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八十路ランナーの手記(350) 久しぶりのジム走り

2021年04月14日 13時52分52秒 | スポーツ

 昨13日、ジムへ行ってきた。3月20日以来久しぶりのことだ。この間はすべて外走りだけだったからだが、ジムのトレッドミルでLSDのこんな練習をやってきた。「蹴ったり跨いだりではなく、常にやや前傾した腰の下に持ってきた前脚を伸ばし地面をつついたその力で走る」を、これができにくいマシンでも自由にできるようにする練習を。ちなみに、マシンでは足を前に出せば進んでいくのだから、この走り方は以前の癖が出る僕には意識しないと難しいのである。僕としてはつまり、「マシンでも(速度を変えても)フォームは変わらず、地面をつつく力を調節するだけで走る」という練習なのである。最後の方の30分は、同じ1分160歩で時速7キロ~9キロまで0・5キロ時ずつ上げていく練習もして、この日の合計10キロ、75分を気持ち良く終えてきた。今の僕として1分の適正歩数は170歩ほどなのだろうが、9キロ時でも160歩で走るというのは、若い頃のヘルニア手術のせいで近年特に弱くなっている左脚の筋力強化のつもりだ。この走り方にあった左脚の筋肉強化である。

 19年の12月から努力してきたこのフォームがもうすっかり身についているから、マシンの最先端に胸が付くようにして走り続けても何の違和感もなくなっている。僕の昔の走り方「跨いで走る」と出てくる「脚を前に出す癖」がそれだけ消え去っているということだ。膝を前に出しすぎたり、膝下を前に振り込みすぎたりせず、伸ばした前脚が腰下に来て、地面をつつきやすくするだけ。慣れてくるとこの走り方は着地時間が少ない分、弾むようなリズム感があってとても気分が良い。いつも、小学校低学年の頃から大好きだったスキップを思い出すのである。

 久しぶりのこの日のジムでは、いつものウエイトトレーニングも一通りやって来たが、上半身筋力は基本的に現状維持になっていた。座位プッシュ28キロの10回、同じくプル10回は70キロ程である。


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1 コメント

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マシン、地面、走り方の違い (文科系)
2021-04-15 22:41:03
 ここで前にも言ったことだが、僕の感じでは、マシン走りの方が時速にして最低0.3キロ時程は楽なのではないか。自然に足を前に出す走り方になるからだ。この走り方で地面を走ると、両脚の着地時間が長くなってマシンよりもスピードが落ちる。それを、上のエントリーのように地面ツツキだけで走るとマシンのメリットはなくなるのである。地面を走るのと同じやり方で膝や足を振り出さずにマシンを走るということ。
 そのように、マシンだけで走っているとスピードが衰えていくのである。
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