サッカー記事を書くと、その日も翌日も必ず150アクセスを超え、時に200以上にもなるので止められなくなってしまった。
昨日のナビスコカップ準決勝は、僕が注目し始めた大分トリニータとの闘い。すごく緊迫したこのゲームでトリニータの特長がとてもよく分かった。ホームで同点のグラが負けに等しいということ以上に、トリニータの良さが印象に残って、楽しかった。本当に良いチームであって、このチームひょっとして優勝もありうると思ったものだが、さてどういうチームであるか。
なお、グラも凄くよく闘った。バーやポストをたたくなど「あわやゴール」と、敵を崩した場面を双方が多く作った緊迫したゲームだった。そしてグラの方がやや優勢であり、チーム力をなおどんどん高めていると見えた、そういう戦いだったのである。
ピクシーとシャムスカ。同じ65年生まれのこの二人、今後素晴らしいライバル監督に育ちあっていくような気がする。
何よりも今期Jリーグゲームの半数近くを無失点で通して、ダントツ最小失点のチームだけあって、本当に堅い守備である。攻撃から守備への切り替えが速く、DF、ボランチが長く、よく走ってその戻りが異常に速い。あれでは相手のカウンター攻撃もほとんど点にはならないのではないかと思うぐらい。この速い帰陣もあってゴール前は特に人数もかけ、マンツーマンで守る当たりもとても厳しいのである。加えて今日の戦いには、ブラジル人2人のボランチが欠場、それでいてあれだけ守れるのだ。それにしても2ボランチがともにブラジル人とは、Jリーグではここだけではないか。
さてそれでいて、決して多くはないが、攻める時は厳しく攻めて、攻めのバリエーションも意外に豊富である。名古屋にいたウェズレーがしっかりボールをためて時間を稼いでいるうちに、前線の3人だけでなく、それぞれ2人ずつのサイドハーフとボランチまでが大胆に詰めてくる。つまり「必要な点」も取れるチームということだ。なにしろ、1点か2点取れば勝てるような守備を作ったのだから、そんなにいつも攻めていなくとも良いだろうと、そんな感じだろうか。
「堅守速攻」というとまずイタリアを思い出すが、イタリアのように全員でどこかで1点とって、あとは全員で守って逃げ切るというチームだ。こういうチームはこれからもっともっと自信を付けていくだろうから怖い。
大分トリニータ、シャムスカ監督、42歳とまだ若いのに、J2降格瀬戸際のチームをよくここまでにしたものだ。ミスター大分・FW・高松選手は今日の試合が長い怪我休みからの復帰戦らしいし、元ガンバの強烈なドリブラー・家長(22歳)も近く復帰してくる。3バックのセンター・森重は21歳、トップ下の金崎に至っては19歳と、まだまだ潜在力に溢れたチームなのである。
こういうチームが優勝でもすると、このチーム自身が化けることがあるし、Jリーグ全体を著しく活性化するだろう。第一、ピクシー自身もこのチームから多くのことを学んだのではないだろうか。
こうしてさて、今週日曜日にあるこの準決勝第2戦が本当に楽しみになってきた。ピクシーとシャムスカ、ともに65年生まれと若く、野心的なこの二監督は、果たして第1戦からどちらが多くを学んだのだろうか。残念ながら僕は、大分の決勝進出という気がしている。それがJリーグ、大分に4年いるシャムスカの「1日の長」というもののはずだが。
昨日のナビスコカップ準決勝は、僕が注目し始めた大分トリニータとの闘い。すごく緊迫したこのゲームでトリニータの特長がとてもよく分かった。ホームで同点のグラが負けに等しいということ以上に、トリニータの良さが印象に残って、楽しかった。本当に良いチームであって、このチームひょっとして優勝もありうると思ったものだが、さてどういうチームであるか。
