今日の新聞各紙は、政府発表の「新エネ戦略」に対してそれぞれその立ち位置を明確にしました。
それを一面と社説でみていきたいと思います。
●『中日=東京』→ よくぞ全面、ゼロへの鼓舞記事で埋めてくれました
社説は、【もっと早く原発ゼロへ】。
一面では深田論説主幹の囲み解説。「官僚や財界などの力で動くような政府に対し普通の人々がそれぞれに倫理的に判断し行動し始めた。
●『朝日』→ よくも悪くも行儀よし
社説は、【原発ゼロを確かなものに】
一面は、「具体的な道筋示さず」 「実現へ国民が監視を」
●『毎日』→ 退かない、という決意とみました
社説は 『原発ゼロ政策 実現への覚悟を持とう』
内容は、「国民的議論を踏まえた決定であり、安易な後戻りを許さず、実現への覚悟を持つ必要がある」
◆ 悔し紛れの泣きべそを連ねた各紙。
『読売』→ 社説 『原発ゼロは戦略に値しない』
「人気取り優先」「経済・雇用への打撃軽視するな」 「日米同盟に悪影響」
『日経』→ 社説 『国益損なう原発ゼロに異議あり』
『産経』→ 社説 『ゼロ政策 即刻撤回して25パーセント超えに』
それを一面と社説でみていきたいと思います。
●『中日=東京』→ よくぞ全面、ゼロへの鼓舞記事で埋めてくれました
社説は、【もっと早く原発ゼロへ】。
一面では深田論説主幹の囲み解説。「官僚や財界などの力で動くような政府に対し普通の人々がそれぞれに倫理的に判断し行動し始めた。
●『朝日』→ よくも悪くも行儀よし
社説は、【原発ゼロを確かなものに】
一面は、「具体的な道筋示さず」 「実現へ国民が監視を」
●『毎日』→ 退かない、という決意とみました
社説は 『原発ゼロ政策 実現への覚悟を持とう』
内容は、「国民的議論を踏まえた決定であり、安易な後戻りを許さず、実現への覚悟を持つ必要がある」
◆ 悔し紛れの泣きべそを連ねた各紙。
『読売』→ 社説 『原発ゼロは戦略に値しない』
「人気取り優先」「経済・雇用への打撃軽視するな」 「日米同盟に悪影響」
『日経』→ 社説 『国益損なう原発ゼロに異議あり』
『産経』→ 社説 『ゼロ政策 即刻撤回して25パーセント超えに』
古川・枝野両大臣の必死の説得で、矛盾だらけではあっても、やっとここまでのものになったのではないか、と。
しかしどんなになっても、中日さん、変らないでください。
また、津由子、まき両氏にも親近感。それぞれこんな表現に。「矛盾だらけではあっても、やっとここまで」と「失望感をもう一度味あうことのないよう、身構えをしたいと思います」と。
津由子表現にはもんじゅや青森を想い、まき表現には「民主マニュフェスト放棄と消費税約束破り」を噛みしめていた。
しかし、その範疇には収まらないニュースも入ってきています。それは今日、枝野経産相が青森県長を訪れて言明したことで、現在建設中の原発三基の工事再開を認めるということです。
その三基とは、中国電力島根原発3号機(松江市)とJパワー大間原発(青森県大間町)、東京電力東通原発1号機(同県東通村)のことのようです。
これってどういうことでしょう。
多少の矛盾どころではありませんね。
もし、また自民党に政権が渡ったら(総裁候補全員が原発容認です)、ゼロ方針は反故になり、この工事再開が置き土産になるのではないかと懸念します。
こうした馬鹿げたことは即刻やめにして、原発ゼロ化を速やかに法制化するべきだと思います。
これも時宜にかなったニュースを深謝。あなたの文面で正に、ここが不安、頭痛の種。
「自民党に政権が渡ったら(総裁候補全員が原発容認です)、ゼロ方針は反故になり・・・」
民主のマニュフェストさえこれだけ骨抜きにした官僚たちだ。そのやり方も悪辣で、各省でサボタージュをちらつかせて大臣を1人1人釣り上げていって、鳩山、菅内閣は大分裂、政治主導所ではなくなったという有様!
直近の選挙を控えて民主・自民の票減を極力抑えるための悪巧みなど、正にお手の物。自民・民主を操って使用済み燃料リサイクルにこぎ着ける伏線は、「原発ゼロ」大音声の陰にクッキリ、そう僕も思いましたね。
でもとにかく今は一進。当面の全ては、次期選挙に懸かっているということでしょう。大飯で引っ繰り返った橋下維新までが、この路線の保険と思われるのだから大変だ。