衆院科学技術特別委員会は、「原発のシビアアクシデント(過酷事故)発生時の運転操作手順書」を東京電力に求めたが、
国益に反すると応じず。
では、通常の事故時手順書をとの請求に対して、A4版六枚200行にわたる手順書が開示された。
しかしそこにあったのは墨塗りで真っ黒、読めるのは13行だけのものだった。
この墨塗り理由は、「知的財産権が含まれ、核物質防護上の問題が生じる怖れがある」というもの。
このこと報じた新聞は、『毎日』と『赤旗』だけ。
東電=原発は、既得権守護の強固な五角形連合体に守られている、
という漠たる風説は、荒唐無稽ではないということか。
国益に反すると応じず。
では、通常の事故時手順書をとの請求に対して、A4版六枚200行にわたる手順書が開示された。
しかしそこにあったのは墨塗りで真っ黒、読めるのは13行だけのものだった。
この墨塗り理由は、「知的財産権が含まれ、核物質防護上の問題が生じる怖れがある」というもの。
このこと報じた新聞は、『毎日』と『赤旗』だけ。
東電=原発は、既得権守護の強固な五角形連合体に守られている、
という漠たる風説は、荒唐無稽ではないということか。
こんな問題で強気すぎれば、「純粋な民間」なら国策捜査さえ不安になるはずです。間違いなく、経産省と相談してやっています。
これを突破口として、是非とも東京電力の一時国有化を勝ち取りましょう!!
文科系さんのコメントにある〈経産省主流の自由化派〉というのは不勉強なもので、ちょっとよくわかりませんね。
よろしければご教示ください。
電力会社は今は国有化なのですよ。ソ連と同じような、ね。独占企業であるのに、経産省の天下りもあったりして、これに牛耳られているのだから。独占なのに無責任体制という腐敗です。
むしろ今は自由化すべきなんだと思います。発電、送電分離などもね。経産省内部には明らかにそういう対立があるようで、古賀茂明などの改革派がむしろ自由化論者なんですよね。エンロンみたいなとんでもないことにならないように注意はしなければなりませんが。
文科系さんのコメントにある〈経産省主流の自由化派〉というのは不勉強なもので、ちょっとよくわかりませんね。
よろしければご教示ください。
一時国有化を勝ち取って、東京電力の資産を売却しましょう!!
(少なくとも送電網を売却しないと、なかなか発送電分離という形には近づかないはず)
さらに追伸
現在発売中のビッグコミック(毎月10日・25日発売)のゴルゴ13「巨人共のシナリオ」(中編)おもしろいですよ!
もちろん内容のすべてに賛同するものではありませんが、このような見方もあるのか、とは思います。
でもまあ、前のを消すと流れが変になってしまうので、残しておいてください(すみません、舌足らずで。次の用事のことを頭の片隅に置きながら打っているものですから)。
「一時国有化」にはもちろん賛否あると思いますが、よくよく考えればメリットもありますよ(そのあたりのことは申し訳ありませんが、各自で調べてもらうとして……)。
文科系さんの持論「新自由主義反対論(資本の暴走への規制)」には賛同する部分が多々あるのですが、しかし新自由主義反対論を推し進めていくと、「社会主義的計画経済」に陥ってしまいませんか。
そのあたりの危険性についてはどう考えておられるのでしょうか?
一読、良い討論と思いました。最初のこれなら先ず大賛成。
『一時国有化を勝ち取って、東京電力の資産を売却しましょう!!』
これだけ税金(借金?)を出させるはずの会社なんて、資産没収は「自由主義経済」下なら当たり前のこと。その上で希望する熟練技術者ともども、どこかのホールディングスに分割してでも買ってもらう、ね。
経産省はどうも一時、二つに割れていたようです。小泉自由化路線(当然「独占体制修正」ですわなー!)と、その後の「社会主義」的「官僚・独占企業無責任体制」への復帰との間で。佐藤栄佐久もそれらしいことを言っていましたし、古賀茂明の本を読んでもそう思いました。ただ、「外国にエネルギーを握られると・・・」とか、なんとかかんとかで、「社会主義」に戻ったらしいです。その矢先に3・11で膿が出てきた。哀しすぎる大変な膿あ!
このような意味でも、チェルノブイリを彷彿とさせるというわけです。ソ連は結局、あれで潰れたのだとさえ、言われていますね。
最後のご質問は、難しいです。何らかの世界的な計画化が絶対に必要と僕は言ってきましたが、それ以上は。
その昔の『ガロ』の愛読者でしたから。
「巨人共」はアメリカと中国のことですが、寺島実郎氏が鳩山クンに入れ知恵した「東アジア共同体構想」は日米中の三国同盟。しかし米中は、日本なんて危ない国はと問題にされず。
そんなことを思い出し、思い出しついでに言えば、鳩山クンは「地下原発推進議員連盟」の中核メンバー?