナンドにもボディコンタクトを仕掛けてミスを誘い、再度ゴールに迫った』(イアン・ハーバード、大新聞の著名なサッカー代表などの担当記者。サッカーダイジェストから)
『岡崎、大久保や松井は、自分の何倍もあるようなテリーやファーディナンド相手にひるまなかった。(中略)むしろ怖がらずにどんどん向かっていった。何度か彼らを突破しかけましたよね』(オシム。スポニチ・ニュースから)
ダイジェストは、この岡崎にも6点しか付けていない。「点がなければ他と同じ評価」とでも考えているのであろうか。】
ここよりもむしろ、本日のエントリーにコメントが欲しいです。
要するに、彼は、裏へ走ったとこへパスをもらいたがっているだけだ。
しかし、相手DFにしてみれば、これほど簡単なFWもいない。何しろやる事が分かっているのだから。楽に往なされている事に気付くべきだ。
ポストプレーなのか、ドリブル突破なのか、といった伏線があってこそ、裏へ走る動きも生きるのだろうが、今のままでは「パスを出す余地も無い」と感じる。
1トップのFWと言えば、チーム唯一のFWなわけで、FWができる攻撃パターンは一通りできて、またやってみて当然だと思うのだが‥
ポストプレーやドリブル、抜け出しなど多様性を望むなら、確かに矢野の方がよいでしょうね(僕は矢野が好きなんです)。ですが、岡崎は、抜け出し一芸(だけ)でアジアを制した選手だからこそ選ばれたわけです。よって僕は、世界にも最も彼が確率として近いと見るわけね。それに、こういう彼にはいつも2人ほどDFが付いていないといけないでしょう? これが又良い。