昨日、今日の報道から、明日のアジアカップ・ヨルダン戦の布陣を予想してみます。4-2-3-1で最も有力なのは、前から見てこう。以下全て、左から言います。
1 前田
3 香川、本田、松井
2 遠藤、長谷部
4 長友、吉田、今野、内田
ザックによれば、ザック得意の攻撃的布陣(3-4-3)に替える能力も日本にはあるそうで、その練習もしています。その場合は
3 香川、前田、本田
4 長友、遠藤、長谷部、内田
3 伊野波、今野、吉田
布陣というものは、メンバーの個性的能力で選ぶもの。それぞれの布陣が持つ長所を活かし、短所をカバー出来る能力の有無が問題になるわけです。ザックによれば、このメンバーの個性的能力とは、こういうものだそうです。
『守備は敵にスペースを与えすぎるし、(サイドに)追い込む身体の向きも、やり方も拙い。が、これらはすぐに直せた。それだけの力があるメンバーなのだ』
『サイドのスペースをうまく突いたときは、どんな(世界的強豪)相手にもかなり恐い存在になれると思う』
左では長友と香川、右では内田と松井が組んで、それぞれに前田、本田が絡む得点力が、世界トップ水準のものだと見ているわけです。
日本相手には常に「引いて守るカウンター狙い」のアジア。これを崩すことが出来れば、お見事、「お見立て・ご指導通り」となるのですが、さて?
なお、最近の選手達のニュースを以下に少々。
【遠藤が気合「勝ち点3を必ず」/アジア杯
2011年1月7日 8時0分 (サンケイスポーツ)
サッカー・日本代表合宿(6日、カタール・ドーハ)全体練習後にはMF遠藤&長谷部が、監督に呼ばれて青空会議。6日の紅白戦でも主力組のダブルボランチを組んだもようで、ヨルダン戦は経験豊富な2人が中盤の底を支えることになりそうだ。会談では、堅守速攻のスタイルや選手個々の特徴など、ヨルダンの詳細を説明され、遠藤は「相手のいいところなどをいわれた。守備的に来ると思うので、焦らずキープしてどこかで勝負しないといけない。初戦から勢いをつけるために勝ち点3を必ず取りたい」と意気込んだ。】
【 DFから固める…吉田、今野の先発濃厚
Photo By スポニチ
【日本代表練習】5日に行われたミニゲームは主力、控えがシャッフルされたが、DF吉田と今野とのセンターバックコンビは固定された。
「先発決定?まだ、そんな段階じゃない。落ち着いてくださいよ」と本人は冷静そのものだが、ザッケローニ監督は国内合宿中に「DFから固めていかないといけない」と話しており、初戦ヨルダン戦のスタメンは濃厚。残された時間で連係を高めていく。 】
【 前田、1トップ先発濃厚…先輩・高原以来の得点王獲る! アジア杯1次リーグ・ヨルダン戦 Photo By スポニチ
カタール・ドーハで7日に開幕したアジア杯に出場する日本代表は9日に、カタール競技場で行われる1次リーグ初戦でヨルダンと対戦する。1トップでの先発が濃厚なFW前田遼一(29=磐田)は大会を通してゴールにこだわるプレーを見せることを強調した。前回07年大会で4得点を挙げたFW高原直泰(31=清水)に続く、日本人2人目の得点王を狙う。
寡黙なストライカーが珍しく熱い思いを口にした。9日の1次リーグ初戦ヨルダン戦が目前に迫り、前田は「積極的に動いて点を取りたい。自分が得点して勝利で終わりたい。FWなのでゴールを求められていると思う」と力を込めた。4―2―3―1布陣の1トップで先発することが濃厚。チームの勝利とともに、ゴールに対する強いこだわりを示した。
尊敬する先輩の背中を追い続けてきた。00年に磐田に入団後は、チームメートで日本代表のエースに君臨していたFW高原を目標にプレー。09年Jリーグで、その高原以来7年ぶりの日本人得点王を獲得した際には「高原さんのおかげ。いつか肩を並べられるように頑張っていきたい」と感謝の言葉を述べたほどの存在だ。前回の07年アジア杯では高原が4得点を挙げて得点王を獲得。前田は日本人2人目のタイトルを狙う。
今大会では注目度の高い香川、本田にマークが集中することが予想される。A代表で実績のない前田が無印の存在であることも追い風となる。「コンディションは良い。日本の代表として恥じないプレーをしたい」。Jリーグ史上初の2年連続得点王に輝いた背番号11がゴールを量産すれば、おのずとザックジャパンの初タイトルも見えてくる。】
1 前田
3 香川、本田、松井
2 遠藤、長谷部
4 長友、吉田、今野、内田
ザックによれば、ザック得意の攻撃的布陣(3-4-3)に替える能力も日本にはあるそうで、その練習もしています。その場合は
3 香川、前田、本田
4 長友、遠藤、長谷部、内田
3 伊野波、今野、吉田
布陣というものは、メンバーの個性的能力で選ぶもの。それぞれの布陣が持つ長所を活かし、短所をカバー出来る能力の有無が問題になるわけです。ザックによれば、このメンバーの個性的能力とは、こういうものだそうです。
『守備は敵にスペースを与えすぎるし、(サイドに)追い込む身体の向きも、やり方も拙い。が、これらはすぐに直せた。それだけの力があるメンバーなのだ』
『サイドのスペースをうまく突いたときは、どんな(世界的強豪)相手にもかなり恐い存在になれると思う』
左では長友と香川、右では内田と松井が組んで、それぞれに前田、本田が絡む得点力が、世界トップ水準のものだと見ているわけです。
日本相手には常に「引いて守るカウンター狙い」のアジア。これを崩すことが出来れば、お見事、「お見立て・ご指導通り」となるのですが、さて?
