2007・2・28水
今日で2月も最後。2月最後の走りは、愛宕大橋への4キロコース。走るのは、身体だけでなく、精神にもいい効果をもたらす。今日の走りもそうであった。今朝の4キロで、今月の走行距離はやっと72キロ。成績不良なり。
東京の内幸町プレスセンタービルで開催の日本フィランソロピー協会主催の「フィランソロピー企業大賞」の授賞式に、会長として贈呈役を果たすためにでかけた。その開催前に、マスコミの前で「都知事選への出馬要請については、真剣に考えることにしました」ということをお話した。今までの凍結状態、言葉がないという状態からは大きく前進と捉えられる発言である。
慶應大学SFCでの教員会議に出席。以前から予定されている日程であったが、「教授辞任届けですか」と聞いてくる記者もいた。そんなことはありません。通常の会議出席ですと答えたのは当然。
東京駅最終の新幹線で仙台へ。仙台駅でも地元マスコミが待ち構えていて、何点かお答えをすることになった。それもあって、帰宅は12時を回ってしまった。
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2007.2.27日(火)
14時からの東京都市町村職員研修会の講師を務めるために、10:26仙台発の新幹線で東京へ。この列車が、那須塩原と宇都宮間の線路内に人が入り込んだという情報があったために、54分遅れて東京駅着。中央線を使って武蔵小金井駅から府中市にある研修所に到着したのは、14:00分03秒であった。そこからすぐに講演。質疑も合わせて、16時まで2時間の講演であった。熱心な聴衆に恵まれて、快い知的興奮を味わうことができた。
講演を終えて、新幹線で仙台に戻る。こういった日帰り状態が、続く。
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2007.2.26日(月)
身辺が騒がしいが、日記はできるだけ書こうと思っている。
今日の日程は、夕方の「経営塾」での講演のみ。「講演」といっても、畳の上でのお食事の前に、1時間ほど20人ぐらいの前であぐらのままで話すというものである。いつもの講演とは、だいぶ感じが違う。「知事はなぜ逮捕されたのか」という標題での話、そして、たまたま本日発売の拙著のタイトルが「許される嘘、許されない嘘」(講談社)。その本の帯には、「知事の犯罪と無縁の秘密」といった文字が躍る。昨夜の会合への出席もあり、参加者からは、都知事選挙に出るのか出ないのかという話題がどうしても出される。私としては、言葉がない状態がまだ続いているので、何も言えない。
仙台から東京への行き帰りに、マスコミ各社からの電話や取材が入るが、これも上記と同じように、何もしゃべれない状態であった。
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2007.2.25日(日)
札幌のホテルで一人で朝食を摂っていたら、見慣れた顔が。三鷹市の小林るつ子さんが、お仲間お二人といらしてた。昨夜の、札幌いちご会設立30周年記念パーティーに出ていたとのこと。このパーティーには、私も出席したかったのだが、時間が合わずに、ビデオレターでの参加となった。小林さんがパーティーで撮影した写真をデジカメで何枚も見せてくださったので、自分も参加したかのように思えた。
その札幌いちご会の主宰者である小山内美智子さんとは、上田文雄札幌市長、荒井聡前衆議院議員の会でお会いした。荒井さんは、来るべき北海道知事選挙に出馬予定である。彼とは20年前の北海道庁勤務の頃、課長仲間であった。13年前の宮城県知事選挙の折には、当時、日本新党の国会議員であった荒井さんに、大変お世話になった。
この会で地域福祉の話を40分お話しするというのが、私の任務であった。30周年パーティーを昨夜終えたばかりの小山内さんに祝意を表した。昨日の今日でお疲れかと思ったが、元気そうな小山内さんで安心した。会は、聴衆が千人以上も集まって、ちょっと驚きであった。
夕方は東京に出て、日本テレビ「バンキシャ」に出演。その後、仙台に戻るまでの短い時間に、東京駅八重洲口の富士屋ホテルで「浅野さんのハートに火をつける会」に出てみた。「言葉がない」というコメントしかできなかった。
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2007.2.24日(土)
朝、読売テレビの「ウエークアップ」に出演。ご一緒のコメンテーターは、畏友寺島実郎氏、中田横浜市長、大宅映子さん。どんな話題でも、重厚なコメントをする寺島さんが隣にいると、こちらは気後れをしてしまう。めげずに、鹿児島県の自白強要取調べで起訴された被告への無罪判決などにコメントさせてもらった。番組を終えてからの、スタッフも交えての雑談が楽しい。
午後からは、高槻市の社会福祉大会での記念講演。前座あり、パフォーマンスありで、途方としてはかなり楽しく話をさせてもらったが、聴衆も熱心で、乗ってくれたのがうれしい。仙台二高時代の同級生の石崎君が聴衆の中にいた。40年ぶりの再会である。
