今朝の中日春秋は「割勘負け」という言葉で、
高速道路の割引政策を批判していました。
ETCを持っていない人、車に乗らない人も
税金で補填される割引の利益を享受できない、
という話でした。
このところの不況の報道に素朴な疑問があります。
どうして「無駄使い」をしない世の中へと
転換する良いチャンスだという話が
出てこないのでしょうか?
過剰生産・過剰金融の結果の大不況。
この「過剰」という無駄をなくす絶好の
チャンスなのに・・・
どこかオカシイ世の中では?
高速道路の割引政策を批判していました。
ETCを持っていない人、車に乗らない人も
税金で補填される割引の利益を享受できない、
という話でした。
このところの不況の報道に素朴な疑問があります。
どうして「無駄使い」をしない世の中へと
転換する良いチャンスだという話が
出てこないのでしょうか?
過剰生産・過剰金融の結果の大不況。
この「過剰」という無駄をなくす絶好の
チャンスなのに・・・
どこかオカシイ世の中では?
「自動車に乗る人からの税だから、そこに還元すべき」
一般財源化反対の世論工作だね。自動車に乗る人を懐柔して、一般財源にしないという世論を増やすのね。トラック協会への懐柔とかね。古賀誠の得意分野だ。
だけど一般財源化すれば、こんな使い道もあるよ。高齢者施設の従業員の給与基準をあげることね。少ない人の給料が増えれば、ぎりぎりの消費をしている彼らが物を買って全ての業種が潤うし、完全民間の(潜りの)施設がやりにくくなる。施設にも、心安らぐ従業員にも、高齢者がほっとするということね。
戦後の功労者の晩年を暖かくするという心だよ。
「ガソリン税は自動車関係者にって、高齢者も過去の自動車関係者だよ」
投入して、なぜ労働者に投入しない?
と言っていました。
もっと雇用対策に税金を投入した
ほうが、経済効果もあがるのでは?
文科系さんのいうように福祉にも
医療にも、
そのほうが効果は高い。
高速道路の料金が、効果の及ぶ
範囲が狭い。いわゆる経済効果が低い。
福祉の雇用に使えば、雇用対策になり
消費も増す。
医療に使えば、さらに安心に働ける。
「公」の部分に投入するほうがベタアー。
不景気な今、会社が儲かっても、内部留保として残される確率が高い。賃金ならばもっと広い業種に影響するだろう。
一般消費の圧力団体はないか弱いだろうが、道路など業界団体は強い。西松のように、そのために献金するのだろうし。古賀、二階、小沢などへのね。政治家にはそれだけうまみがあるわけだ。
こうして、業界にばらまく金は安易であるし、不公平性が高い。一般消費につながるようにして欲しい。
なかなか成れない。
年金生活者も、日本の場合は
圧力団体になっているんだろうか?
昔、アメリカの年金生活者団体の
政治活動を紹介する番組があったと
思うのですが・・・
政治的に力を持たないと・・・
看護婦さんたちや福祉に携わっている
人たちが政治的なパワーを持てば
少しは日本も良くなるのでは・・・