なお、最近の選手達のニュースを以下に少々。
【遠藤が気合「勝ち点3を必ず」/アジア杯
2011年1月7日 8時0分 (サンケイスポーツ)
サッカー・日本代表合宿(6日、カタール・ドーハ)全体練習後にはMF遠藤&長谷部が、監督に呼ばれて青空会議。6日の紅白戦でも主力組のダブルボランチを組んだもようで、ヨルダン戦は経験豊富な2人が中盤の底を支えることになりそうだ。会談では、堅守速攻のスタイルや選手個々の特徴など、ヨルダンの詳細を説明され、遠藤は「相手のいいところなどをいわれた。守備的に来ると思うので、焦らずキープしてどこかで勝負しないといけない。初戦から勢いをつけるために勝ち点3を必ず取りたい」と意気込んだ。】
【 DFから固める…吉田、今野の先発濃厚
Photo By スポニチ
【日本代表練習】5日に行われたミニゲームは主力、控えがシャッフルされたが、DF吉田と今野とのセンターバックコンビは固定された。
「先発決定?まだ、そんな段階じゃない。落ち着いてくださいよ」と本人は冷静そのものだが、ザッケローニ監督は国内合宿中に「DFから固めていかないといけない」と話しており、初戦ヨルダン戦のスタメンは濃厚。残された時間で連係を高めていく。 】
【 前田、1トップ先発濃厚…先輩・高原以来の得点王獲る! アジア杯1次リーグ・ヨルダン戦 Photo By スポニチ
カタール・ドーハで7日に開幕したアジア杯に出場する日本代表は9日に、カタール競技場で行われる1次リーグ初戦でヨルダンと対戦する。1トップでの先発が濃厚なFW前田遼一(29=磐田)は大会を通してゴールにこだわるプレーを見せることを強調した。前回07年大会で4得点を挙げたFW高原直泰(31=清水)に続く、日本人2人目の得点王を狙う。
寡黙なストライカーが珍しく熱い思いを口にした。9日の1次リーグ初戦ヨルダン戦が目前に迫り、前田は「積極的に動いて点を取りたい。自分が得点して勝利で終わりたい。FWなのでゴールを求められていると思う」と力を込めた。4―2―3―1布陣の1トップで先発することが濃厚。チームの勝利とともに、ゴールに対する強いこだわりを示した。
尊敬する先輩の背中を追い続けてきた。00年に磐田に入団後は、チームメートで日本代表のエースに君臨していたFW高原を目標にプレー。09年Jリーグで、その高原以来7年ぶりの日本人得点王を獲得した際には「高原さんのおかげ。いつか肩を並べられるように頑張っていきたい」と感謝の言葉を述べたほどの存在だ。前回の07年アジア杯では高原が4得点を挙げて得点王を獲得。前田は日本人2人目のタイトルを狙う。
今大会では注目度の高い香川、本田にマークが集中することが予想される。A代表で実績のない前田が無印の存在であることも追い風となる。「コンディションは良い。日本の代表として恥じないプレーをしたい」。Jリーグ史上初の2年連続得点王に輝いた背番号11がゴールを量産すれば、おのずとザックジャパンの初タイトルも見えてくる。】
遠藤と言うよりも、苦戦因はこんなことでしょう。
・ドフリーのシュートをいくつか外した。前田、香川、長谷部ら4本ぐらいあったのではないか。
・ザックは、意味のない攻撃が多すぎる、と評していました。リスクを怖がっているということです。
・そのリスクに関わって、次のことを思います。ゴール前で足下へのパスが多すぎる。香川などは、動きながら受ける人でしょう。
遠藤というよりも、憲剛が要るのではないでしょうか。いつだったか、敵密集の間にパスを通して香川を走らせ、得点させたことがありましたが、アレが必要なのです。