カタール戦は、残念。どうも、ウズベキとのゲームと同じ反省が必要なようだ。
ウズベキスタン戦苦戦因が、好調なゲームの時と違ってDFラインが下がりすぎて、中盤が疲弊したことにあったと、書いた。俊介、憲剛が岡田監督に語った反省の弁を紹介したのである。
今回もどうも、同じ誤り?、特徴があったようだ。
問題はボランチに集中して現れていた。カタールのブルーノ・メツ監督は、こう語った。
「日本はプレッシャーをかけると、どうしてよいかわからなくなるようだ」
「エクセレントな試合で、勝っていてもよかった。心臓部にプレスを受けて、日本は自分たちの道を見失った」
そしてこのプレッシャーが、ボランチに集中してかけられたのであって、急造ボランチ、阿部と橋本が全く機能しなかったらしい。それについて阿部も橋本もこう語っている。「もっと前へ行けばよかった(が、それができなかった)」と。ボランチと攻撃陣との距離が開きすぎたということを示している。ウズベキスタン戦の反省から「一歩早く動こう(そしてボールを呼び込んであげよう)」とはしていたらしいが、ボランチと前とが空きすぎては、長いパスの精度に問題が出て、それだけでは追いつかないと思う。大切なゲームほどDFが「押し上げる」というリスクをとるのが難しくなるのだろうが、ぜひ解決してほしい問題である。
話は変わるが、今日のスポニチ・サイトにこんな記事があった。
【 引き分けの日本代表 「ヘキサゴン」の方が強かった?
10日にテレビ朝日系で生中継されたサッカーの2010年W杯南アフリカ大会アジア地区最終予選「日本―カタール」(午後7時20分~)の平均視聴率が16・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。】
最近この手の記事が多い気がする。テレビが、「サッカー人気が下がっている!」という印象を作ろうとしているように見えるのは、僕だけだろうか。大相撲とか、水泳とかの視聴率低下がこんなふうに問題になることはあまりないように思うから
だ。ひとつのスポーツだけでオリンピックに比肩できるほどに世界的人気があるサッカーゲームの将来性を見越して、日本のテレビ界が、日本サッカー協会所有の放映権を安く買い叩こうとする下工作のような気さえするのだ。そういう値下げ、発言権へのけん制という気が。
他にも、読売系が元東京ベルディ花形選手たちを使ってキャンペーンを張っている「J1,2のチーム数を減らして、少数精鋭でチーム価値をたかめよ」とか「小さな地方企業ではなく、もっと中央企業の参入で金持ちチームを作れ」とかの動きも、僕は気になっている。
世界的に見て放映価値の将来的高騰が予想されるサッカー界について、「中央と地方」「国際的企業と国内企業」の綱引きがあるような気がする。テレビ界が間に入って、そういった暗躍が繰り広げられているような。
サッカー界には、団結して独立自存を守ってほしいと思う。特に他スポーツ界に見られるテレビキー局支配に抗して。地方のためにも、中小企業のためにも、なによりも日本サッカー自身の大きな世界的価値を生かすためにも。釜本参議院議員(元サッカー協会副会長、副文科相)が議員を辞め、次いで副会長も辞めたことがあったが、あれもサッカー界の独立性を保つのによかったと、僕は考えたものだ。日本のスポーツ界はこれまで、自民党との結びつきが強すぎたと思う。
ラグビー協会の会長って、今でも森喜朗じゃなかったかな。確かに、元早稲田ラグビー部らしいけどねー。やっぱりスポーツは、不偏不党じゃなきゃ、感じが悪いよね。
ウズベキスタン戦苦戦因が、好調なゲームの時と違ってDFラインが下がりすぎて、中盤が疲弊したことにあったと、書いた。俊介、憲剛が岡田監督に語った反省の弁を紹介したのである。
今回もどうも、同じ誤り?、特徴があったようだ。
問題はボランチに集中して現れていた。カタールのブルーノ・メツ監督は、こう語った。
「日本はプレッシャーをかけると、どうしてよいかわからなくなるようだ」
「エクセレントな試合で、勝っていてもよかった。心臓部にプレスを受けて、日本は自分たちの道を見失った」
そしてこのプレッシャーが、ボランチに集中してかけられたのであって、急造ボランチ、阿部と橋本が全く機能しなかったらしい。それについて阿部も橋本もこう語っている。「もっと前へ行けばよかった(が、それができなかった)」と。ボランチと攻撃陣との距離が開きすぎたということを示している。ウズベキスタン戦の反省から「一歩早く動こう(そしてボールを呼び込んであげよう)」とはしていたらしいが、ボランチと前とが空きすぎては、長いパスの精度に問題が出て、それだけでは追いつかないと思う。大切なゲームほどDFが「押し上げる」というリスクをとるのが難しくなるのだろうが、ぜひ解決してほしい問題である。
話は変わるが、今日のスポニチ・サイトにこんな記事があった。
【 引き分けの日本代表 「ヘキサゴン」の方が強かった?