翌日の講演のため、遅い便で伊丹空港から新千歳空港へ。札幌はマイナス9℃、市内には雪も積もっていた。冬の札幌はこうでなくてはと、前回、2月8日に来た時の札幌と比べていた。
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2007.2.23(金)
白楽駅から、最近新しいコースの仲間入りした大口方面へ出発。片道3キロまでだったが、もう少し足を延ばして、5キロで反転。復路から雨が降り出して、戻ってくる頃にはざんざん降りになった。びしょぬれの10キロ走。久しぶりの長いランで、久しぶりにいろいろなことを考えがならの走りだった。
新横浜駅から新神戸へ。ポートピアホテルで大阪ガス主催のセミナーでの講演。地方自治の話と福祉の話と、欲張って二つのテーマで話したが、欲張りすぎて時間が中途半端になってしまった。
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2007.2.22(木)
5時半から、TBSラジオ「おはよう一直線」に出演。何ヶ月ぶりになるだろうか。打ち合わせまったくなしで生島ヒロシさんとの掛け合いが楽しい。ラジオに出る人はリスナーにとってお友達、テレビはみんなに話しかけるが、ラジオは自分にだけ語りかける。ラジオの発言は心に残る。だから、ラジオは楽しい。そして今朝も楽しかった。
そのあと、テレビのほうに回って、「朝ズバ」に途中出演。東国原知事の議会デビューと大阪府、長崎県の裏金問題についてコメント。前者のコメントのほうがずっと楽しい。それが終わって、昨日に引き続き、慶應大学での入試関係業務。
夜は、東京駅丸ノ内の日本工業倶楽部で、寺島実郎氏の「寺島実郎の発言<Ⅱ>―経済人はなぜ平和に敏感でなければならないのか」(東洋経済)の出版パーティー。筑紫哲也氏、西部邁氏などとともにスピーチをさせてもらった。寺島氏による講演は、短い時間ではあったが、この夜一番のごちそうであった。
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2007.2.21(水)
月曜日と同じコースを、同じような時間帯に走った。結構いいコースである。これで今月の走行距離がやっと58キロ。今月は100キロの大台に乗せるのはむずかしい。
慶應大学での入試関係業務。教員として最も大事な業務と言われていたので、半年も前からこの時期の日程を空けていた。やってみたら、それなりに面白い、意義がある。予定より早く終了したので、予定より早く、世の中が明るいうちに帰宅した。
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黒川紀章氏(建築家)の的を射た石原慎太郎と知事への痛烈な批判
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」(『史記』)
[東京都民は、都知事にしてはならない「燕雀」のごとき無教養な人物を、誤って都知事に選んでしまった。いまなお多くの都民は石原幻想を抱きつづけている。騙されている。目を覚まさなければならぬ]
『週刊現代』2007.3.10号が友人のK君から送られてきた。開くと〈独占手記 東京に巣くう“金正日一家”と化したと知事ファミリー 「さらば、石原慎太郎」黒川紀章〉が目に止まった。
黒川氏の石原批判は痛烈であるとともにきわめて的確である。
《このまま石原都知事が3選されれば、東京は壊れてしまいます。》
《石原氏は2016年に夏季五輪を東京で開こうと熱心に活動していますが、東京オリンピックは絶対に開くべきではありません。
私が考える“共生”の哲学(対立しつつもお互いを必要とする関係性)からすれば、オリンピックは今まで開催したことのない国で行うべきでしょう。》
《そもそも石原氏と私は古くからの友人です。彼の傲慢で意地っ張りなところは昔から変わっていませんね。》
《政治家としての石原氏を一言でいうと、無教養。実際、彼とはまったく文化の話ができません。「金を儲けてそれで余ったら文化だろ」みたいな話もみたいな話も何度か聞きました。》
《いまの石原氏はあまりにも自分と異なる存在を認めなさすぎです。彼が東京という都市に求めるのが権力集中であるならば、私は「非中心都市」です。 1200万人の東京都民は石原都政にずっとダマされてきました。最近、石原都知事の公私混同ぶりが盛んに報じられていますが、ふつうだったら彼は逮捕されてもおかしくない。これは、彼が長きにわたりイエスマンしか自分のそばに置かなかった弊害です。》
《石原氏は今回の選挙で落選しなければ、永遠に自分の過ちに気がつかないでしょう。》
《私は、このまま東京の自然が、そして石原氏自身が破壊という一点に向かい突き進んでいくのを黙って見ていられなかったのです。》
《石原氏は一種の国粋主義者と言えるかもしれません。中国などに対して問題発言を続けている彼が、アジアの代表として東京でオリンピックを開こうとしているのは矛盾を感じます。》