なお、グラも凄くよく闘った。バーやポストをたたくなど「あわやゴール」と、敵を崩した場面を双方が多く作った緊迫したゲームだった。そしてグラの方がやや優勢であり、チーム力をなおどんどん高めていると見えた、そういう戦いだったのである。
ピクシーとシャムスカ。同じ65年生まれのこの二人、今後素晴らしいライバル監督に育ちあっていくような気がする。
何よりも今期Jリーグゲームの半数近くを無失点で通して、ダントツ最小失点のチームだけあって、本当に堅い守備である。攻撃から守備への切り替えが速く、DF、ボランチが長く、よく走ってその戻りが異常に速い。あれでは相手のカウンター攻撃もほとんど点にはならないのではないかと思うぐらい。この速い帰陣もあってゴール前は特に人数もかけ、マンツーマンで守る当たりもとても厳しいのである。加えて今日の戦いには、ブラジル人2人のボランチが欠場、それでいてあれだけ守れるのだ。それにしても2ボランチがともにブラジル人とは、Jリーグではここだけではないか。
さてそれでいて、決して多くはないが、攻める時は厳しく攻めて、攻めのバリエーションも意外に豊富である。名古屋にいたウェズレーがしっかりボールをためて時間を稼いでいるうちに、前線の3人だけでなく、それぞれ2人ずつのサイドハーフとボランチまでが大胆に詰めてくる。つまり「必要な点」も取れるチームということだ。なにしろ、1点か2点取れば勝てるような守備を作ったのだから、そんなにいつも攻めていなくとも良いだろうと、そんな感じだろうか。
「堅守速攻」というとまずイタリアを思い出すが、イタリアのように全員でどこかで1点とって、あとは全員で守って逃げ切るというチームだ。こういうチームはこれからもっともっと自信を付けていくだろうから怖い。
大分トリニータ、シャムスカ監督、42歳とまだ若いのに、J2降格瀬戸際のチームをよくここまでにしたものだ。ミスター大分・FW・高松選手は今日の試合が長い怪我休みからの復帰戦らしいし、元ガンバの強烈なドリブラー・家長(22歳)も近く復帰してくる。3バックのセンター・森重は21歳、トップ下の金崎に至っては19歳と、まだまだ潜在力に溢れたチームなのである。
こういうチームが優勝でもすると、このチーム自身が化けることがあるし、Jリーグ全体を著しく活性化するだろう。第一、ピクシー自身もこのチームから多くのことを学んだのではないだろうか。
こうしてさて、今週日曜日にあるこの準決勝第2戦が本当に楽しみになってきた。ピクシーとシャムスカ、ともに65年生まれと若く、野心的なこの二監督は、果たして第1戦からどちらが多くを学んだのだろうか。残念ながら僕は、大分の決勝進出という気がしている。それがJリーグ、大分に4年いるシャムスカの「1日の長」というもののはずだが。
Jリーグ今年の優勝は本命・大分、対抗名古屋と言いたいと思います。
まず、鹿島や浦和、ガンバも、識者に語られてきたように、アジアチャンピオンズリーグの負担が大きすぎます。昨年浦和がアジアチャンピオンになって、世界5大陸クラブ・チャンピオンズカップ戦でACミランなどと闘った。鹿島もガンバも現在これよりも大きな望みはないはずです。
さらにまた、代表戦にも人を取られるし。浦和がトゥーリオ、田中、阿部。鹿島が内田、ガンバが要の遠藤。名古屋も楢崎と玉田を取られるけど、代わりが育っていると思うのですよ。
今のJリーグって、走力に必死で休む間もない。浦和の鈴木、ガンバの遠藤、鹿島の小笠原の長期病欠は過労以外の何物でもないと思います。
【 残念ながら僕は、大分の決勝進出という気がしている。それがJリーグ、大分に4年いるシャムスカの「1日の長」というもののはずだが。】
これで思うのだが、今季リーグ戦も本当に大分が優勝するような気がしてきた。これだけ強いグラを予想通り負かしたのだから。