4月から始まったNHKの「どんど晴れ」。
いよいよ舞台が横浜から盛岡へ。役者も出揃って、ドラマが展開していきます。
現代女性が老舗旅館の女将に。
昔、花登さんの芝居に女将ものがあったような記憶がありますが、
あの時代の話は古いしがらみに苦しむ女性。
朝ドラの話は、全く、逆のベクトル。
現代女性が古いしきたりのなかで、どうように成長していくのか?
根性ものの流れかな?
話が突然、飛びますが、このドラマを見ていて
最近読んだメデイアの本を思い出しました。
そのなかに出てくる「社会関係資本」という言葉があざやかに蘇えったです。
社会資本という言葉は聞いたことがありますが、社会関係資本とは?
日本が高度経済成長のなかで失ってきた古い人間関係。
でも新しい都市のなかで人間関係が希薄となり、孤独地獄が出現。
流行歌がいみじくも、東京砂漠と言った世界が出現しまいした。
昔からあった「若者組」などのさまざまな人間関係を育て、
守ってきたネットワークが消えていったのです。
社会的な存在である人間にとって不可欠な目に見えない資本を、
「社会関係資本」という言葉で表現したものでしょうか。
社会資本の整備といってコミュニテー会館などの建物の整備は進みましたが、
そのなかで活動する人間たちのネットワークは簡単に生れてきませんでした。
どんど晴れのヒロインは、老舗旅館という昔の社会関係資本のなかで成長してゆく。
それがドラマのひとつの骨格になっているようです。
そうしたストーリー展開を視聴者に受け入れられやすくするために
盛岡という東北の都市が舞台に選ばれているようです。
このドラマ、古い衣装のもとで、どんな新しい社会関係資本の姿を見せてくれるのか?
楽しみです。
ドラマの展開はからへ。
私の芸能サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://newsoftoday.blog89.fc2.com/blog-entry-847.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^
この物語りは、そのおもてなしの心を代々受け継いだ、伝統と格式をもつ、盛岡の老舗旅館、加賀美屋を舞台に、横浜育ちの主人公の夏美が、いかに若女将として成長していくのかを描いています。
どんな困難な時でも、明るい笑顔で前向きに立ち向かう夏美。その笑顔は、岩手の遠野に古くから伝わる、幸せを呼ぶ『座敷童(ざしきわらし)』を、夏美の回りにいる人たちに、思い起こさせもします。
そして、世代も価値観も違う、大女将、女将、若女将という、三代の女たちが、それぞれの立場から、時には牽制しあい、時には相手に辛い決断を下しながらも、いつしか女将として、女として分かり合っていく。その筋を通した、潔い、凜とした生き方もまた、楽しんで観ていただければ嬉しい限りです。
⇒民話とリンクさせることによって、運命的・神秘的な人と人とのつながりを象徴的に描く。」
そうですが?民話を同リンクさせるのか楽しみです。