日曜日の朝8時から始る「サンデーモーニング」という関口宏司会の報道番組があります。この番組は、コメンテーターが寺島実郎、浅井慎平、田中優子等々で、小生肩入れしている番組であります。
その5月23日の番組でのこと。大沢啓二と張本勲が「喝」とか「アッパレ」と叫ぶスポーツ部門があるのですが、その中で、楽天の岩隅投手が七回で降板したことに対して、張本が「最後までよう投げんとは、カーッだ!」と怒鳴り、これに対して江川紹子は「ええっ」と言いました。
張本のこうした単純精神論はいつものことで、それに対して他のコメンテーターは、また張本のもっともらしい説教が始ったと、にやにや笑って相手にしません。時に中西哲生クンが張本の言に「えぇつ」をはさむことはありますが、江川紹子は笑いながらも、それは言い過ぎでしょうといった趣での「ええっ」は、しばしば。
そうしたら、こんなことになったと江川紹子が友人に出したこんなコメントに出会いました。
「6月20日のサンデーモーニングには出演できなくなりました。5月23日の放送での私の言動について、張本勲氏が立腹し、江川を番組に出さないようにTBS側に求め、TBSは張本氏の主張を受け入れたためです」。
張本の言動は、いつものコメンテーター諸氏と同じく笑って見過ごすことが出来るとしても、これを受け入れたTBSを見過ごすことはできるでしょうか。
この番組は、報道番組としては最も上質、かつ果敢に権力に向き合っている番組と思うが故に、番組制作者を困らせることなく、対処できる方途はないのでしょうか。
その5月23日の番組でのこと。大沢啓二と張本勲が「喝」とか「アッパレ」と叫ぶスポーツ部門があるのですが、その中で、楽天の岩隅投手が七回で降板したことに対して、張本が「最後までよう投げんとは、カーッだ!」と怒鳴り、これに対して江川紹子は「ええっ」と言いました。
張本のこうした単純精神論はいつものことで、それに対して他のコメンテーターは、また張本のもっともらしい説教が始ったと、にやにや笑って相手にしません。時に中西哲生クンが張本の言に「えぇつ」をはさむことはありますが、江川紹子は笑いながらも、それは言い過ぎでしょうといった趣での「ええっ」は、しばしば。
そうしたら、こんなことになったと江川紹子が友人に出したこんなコメントに出会いました。
「6月20日のサンデーモーニングには出演できなくなりました。5月23日の放送での私の言動について、張本勲氏が立腹し、江川を番組に出さないようにTBS側に求め、TBSは張本氏の主張を受け入れたためです」。
張本の言動は、いつものコメンテーター諸氏と同じく笑って見過ごすことが出来るとしても、これを受け入れたTBSを見過ごすことはできるでしょうか。
この番組は、報道番組としては最も上質、かつ果敢に権力に向き合っている番組と思うが故に、番組制作者を困らせることなく、対処できる方途はないのでしょうか。
それは、自分はナベツネにゴマを擦って巨人入りしたことはすっかり忘れての、「大リーグに入ることを最大の目的、名誉としている選手が多いのは、なんとも嘆かわしい」。
一読大事な記事と判断、が、サッカーにかまけてお返事が遅れ、失礼。
張本は、僕も主張する「文化としてのスポーツ」を汚すこと甚だしい人間と見てきました。野茂の海外雄飛の時に最も多く、激しくケチをつけた男です。「サッカー界でも、自立した1人の人間としての新人類スポーツ選手」を感じさせるヒデの雰囲気などを、大嫌いだったのではないしょうか。サッカー界守旧派からさえも当初のヒデは、君が代嫌いはともかくとして、「あんな不親切なパス出す奴! 先輩を呼び捨てにするし」と蛇蝎のごとく言われていましたから。
岩隈と言えば、野村。唯一の「アンチ巨人」の大人物で、張本でさえ一目置くはずの大物です。その野村も岩隈のこの問題を愚痴ったことがあった。よって、「野球界の統一見解」ということで、張本に油断があったのではないか。そこを寝耳に水、思いもせぬ外部の素人、しかも女性から衝かれた。古いスポーツ人間体質にとって女性の抗弁ほどかっとくるものはないのでしょうね。
この推察が当たっているとしたら、まるで馬鹿です。聞き入れたサンデーモーニングは最近めっきり見なくなっていましたよ。
教えてください。マスコミや毎日新聞の「体質変化?」に関係があるの?