黒川氏の石原氏へのきびしい批判が全都民に理解されれば、大多数の都民は石原知事に騙されていたことに気づくだろう。そのときが、石原時代の終わるときである。だが、都民が石原都知事と石原都知事のエピゴーネンであるマスコミに騙されつづけるならば、東京は石原傲慢都政によって破壊されてしまうだろう。都民は目を覚まさなければならない。下品で、常識に欠け、道義に欠ける石原慎太郎という人物に都政をゆだねてはいけない。4月8日の都知事選は東京都民の見識と品性を問う選挙でもある。新しい都政は新しい人に託すべきである。
東京大学を出て、官僚になったらしいですが、まあ顔付きがいけないし、民主党が支援するのかどうかを見極めながら。いい加減なものです。
さすが共産党だけです。きちんと共産党を名乗っているのは・・・。それだから当選しないのですが・・。
黒川は東海中学・高校の出身です。
もうこの人の建造物は、如何なものかと思ってきました。どうして出るのかその動機が理解出来ません。
ネット虫さん、石原の何処が無教養ですか。
森田さんは、かって社会党寄りの人です。もう彼も終わりました。
再度、あの昭和39年の東京オリンピックを思い出しましょう。でも北京の次はロンドンです。
ブラジルやインドもやっていません。どうなりますか。その頃、私達は生きているのでしょうか。
風の仲間が折角切り開らき登場させた「共同候補」を鈍感で政治音痴の政党が無残にも落選させる羽目になりそうです。
しかしまあ、闘いは次々と現れます、長い展望の視点で残りの生の火を燃やし続けようと思います。
結論はこういう必然的なものだろうということです。
旧方針を急に大きくは変えられないから。それは、「世界観政党」の世界観解釈そのものに関わってくるから。さらに、その事を巡っては、旧来の幹部たちの自己批判・退陣なども伴わざるをえないものだから。
ちなみに世界観解釈では、不破哲三氏は3役は止めても社会科学研究所所長と常任幹部会員には残っています。つまり、世界観解釈最高責任者という、まー言うならば法王位は手放していないのです。
宮本顕治氏も長く居座り、党革新を遅らせましたが、不破氏が健在な間は、大きな変化を許さないと思います。一般的に長期政権は保守化するけど、世界観政党の長期政権は、もっと保守化するとは言えないでしょうか。
政治学者党員たちは、ネオマルクス主義問題などで多く抜けていきました。哲学者たちも古在由重氏を巡る強引なやり口などから、離れるか嫌気がさして物を言わなくなっています。歴史学者も政治学者も、「旧東欧体制は社会主義とは縁もゆかりもないもの」という手の平を返したような方針から、学問的誠実さというものをすっかり疑ってかかるようになりました。
こういう状況でまともに口を聞いてくれる学者はごくごく少数になりました。こうして、不破氏一人がますます頑張って世界観解釈に励み、その「結果」を党方針に入れているというわけです。党の客観的真理という物そのものが今や、そんなものです。
それなのに「真理の党」は捨てられない。根本的な変更になりすぎるからではないでしょうか。「真理の党」などという大それた自称は速やかに捨てて、石原を落とすなど当面の民主主義的な国民の要求を誠実に実行することこそ、民主主義への道ではないでしょうか。
つい16日に西部塾に出て来たばかりです。
西部さんいうに、どいつもこいつも人相が悪いと言っていました。私は、まあ何とか石原が勝つと思っていますが、そういうものかと思ったものです。所で西部さんは戦後の日本にあきれて、もう死にたいような気持のようです。私はその気持を理解できます。
西部さんは、切腹した三島を考えているのではないのかなと、思いました。
硫黄島にも行ってきたそうです。あの60度という灼熱の穴倉にも入っていったそうです。
そういえば、ここは九条を守る会でしたね。
もう如何ですか、九条を全廃したらと何度も言いました。九条は邪魔なのです。
いよいよ憲法改正が、日程に上がってきそうです。
何度もいいました。あの前文の酷さはありません。
良く守るさんも読みましたか?赤ペンが一杯入ります。あの戦争好きなアメリカのアホがあの前文を書き、それを訳したのが日本人と・・。
日系なのか米系2世なのかわかりませんが・・。
アメリカという国は、信用しては行けない国なのです。ですから日本を自国を守る戦力を保持しないといけません。軍事同盟など信用してはいけません。
北朝鮮との交渉もいい加減なものでした。
シナの軍事予算の本当の数字はわかりませんが、いずれにせよ日本にとって敵国であるという認識を持つべきです。それに備える準備が必要なのです。
共産党の皆さん、現在の中国共産党の在り方を支持しますか?日本は、自由・人権・民主主義(一寸行き過ぎていますが)の国です。シナでしたら、守るサン達のブログは閉鎖ですよ。梅原も追放です。梅原は宗教だけやっていればいいのです。大江健三郎ですか、よくノーベル文学賞をとったものです。開高健ですかあれはベトナムで終わりました。もう爺さん婆さんばかりです。
教養という言葉は本来「文化的な理想」に関わっているはずで、単なる知識、学識の量を意味するものではありません。
それでいえば、彼は「てっぺん野郎」に示されているように、プライドの高い、ガキ大将願望の俗物であって、文化的理想とは正反対の男にすぎません。