10日にテレビ朝日系で生中継されたサッカーの2010年W杯南アフリカ大会アジア地区最終予選「日本―カタール」(午後7時20分~)の平均視聴率が16・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。】
最近この手の記事が多い気がする。テレビが、「サッカー人気が下がっている!」という印象を作ろうとしているように見えるのは、僕だけだろうか。大相撲とか、水泳とかの視聴率低下がこんなふうに問題になることはあまりないように思うから
だ。ひとつのスポーツだけでオリンピックに比肩できるほどに世界的人気があるサッカーゲームの将来性を見越して、日本のテレビ界が、日本サッカー協会所有の放映権を安く買い叩こうとする下工作のような気さえするのだ。そういう値下げ、発言権へのけん制という気が。
他にも、読売系が元東京ベルディ花形選手たちを使ってキャンペーンを張っている「J1,2のチーム数を減らして、少数精鋭でチーム価値をたかめよ」とか「小さな地方企業ではなく、もっと中央企業の参入で金持ちチームを作れ」とかの動きも、僕は気になっている。
世界的に見て放映価値の将来的高騰が予想されるサッカー界について、「中央と地方」「国際的企業と国内企業」の綱引きがあるような気がする。テレビ界が間に入って、そういった暗躍が繰り広げられているような。
サッカー界には、団結して独立自存を守ってほしいと思う。特に他スポーツ界に見られるテレビキー局支配に抗して。地方のためにも、中小企業のためにも、なによりも日本サッカー自身の大きな世界的価値を生かすためにも。釜本参議院議員(元サッカー協会副会長、副文科相)が議員を辞め、次いで副会長も辞めたことがあったが、あれもサッカー界の独立性を保つのによかったと、僕は考えたものだ。日本のスポーツ界はこれまで、自民党との結びつきが強すぎたと思う。
ラグビー協会の会長って、今でも森喜朗じゃなかったかな。確かに、元早稲田ラグビー部らしいけどねー。やっぱりスポーツは、不偏不党じゃなきゃ、感じが悪いよね。
もう、この不況では、これ以上の
金額は無理かも、という牽制球かな?
でも、ちょっとお金がカカリスギ。
スポーツがテレビの放映権料で成り立つ
というもの、ちょっとね。
これも新自由主義の流れかな。それも、不況になると娯楽が流行るという波に乗ったやつ。サッカー界をちょっと外から見させてくれたコメントだった。
イギリス、イタリア、スペイン、ドイツなどの人気チームを中心に、入場料収入と放映権料がすごく増えている。それで有名選手が世界10ぐらいのチームに集められて、そこを巡ってさらに大きな金が流れる。考えてみればまるで、日本野球界の巨人軍のようなもんだね。多分その読売が音頭をとったテレビ業界が、日本サッカーの放映権料でサッカー協会とやり合っているという、そういう構図だろうね。スポーツが「見せ物、興業」に堕落しないで、スポーツとして自立を守るように、期待したいと改めて思った次第。
読売とか、日本のテレビ業界とかだけではなく、マードックとか、ベルルスコーニタイプとかにも支配されたくないものだと、改めて決意し直したものだ。
協会が力を持ち、全チームの互恵的発展を図るのが、一番よいと思う。現にそうしているからこそ、川淵があれだけ叩かれたんだろうね。
九十何億の選手まで現れて、百億円プレーヤーの出現も間近らしい。
それで成り立っているのはどうしてでしょうかねえ?
なぜか不自然というより常軌を逸したな気がするのですがいかがですか?
それで成り立っている仕組みが知りたいですね。
シュートよりパスが得意なFWを始め、キーパーを別にすると10人の似たような「パスだけは上手い」選手がいて、同じ事を繰り返しているだけ。
相手のプレスがキツくなって、そのプレーを封じられてしまうと、もう何もできない。
オシム時代からの弊害ですね。
日本でのサッカー人気が低下しているのは事実でしょう。
業界のボス、川渕さん自身、「サッカーを見たい人の数が圧倒的に減っている」そう発言しています。
そもそも、他の国で人気のあるスポーツだから、日本でも人気が出るハズだ‥と言う理屈にはどこか無理がある気がします。
競技人口ではサッカーを超えるホッケーや、人口ではサッカーと同レベル、地域ではサッカーより広いバスケットは、同レベルの盛り上がりをみせるでしょうか?
サッカーには、FIFAと言う巨大で強力な金儲け団体があるだけでは?
仕組みは簡単。入場料、放映権料、競技場や選手の服などにつける広告費、カップ戦などのスポンサー料金・賞金などなど、採算が合うからということ。それも新自由主義競争よろしく、ものすごいチーム間格差社会があってね。
同じスペイン1部のなかで、今年1、2位のバルセロナ、レアルマドリーと、貧乏なチームとでは巨人とパリーグ最下位チームとの差よりも遙かに大きな差があるはずです。
まして、数少ない良いFW選手は、世界的に競りにかけられるようなもの。日本野球の中の巨人軍の、その国際版のような奴が10ぐらいいて、それが競り合うんですよね。
それに比べれば、日本サッカー協会は、協会としての収入を増やして、ずいぶん平等に配分していると思います。日本プロ野球の歴史的経過を未だに我田引水している巨人優位とはちょっと違うと思います。
Unknownさん
知ったかぶりの、どこかでいつも聞くような、ありふれて陳腐な「ご高説」には辟易としますんで、答える価値もないとしか、言えませんね。土台こういうのに僕が反論しても、まず回答もないのですから、たまにはこう言っても許されるはず。
これを詳しく資料提供してくれたら、少しは見直しますが、そんなことまずできないはずです。これの「断定」「断言」ではなく、数字の裏付けをお願いします。出典もあげてね。
【 競技人口ではサッカーを超えるホッケーや、人口ではサッカーと同レベル、地域ではサッカーより広いバスケットは、】